自分を取り繕っている限り、本当の自分には出会えない

伸びて来た髪が邪魔くさいな～と思いつつ、やっぱり美容院に行かないリーディングカウンセラーの雫石雪乃です。

美容、おしゃれ、食というものの優先順位がいつまで立っても上位に上がりません。
うん、ほんっとうに興味ないのね・・・っていまさらながら思う（笑）

痩せて姿勢が良くないと、どんな服を来ても格好悪く見えてしまうから、姿勢は大切にしよう、あまり太り過ぎないようにしよう、とは思うけれど、それ以上は望まない。
そんな感じです。

飾り立てる程の気力はないけれど、とりあえず最低限のレベルは維持したいとそんな細々とした欲の上で生きております（笑）

さてさて。
最近、松永まいちゃんのブログからのアクセスが多いな～と思っていたら、まいちゃんがこんな記事を書いてくれていました。

終わらせる覚悟が始まり

以下、記事より抜粋

いまの段階で力になってくれるわたしが最初にお世話になったリーディングカウンセラーの雪乃さんの情報を渡し、「感情を感じる」がわからない段階でも、しっかり寄り添って導いてくれる方だから、と伝えました。

「真っ暗で身動きがとれない状態」の人をすくい上げることのできるカウンセラーの方。

わたしは、自分の役割が、その暗闇から這い上がったあとの段階をサポートすることだということも少しづつわかっていました。

山下さんからはなんのアプローチはありませんので、きっと彼の好みのタイプではなかったのでしょう（笑）

と、私が言いたいのはそこではなく、私も最近まいちゃんと全く同じことを考えていました。

私は、今マイナスの状況にいて「真っ暗で身動きが取れない状態」の人を救い上げ、丸裸にする人。

そして、まいちゃんのような人たちが、救い上がって来た人が

「さあ、これからどうしよう？」

と迷っている時に、手を差し伸べる人なのだということ。

今のまいちゃんはとてもストイックに自分と向き合っていて、それを包み隠すことなく自己開示していますが、彼女もまた最初の頃は感情を感じきるということが分かっていませんでした。

けれども、彼女の「変わりたい！！」という決意は凄まじく、一緒に解放しまくった一ヵ月は本当に濃厚で、そしてまた二人共途中で

「もうダメかも・・・」

という感じを味わいました。
でも、彼女はしっかりと自分と向き合うことを最後までやめず、どん底までたたき落とされてもちゃんと這い上がって来たのです。

誰も自分の醜さや汚さは見たくない。
だからこそ、途中で掘り下げるのをやめてしまって、良い人であり続けようとします。
けれども、彼女は他の人のそれとは取り組み方が全く違ったのです。

「今日、こんなことを言ってしまいました」
「こんなことをしてしまって、自分を責めています」

そんなメールが毎日たくさんたくさん届きました。
一見すると、きちんとした自己開示です。自分と向き合っているようにも見えます。
けれども、彼女はそこでは終わらず、きちんと自分の闇と向き合ったのです。

「今、気がつきました。さっき送ったあのメールは実はぜんぶ嘘で、本当は自分のことを責めてなどいませんでした。全部、雪乃さんに同情して欲しくて、反省している自分を誉めて欲しくて送っただけです」

セッションに来てくれる方というのは、ほとんどの方はブログを読んで好きになって来てくれる方ばかり。

だから、やりやすいという反面、こういう

「雪乃さんに嫌われたくない」

という思いを持っている方もいらっしゃいます。
でも、そういう思いはどうしても伝わってしまいます。
そういう思いを抱えた発言というのは、私にとって嬉しいというよりもむしろ

「本音を言ってなくて気持ち悪いな～」

という感覚しか呼び起こさないのです。

嫌われたくなくて言っている「好き」と、純粋な「好き」は明らかに違うものなのです。

嫌われたくないと思っている時の「好き」の中には、愛されたいという欲があり、その欲の正体は何かと言ったら、愛がないことに対する不安です。

愛情の欠乏

けれども、本当に自分以外の誰かが自分を愛してくれたら、その欠乏感は満たされるでしょうか？

誰かが愛してくれたとしても、

もっと素敵な人じゃないとダメ
もっと優しい人じゃないとダメ
もっと誠実な人じゃないとダメ

結局誰かの愛情など受け取らないのです。
そして、受け取ったとしてもまたその愛情をいつか失うのではないかと恐れ続ける。

先日単発カウンセリングに来て下さったAさん（『魂の震えを体感する』）よりこんな感想をいただきました。

昨日はカウンセリングありがとうございました。
ドトールでは泣きどおしで、またエネルギーにも興奮しっぱなしでしたが、大丈夫だったでしょうか。。

また、ブログにも書いていただいてありがとうございます。
雪乃さんのエネルギーを吸ってしまっていたのですね！大丈夫でしたでしょうか（汗）

その後にまた大きな解放がありましたので、ご報告したくてメールしました。

昨日、最後に夫との過去生をみていただき、これからは愛を受け取りましょうと気持ちを新たにしたところで、変に沈黙してしまっていたと思うのですが、実は、その時、頭の中に「でも、、、でも、、、」という声がしていました。

その前に宇宙とつながって頭も心もクリアになったばかりだったので、その状態をキープしたくてその時は無視していたのですが、過去生の話が頭の中をぐるぐるしていました。

どうして最後にあんなことを聞いたのか、なぜこんなに気になるのか。

そして今朝、夫と子供が出かけて一人になったとき、ふと、夫の変わらぬ愛に感謝しつつもそれにこたえられなかったという気持ちがこみあげてきて、涙があとからあとから出てきて止まらなくなり、そのまま１時間ほど声をあげて泣いてしまいました。

聞こえた声は「でも、、、私では夫の愛にこたえられない。。。」だったんですね。

私は過去生（？）でそのお侍さん（たぶん今の夫？）のことを大切に思いながらも、身分の違いか何か事情はわかりませんが、その気持ちにこたえられなかったということがすごくつらく切なかったようです。

そんな気持ちがあふれ出すと同時に、今まで夫の愛を受け取れなかったのは、自分が愛を受け取ってはいけないという気持ちがあり（だってその気持ちにはこたえられないから）、自分では夫を幸せにできないと思いこんでいたんだということがわかりました。

これまで、職場などで周りの人の思いにこたえられないとすごくつらくて、そのために何とか頑張ってでもこたえられなくて傷ついてということが繰り返されていたのはこのためか、と思いました。

自分は誰かの思いにこたえられないという気持ちに蓋をしていたばかりに、そういう状況を自分で作りだしていたんですね。すべてのことが腑に落ちました。

泣きながら、これからは夫の愛にこたえていいんだよ、と自分に言いたくなってつぶやいていると、心の中から「ありがとう」という感謝の気持ちがこみあげてきました。

私では夫を幸せにできないのではなくて、今は「私でなければ夫を幸せにできない」と自信をもって理解できます。

そしてひとしきり泣いた後、また昨日の手がビリビリ状態が始まり、足や体もビリビリしています。体からエネルギーと喜びがあふれ出している感じがします。

１日でこんなに変わるなんて、それもこれも雪乃さんのおかげです。
本当にありがとうございました。
そして、このタイミングで雪乃さんに出会わせていただいたことに感謝します！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

今日も視界がクリアで朝から感動しています。
今朝、夫と何気ない会話をしているとき幸せが込み上げてきて、ふと「今幸せ？」と夫に聞いてみたら、「ああ、幸せなんじゃない？」と、当たり前のように言われました。
そっか、夫はいつも幸せだったんですね。

そして私も幸せだったんだ、と今さら気づいた私^_^;

心が満たされるとはこういうことなのですね。

愛は自分の内にあって、いくらでもあふれてくる。それに蓋をしていると全然気づかない、気づいていないということすらわからないというのが、どんなにこわくてもったいないことか。

そう。愛とは常に自分の内側にあって、こんこんと湧き続け、溢れ出て来るもの。

愛情というのは決してなくなりはしないし、常にそれぞれの胸の中にあるのです。

傷つくのを恐れて、感情に蓋をしている限り、この愛情の泉にたどり着くことは出来ないのですよ。

さあ、どうしますか？