銀之丞の誕生日2020——ギャートルズ風ステーキと幻の?フレッシュホワイトピーチパイアラモード | COCOのおいしい話

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*Ginnojo's Birthday Dinner 2020*

 

しばらくご無沙汰をしてしまいましたが、お元気でお過ごしでしょうか?

 

今月、急遽家の二階のカーペットを木の床に張り替える工事が入ったりしてバタバタしておりましたが…変わりなく元気に生活出来ています。

 

 

唐突ですが、一昨日の金曜日は夫銀之丞のバースデーケーキでした。

 

丁度去年の今頃訪れたナパバレーのオーベルジュがとても素敵で、「都合がつけば、来年もここでお祝いしたいね」と話していたのですが…こういう事情ですから仕方ありません。

 

特に物欲もない夫ですから、私に出来るお祝いと言ったらササヤカなディナーを整えることくらい。

 

毎年夫の誕生日にはジャスミン(私の双子の姉でDC在住です)がプレゼントを贈ってくれるのですが、最近は食いしん坊の私たち夫婦に合わせて、おいしい食材を選んでくれることが多いです。

 

ロブスター…を以前何度か送ってくれたこともあったのですが…先月、あんな目(→「ロブスターの行方?——本番アニバーサリーディナー2020」)に会ったばかりですので…。

 

 

 

「今回は違うものがいいよね」と言って、贈ってくれたのがこちら。

 

 

*Gift from Jasmine (American Wagyu Dry Aged Tomahawk Rib Steak and Filet Mignon from Snake River Farms)

 

スネークリバーファームのアメリカン和牛のドライエイジド・トマホークステーキ(骨つきのリブアイ)。

 

無事、予定通りの25日に届きました(姉も私も、ものすご〜く気をもみましたあせる)。

 

小さい方はフィレで、これはお店からのオマケ(2つもらいましたがこの日は一つだけ料理しました)で、冷凍された状態で届いたので色が違います(予定日より一日遅れて26日に届きましたが、無事、凍ったままでした。^^;ドキドキ…)。

 

この「トマホーク」、写真だと大きさが分からないと思うので、夫に正に「手斧」風に握ってもらいました。

 

 

 

 

お姉様、奮発して下さったのですね(ホントにどうもありがとう〜ラブラブ)。

 

お礼かたがた、この写真を姉に送ったら「すごい!ギャートルズみたい!!」

 

ハイ、焼き上げたらホントにギャートルズ!(…と言っても、私実際のアニメは見たことがなくて…有名なあのお肉は、マンモスだったのかな?)。

 

 

 

 

ホネがいい感じのハンドルになってますが、モチロン、ここを握ってかじりつく訳ではなくて…。

 

厚めに切り分けて、フィレと取り混ぜて盛り付けました。

 

 

*Steak Plate with Boiled Asparagus, Baked Potato, Carrot Rapé, and Grated Daikon Root

 

あ、ステーキはバースデーボーイ自ら腕をふるってくれました(私は夫ほど上手に焼ける自信がありません)。

 

大きな分厚いトマホークは、オーブンのブロイラー設定で片面7分ずつ焼いたのだそうです。
 
小さなフィレは片面3分半ずつ。
 
切って見たらミディアムレア…よりはちょっとレア寄りの仕上がりでしたが、二人とも、このくらいが好みです。
 
 

 

 

一番左が半分に切ったフィレミニョン、後の二切れがトマホークですが、これくらいが私には適量…より、ちょっと多めだったでしょうか。

 

夫は私より一切れくらい多く食べましたが、それでもトマホークは優に半分は残っています…十分、もう一回分の夕食になりますね。^^

 

付け合わせはステーキハウス風に、茹でたアスパラガスとベイクトポテト(夫がたっぷりのバター汗と塩、胡椒で味付けしてくれました)。

 

ちょっとさっぱりしたものも欲しいかな、とレーズンとぶどう入りのキャロットラペも。

 

チャイブを散らした白いカタマリは大根おろしです。

 

焼く前に軽く塩、こしょうを振っただけのステーキを、大根おろし、柚子胡椒、お醤油を組み合わせて食べるのが、最近夫と私のお気に入りなのです。

 

柔らかなフィレ肉ももちろん美味しかったのですが、やはり旨味の濃さで言ったらドライエイジドのリブアイでしょうか…?

 

銀之丞は「どっちもすごく美味しい!!」とひたすら感動していたようでした。

 

ワインはガーギッチヒルズのカベルネソーヴィニョン。

 

 

 

 

去年、このワイナリーを訪れた時の感動を思い出しながら味わいました(このワインはこちらのスーパーでこの日に買って来たものですが)。

 

おいしいお肉を心ゆくまで味わおうと、ディナーはアミューズも前菜もなしのワンプレートにしてしまいましたが、デザートは夫にリクエストを聞いて作りました。

 

銀之丞の(私も)好物の、白桃とホワイトネクタリンのパイです。

 

パイは焼きたてが美味しいのであまり残らないように、片手を広げたくらいのサイズの小さな型で焼きました。

 

 

*Fresh White Peach and Nectarine Pie

 

先月、私の思い出のピーチパイの話をアップして(→「真夏日の食べ物——『いつもの』冷やし中華と『昭和の』イチゴと『崇高な』出来立てアイスクリーム」)、ピーチパイ作りへの情熱が再燃したところだった私。

 

 

待ちに待った、桃のシーズン到来です!

 

フィリングは、皮をむいて8つにくし切りにした白桃とホワイトネクタリンに、アメリカ風にお砂糖とレモン汁、コーンスターチをまぶしたもの。

 

夫の好みに合わせて、パイの表面には卵白を塗り、たっぷり目にグラニュー糖をふりかけて焼きあげました。


そしてやっぱり「ピーチパイはア・ラ・モードじゃなきゃ」。

 

メインディッシュは夫に担当してもらったので、アイスクリームは作りたてを食べてもらおうと、準備しておいたカスタードを夕食後にアイスクリームマシンにかけて…。

 

 

*Fresh White Peach Pie à la Mode with Homemade Vanilla Ice Cream

 

音譜「🎵Happy Birthday Dear Ginnojo〜♪」クラッカー

 

あれっ、断面がよく見えなかったかな^^。

 

 

 

 

とろりとした蜜をまとった白桃にパリッとしたパイ皮、出来立てふわふわの、冷たすぎないバニラアイスクリーム…!

 

風貌は、記憶の中の、あの「フレッシュホワイトピーチパイ ア・ラ・モード」に近いです。

 

味の方は…残念ながら私はお腹がいっぱいで、夫のを一口味見しただけだったので、思い出に匹敵するほどの出来だったのかどうかはわかりませんでしたが。

 

夫は「これまでの人生で食べた中で、一番美味しいデザートだ!」と言って喜んでくれました。

 

 

この日の朝、休みを取っていた銀之丞に「お誕生日だから何かしたいことは?」と聞いたところ…。

 

「近くでいいから国定公園にちょっとだけハイキングに行きたい」。

 

(夫は最近はあまり出掛けませんが、キャンピングやハイキング、フィッシングが大好きな山男なのです。)

 

パイ生地を仕込んだ後、車で15分ほどのところにある山(?とにかく丘陵地)まで行って、山道を、ホンの入り口だけでしたが、結構な上り坂&下り坂を、30〜40分程歩いて来たところだったので。

 

帰ってから立ちっぱなしでパイとアイスクリーム、ステーキの付け合わせを作ったら正直、かなりくたびれました。

 

でも、銀之丞の喜ぶ笑顔を見ていたら、足のダルさも吹っ飛んでしまいました。

 

(夜はふくらはぎが張って、なかなか寝付けないほどでしたが。)

 

 

おめでとう、銀之丞。

 

これからも元気で…いるために、二人でダイエット頑張りましょうね。

 

明日から。

 

 

…と、変わりばえのないオチでごめんなさい。

 

また会う日まで、どうぞお元気でお過ごしください。

 

 

 

 

 

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