心配という名の「毒」

こんばんは。
今日、玄関前に睡蓮鉢を置きたいがためだけにめだかを買って来たリーディングカウンセラーの雫石雪乃です。

数年前から、ウォーターマッシュルームという水生植物を育ててみたくてうずうずしていたのですが、先日、子どもたちが

「メダカ、飼いたいな～」

とボソッとつぶやいたのを聞き逃さず、いかにも良いお母さん風に「あなた達のために買ったのよ」的なニュアンスで買って参りました。
玄関前に睡蓮鉢がある風景にウットリです。

かわいいメダカの本―飼い方と素敵な水草レイアウト、ビオトープの作り方/著者不明

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↑この光景を作りたいがためにメダカもわざわざ赤いのを購入♡
子どもたちに

「普通の黒いのとか、白いメダカでもいいんじゃないの？」

となだめられても、

「ダメなの！！赤じゃないとこの可愛い感じは出ないの！！」

とごねて呆れられる母（４１歳）です( ´艸｀)ウフフ

それにしても、ペットショップでまざまざと見せつけられた男女の違い。

購入に際し、相談したのが２０代とおぼしき男性だったのですが、飼育するのに最低限必要なものは何かと尋ねる私に対し、

「これとこれとこれがあると、どんどん繁殖します。繁殖させるのに欠かせないのはこれとこれです！！」

とメダカを飼う醍醐味は繁殖させることだと言わんばかりの繁殖プッシュ。

いや・・・ゴメン。私、繁殖には全く興味がなく、美しい水槽の中で緑と赤と透明な水のコントラストを楽しみつつ、その風景に癒されたいだけなの。
そこで数匹が優雅に泳いでいてくれればそれでいいの。

増えなくて全然良いの。

男は繁殖に命はかけ、女は心満たされることに情熱を燃やすのかとシミジミ思ったのでございます・・・。

そんなに増やしてどーすんだよ。

増やすのは男の本能？
男のロマン？

女子力低い私ですが、その辺の男心はよく分からない。。

さてさて、話は変わって。
先日開催した6月のお話会には9名の方が参加して下さいました。
定員5名なはずなのに、なぜかまた定員を遥かにオーバーしております（笑）

しかも、いつもは常連さんが半数を占めるのになぜか今回は6名が初めてお会いする方。
この人数、このメンバーで行なうことに意味があるのだろうと思い、オーバーしても断ることなく全員参加していただいたのですが、終わってみれば

「なるほど」

と思うことばかり。
いつもとは少し雰囲気が違って、今回はグループセッションのようなお話会になりました。
ご夫婦の問題、結婚できない女性のご相談、職場の人間関係が上手くいかない方の原因探し、などなどについて皆さんでそれぞれ意見を出し合いました。

そんな中でも私が特に印象的だったのは親子問題。

「子供のことで、こんなことが心配。あんなことが心配」

と話すお母さん世代に対し、独身の女性が

「お母さんがそんな風なことで悩んでいるなんて思わなかった。そんな風に心配して苦しまれると”やっぱり私なんていない方がいいんだ。お母さんにとっては私が存在すると苦しいことしかないんだ”と思って悲しくなる。

お母さんにはただただ自分の人生を楽しんで欲しい。
子どもの心配なんかしないでいつも笑っていて欲しい。
子供のためにお金を稼いだり、自分を犠牲にして欲しいものを我慢しなくていい。
お金なんて、高校生にでもなったらバイトでいくらでも稼げるから。

そんなことよりも、子どもは心配しなくてもちゃんと生きて行けるんだという、子どもの生きる力を信頼して欲しい。信頼されてこそ、愛されていると感じることが出来る」

というようなことを涙をボロボロボロボロ流しながら訴えてくれたこと。

あのね。
「心配」って、その人の趣味でしかありません。

あなたの中に生まれる不安は誰かに頼まれて不安がっていることですか？
違いますよね。
誰に頼まれた訳でもなく、勝手に不安がっているだけ、
勝手に心配しているだけです。

ですから、逆に言うと、

「私のせいで心配かける訳にはいかない」

とか

「私がこんなに心配しているのに」

なんて思うのは見当違い。
誰も頼んでいないんです。

ということは、誰がなにを心配していようとそれはその人が「心配するのが大好き」ということに過ぎません。

誰のせいでもなく、単純にその人の趣味。

そもそも、多くの人が勘違いしているのが「心配」は愛情だと思っているということ。

人間の感情はたった2つ
「不安」と「愛」
「不安」が陰で、「愛」が陽。

不安1割、愛情9割で生きるのが人として一番バランスが良いのです。

心配は愛情ではなく不安と言う名の「毒」です。
それも、その人を蝕む猛毒です。

誰かを心配させちゃいけないという「心配」があなたを縛り、
誰かを心配する気持ちが、誰かを縛る。

その「心配」はやがて呪いへと変わるのです。

本当に誰かのことを思うのならば、
心配という毒を与えるのではなく、
信頼と言う愛情を与えること。

人は「信頼されている」と感じた時、
初めて「愛されている」と心から思えるのです。

自分のことも、他人のことも、
心から信頼してあげて下さいね。



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