怯える猫、喜ぶ猫 | 裏庭のないしょ話

裏庭のないしょ話

心の中のこと

こんばんは。リーディングカウンセラーの雫石雪乃です。

昨日のセッションも充実したものとなり、ほくほくで帰宅すると・・・

小さなティッシュ箱の中に・・・・

なにかが・・・・

生息している。


ほほぅ~。
君が例の猫ちゃんだね??
こんなに小さいとは、お母さん、想定外だよ!

数日前、知人より

「駐車場の隅(?)で子猫を拾ったのだけれど、飼えませんか?飼えないようなら、野に放ちます」

という連絡をいただき、可哀想だと思いつつ、モモちゃんの死でメランコリックになっていた私は、理由も添えて丁重にお断り致しました。

が、その送られて来た画像つきのメールをたまたま長男君に見られてしまい、

「飼ってあげたい」

と目を真っ赤に腫らしながらお願いされてしまったので、
しぶしぶオッケーしていたのです。

一度、断ったこともあり、もう既に野に放たれているかもしれないという懸念もあったのですが、そんなことは全くなく。
私がセッションに行っている間に無事に受け渡しがおこわなわれておりました・・・・。

ニャー。

我が家の3代目の猫。
名前は子どもたちの希望により「ゆきちゃん」になりました。

自分達で拾ったネコではなくもらったネコだし、この子は運命の子ではないのかもしれない・・・と思いつつ、

「柄が先代のムッチュッチュと同じだな~。ムッチュッチュの生まれ変わりだと良いな・・・」

なんて考えていたのですが、子どもたちが

「この子の名前は”ゆきちゃん”がいい!!絶対そうする!!」

と言ったのを聞いて、20年前にムッチュッチュをもらって来た日のことを思い出しました。

あの日、ちょっとお金持ち風のお宅に緊張気味でお邪魔した私。
そのお宅には、ご夫婦の他にたしか小学校4年生ぐらいの女の子が1人いました。

その子がちょっと不安そうに

「この子は、うちではゆきちゃんって呼んでるんです。可愛がって下さい」

そんなことを言って、少し寂しそうにその子猫を譲ってくれいました。

私が提案したのではなく、子どもたちが2人で決めたネコの名前が「ゆきちゃん」。
すっかり忘れていたムッチュッチュの最初の名前と同じ名前。
これは、きっと偶然ではなくムッチュッチュの

「帰って来たよ。モモちゃんがいなくなって誰もこのおうちを助ける子がいなくなったから、また戻って来たからね。もう一度一緒に暮らそう^^」

というメッセージなんじゃないの??

私の周りには視える人がいっぱいいるから「違うよ」と言われそうだけど(笑)、そうだと信じて大切にしてあげたいな、と思うのです。

さて。
私がこのゆきちゃんをもらうのをためらったのには実はもう一つの理由があります。
それは、今年のお正月から2匹の猫ちゃんが我が家の庭に来るようになったこと。

その2匹は始め色違いの首輪を着けていたので、どこかのお宅で外飼いをしているのだろうと思っていたのですが、徐々にその首輪がボロボロになって行きました。

そして、ひと月、ふた月と経つうちにボロボロになった首輪はなくなり、前よりももっとご飯を欲しがるようになったのです。

そんな二匹を見捨てることも出来ずに、来ればちょこちょこ餌をあげていました。

それがモモちゃんの死からは、すっかり庭に住み着いていたため、

「このままちゃんと懐いてくれたら、飼ってあげてもいいかもしれない」

と思い始めていた矢先の今回のこの子猫騒動。

ずっと餌をあげているにも関わらず新しいネコを飼ってしまったら、この子が傷ついてしまうかも・・・という気持ちが私にはありました。

だって、この子達は決して家のなかには入れなかったのに、新しい子猫はすんなり家のなかに入れてしまったら、この子達が可哀想。

そう思いながらも、なぜ外のネコを家の入れなかったのかというと、
それは、その子達が全く懐かないから。


お世話をするようになって半年。
普通であれば、どんなに頑な猫でもたいていは懐いているはずの月日が流れています。

けれども、辛抱強く声をかけ、怖くないんだよ・・とアピールしながらご飯をあげても、彼らはいつも私たちに牙をむき、餌をあげるために手を伸ばせば引っ掻き、顔を見ただけでもシャー、フーと威嚇することを止めませんでした。

前の飼い主さんに虐待されていた?
それとも迷子になってから(もしくは捨てられてから)、人間に怖いことをされた?

どちらなのかは分かりませんが、とにかく少しでも近づこうものなら、噛み付かれるか爪で容赦なく引っ掻かれます。

それが恐怖からであるということは、もちろん理解出来るのです。
だからこそ、その恐怖を取り除くために私も子どもたちも辛抱強く毎日語りかけながらご飯をあげていました。
でも、なれるまでにはとてもとても時間がかかり、こちらの根気も必要。
彼らは愛情を知らないのか、それとも愛情を裏切られたのか。

一方、我が家に来たゆきちゃん。
産み落とされて親とはぐれたのか、それとも捨てられたのか。
こちらも定かではありませんが、初めてあったときはやはり外の猫ちゃんと同様に、近づくとシャー、フーと威嚇をしてきました。

けれども、こちらはまだ手のひらサイズゆえ、いくらシャーフーされても全く貫禄がなく、すぐに捕まえて抱っこすることが出来ます。

トイレや爪研ぎの躾をするように、撫でてもらうことがどんなに気持ちのいいことなのか、抱っこがどれだけ安心と愛情を感じることの出来る好意なのかということもきちんと時間と手間をかけて丁寧に教えました。

すると、1日目には近づくだけで逃げ回っていた彼女が、二日目には自分からすり寄って来て抱っこをせがんだり、一緒に遊んでくれと催促するようになったのです。

無条件に愛され、可愛がられる喜びを知ると、なんのためらいもなく、それを催促することが出来る。

この猫達のように愛されないと嘆く人は、本当は愛されることをひどく恐れているのだと思うのです。

びくつきながらご飯を催促するネコは、ご飯をあげようとする人にもその恐怖を味わわせる。

でも、喜びとともにご飯を催促するネコは、ご飯をあげようとする人にも喜びを与えるのです。

どちらのネコも愛されていない訳ではありません。

本当に愛されたい人がしなければいけないコトとは
一体なんだと思いますか?


告知

今週の木曜日はリアルスピ散歩の第三弾『鎌倉リアルスピ散歩』です!
残席3名ですので、奮ってご参加くださいね!
暑いのであまり歩き回らず、写経とかします♡

◎第1回目の様子
◎第2階目の様子

来てね♡


今回の行き先は鎌倉の高徳院&長谷寺。
たくさんのメッセージがいただけると思いますよ~。

下見の様子はこちら





ランキングに参加しています
↓↓応援してもらえるととっても喜びますm(_ _ )m↓↓


  


《新規カウンセリング予約受付中》

ホームページ /   Facebook /  予約フォーム /  PayPalでのお支払い

お客様の感想 /  各種お問い合わせ / 提供中のメニュー一覧

*カフェセッションです。
*午前の部 10時~
 午後の部 13時~
 定休日  日曜日

Q『ココロプロジェクト』ってなに?
今の現実を作っている原因となる思考のクセを見つけ、時間をかけてそのクセを改善して行きます。
ココロプロジェクトは、不安を解放し心豊かに生きるためのメンタルレッスンです。
メニュー内容についてはこちら


《受付中のイベント》8月のお話会追加しました

大人の遠足 『リアルスピ散歩@鎌倉withみかんこ』
 日時:7月7日(木)10時集合 15時解散予定
 集合場所:江の電 長谷駅改札
 定員:10名(残席3)
 参加費:5,000円 (長谷寺・高徳院拝観料、写経費込み)
 *交通費、ランチ代等は各自でご負担ください。
 予定コース:高徳院(大仏)→長谷寺参拝、ランチお話会、写経体験→解散

『7月のお話会1回目』(満席)

『7月のお話会2回目』(満席)  
 
前回の様子
矢印1月2月3月4月6月

『8月のお話会』
  日時:8月16日(火)10時~12時
  
場所:京王相模原線沿線
   定員:7名
   参加費:3,000円


名古屋 『グループセッション的お話会&みかんこのオーラ視』
日時:8月9日(火)11時~13時半
場所:バリビアガーデン(名古屋駅徒歩3分)
定員:10名(残席7)
参加費:12,000円(飲食代は各自ご負担ください)
個人セッション:14時~16時(1枠)
オプション:hisayoさんの勾玉セラピー体験(1,000円)


大阪 『グループセッション的お話会&みかんこのオーラ視』
 日時:8月10日(水)10時~12時半
 場所:未定(大阪駅近辺)
 定員:10名(残席7)
 参加費:12,000円
 個人セッション:13時~15時(満席)

富山『スピ散歩&お話会、みかんこのオーラ視』
 日時:8月11日(木)祝日 10時~15時半予定
 場所:未定(富山駅近辺)
 定員:10名(残席7)
 参加費:15,000円
 個人セッション:16時~18時(1枠)

遠征先での個人セッション枠は、雪乃、みかんこ共に1カ所につき1枠のみとさせていただきます。受付は先着順となりますので、あらかじめご了承ください。

矢印お申し込み、キャンセル待ち、詳細はこちらからお願いします。

読者登録してね