任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
本編は少しくらーい感じに突入していきます。
10日。
マキシムさんにお守りを渡すために朝一で彼のもとを訪れると
悲しい食卓を目撃してしまった。
マキシムさんの奥様は亡くなり、子供はみんな結婚して巣立っていた。
といってもここがくらーいところではありません。悲しい光景ですが..
寂しげなマキシムに声をかける。
お守りも。
マキシムさん、よろしくお願いします!!
銃持ちを抑えて下さい!!
チャレンジダンジョンでコンスタンスとフェリックスの支援。
二人の仲人も。
装備を斧に持ち替えて、トラップ以外のダメージはリンゴが庇う!
二人は私が守ります!
セシィーさんのついでにローデリックさんも守る!
11日
禁断の遺跡に入ると、ティアゴが気怠そうに壁にもたれかかりながら待機していた。
ティアゴ
「.....出産間近なのに禁断の遺跡に潜って大丈夫?」
リンゴ
「大丈夫だよ!ふーん、そんなこと言って私の探索ポイントが増える阻止したいんでしょう?」
ティアゴ
「いつか俺が言った台詞だね..無理しないでね」
ここでミスに気づいた。
禁断の遺跡に潜るというのに装備が昨日のまま、斧だった。
ティアゴ
「・・リンゴは前に出なくていい。下がってて」
装備を間違えたリンゴに嫌な顔一つせず、ティアゴは全力で応戦した。
体力は余裕のティアゴ、もはや風前の灯のリンゴ。
ただ不運が重なったのか、斧ではやはり不利だったのか..
しかも間違えて庇うスキル発動させるし、ミスもありギリギリでのエリアクリアとなった。
ティアゴ「大丈夫?」
リンゴ「うん...なんとか」
珍しくヘロヘロのリンゴに流石にティアゴは心配そうに回復薬を使って介抱してくれた。
しゃがんで消耗した体力を回復するため休んでいるリンゴを上から見下ろしていたティアゴは一瞬、リンゴに手を伸ばしかけて慌てて引っ込めた。
ティアゴ(..妊婦に手を出したらダメだよな..)
リンゴ「ティアゴ君、怒らないんだね」
ティアゴ
「怒るってなにを?」
引っ込めた手に気づかれないようにポケットに手を突っ込んだ。
リンゴ
「装備間違えてダンジョンきちゃったこと」
ティアゴ
「・・危ない目に遭ってほしくはないけど..俺が弱い間フォローしてくれてたのはリンゴだろ?今度は俺がフォローする番だって思っただけ」
ダンジョンを出るとまだ時間がある。
ボルフィドの苗木が欲しいからもう一度潜ろうと、ダンジョンに誘ってみる。
ティアゴ
「さっきあんなにヘトヘトになってたのにまた入るの?もう今日はやめておいた方が..」
リンゴ
「明日は夕方から探索できなくなるの!だから今日は夜までダンジョンに潜るって決めてるの!」
ティアゴ
「明日が出産か..分かった、心配だし一緒にいくよ」
セシィーもいたので声をかけて三人で禁断の遺跡に。
セシィー
「そっかぁ、リンゴちゃん明日出産なんだねー!私も楽しみだなぁ。未来の国王様の誕生かぁ」
リンゴ
「出産って痛そうですね、今から怖いなぁ」
セシィー
「リンゴちゃんなら大丈夫だよ、明日、美味しいスープ差し入れするね」
リンゴ「ありがとうございます♪」
無事にダンジョンをクリアして
目的のものもゲット!
これは奏士さんのミッションで必要なのです。
ヤーノ市場で、ダンジョンで消費した消費アイテムを買い込んだり、
明日は試合があるんだっけ?と確認に行ったり、
酒場のデイリーミッションをやったり
そうしているとあっという間に時間が経ってしまった。
夜遅く帰るリンゴも、よくないと思うし、もう少し早く帰る努力は必要だったとは思う。
しかし仕事でダンジョンにこもり、ダンジョンで使うアイテムを買いにいったりと遊んでいたわけではない。
だから
家に帰って、
二階に上がったリンゴの目の前の光景にリンゴが愕然としてしまったのは
仕方ないことではないだろうか。
時刻は夜4刻。
なぜ、こんな時間に、女性が上がりこんでいるのだろう。
しかも寝室に。
女性のほうが、ベット側に立っている。
言葉を失って、三人はその場に突っ立っていた。
王国アナウンスが、12日の朝と、リンゴの出産であることを伝えてくれる。
ヴェルンヘルは、気まずそうに視線を床のほうに向けていた。
あとがき
家に帰ったら、知らん女が上がりこんでいた。
動揺してスクショを撮るのが遅れてしまい、朝のものしかない状態です..
(この女、朝まで人の家の寝室にいた)
プレイヤーは、2日くらいエルネアから離れるほど、いやーな気分になりました...
初代シルピア
2代目リリー
3代目リンゴ
4代目 未来の国王の予定
この中で、1番哀れなのは、リンゴに違いないと思う...