217年 ティアゴ VS X 2人の最初で最後の対決 | エルネア王国モニカ国の暮らし。

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エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。 

 

 

 

アリスさんの訃報で始まる1日

 

 

 

 

 

参列者にはバーニーの姿が。

セシリアも入っていました。

アラルコスのお嫁さんのドロシーさん…

元気だしてね。

 

バーニー…大丈夫?気落ちしないでね、というのは無理か。

どん底ではないみたいだけど…

 

アルフォンソ君がまた差し入れをくれました。

 

 

ガロニピッツァ………

なんて気の利く男なんだ…!!

イサーク君からもおいしそうなものを差し入れしてもらいました。ありがとう♪

 

葬儀のあとウロウロしていると…

 

女の子を引っ張るルイスの姿が…

 

 

あぁ…

ルイスは今日も玉砕か…

(きっと玉砕しないと落ち着かないんでしょうね)

プレイヤーも玉砕しにいくルイスをみないとなんとなく落ち着かないw

 

お昼から、リリーの授業をうけて

 

 

 イリスちゃんと牧場で遊びました。

 

 

 

夕刻はエルネア杯準決勝

 

 

 魔銃師会同士の対決です。

 

ティアゴ・バーナード  VS

 

 

 

X

 

 

お守りは渡していません。

どちらが勝っても、リロード予定なし。

2人ともがんばれ!

 

 

練習試合でリンゴ相手でも先制率の高いティアゴが、エルネア杯でも先制した。

 

 

避けようとするXの移動を先を読んで、ティアゴは正確な射撃で1ターンでXを闘技場に沈めた。

 

 

 

 

セシリア

「今日の試合おめでとう!」

 

 

ティアゴ

「ありがとう!」

 

209年のエルネア杯では初戦敗退で出場者の中で確か一番弱かったというのに…

 

ローデリックに勝てたのはヴィスタの宝剣のおかげだけど、条件が同じで、Xに勝てたのは大きい。

 

 

あの頃は若くして二年目で魔銃導師となったティアゴ、今は熟年になってカンストしている。

 

 

随分時は流れたものです…

 

 

なぜかこのタイミングでXに髪染めを使うプレイヤー。

 

ごめん、もうずっと気になっていたけど今更すぎて使うに使えなかったんだけど、急に使いたくなった!w

 

 

Xの年齢を見てください

28歳なのです。(誕生日は年末あたりなので29歳になります)

長寿ですよね、、現プレイでも彼女は健在。

(あまりすすんおりませんが…)

 

年齢的に、次のエルネア杯にはガノスにいるのでXにとって最後の試合となりました。

 

ティアゴも、年齢的に次があるか分かりません。

 

 

X

「ティアゴはずいぶん強くなったわねー。悔しいけど、決勝戦楽しみにしてる」

 

ティアゴ

「Xさんの分も精一杯戦ってきます」

 

 

決勝戦は

 

リリー・フォード VS    ティアゴ・バーナード

 

となった。

 

 

 

 

闘技前でごちゃごちゃになっている人たち

 

 

ティアゴがイラリオを引っ張っているのでついていってみることに。

 

 

キノコ狩りだー。

子供が大人になってもこうして仲が良いのはほのぼのとした気持ちになります。

 

あれ、うちの親からお出かけとかなんか誘ってきてるっけ……?

大人になったらなにになりたい?って聞かれてほぼ強制でイム!って言わされるやり取りしかやってない気がするような…?

(あとの選択肢は確か導きの蝶だっけ??)

 

アリスちゃんに誘われたので牧場へ。

リンゴがゼラヴンに引っ張られてキノコ狩りにきていた。

 

 

 

バルナバが季節の会話をしてくれました。

 

さっき森にいたのはセシリアに声をかけるためだったんだ。ここまできてくれてありがとう。

 

 

実は今日……

リリー時代の友人のマリサという女性が危篤でした。

 

 

 看取りにはバーニーの姿が………

年齢的に仕方ないとはいえ、バーニーは連日仲間を見送っています……

そして自身も、その日がそんなに遠くはありません、

アリスさんを失ったばかりのオズバルドさんの姿も。

立て続けだと辛いだろうなぁ…

 

前に可愛い男の子としてベン君をブログに一度出したけど、マリサさんの血縁者だったのか…

ここで友人になっただけのセシリアもなぜか画面に入る…

 

 

 

マリサさんお疲れ様でした…

 

 

マリサさんを看取った帰り道

 

ティアゴが声をかけてきました。

 

 

ティアゴは上機嫌で試合の勝利を知らせてくれた。さっきお祝いしたけどw

 

 

セシリア

「おめでとう、ティアゴ君!さすがだね♪」

 

ここで二連続会話になった。

 

ティアゴ

「なんだか元気なさそうだね。

どうかした?」

 

セシリア

「んー………平気だよ」

 

マリサさんの看取りをしたので、セシリアはどん底になっていました。

今日知り合ったはずなんどけどなぁ。

看取りはやっぱり、辛いよね

(そーゆーことにしておこう!誰の看取りでも辛い!ここ、テストに出ます!)

 

 

大丈夫大丈夫…

ティアゴは明日の決勝戦のことだけ考えればいいんだよ…

 

銃が有利であっても、長剣を使うリリー相手なんだから先制した方が勝つ。

 

どっちが勝ってもリロードする予定はないんだ。

どちらが勝ってもその勝敗を受け入れる。

頑張ってね。

(ぶっちゃけ、誰応援したらいいのか分からないからそーゆーことにして応援に回るプレイヤー)

 

 

 

お家に帰る途中、レドリーが声をかけてくれた。

 

レドリー

「セシリア様大丈夫?」

 

セシリア

「んー…大丈夫だよ。どうして?」

 

レドリー

「家帰ってから何気なく何人かのプロフみてたらセシリア様がどん底だったから……気になって」

 

セシリア

「それでわざわざ来てくれたの?」

 

レドリー

「うん、ごめん迷惑だったかな…」

 

セシリア

「すごく嬉しい……レドリー君、ありがとう」

 

深い意味はなくても、その気遣う気持ちが嬉しくて、セシリアの中でレドリーへの気持ちがまた大きくなっていくのを感じました…

 

 

 

 

この日の夜______

 

リンゴはXとティアゴ、バーニーとバルナバと飲んでいた。

 

バーニー

「ティアゴ君が決勝進出かぁ、なんだか不思議な感じだよ」

 

ティアゴ

「山岳兵団の隊長職に引き継ぎがなければ、きっとバーニーさんやバルナバさんが決勝戦に出ていたかもしれません」」


 

バーニー

「どうだうかな?左の山はリリーさんがいて、倒すのは大変だと思うなぁ」

 


バルナバ

「同感、勝てるかどうか運次第だね…」

 


X

「そんなリリーを破ってバルナバが勝ったじゃない」

 


バルナバ

「……実力で勝てたかどうか…」


 

リンゴ

「お母さんは、間違いなく、全身全霊で戦いました!全力で戦って負けたんです」

 

バルナバは、リリーが瘴気の影響を受けて体調を崩して実力を出しきれていないのでは?と考えている。

209年 最後の因縁の対決。リリーVSバルナバ

209年 まさかの結末

 

本編では触れていなかったが

バルナバはその頃リリーが身を隠していた場所を特定していた。

 

 

X

「あの子が手加減なんかするはずもないし、体調が悪そうに見えなかったでしょ?バルナバは実力で龍騎士になったの」

 

薬を飲んで、バルナバ戦では全力を出し切ってリリーは敗北した。

 

バルナバはそれだけ、強くなった。

 

ガチャっと扉が開く音がして、酒場に誰かが入ってきた。

 

噂をすれば、バーニスを伴ったリリーがティアゴたちを見つけると、そのテーブルの前まできて不敵な笑みを浮かべた。

 

リリー

「ティアゴ、明日の試合、楽しみにしてる」

 

ティアゴ

「…俺も楽しみにしています」

 

両者、言葉は普通だが、静かに火花を散らせていた。

 

 バーニス

「2人の試合楽しみー♪」

 

陽だまりのようなバーニスの笑顔に、リリーは表情を綻ばせた。

 

せっかくこのメンバーがいるんだからと、テーブルを二つくっつけて、みんなで飲むことにする。

 


バーニー

「明日試合なんだからティアゴ君とリリーさんは飲みすぎないでねー」

 


ティアゴ「気をつけます」


 

リリー

「バーニーこそ、飲みすぎないでね」

 

リリーにとって、バーニーは可愛い可愛い義弟。

 

残された時間を少しでも楽しくしようと、リリーは明るく振る舞いお酒を飲んだ。

 

 

 

しばらく飲んでいると、

 

バーニー

「俺、この国のこの時代に生まれて、幸せだったな…みんなとこうして、飲めて幸せだった」

 

幸せを噛み締めるようにぽつりと言った。

 

 

一同の動きが一斉に止まる。

 

 

バーニス

「………うん、私もそう思う」

 

バーニスは唇を噛み締めて、お酒の入ったコップをぎゅっと握りしめた。

 

 

バルナバ

「………ちょっと酔った…少し夜風に当たってくる」

 

バルナバは俯きがちに言うと、サッと席を立って酒場から出て行った。

 

 

リリー

(バルナバ大丈夫かな…)

「…沢山飲んじゃおう」

 

ティアゴ

「だめですよ、明日は試合なんですよリリーさん」

 

 

少ししてバルナバが戻ってきた。

 


X

「大丈夫?あなた飲みすぎて気持ち悪くなったんでしょー?」

 

Xはバルナバの席にウィアラさんからもらった水入りのコップをどんと置いた。

 

バルナバ

「バレた?昔みたいにはもう飲めないね」

 

へらっと笑いながらコップの水を飲み干していつも通りを振る舞うバルナバ。

 

バーニー

「あんなに小さかったリンゴちゃんが、今じゃ三人の子供を産んで、王妃様だなんて俺も歳をとったよ…」

 

しみじみとした様子でバーニーは言った。

 


リンゴ

「アハハ、子供は三人いますけど、中身は昔のまんまです」

 


ティアゴ

「昔も今も、リンゴの頭の中はパチャグラタン」

 


リンゴ

「!そ、そんなことないから!」

 


ティアゴ

「あぁ、バーナソテーのことも考えてるんだっけ?」

 


リンゴ

「よく覚えてるね、ティアゴ君…」

 


バーニー

「リンゴちゃんが小さい時といえば、ティアゴ君とリンゴちゃんって昔は不思議な関係だったね?」

 

 

ティアゴ&リンゴ「「え?」」

 

急にそんな話をされて2人は内心動揺した。

 

 

バーニー

「昔、2人がなにか話をしながら笑ってるのを見たけど、目が笑ってなくて2人とも怖かったよ」

 

犯人はリンゴ。バーニーとバーニスより

 

ティアゴ

「俺は昔、毒舌リンゴちゃんにいじめらていたからそのせいかもしれませんね〜」

 


リンゴ

「虐めてたっけ?私より弱いのによく魔銃兵になれたね、とかしか言ってないよ?」

十分酷い一言だと思う


 

バーニス

「リンゴは昔、辛辣な子だったんだw」

 


リリー

今じゃ必要以上に仲良くなって……2人…席が隣だけど、どさくさに紛れて、ティアゴ!リンゴの脚とか触ってないでしょーね?!」

 

ティアゴとリンゴの席は隣だった。


リリーがバッと立ち上がり、ティアゴの手元を見た。片方の手はグラスを持ち、もう片方は無造作にぶら下っている。



 

ティアゴ

「…なにもしてませんよ……俺の歳を考えて下さい。それに、リリーさんの目の前で娘になにかするって斬られるの前提ですよ。っていうかかなり飲んでません?大丈夫ですか?」

(……ったく、勘がいいな、リリーさんは)

 

 

涼しい顔のティアゴをリンゴは無言で一瞬睨んだ。



 

リリー

「そんなに酔ってないから!昔……リンゴが成人した翌年くらいにティアゴがリンゴにキ、キスをしよーとしてたのを見ていたんだから!」

 

210年  大人の余裕。

 

 

バルナバ

「うわ、マジかティアゴ君……」

 

あんなにリンゴとのことを否定していたくせに、とバルナバは驚いている。



バーニー

「そーゆーことは見られないように隠れてやらないとダメだよ」


バーニーの指摘はズレている。ティアゴにたいして言うのはいいがリリーの前では言うのに適してはいない…

 

実はバルナバもバーニーもその時同じような場所にいたのだが、目撃したのはリリーのみだった。

 



ティアゴ

「ちょっとなにを言っているのか分かりません」


表現を変えるとことなく、ティアゴは酒を一口飲んだ。


 

リンゴ

「な、なんの話…あ、あ!あの時!ティアゴ君がカトリーンさんをおおモゴモゴのあと

 


カトリーンさんを押し倒してるところをみたとか詳細が恥ずかしくて言えないリンゴはモゴモゴと口ごもった。

 


ティアゴ

「ちょっとなにを言っているのか分からない」

 

出産したばかりの妻カトリーンを押し倒しているところを目撃してしまったリンゴは、出産したばかりなんだから身体を休ませるべきだとティアゴに言うと、だったらリンゴが相手をしてくれるの?と言ってきたのでからかおうとリンゴは手を出す度胸があるならとティアゴを誘惑?した。

 

ふざけて言っているのを察したティアゴは、リンゴに迫って、リンゴが真っ赤になってリンゴが負けた…という感じである。

 

それをリリーに見られていたのだが、この日までそれを2人は知る由もなかった。

 


バーニス

「見られないようにすればいいってこと?どーゆーことなのバーニー?!」

 


バーニー

「え、いや、だだって、公衆の面前だとダメだよね?」

 


バーニス

「見られなきゃ何してもいいってこと?!」

 


バルナバ

「落ち着いて…」


バルナバはオロオロしている。


 

 

X

「見られなきゃ、ねぇ………そうよね、バーニー。あなた独身の頃よく旧市街地に遊びにきてたわよね」

 

Xはクスリと笑い、それを聞いたバーニーが顔を僅かに引きつらせた。


 

バーニー

「えっ………そうだった…?」


 

X

「山岳兵が旧市街地……目立つわよねぇ、しかも彼女連れで」

 


ティアゴ

「へぇ、バーニーさんもそんなことやってたんですねぇ」


ティアゴはニヤリと笑った。

 



バーニー

「うわ、まさか見られてたなんて…」

 

バツが悪そうに、バーニーは片手で顔を覆った。

 



リリー

「結婚前になにしてんのよ!」

 

堅物のリリーは咎めるようにバーニーを睨んだ。



バルナバ

「いやいや、別にやらしーことしてるとは限らないよ。リリーちゃんこそ何を想像してるの?」

 

バルナバはバーニーに加勢した!

 


リリー

「くっ、おのれ山岳兵団…」


 

ティアゴ

「結婚前でも手くらい出しますよ」


ティアゴは楽しげにニヤニヤ笑っている。


 

リリー

「ティアゴはそーでしょーね💢って私だけじゃないでしょ!そーゆー事考えるのは!」

 


バルナバ

「なるほど、リリーちゃんもそーゆーことをしてたわけだ」

 


リリー

「違っ……!」

 

リンゴ(お母さん、バルナバさんたちには弱い…)

 

 

 

 

 

 

これがこのメンバーで飲む、最後の夜となった。

 

 

 

 

 

 

楽しい時間が過ぎ、バーニーはバーニスとバルナバと共にドルム山に向かって歩き出す。

 

バーニー

「気をつけてね」

 

いつものような優しげな笑みを浮かべて帰っていく。

 

 


バーニー、バルナバ、バーニスの三人で並んで帰る後ろ姿を見たのはこれが最後だった。