長崎・五島列島教会巡りのひとり旅
急な思いつきで一人で行きましたが
かなり充実した旅になりました。
思い出しながら書いてます。
いよいよ世界遺産の教会巡り編です
世界の宗教史上に残る劇的な「信徒発見」の舞台
に行きまーす！
今回の世界遺産ツアーでいただいた本
「長崎の世界遺産巡り」です。
この本を見て復習しながら書いています
わかりやすくてオススメです。
天候不良で楽しみにしていた
軍艦島クルーズが欠航に
なるという悲劇で予定を変更して
出島観光するも
寒さと胃痛と不安で
全然楽しくないという
最悪の状況になり
ひとまず荷物を預けていた
ホテルに戻り、着替えて
暖かくして仕切り直そうと
大浦天主堂徒歩1分にある
ANAクラウンプラザホテルに
路面電車で戻りました。
本当に便利な路面電車
大浦天主堂に行くなら
絶対におすすめのホテルです。
路面電車の電停もすぐなのでアクセス良し
ヒートテック２枚重ね
裏起毛のパーカー
貼るホカロン
を装備して仕切り直しです
ホテルの横の坂道を登ります。
坂道の両側にはカステラ屋さん
おみやげ物屋さんがたくさんあります
修学旅行生らしき学生さんの姿も
登って行くと
大浦天主堂に到着しました
振り返ると別の教会があります。
大浦教会です。
おおお！今回初のマリア様です
私の機嫌も少し戻りました
そして大浦天主堂です
ここの売店も楽しみだったんです。
おメダイや聖品を買いたくて
どこにあるんだろ
あった！
んん？またしても・・・
本日都合により
臨時閉店いたします
だなんて本当にツイテナイ
今回の旅は失敗なんだろうか
気を取り直して
入館料500円を払い進みます。
まず目に入ったのが
信徒発見のレリーフです
信徒発見
ご存知ない方のために
簡単に説明しますね
キリスト教禁教期の17〜19世紀の
日本において、表向きには
仏教徒を装い、代々信仰を続けていた
潜伏キリシタンがいました
黒船の来航で安政の開国が
実現すると多くの外国人が日本に集まりました
大浦天主堂は外国人用の教会として誕生
フランス寺と呼ばれていました
1865年3月17日聖堂内で祈る
プディジャン神父に
女性達が歩み寄り
「ワタシノムネ、アナタトオナジ」
と自分たちの信仰を告白しました
これが世界宗教史上の奇跡
「信徒発見」です
そしてプティジャン司教像もあります
一番右側がそうです。
真ん中は韓国からの碑
左は教皇ヨハネパウロ2世です
そしていよいよ大浦天主堂です
うわーー！
よーく見ると
マリア像があります
これは日本之聖母像と言い
「日本に数多くの潜伏キリシタンたちがいた」
というニュースが世界に広まり
フランスから記念として贈られた
ものなんだそうです
日本の教会ははじめから聖母のご保護の下に
ありましたという想いから命名されたそうです
お優しそうな顔ですね
天主堂敷地内には
キリシタン博物館もあり
信徒発見に関する展示や
日本のキリスト史に関する展示が
たくさんあり学ぶ事ができます。
大浦天主堂は信徒発見と
もう一つ歴史的な出来事と関わりがあります
大浦天主堂は、
正式名「日本二十六聖殉教者聖堂」
と言います。
豊臣秀吉のキリシタン禁教令によって捕縛され
1597年2月5日長崎西坂の丘で処刑された26人
1862年にその26人の殉教者たちが聖人に
列せられたのを受け
捧げられた教会なのだそうです
殉教の地 西坂に向けて建てられています
もっともっと歴史について学びたくなり
五島列島への期待が高まります。
最後までご覧いただきありがとうございます。
まだまだ続きます
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