秋のファッションカラーで出番が増える「カーキ」!
なんとなく似たような色のイメージ?がある「モスグリーン」も、秋に出現率が高くなる色です。
いまいち違いがわからない人もいるかと思い、色の違いを比べてみました!
フリー画像にて作成
カーキくすんだ赤みの黄
ヒンズー語で、土埃(つちぼこり)の意味の「カーキ」は、軍服の色として世界に広まりました。
この色に罪はないんだけど、敵の標的攻撃を避けるために採用された、山林で目立ちにくい戦闘服の色。
以前、「カナ色名を使用しない」という方針?の色表現の監修作業がありました。
「カーキ」は、戦時中には「国防色」とか、「帯青茶褐色」なんて呼ばれていた時代もありましたが、現代ではおしゃれ感ゼロ!
考えあぐねて、「黄土色」や「枯草色」を提案しました。
モスグリーンくすんだ黄緑
「モス(moss)」は、苔(こけ)のこと。
和色名では、「苔色」です。
日本には、"苔を愛でる" という世界でも珍しい文化があります。
日本庭園では、しっとりと侘びさびの風情を醸し出していますよね!
国歌でも「苔の~む~す~まぁ~でぇ~♪」と歌われるほど!
フリー画像
比べてみると、「モスグリーン」の方が「カーキ」じゃない?と思う人もいると思います。
「カーキ」は、緑系の「モスグリーン」や「オリーブグリーン」と混同されて使われることも多く、色域が広い色です。
洋服のタグや通販サイトの色表示でも、区別があいまいに感じます。
色にこだわるなら、"違いがわかる男達&女達?" (ダバダ~♪)でいきましょう。
*年配層にはわかる『ネスカフェ ゴールドブレンド』のCM
どちらの色も、「秋色」とか「アースカラー」とか「ミリタリーカラー」と呼ばれる色グループには、ほぼ含まれています。
カジュアルなイメージもありますが、"落ち着いた色" "深みのある色" などと表現される色なので、秋の装いの定番カラーと言われるのもわかりますね!
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