212年 未来の国王の誕生 | エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

任天堂Switch版 エルネア王国をもとに書いています。
 
 
 
 
 
出産の時間まで時間を潰すことすら億劫になったリンゴは、早々に切り上げて自宅に引きこもった。
 
 
天井を見つめながら、時界結晶で時間をすすめる..
(Switch版は、時間のスキップ機能はアイテムを使ってやります)
 
 
だんだんと陣痛がひどくなって、痛みをこらえてると、誰かが部屋に入ってきた。
 
 
 

 
ティアゴ
「具合はどう?苦しくない?」
 
リンゴ「ティアゴ君..」
 
ティアゴの顔をみて、張り詰めたものが切れそうになった。
 
無意識に、目に涙が溢れそうになる。
 
 
ティアゴ「そんなに痛いの?!大丈夫?」
 
 
ぎょっとして、ティアゴはリンゴが横たわるベットの横に膝をついて、腰をさすってくれた。
 
リンゴ
(さすが子供が二人いるだけあって、どうすればいいか分かってらっしゃる..)

 
リンゴ
「うん..時々痛みが...ちょっとつらいかな..」

 
ティアゴ
「が、がんばって...!
つらかったら俺の手を握ってね」
 
痛いのは、陣痛よりも、心の痛みのほうでした。
 
 
リンゴは身体を向きを変えてティアゴを見上げると、ティアゴの手を両手で包んだ。
 
 
大きくて、いつも守ってくれる大切な存在。でも甘えすぎてはいけない..
 
 
ポロポロと溢れる涙をリンゴは笑いながら袖で拭った。
 
リンゴ
「話には聞いてたけど陣痛って痛い..ティアゴ君の顔みたら安心して涙出ちゃった」
 
 
セシィーは、ティアゴが顔を見せたらリンゴが少しは元気が出ると言っていたけれど、リンゴが無理しているのはティアゴの目には明らかで、心痛な面持ちで、リンゴの手を握りしめた。
 
 
しかし、今日は来客が多い。
 
人の気配を察して、ティアゴは離れた。
 
「また様子みにくるから..」
 
ティアゴと入れ違いに、アルフォンソ君がきてくれた。
 

 
帰化してくれただけでなく、励ましにまできてくれるなんて。

 
よく気がきく性格のバーニーさんもきてくれた。
 
リリーの時も必ずといっていいほどきてくれた。
 
バーニー
「ティアゴ君がこの家の前で突っ立ってるけどどうかした?」
 
リンゴ
「弱音吐いたら心配させてしまったみたいです..」
 
バーニー
「ティアゴ君はリンゴちゃんに過保護だからねぇ」
 
バーニーさんは笑いながら帰って行った。

 
 
流石に気になったのか、ヴェルンヘルがきた。
 
 
ヴェルンヘル「具合はどう?苦しくない?」
 
リンゴ
「...ヴェルンヘルがいるから平気だよ(棒読み)」






イムピョンが
ぴゅぐるむい♪といいながらこちらを見てきた。


リンゴ
「なでなで...
イムピョンは今日もふにふにだねー♪」


ふにふにしたイムピョンの頭を撫でると、

ふみゅるー★と可愛らしい声をだして甘えてくる。

可愛すぎる...!



 
モモの彼氏さんのフョードルさんも。
ありがとうございます。
(仲良しじゃないけど顔だしてくれるんだね。優しいな)

フョードルさんの頭はふにふにでしょうか?
とんがってるからトゲトゲしてるんでしょうか?
 

 
ってあれ?
 
さっききたのに。

 
リンゴ
「あれ、さっききてくれたような?気のせい?」
 
 
ティアゴ
「リンゴが泣くから、気になって...」
 

 
リンゴ
「陣痛のせいだよ。心配かけちゃってごめんね。大丈夫だよ」
 
 

 
ティアゴ
「..今はそういう事にしておこう」
 
リンゴの手を握りながら、ティアゴは瞼を閉じて呟いた。
 
 
ティアゴ
「明日、酒場でご飯でもどう?出産祝いにご飯奢るから一緒に食べよう?」
 
ティアゴなりの励ましに、リンゴは弱々しく微笑んだ。
 
リンゴ「ありがとう...」
 


 
アスセナちゃんもきてくれました。
 

 
陛下も孫の誕生を今か今かと待ちわびている。
 
 
そこにアルタちゃんがやってきた。

 
まさか

 
ちょっとまって、なんでわざわざ置いていくのw
気になる気になる..

 
ラナちゃんもきてくれた。
スクショはのせてないけと、バーニスちゃんやローデリックもきてくれた。
 
 
いよいよ出産の時

 
 

 
 
長い長い12日
 
待望の、未来の王となる後継の誕生でした。
 

 
青い瞳の金髪の女の子でした。

 
 
名前は、セシリアと名付けました。
 


 
 
この子の誕生日がやってくるたび、
 
きっとこの日の朝と、同じ誕生日のあの女性のことを私は思い出すことでしょう。
 
あんなことがなければ、
陣痛の苦しみとも全てはこの子に会うためだと割り切れるのに、
 
なんの希望もない痛みでしかなかった。
 
 

 
でも
 
この子の未来のために、
 
私は心を凍らせなければならないのでしょう。
 
 
私はヴェルンヘルのことを責める権利はないのですから..
 


 
憂鬱な気持ちでいると、カトリーンさんが訪ねてきた。
 
カトリーン
「リンゴちゃん、出産おめでとう。可愛い赤ちゃんね」
 
リンゴ「ありがとうございます」
 
カトリーン
「お祝いに香水持ってきたの。使ってみない?」
 
リンゴ「いいの??さっそくつけてみるね」
 

 
カトリーン
「はい、いい香り♪
似合ってるんじゃない?」
 
カトリーンさんのやさしさと、香水のいい香りに癒される。
 

 
またアルフォンソ君がきてくれた。
 
アルフォンソ
「出産おめでとう!これ、プレゼントだよ。星空の砂」
 
 
リンゴ
「うわあ、綺麗。ありがとう。大切にするね」
 
 

 
アルフォンソ
「喜んでもらえてよかった」
 
励ましにもきてくれて、出産後に星空の砂のプレゼントとは... 
 
享楽的な性格は優しさマイナスらしいけどアルフォンソ君からはそんなものは微塵にも感じない
 
リンゴ(心の中もイケメン..)


 
アルタちゃんが置いていったものはというと
 
知らん男がどさくさに紛れて持っていった。
 
 
夜中に他人の家に上がりこんで物を持っていくとはいい度胸じゃないか!

 
犯人の顔をみると
 
糸目だった...
 
 
我が国では絶滅危惧種に指定されるかもしれない糸目キャラ...
 
亡きアドルファスも糸目だったけど、その後糸目キャラは友人にいない気が..
アドルファス、騎士隊なのに銃持ちでそれをいじってたらなんだかんだ愛着が湧いてお気に入りキャラでした。そもそもアドルファスは山岳の第二子のくせに銃持ちで騎士隊入りってツッコミどころの多い奴でしたw斧じゃないのかよww
 
リンゴ
(糸目なら仕方ない、見逃してあげよう)
 
 
 
 
 
 
夜、赤ん坊の声が家の中から聞こえてきて、ティアゴは安堵して自宅の方に向かって歩き出した。
 
ちょうど探索帰りらしいセシィーとバッタリと会った。
 
セシィー
「おつかれさまー」
 
ティアゴ
「お疲れ様です。ちゃんと約束通り顔出してきましたよ。二回も」
 
セシィー
「あはは、二回も!一匹狼のティアゴさんがそんなにきてくれたらリンゴちゃんびっくりしてたでしょ」

人の良さそうな笑みをセシィーは浮かべた。
 

ティアゴ
「…若干驚いていましたね……まあ、あんなことがあった後だから話し相手がいた方が気が紛れるみたいでしたよ」
 

セシィー
「リンゴちゃん、ティアゴさんに話たんだ」
 
笑みが消えて、セシィーは沈んだ声になる。


ティアゴ
「ざっくりとですけど」

ティアゴはというと横目でセシィーの表情を観察しながら普段と変わらない様子だ。

 
セシィー
「そうなんだ..出産の前日の夜から女の子を寝室に連れ込むなんて、殿下ひどいよね...私言葉を失うくらいビックリしちゃった..」

そこまで聞いて、ティアゴが固まった。


 
ティアゴ
「・・・・・」
 

セシィー
「・・・導師?」

固まって動かないティアゴの顔を覗き込む。

 
ティアゴ
「それって、殿下が浮気してたってこと?」
 


セシィー
「リンゴちゃんに問い詰められた女の子の話ではそうみたい。..やっちゃったって問いに頷いてたし、キスや抱き合う以上のことをしたって更に聞いたら..そうだって」

 
ティアゴ(朝から修羅場..)

ティアゴは思わず大きなため息をついた。

 
セシィー
「あれ?リンゴちゃんから聞いてるんだよね?」
 
ざっくり話を聞いた、というには把握してないなとセシィーは訝しげな視線をティアゴに向ける。

ティアゴ
「それは、嘘です。すみません」
 
あっさり嘘だと告白すると、セシィーは目を丸くさせた。
 
セシィー「嘘?!」
 
ティアゴ
「リンゴは何も言わないけど、明らかに様子がおかしいし、陣痛のせいにしてるけど俺の顔みたら泣いてたし..それでセシィーさんをひっかけてみました」

悪びれた様子もなく淡々と説明する。

 
セシィー
「リンゴちゃんがティアゴさんを策士だと言う理由がよーく分かったよ!年上を騙してー」
 
セシィーはぷんぷん怒ったかと思えば、すぐに表情を暗くさせた。
 
「そっか、リンゴちゃん、泣いてたんだ..」
 

ティアゴ
「・・・」


セシィー
「・・・・そういえば、おとといくらいに殿下が夜中に旅人の女の人のところにいたみたい...酒場行ったら、部屋から出てくるの見ちゃったの..」


ティアゴ
「・・一度殴ったほうがよさそうだな..」

声に怒りが滲んでいた。


セシィー
「導師が手出しちゃだめだよ?リンゴちゃんと仲良いの知ってるから丁度いい理由にされて投獄されるよ」


ティアゴ「冗談にならなそう..」


話していると、エドモンドが現れた。セシィーを迎えてきたようだ。

ティアゴ
「旦那さんが迎えにきてくれたみたいですね。セシィーさんのところは相変わらず仲が良いことで」

セシィー
「えへへ、そうでもあるけどね!」

セシィーは嬉しそうな笑顔をみせて、エドモンドと帰って行った。










あとがき

気づくと12日だけで、3記事使っていました...

前にも少し書いたのですが家族が入院してしまった関係でなかなか時間がとれなくなっています。

気分が沈んでいるのでブログを書いていても思うように書けなかったり。
ただでさえ、明るい話じゃないのにww
皆さんのブログを拝見する方に時間を使っている感じになっています。

モンハンも、シムズも、ファイナルファンタジーもやりたいなぁ。やりたいこと多すぎだ..





未来の女王、セシリアの誕生のお話。


リンゴの次はこの子に引き継ぎを決めています。

セシリアの次は国民をやるか、山岳に嫁ぎたいなと大まかなことを考えています。山岳はまだやったことがないのと、体験服のためです。

Switch版は、体験服の解禁は、その所属した所の長になるのが条件なんです。

騎士隊は、騎士隊長。魔銃師会は、導師、国王の体験版は、国王になることが条件。


私は騎士隊と農業管理官の体験服のみ解禁されています。

ほかのエルネアのブログを拝見していると、山岳はファミリーの絆とか仲間ーというかんじがして人と人の繋がりをすごく感じていいなー!と思っています。

山岳兵いいなー!!

ピッツァも焼けるし(多分1番重要なのはココ)



あともう一つ..

スマホ版を別の任天堂アカウントにインポートして
少しプレイしています。


203年、リンゴが産まれた年。

前年度に隊長はかったるからまだやりたくないと八百長をしてアドルファスに負けたので、副隊長のリリーでのプレイです。ジェレマイアもまだ国民だしまだバーニーとユズは結婚してないし、なんだかタイムスリップしたみたいで面白いです。

リリーでティアゴとエドモンドを強化しつつ、リリーを隊長にして体験服を解禁したら、パスワードでリンゴをプレイキャラにしてティアゴにアタックする..という予定です。これだと浮気じゃないしねww

強化でしたら年齢が若くてそこそこレベルが上がったティアゴのパスワードを公開できると思います。

昨日の時点で203年17日くらいなのでもう少々お待ちください。

この話については、番外編か、ツイッターアカウントを作るかで何かしら形にしたいと思っています。