なぜ私たちは怒ったり悲しんだりするのか | 裏庭のないしょ話

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心の中のこと

今日はちょっと冷えましたね。
喉がイガイガし出したので、塩うがいをしてようやくまったりブログタイムなリーディングカウンセラーの雫石雪乃です。

昨日に引き続き、今日もお茶会。
今日は新規の方が2名程お越し下さいました♡

カウンセリングを受ける前に、ブログで受ける印象と実際に会うのとでは印象がどんな風に違うのか知りたかったらしいです(笑)

で、いただいたご感想がコレ↓

雪乃さん、お会い出来て嬉しかったです。
印象としては、もっとくだけた方かなと思っていたのですが、ブログで拝見するよりもとてもオトナに感じました。

初めてのことでいろんな質問攻めなど、とてもいい緊張感でした。今もまだ少し興奮冷めやらぬと言ったところです。


はい。ブログと実際に会うのとでは全然違いますよ~(笑)

最近、よく言われるのは

落ち着いてる

コレですね。ブログではそんなに落ち着きのない感じが!?笑

小さいおじさんだと思っていたら、可愛らしいお姉さんでびっくりしたと言ってくれた方もいるし、相当違うのですね~(笑)

さてさて。
昨日は以前にカウンセリングやモニターを受けて下さった方達が来て下さったので、その結果を踏まえてのお話が多かったのですが、今日は初めての方が中心ということで、前半はグループカウンセリング形式。
後半にたくさんいろんな話をさせていただきました。

でね。
そこで出た質問と言うか、要望を聞いて、

「そういえば、最近この手の質問が多いな。。ちょっと勘違いをされているかも」

と思ったことがあったので、今日はそのことを書きますね。

それは

感情を解放すれば楽になれる

もしくは

怒ったり、泣いたりしなくなる

訳ではないということ。

怒ったりイライラしたりしないためには、どんどん感情を感じて解放すれば良いのですか?

と聞かれるのですが、そうではありません。

感情を解放するのは、自分の中にどんな思い込み(前提条件)があるのかを知って、その思い込みの素となった過去の感情(トラウマ)を解消するためです。

私たちが日々、怒ったり、悲しんだりするのは、ある前提条件に自分の心が反応し、その反応に応じてネガティブなエネルギーやポジティブなエネルギーが発生しているからです。

ですから、その前提条件を知り、取り除くことで同じことで怒ったり、悲しんだりすることがなくなります。(同じパターンを繰り返さなくなる)

例えば、自分の中に「私は人にバカにされている」という思い込みがあるとします。
このような思う込みがある人が、もし誰かに

「これ分かる?」

と聞かれた場合、この質問の中に勝手に

「こんなことぐらい分かって当然だよね」

とか

「あなたには分からないよね」

という自分勝手な妄想を付け加えて

「やっぱりバカにされた」

と受け取り、怒ったり、悲しんだりという反応をします。
もちろん、発言者の中には

「これ分かる?」

以外の他意はないにもかかわらず、です。

けれども、この「私は人にバカにされている」という思い込みがない人が同じ台詞を聞いた場合、同じように怒ったり悲しんだりと言う反応をするかというと、そうではなく普通に

「ううん。分からないから教えて」


という反応が出来るのです。
これは素直かどうかという問題ではないのですね。

単純に、自分の中にどのような思い込みや前提条件があるかどうかによって反応が違うというそれだけの話です。

だから、怒りや悲しみを感じたとき、「何に自分が反応しているか」に気づいて、その思い込みを自分の中から取り除くことによって、同じようなことが起こった時に「怒る」「悲しむ」という反応をしなくなる、ということです。

分かるかな?

要するに、自分の中に「人にバカにされる」という思い込みがある限り、どれだけ人間関係を変えても、仕事を変えてもつねにそう感じてしまう部分に反応して、同じパターン(ケンカをする、殻に閉じこもる)を繰り返してしまうという訳です。

ですから「解放ワーク」というテクニックを使って、日常の怒りや悲しみを解放したところで、元を絶っていないので「自分が変わる」「人生が変わる」というところにまでは至りません。

「解放ワーク」というのは、あくまでも過去のトラウマを解消したり、今の反応を和らげるための補助剤であって、もっとも重要視しなければいけないのは、自分自身としっかりと向き合い、自分の中にどのような前提条件があり、その条件に自分がどのように反応して今の自分の現実を作り上げているのかを知るということです。

そして、その「人にバカにされる」ということでさえ、自分が望んでそういう事態を作り上げているということを知ることです。

これを知りたくないから、自分と向き合うこと、自分自身のココロを掘り下げて行くことを拒否する方も多いのですけどね。

でも、そこを掘り下げて認めない限りは、永遠に「人にバカにされる」と感じる出来事が続いて行きます。

だって、「バカにされる」ということにココロが反応し続けるのだから。

で、その前提条件というのは当然人によって全然違う訳です。

「私は嫌われ者」「認めれない」「しっかりしてないとダメ」「私は正しい」「愛されてない」「頑張らないとダメ」

などなど、人によってそれは全っ然違うのです。
ですから、人の経験談なんてのは全く当てはまりません。

人には理解してもらえないような、けれども自分では全く気づいていない前提条件が自分のなかにあります。

だから、ほとんどの人が自分ではそのパターンを繰り返すことがやめられないのです。
だって、あまりにも自分の中では当たり前過ぎて疑問に思うことすらないから。

だからね~、自分でその前提条件を知るために、自分の感情にしっかりと目を向けることが大切なのですよ。

本当は怒ってるのに我慢したり、本当は悲しんでいないのに「こういう場合は悲しまないとな」という常識で自分の感情を動かそうとすると、本当の自分、本当の自分の思いなんて簡単に見逃してしまいます。

そういうことを繰り返して行くうちに、どんどんどんどん自分のことが分からなくなってしまいます。

だからね。
ちゃんと自分の「ココロ」がどのように反応して(もしくは反応していないかをチェックして)、その前提条件はなにであるかを日常でよーく観察してみて下さいね!

そしたら、自分の本当にやりたいこと、本当はやりたくないことが見えて来るかもしれませんよ~。

そして、今、問題に見えることが実は問題ではないということにも気がつける・・・かも!?

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