フェイスカバー着用命令と外食産業支援ー意外な物が売り切れでしたー | COCOのおいしい話

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* Worker Protection Order *

 

一昨日、ロサンゼルス市長より、10日金曜日の午前0時1分より,日常生活に必要不可欠とされている業種で働く者及びその顧客は,フェイスカバー(マスク等)を着用しなければならない、という命令(Worker Protection Order)が出されました。

 

つまり、スーパーやドラッグストア、レストラン(今は持ち帰りのみの営業になっています)では、お店の人もお客側も、みんな鼻と口を覆っていなければいけないのだそうです。

 

市販のマスクである必要はなく、バンダナの様な大き目の布でもOK。

 

アメリカ人はマスクを着ける習慣がないので(顔を隠す=良からぬ事をしようとしている、と思われるらしく、着けてるとものすごく注目を集めて警戒されます)、私も今までマスクを買おうと思ったこともなく、よって売り場を探したこともないのですが…きっともうドラッグストア等の小売店では手に入りませんね。

 

ネットで見ても品薄で、粗悪品が出回って問題になっているようでした。

 

でも、我が家には10枚ほど使い捨てマスクのストックがあったんです、ありがたいことに!

 

一昨年だったかその前だったか、LAがひどい山火事に見舞われて空気の状態が悪くなった時に、姉が日本から持ち帰ったというマスクを(確かSARS流行時に日本に帰国していて買ったとかだったかな?)分けてくれたんです。

 

マスクでは自分への感染を防ぐことはできないそうですが、もし自分が罹っていた場合、他人への感染をある程度防ぐことは出来ますものね。

 

先週末スーパーへ買い物に行く際も、念のために夫にもマスクをしてもらって出かけたのですが…。

 

メガネが曇ると言って、マスクを鼻の下までずり下げて着用する銀之丞…まあ、喋る時唾液が飛ぶのは防げている…のカナ?

 

お店の人もお客さんも、マスクやバンダナ(これだと昔のマンガの銀行強盗とかギャングみたいで、ちょっと笑ってしまうんです)をつけている人が多かったです。

 

ちなみに、この時は並ばずに、普通に店内に入れました…自宅待機命令が出たので、みんな必ずしも週末に買い物をする必要がなくなったのと、買いだめパニックが落ち着いたせいでしょうか。

 

トイレットペーパーは、ブランドを問わなければ買えました。

 

でも、意外だったのは小麦粉やイーストが売り切れだったこと。

 

夫が「シナモンロールを焼きたくなった」と言うので(たまに気が向くと焼いてくれます→「ベイクトチーズケーキの思い出とパンダ付き?スイート♡バレンタイン」)イースト菌を買おうと売り場に行ったところ、棚がガラガラで。

 

みんな家にいるようになって、ベーキングに目覚めたようで…考えることは同じということでしょうか。

 

レジでは、店員さんとこちら側の間に、プラスティックの透明な板の仕切りがセットしてありました。

 

 

自宅待機命令が出てから3週間。

 

仙台の母は「アンタ達の大好きな外食ができなくなるじゃない、大丈夫?」なんて冗談めかして心配してくれていたのですが、元から家にいることの多い私、さほど影響を感じることもないだろうと思っていたのです。

 

が。

 

いつもよりちょっとおめかしをして、ショッピングやランチ、ディナーに出掛ける。

 

これって私の暮らしの中の大きな楽しみだったんだなあ、ということをしみじみ感じています。

 

 

地元の飲食店を応援しようという活動も広まっていますが、私たちもいつもは外で食べることが多かったイタリアンや韓国料理を、ウーバーイーツやデリバリーで頼んでいます。

 

近所のイタリアンレストラン「OlivA」は、メニューの種類や味は好みなのですが、店内はテーブル同士が近すぎて、また子供連れも多いので、大声を張り上げないと相手の声が聞こえなかったりして…足が遠のいていました。

 

デリバリーならゆっくり、静かに楽しめます。

 

 

前菜にはフライド・カラマリ(イカの唐揚げ)を。

 

 

Clamari Fritti from "OlivA"

 

車で5、6分のところにあるレストランなので、フライもまだ温かくサクサクでした。

 

私はこの軽い衣の塩味のフリットが大好きで、レストランのメニューで見かけるとついつい頼んでしまうので…銀之丞は飽き気味かもしれません^^;。

 

中にサツマイモの唐揚げが混じっていて、これも美味しかったです。

 

シャルドネと合わせるとついつい進んでしまうのが困りもの…家だと、多少フラつくくらい飲んでも(私の場合、一杯半が限度です…ヤスアガリ…)大丈夫なので。(^∨^;)

 

 

 

 

ぴょんと飛んだカエルのラベルが可愛い、ナパバレーのフロッグズ・リープ。

 

コクがあるのでフライにぴったりでした。

 

メインはオーソブッコ…本当は仔牛のすね肉の輪切りで作るものですが、ここのお店は仔羊の、輪切りにしていないすね肉なので…これは厳密にはオーソブッコではないっむかっ(オーソ=骨、ブッコ=穴、ですので)。

 

これじゃあ楽しみの骨髄が味わえないよ…とちょっとがっかりしたら、細い骨の中に若干入っていました音譜

 

ブロッコリーと、ポテトのローズマリー焼きが付け合わせについて来ました。

 

銀之丞の好物のほうれん草のソテーも頼んで。

 

 

Lamb Ossobuco and Terrina di Melanzane from "OlivA"

 

手前中央が仔羊、右はエッグプラント・パマジャン(ナスとトマトソースとチーズの重ね焼き)です。

 

仔羊も美味しかったのですが、やはり仔牛のお肉と比べるとクセがありますね。

 

ホンモノのオッソブーコが食べたくなってしまいました…仔牛肉がスーパーにあったら、明日買って来よう(私が作るとこんな感じになります→「いつもと少し違うんです-オッソブーコ・アッラ・ミラネーゼ」)。

 

 

例年ですと、今頃の季節は夏日が多くなるんですが、今年は最高気温が10台で、しかも毎日のように雨。

 

煮込み料理にはちょうどいいお天気です。

 

 

オマケ。

 

 

 

 

夫が去年から毎朝ゴハンをあげるようになったリオちゃん(夫が勝手に命名しました)、推定1歳、♀。

 

全くの野良ちゃんで、最初は私たちの姿を認めるが早いか、ビュッと逃げて行っちゃってたんですが。

 

今はこんな風に庭先でくつろいでいたり、軒下で雨宿りをしていたり…少〜し慣れて来たみたいです。

 

でも、パティオのドアを開けるとやっぱり逃げてしまって、夫でも半径1m以内には近づけないそうです。

 
それでも毎朝「リオは待っているかな〜?」と嬉しそうにゴハンを上げ続ける銀之丞。
 
「コロナはネコ科の動物はかかるらしいから、リオは人間との距離を保ってるんだ、賢明だよ!」
 
( ̄▽ ̄;)ソウデスカ…
 
 
とにかく今はコロナが消えるまで頑張るしかないですね。

 

 

 

 

 

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