こんばんは。
雫石雪乃です。
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初めての方はこちらからお読み下さい。
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昨日の続きのような感じになりますが、先日、ふと
「どうして”母が憎くて、憎くてたまらない！！”と思う夢を定期的に見るんだろう？」
と思いました。
本当に、半年に一回ぐらいなのですが、
「殺したいほど憎い！！」
と思っている夢を見るのです。
そこまで憎むほどのことをされた覚えはありません。
覚えている限りは。
なので、
「ははーん。これは過去世だな」
と思い、過去世のワークを自分なりにやってみることにしました。
まずは、夢で感じた憎しみをじっくり味わいます。
その憎しみを味わいながら、
「この憎しみを感じた過去世よ出てこい！」
と強く念じます。すると、頭の中にほわわーんと老婆の姿が現れ、
「毒殺、世継ぎ、息子」
というキーワードがポンポンと浮かびました。
「ああ、そういえば以前、世継ぎ争いで子供を毒殺されたことがある”って言われたことがあるな」
と思い出し、脳裏に浮かんでくるイメージをずっとみていました。
まだハイハイしたてぐらいの幼い我が子を毒殺された若い母親。
これが私のようです。
亡くなった幼児が寝かされた布団の前で絶望に打ちひしがれています。
そして、泣き崩れながら、
「犯人の髪を掴んで引き摺り回したいほど憎い。憎い。憎くてたまらない」
と思っています。でも、どうやら立場上そのようなことはできないようです。
この犯人が老婆（今の母）です。
「さて。こんなにも強い憎しみを抱いていたということはよくわかったけれど、この憎しみをどうしたらいいんだろう？どうしたらいいか教えてください！！」
とまた強く念じると、死んだはずのその子が起き上がり、ニコニコしながら私の顔をぐいぐいと自分の方に向けます。そして私に抱きついたり、まとわりついたりしながら、心で伝えてくるのです。
「憎しみの方に顔を向けていてはダメだよ。僕はこんなにニコニコしているから、ニコニコしているこっちだけみて。お母さんもずっとニコニコしていて。憎むことにエネルギーを使わないで。愛することにエネルギーを使うんだよ。そうすることがとても大事なんだ」
そんなメッセージが届いた瞬間に、何かがパリンと割れて癒されていく感覚に満たされました。
そこからです。
惨めさがなくなったのが
このエピソードと、惨めさの関係は分かりません。
もしかしたら世継ぎが殺された後、私はお払い箱になって惨めな人生を送ったのかもしれません。でも、憎むことよりも愛することの方が大事だと気づいたことで、過去世の記憶みたいなものが変化したのかもしれない。
たとえお払い箱になったのだとしても、自分の境遇を惨めに感じることがなくなったのかもしれません。
誘導瞑想をしていると、いろんなビジョンをみたり、ビジョンを見る前にそのまま眠ってしまったりするかもしれません。
でも瞑想中や瞑想後の夢の中には、このように気づきと変容のための大切なエピソードが含まれていることもあります。ですから、
「寝ちゃったからダメだった〜」
などと思うのではなく、そこから何を学び、何に気づけば良いのかということに注目してみてくださいね。
気持ちよく眠れた〜、でもいいのですが、やはりそこから貪欲に何かを掴み取ろうとする気持ちがあればあるほど効果は倍増しますよ。
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