任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
前から仲人してきた二人がついにくっついた..!
おめでとう、ゲロルド、ルイーズ。
最近読み始めた人にはちょっと分からない話かもしれないので簡潔に説明すると..
ゲロルドはこのバーニスちゃんの息子。
バーニスちゃんは、かなり婚期が遅れた。ずっと恋人がいなかった。
バーニスちゃんは、同じ山岳兵団の隊長、コルテス家のバーニーに恋い焦がれていてそのため恋人ができなかった。
(恋人が10歳過ぎても出来ないので、仲人というものをバーニスちゃんで初めてやった)
バーニーはPCの娘であり、リリーの妹のユズ(リンゴのおばさん)と結婚した。
バーニスとバーニーは普段から仲が良く、よく二人は一緒に歩いている。バーニーは二つ年下のバーニスを妹のようにとても可愛がっている。
ルイーズはバーニーの直系ではないがコルテス家の血筋でバーニーの姪っ子。バーニーの姪っ子とバーニスの息子がくっついた、ということはプレイヤーとしては感慨深いことなのです..( ˘͈ ᵕ ˘͈ )
リンゴはこの日仲人の成功に浮かれていた。
ティアゴ
「嬉しそうだね。夏なのにパッチャでもでてきたか?」
機嫌のいいリンゴに、ティアゴが言った。
リンゴ=パチャグラタン という発想らしい。
リンゴ
「ゲロルドとルイーズが付き合いだしたの♪なんか嬉しくって」
自分が仲人した__ということはなんとなく黙ってていようと思う。
ティアゴ
「アイツらが?ミラー隊長の息子にバーニーさんの姪っ子かぁ。山を降りたとはいえ、コルテス家のコがミラー家に嫁ぐことになるとは」
驚きつつ、にやりと笑った。ティアゴは、バーニスの気持ちに昔から気がついていたので面白い組み合わせだと思っているに違いない。
リンゴ
「あ、もしかしてダンジョン行くの?禁断の遺跡行かない?」
ここにきたということはダンジョンかなと思い誘ってみる。
ティアゴ
「王妃様の仰せのままに」
二人はいつも通り黙々と魔物を殲滅していく。
リンゴとティアゴの仲は、本人たちにもよくわかっていない。
別れを決意して離れた二人だが、この前は気持ちが高ぶり抱き合い何度も口づけを交わしてしまった。
お互い、意識しないように努力している、という感じだろうか。
リンゴ
「大丈夫?!敵の攻撃から私を庇わなくていいよっ」
ラスボスでリンゴを庇ったティアゴが大ダメージを受けてしまった。
ティアゴ
「リンゴに何かあったら困るだろ」
ティアゴはふうと息をつき、ポムジュースを飲みながら言った。
リンゴ
「・・ありがとう」
ティアゴ「…」
リンゴ「…」
なぜか突然沈黙が訪れ、お互いの視線があって、どちらともなく視線を外した。
リンゴ(……なんだろう、これ)
二人は遺跡からでて、リンゴはなんとなくヴェルンヘルの居場所を確かめた。
リンゴ「あ」
ティアゴ「どうかした?」
ヴェルンヘルは、禁断の遺跡にいた。
多分、珍しくリンゴの後を追ってきたらしい。
ティアゴ
「陛下、ここにいるのか。リンゴのこと追いかけてきたんだねー。愛されててよかったじゃん」
リンゴの背中越しに、ヴェルンヘルの居場所の表示を見てティアゴが言うとリンゴは少し複雑な気持ちになったがあることを思い出して顔を青くした。
リンゴ
「今日!!!結婚記念日だった!!」
本当にど忘れしてました..
ティアゴ「…マジか」
リンゴ「すっかり忘れてた!」
ティアゴ
「ヴェルンヘル陛下の中じゃ、結婚記念日に俺と遺跡潜ってた嫁、になっちゃってるなぁ..」
リンゴ
「あぁ..」
ティアゴ
「俺とリンゴはソロで潜ってたことにしよう。そう言う日もあるんだし、な。」
リンゴ
「でも、それ、ヴェルンヘルが聞いてこないと、こっちから説明するのもおかしいよね?」
ティアゴ
「わざわざ言ったら、ここで浮気してたって勘違いされるかもね」
リンゴ
「まじめに探索してたのに..」
最後妙な雰囲気になったが相手に指一本たりとも触れていない。仕事仲間としての一線は超えていない。
ティアゴ
「陛下は一人なのかな?」
ティアゴは自分の交友欄から適当に検索を始めた。
ティアゴ
「ふーん、多分この人と一緒だな」
リンゴ
「誰?!」
ティアゴ
「多分だけど、Xさん」
リンゴ
「Xさん?ヴェルンヘルと一緒なんだ」
ティアゴ
「多分だけど。今禁断の遺跡にいるから..陛下、多分Xさんに捕まって、 話し相手させられて大変だと思うよ」
長々とXの相手をさせられるヴェルンヘルを想像してティアゴは苦笑した。
リンゴ
「どうしよう、もう一回入ろうかな」
ティアゴ
「もう遅いし、やめとけよ。身重だから心配だし、ね?」
ティアゴにポンポンと頭を撫でられて、リンゴは仕方なく従うことにした。
リンゴ「分かった..」
こんな風に言われたら逆らえない。リンゴはやっぱりティアゴに弱い。
ティアゴと別れたあと、ガラちゃんにキノコ狩りに誘われる。
移動したけどたいして場所が変わらなかったw
ガラ
「リンゴはティアゴさんと昔から仲がいいね」
リンゴがティアゴと一緒にいたところを見ていたらしい。
リンゴ
「ティアゴ君は、お母さんとも仲がいいから、私が小さい頃からの付き合いなんだよ」
ガラ
「あの人って、なんか怖い。色んなことを見透かしてるような、そんな感じがする」
リンゴ
「そうかな?...たしかに、私の考えお見通しだったりするし、ティアゴ君に隠し事するのは、本当に大変だったりしたな..」
そう言いながら
(ガラちゃんはティアゴ君になにかされたんだろうか……)
胸がモヤモヤした。
キノコを採ってるいるとバルナバさんが声をかけてくれた。
ギオルギーに赤ちゃんの報告。
ゲロルドを見かけたので
リンゴ
「ついに!ルイーズちゃんとお付き合いすることになったんだね!おめでとう!」
わざと大きな声で祝福してみると、案の定、ゲロルドは目を見開き、周囲をキョロキョロしながら狼狽した。
ゲロルド
「はや..今日付き合いだしたのに、なんでもう知ってるの?!」
リンゴ
「可愛いゲロルドのチェックは欠かしていません」
ゲロルド「恥ずかしいからもうやめて…」
リンゴ
「どっちから告白したの?ゲロルド?告白の言葉は?」
ゲロルドが逃げ出すのでリンゴはその後を追って質問責めにした。
セシリアが暴れんぼうのお腹の赤ちゃんにあんまり困らせちゃだめだよと声をかけている。
優しくて可愛い子だなぁ。
探索探索であまりお出かけしてなかったのでセシリアと滝に。
この時期は涼しくて気持ちがいいね。
セシリアと夕ご飯。
フェリックスに会ったので挨拶。
リンゴ
「この前は、魔銃師会への伝言役、どうもありがとう。助かったよ」
フェリックス
「___どういたしまして。あの伝言伝えた時、ティアゴさんにすごい目で睨まれて、俺、殺されるかと思った。もう勘弁してほしい」
リンゴ
「それは怖い思いさせちゃってごめんねw」
ティアゴ君、大好きすぎる..
気まぐれに所持金ランキングをみてみた。
1位はバルナバさん、2位はXさん、3位はシモーヌさん、4位はバーニーさん、5位はカリナさん
6位ドナートさん。
2位と5位は魔銃師会、あとは山岳兵団。
成人してすぐ山岳兵になる山岳兵団が有利なのは分かるが稼ぎのいい農場管理官がまったく名を連ねないのはなぜだろう。みんな途中で力尽きてしまうのだろうか。
農場管理官も大変だからなぁ..
探索ポイントでは、
長年魔銃師会にいて、熟年になってもバリバリ仕事をしているXさんが他を突き放して堂々の一位。
所持金ランキング1位のバルナバさんが5位にいて、その上にティアゴの名前。
リンゴがティアゴを誘っていて多少ボーナスポイントが入っているが、それはリンゴが魔銃師会に入ってからのこと。そのまえはほんの少しの支援のみ。彼も努力の人なんだと思う。
国民の記録はまたいつもと少しメンツが変わっていた。
17日
朝からいやーーーな名前を聞いてしまった。
リンゴ「おはよう」
ヴェルンヘル
「おはよう。あのさ、昨日って、ティアゴさんとダンジョン行ってたの?」
夜はリンゴの方が先に寝てしまって聞けなかったらしく、朝になると聞いていた..
リンゴ
「昨日?ソロで禁断の遺跡にいってたけど..?」
ヴェルンヘル
「ふーん..そっか」
あまり納得してなさそうな顔をしているが、これ以上彼は追求することはできない。
なぜなら
リンゴ
「アンジェルさん?だっけ?今日、ご結婚されるんだね」
ヴェルンヘル
「へ、へー?そうなんだ、知らなかった」
セシリアが産まれる前夜の夜から、産まれる日の朝方まで女が寝室にいた。
その相手が、今日結婚するアンジェルさんだ。
リンゴ
「今アナウンスで流れたじゃん」
ヴェルンヘル
「早く朝ごはん食べよう!お腹すいたよー」
みんなで朝食を食べたのち、時間までダンジョンに。
ルーク
「どうかした?こわい顔してるけど…」
異様な雰囲気のリンゴに、おじのルークが聞いた。
ティアゴ
「作ったパチャグラタン落としたの?」
リンゴ
「ティアゴ君は私をなんだと思ってるのー!」
ティアゴ
「リンゴの頭の中は金と食欲だろ?」
はぁ、とため息をつかれた。
わざわざそんな説明させるな、常識だろうとでも言いたげな顔をしている。
リンゴ「くっ..否定できない..脳内メーカーめ!」
以前、リンゴは占ってもらった時の脳内イメージが
こんなんだった。
普段からパチャグラタンのことを考えて、その材料の種を落とすパッチャが出没秋はパッチャ狩りばかりしてるし、普段ケチっているから、この結果はティアゴに当たってると言われた。
昼近くにダンジョンを切り上げる。
ティアゴ
「今日はダンジョン終わり?珍しいね。今日も結婚式に参列?」
リンゴ
「参列じゃない!工作活動!」
参列なんかじゃない!!
ティアゴ
(工作活動..?今日のリンゴは珍しくピリピリしてるなぁ)
いつも無邪気に笑っているリンゴだが、この日ばかりは機嫌が悪くても仕方がありません..
さて、あの女の式の時間。
別にあの女のウェディングドレス姿がみたいとか、そんな気持ちは微塵もない。
目的はただ一つ。
絶対にあの女からボルジャー姓を継がせない..
(やり直しは二回くらいですみました)
新郎側、着替えさせたままの女子が一人。結婚式に、新婦じゃないのにドレス姿..
ミスったけど、この女の式だからいいや
リンゴだって、ティアゴと関係を持ったというのに自分のことを棚に上げて、性格の悪い女です。
一ついっておくと、ティアゴと一線を超えたのは、アンジェルが寝室に朝までいたあとのことです。
不機嫌な気持ちを隠せないでいるリンゴの元にティムが声をかけてくる。
ティム
「どうかした?怖い顔してるよ?」
リンゴ
「別に、、神殿が爆発しちゃえばいいって思ってただけ」
ティム「物騒なことを考えていたんだね」
さすが荒野を火の海にした女だよ
ギオルギーの奥さんのマルセラちゃんに声をかける。
黒い魔物騒動で、リンゴは失念していたが、7日に赤ちゃんが産まれていた。
レリアちゃん!
しかもアカデの力という天賦の才もち。ギオルギーの才を受け継いだ。
成長が楽しみだなぁ。
エドモンドに会ったのでお守りを渡しておく。
ロイスちゃんに声をかけてもらった。
あっという間に他人になってしまう..
交友欄、足りません..
リンゴ
「鎧暑そうですね」
ローデリック
「この時期は最悪..水着になりたい」
リンゴ
(騎士隊がみんな水着..変な集団にしか見えない..)
「それ賛成です。武術職みんなで水着、議会で提案しましょう」
ローデリック
「アンタが水着になると過保護なティアゴや陛下が心配する…」
リンゴ
「何言ってるんですか〜」
ローデリック
「目の保養になるから
出産したら披露してほしい」
リンゴ
「…ローデリックさんでもそんな冗談を言うんですね」
ローデリック
「………暑さは人をおかしくする」
タオルで汗を拭きながら、ふらふらとローデリックは去っていった。
リンゴ
(ローデリックさんがイマノルみたいなことを言ってた……)
夕刻、エドモンドの試合
ウィリーよりもやっかいなのが、
このセイディ。
スキップでチェックすると、必ずセイディが優勝していた。
絶対に沈めなければならない相手。
セイディが嫌いなわけじゃない。むしろ好きだ。
彼女は、初期住人、モニカ女王の娘のベアトリスの娘。ベアトリスは初代の頃仲良しだった。その娘のセイディは小さい頃から声をかけてくれてとても可愛かった。
(書いて気づいた。つまりセシリアと血縁関係にある人ってこたかぁ..遠いいとはおもうけど)
ただ、彼女の持つ武器が銃だから...それに尽きる。
お守りを使ってくれなかったけど、
エドモンドは見事役目を果たしてくれた。
お守り、返してくれていいんですよー?
この時点でのトーナメント表。
川辺にいるとバーニスちゃんが声をかけてくれたので食事に誘う。
バーニスちゃんは、サラダかぁ。
山岳兵は動くのにそれじゃお腹空かないかな?
リンゴ
「そうそう、ゲロルド、恋人できたんだってね。おめでとう」
バーニス
「もう知ってるの?早いね。バーニーの姪っこさんで驚いたよ..少し前からうちに朝からきてたからもしかしてって思ってはいたけど」
リンゴ
「これでミラー家も安泰だね」
バーニス
「付き合いだしたばっかりだよw」
ガラちゃんが声をかけてくれた♪
親友らしくて嬉しい♪
最後にこの二人を突っ込んで
一緒に帰るのを目撃する。
チャレンジダンジョンに突っ込んで夜になれば、帰る方向が同じだからこうなるのは自然なことだけど、好き合ってるのに結婚できないのは切ないなぁ..
夜、二人で着替えました♪
ヴェルンヘル
「二人ともお揃い?可愛いね💕」
流石女慣れしているヴェルンヘル。
お世辞は得意なようです。
ヴェルンヘル
「2人とも本当に可愛いってば!」
寝る前にマドックさんに声かけ。
セシリアとマドックさんが一緒に眠った、
おじいちゃんと孫..
癒される...