幸せになる方法を知っていても意味がない | 裏庭のないしょ話

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心の中のこと

天気が曇りがちだと思いっきりメランコリックになるリーディングカウンセラーの雫石雪乃です。

まったくテンションが上がりませんが!!
まあいい。低いときは低いなりの記事を書きます。

みんな、一緒に落ちるがいい!!笑うにやり

さてさて。
先日、クライアントさんの1人に

「雪乃さんが変わったきっかけは何ですか?」

と聞かれ、その時は商業用ライターの仕事が心底イヤでちゃんと自分のやるべきことをやろと思った時に目が覚めた!というようなことを答えたのですが、そのあともう一つ思い出しました。

それは、母の実家に行った時に見た叔父の本棚。
実年齢は分からないけれど、50代後半であろう叔父の本棚にはたくさんのハウツー本が並べられていました。

勉強熱心と言えば勉強熱心なのだけれど、その本棚の中に入っている本があまりにも私の本棚の物と似過ぎていて、突然怖くなったのです。

「あ、私このままだと叔父と同じようにいろんなノウハウは知っているけれど、結局はなにも成し遂げられないままのただのノウハウコレクターで終わってしまう・・・(叔父にかなり失礼だけど)」

90日で英語がペラペラになる方法を知っていても、実際にそれをやってみなければ意味がない。

成功法則を知っていたとしても、実際にそれを実践して成功しなければ意味がない。

自分を変える方法、自分と向き合う方法を知っていたとしても実際に変わらなければなんの意味もない。

叔父の本棚を見た時に、そのことを強く強く感じたのです。

それから私はすぐに収入源であるライターの仕事をすべて断り、お金になる保証もないカウンセラーとして食べていくと宣言して、震災のストーリーを書き始めました。

実は、この震災のストーリーを書き始めたきっかけにもまたとても不思議な裏話があります。

ある日、いつものようにFacebookを眺めていると、storys.jpに投稿されたある記事が目に止まりました。

たしか7話程のストーリーだったのですが、興味深くその記事を読んでいくうちに私はあることに気づいたのです。

「あれ?この記事を書いている人って、もしかして次男君の幼稚園のお友達のパパじゃない??」

そう。何度見ても、見まごうことなく幼稚園でいつも見ているあのパパ。
そんな身近な人が書いた記事がもう何週にも渡って週刊ランキングで1位を独占し続けていたのです。

そのことに気づいた私はなぜか思いました。

「え?あのパパが書けるなら、私にもなにか書けるんじゃない?」

突然、一点の曇りもなくそう思ったのです。

それから私はひと月ほどかけてあの震災の記事を一気に書き上げました。
すると、その記事はあれよあれよという間にオススメ記事に取り上げられ、ピックアップとして配信され、週刊ランキングでは常にお友達パパの下の2位にランク付けされる日々が続きました。

そして、それをきっかけにたくさんのお仕事をいただき、あれよあれよという間にカウンセラーの収入はライターの収入を超えました。

正直なところ、あまりにも上手くいき過ぎたというか、簡単にランキング上位まで上り詰めたので、

誰でも書けばそうなれるんだと思っていました。

でも、その後書いた記事が鳴かず飛ばずだったことで、あれは誰でも成し遂げられることではなかったのだと初めて知ったのです。

すべては決意とタイミング。
もし、同じ記事を書いたといても、タイミングによっては取り上げられることもなく、その他大勢で終わっていたのかもしれません。

お友達パパの記事が目に止まったのも、果たして偶然でしょうか?


話は変わって。

昨日、ココロプロジェクト6回コースのKさんのセッションがありました。
1回目のセッションで、どれだけ自分が他人のせいにするだけの恥ずかしい人生を送って来たかに気づいたKさん。

いよいよ様々なトラウマを外していく段階に入ったのですが、ある所まで来た時にとても無意識に

「分かりました。後でうちに帰ってやってみますね。それでこれが・・・」

と言ったのです。
これ、本当に些細なひと言ですが、カウンセリングをする上ではとても重要なのです。

以前にも書きましたが、この「あとで」が変わること、自分の内側へ入っていくことへの反発のサインです。まだ本当の意味で変わりたいと思っていない、変わろうと腹を括っていないのです。

このように変わりたいと言いながら、変われない人は必ずなにかしらの「反発」のサインを示します。

その中でも一番顕著なのがこの「あとで」。

これは、解放や自分の掘り下げに限ったことではなく、どんな場面に置いても

「あとでお金が出来た時に・・・」
「あとで時間が出来た時に・・・」
「あとで恋人が出来た時に・・・」

というクセがある人は、絶対にそのもの事を習得しようとか変えようという気持ちがありません。

というか、顕在意識ではそれをどうにかしようと思っているのでしょうけれども、潜在意識がそれを拒否しているのです。ですから、このような反発が生まれます。

ノウハウコレクターになってしまうのもこれと同じ。

とりあえず、ノウハウを集めておいていつか時間が出来た時に、このノウハウを実践しようとするのは、変わることへの反発。

潜在意識は全く変わろうなどと思っていないのです。

そして、精神世界においてノウハウコレクターになることの落とし穴がもう一つあります。

心や精神世界を学んで実践するということは、「良い人」になることが目的なのではなく、自分自身に還り、さらに自分を高めていくことが目的です。

だから、その還った自分自身が世間で言う所の「良識的な人」であるとは限らないのです。

それなのに、精神世界のことを学び始めると、

「私は他の人よりも心と現実のしみく、幸せになる方法を理解している」

という優越感に浸り、まだその仕組みを理解していない人を見下すような時期が必ずやってきます。その時、人はそのような人に教え、無理やり変えてやろうとしてしまうのです。

けれども、そうしようとする時点でその人はこの世の仕組みというものを全く理解しておらず、そう言った意味で自分が見下している人と全く同じかそれ以下です。

その状態に陥っている時、人は変わることが出来ません。
なぜならば「自分は正しい」と思っているから(関連記事『誰もがみなヒトラー』

正しい自分はどうしても捨てられないし、
どうしても自分のほうが間違っていたなんて思えないのね。

だから、こういう人は変わるのがすごくすごく難しいのです。

本当に変わりたかったら、

自分の正当性をすべて捨てること

みんなちがってみんないい

この言葉の意味を本当の意味でちゃんと理解出来ていますか?


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