212年 罪と罰② 21212事件 | エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。


今日Switchに配信された、

ブライドコーム、婚礼ベール...

ありがとうございます!!



リアルの都合でゲームが出来ないので、早く試したくてウズウズしています。(日付変わってすぐに購入だけはしましたw。ドラゴンクエストビルダー2の追加ダウンロードもゲームできないくせに買っちゃいました..時間が欲しい..ゲームをする時間が)



さて、産まれてもない子供に早く引き継ぎたくなる心境になった本編です。

物語は一体どこへ向かうのやら...









夜4刻から、日付が変わった瞬間も人の家の寝室に上がりこんでいた女がいた..





ヴェルンヘルは気まずそうに視線を床に落としている。









リンゴ「今までなにをしてたの?」


二人は黙り込んでしまう。


リンゴ
「黙るってことは人に言えないようなことを、ここでしていたの?」


ヴェルンヘル
「別になにもしてないよ。挨拶にきてくれたから挨拶してただけ..」


リンゴ
「じゃあ、なんで今黙ったの?なんで視線を外すの?」

ヴェルンヘル
「誤解だよ、なにもしてないから」

早口で言うとヴェルンヘルと女性は部屋を出て階段をおりていってしまった。扉の向こうから声が聞こえる。

誰かが入れ違いに入ってきた。


セシィーだった。

セシィーは顔を引きつらせていた。

セシィー
「さ、差し入れ持ってきたんだけど..ごめん、今のき、聞こえちゃって」


リンゴ
「昨日言ってたやつですね、ありがとうございます!」

聞かれてしまったけれど、リンゴは明るく振る舞って、差し入れを受け取った。



リンゴ
「セシィーさん!すみません、ちょっと外でます」

リンゴは慌てて外に出ると逃げるような後ろ姿のさっきの女性を見つけた。


リンゴ「待って下さい」

逃げるような背中に声をかけると女性はびくりと肩を震わせた。

名前を確認する。


まだ6歳..ちょうど今日が誕生日


しかも、彼氏持ち!

厳格な性格の奴が、深夜4刻に人んち上がりこむのか!しかも寝室に..

アンジェル
「り、リンゴ様..申し訳ありません..」

リンゴの顔が険しくなったのを見て恐れをなしたのかアンジェルは泣きそうな声だった。


アンジェル
「私ずっと殿下に憧れていました..結婚されてからもずっとお慕いしておりました..」


震える彼女に、リンゴは単刀直入に聞いた。


リンゴ「えっと、それで?やっちゃったの?」

リンゴの言葉にアンジェルは戸惑いながらも頷いた。


リンゴ
「念のために聞くけどキス以上のこと?抱き合う以上のこと?」

やっちゃった、があとでハグでしたーなんてオチとかダルいのではっきりと聞く。




アンジェル
「・・そんなつもりはなかったんですけど・・気づいたら・・申し訳ありません!!」



震えながら謝るアンジェルを、リンゴは呆然と見ていた。

それを見ていたセシィーは青ざめた顔で無言だった。




食事する気分にもなれないリンゴはフラフラと歩いていた。



ティム
「お腹空いてるんでしょ?これ良かったらたべて」

リンゴ「ありがとう..」

ティム
「大丈夫?今日、出産だよね?なにかあった?」

明らかに消沈しているリンゴを見てティムは心配そうに聞いた。


リンゴ
「・・お気遣いありがとう・・もしかしたら今度説明するかも・・」

さっきの出来事を、まだ冷静に説明できません


そんなところに奴が現れた




しかも平たいゲソのグリルという
料理の説明にゴムゴムと入った、美味しいのか謎の料理の差し入れでした。
実際これ、美味しい料理に分類されるの?

微妙なもの差し入れてきやがって..


リンゴ「・・ヴェルンヘル」


ヴェルンヘル「・・なに?」

リンゴ
「・・今すぐ私の視界から消えて」

リンゴの冷たい一言と冷めた眼差しはヴェルンヘルは怯ませるには十分だった。ヴェルンヘルは慌てて去って行った。

そして嫌なことは続く。



アンヘラちゃんがなぜかくさいスープを持っている..



直後、差し入れされました..


なにを持ってるのか聞いていたから
差し入れがなにかは分かっていました。



なぜなんだ..

なぜそんな可愛い顔でくさいスープをくれるんだw


アルシアからも差し入れです。


カチカチパンでした..

貴重なものをいただいて喜ぶべきなのか、

私の歯なんて折れてしまえばいいという意思表示なのか?アルシアだからそんなこと思ってないと思うけど


虚ろな気分で交友欄を開くとバルナバとルクレーシャが王立闘技場にいることが分かって転移魔法で向かう。


勝負の行方は分からなかったけど、ワイルドな性格の奥さんを持つバルナバはよくルクレーシャと勝負していることに後日気づく。


流石バルナバさん。

普通の料理、ちょっと作るのに材料が貴重なやつをくれるではありませんか..

バルナバ
「今日出産だよね。これ食べて元気な赤ちゃん産んでね」

かけてくれる言葉も優しい..

誰かさんとは違いますね..(あの黄色頭)



エゴイツ君に声をかけられる。

誰だろと思って家系図を調べると



ロディとヴァーナの子供。

・・ご両親とは接点がないはずですが、なぜ友人なのでしょう。

ヴァーナさんは、Xさんの娘、ロディさんはカトリーンさんの弟です。

会ったこと、あったっけ?

きっと星の日か何かで話しかけられてそのまま友人申請を受けちゃったんだなぁ..




今更すぎる、
赤ちゃんできた報告。


出産、今日なんですけど...






一方、遺跡の森でセシィーはキノコもとらず突っ立っていた。

いつもなら、セシィーを見かけても逃げるように去るティアゴだが、さっき差し入れたスープを持ったまま何か考え込むセシィーに声をかけた。

ティアゴ
「どうかされました?エドモンドさんと喧嘩でもしました?」

セシィー
「あぁ、導師...ううん、そんなことないよー」

セシィーはいつものように柔らかな笑みを浮かべた。

ティアゴ
「昨日言ってた差し入れですか?リンゴにまだ渡してないんですか?」

セシィー
「差し入れは、朝一で渡してきたよ。..」

どこか様子のおかしいセシィー。


ティアゴ「俺でよければ相談にのりますよ。」


セシィー
「えっと...うん、大丈夫...」

ベラベラ人にしゃべるようなことではないと、相手がリンゴが慕うティアゴでもリンゴの意思を無視して話せないとセシィーは判断した。


ティアゴ
「そうですか...もし、言いたくなったらいつでも聞きますよ」

じゃあ、と踵を返したティアゴにセシィーは言う。

セシィー
「今日、夕方って時間ある?」


ティアゴ
「夕方なら探索が終わって戻る頃だと思いますけど」

セシィー
「じゃあ、夕方リンゴちゃんの所に顔だしてもらえない?顔出すつもりなのかもしれないけど...」


ティアゴ
「・・・別にいいですけど・・元々顔出そうとは思っていたし...
リンゴと喧嘩でもしたんですか?」


セシィー
「喧嘩なんてしてないけど..リンゴちゃんに優しくしてあげてね?導師が顔を出せばきっと少しは元気になるから!」

ティアゴ
「..リンゴの奴、どうかしたんですか?」

セシィー
「どうもしないけど、女の子って色々あるの!」

訳の分からない説明をして、セシィーはダンジョンに突入していった。

ティアゴ「なんなんだ...」







あとがき

プレイしていて、

絶対浮気してるに違いないだろうという場面に何度か遭遇して、その場面の一つです。

ヴェルンヘル、よりによってなぜ出産の日にこんなことをしたんだ...

お前、私のブログ読んでるのか..??
ネタ提供ならしなくていい..!!