記録的な寒さが全米を襲っているそうです。
どういうんでしょうね、最高気温が20℃台後半になる日が続いたので掛け布団を薄手の物に替えた途端、また冬並みの寒さに逆戻りというのは…。
皆様はお元気でいらっしゃいますか。
今更ですが、まずバレンタインのお話を少し。
去年のクリスマスから累積しているホリデーファットの昇華もままならぬうちに^^;迎えた14日は、今年は土曜日でしたね。
我が家では、毎朝夫がラテを淹れてくれて一日が始まるのですが、週末はそれにクロワッサンやクッキー、チョコレート等を添えてベッドで楽しむのが習慣になっています。
この日は私が前日に作っておいた生チョコレートと、夫がこの前の週末に焼いておいてくれたピーカンロールで「Happy Valentine♡」。
私が生チョコを切ってベッドルームに戻ると。
パンダちゃんが待っていてくれました。
このパンダが抱えているハート形のクッションの真ん中を押すと。
「I Love You, I Love You」とご丁寧に2度繰り返して言ってくれます。
私、動物のパンダは普通に好きなんですが、長じてからは部屋にぬいぐるみを置く趣味はなくなっていまして…。
でもせっかくの夫からの贈り物ですし、白目がラメラメの大きな目も見慣れたら可愛く思えて来たので(最初はちょっとコワかった^^;)、今はベッドルームのロッキングチェアの上がこのコの定位置になっています。
さて、「ピーカンロール」とはピーカンナッツ(くるみに似ていますが苦味はなく、軽めの食感です)をたっぷり巻き込んだシナモンロールです。
*Pecan Roll
ブラウンシュガーのグレーズがかかったしっとりした生地からはシナモンとバターの香りがふわんと漂って、芳ばしいナッツはさくさくぽくぽくした歯ごたえで。
ああ、朝からこんなにシアワセでいいのかしら…。
齧りながら「あと800g」(私の理想体重までの遠い道のりです)の文字が目の前にチラつきましたが、ここまで来たら「毒を食らわば皿まで」ですわ。
バターたっぷり、夢みる口溶けの生チョコレートです(ちょっとヤケ!?)。
Homemade Chocolate Truffle
ココアパウダーがまぶしてあるのはプレーン、粉砂糖の方はラムレーズン入りです。
以前作り方をアップしました。→「必殺必勝?♡生チョコトリュフ」
関連記事です。→「タラのエスカロップ風&ハムとジャガイモのクリームグラタンとバレンタインの生チョコレート」
夫と出逢ってから間もない最初のバレンタインに、夫が作ってプレゼントしてくれて以来、私の大好物になっている生チョコなのです。
今回はチョコレートはセミスイートとミルクを半々にして、更に蜂蜜を大さじ1杯ほど加えて「くちっ」とした歯ごたえを出してみました。
冷蔵庫にこの生チョコがあると思うと思わず顔がニンマリしてしまうのですが、ダイエットは一進一退…どころか、「二歩進んで三歩下がる」状態なのは言うまでもありません。
そして、お待たせいたしました。
前回アップした(→「イチゴとシャンパンのおいしい共演—スーパーボウルと記念日ディナーとオマケのチーズケーキ」)、「ベークトチーズケーキ二女高風」のレシピです。
*Plain Baked Cheesecake
メキメキバリバリと激しくヒビが入っておりますが、フィリングを作る時、材料を急いで泡立て器で混ぜると生地が膨らみ過ぎてこういう結果になりますのでご注意を(泣笑)。
こうならないためにはスプーンや木べらを使うか、泡立て器を使う場合もなるべく静かに混ぜるようにして下さい。
ベークトチーズケーキ二女高風
<材料(直径22cmのタルト型1台分)>
*タルト生地
・無塩バター 80g
・砂糖 50g
・卵黄 1個分
・小麦粉 120g
*フィリング
・クリームチーズ 225g
・生クリーム 180cc
・卵 2個
・砂糖 80g
・バニラエッセンス 少々
<作り方>
*タルト生地
1 バターを練ってクリーム状にします。
2 1に砂糖を加えて混ぜ、更に卵黄を加えてよく混ぜます。
3 2にふるった小麦粉を加えて混ぜたらひとまとめにしてラップに包み、冷蔵庫で20~30分休ませます。
4 麺棒で2~3mmの厚さにのし、タルト型に敷き込みます。
*フィリング
1 大きめのボールにクリームチーズを入れ、練ってクリーム状にします。
2 1の中に生クリームを少しずつ入れてよく混ぜます。
3 別のボールに卵をとき、砂糖を加えてよく混ぜます。
4 2のボールに3の卵液を3回位に分けて入れてよく混ぜ、バニラエッセンスを加えます。
5 タルト生地を敷いたタルト型に4を静かに流し入れ、170~180℃(350℉)に温めたオーブンの下段で35~40分程焼きます。
6 フィリングに焦げ目が付かなければ上段に移して更に少し焼きます。
☆クリームチーズの分量は200gでも問題なく作れます。
☆昭和のレシピですので^^、少し甘めかもしれません。
☆フィリングにはレモン汁少々を入れると味がしまります。
高校の文化祭で、私が所属していた「調理同好会」が模擬店でチーズケーキを出そうということになった時、顧問だった家庭科の講師、ミズ・ニシハラが教えて下さったレシピです。
その時点で既に古いレシピだったらしく、オーブンの設定は温度ではなく「中火の」下段で40分、となっていました。
またクリームチーズは「フィラデルフィア」と指定されていたので、もしかしたらクリームチーズのパッケージにでも書いてあったレシピが元だったのかもしれません。
プレーンで食べると懐かしい高校時代を思い出しますが、最近はアレンジして作ることの方が多いです。
こちらは溶かしたチョコレート80gに生クリーム50ccを加えて混ぜた物を流したマーブルチーズケーキ。
*Marble Cheesecake
チョコレートが入る分チーズフィリングのお砂糖は20g程減らし、ブランデーかラム酒を少々加えて焼くことにしています。
カロリーの高いチーズケーキに更にチョコレートとアルコールをプラス!…いえいえ、毒を食らわば…(笑)…別名「毒皿ケーキ」とでも呼びましょうか。
そしてこちらは砂糖煮にしたさくらんぼを入れて焼いたもの。
*Cherry Cheesecake
ありそうでなかった(私が知らなかっただけなのかもしれませんけど)このコンビ、去年初めて作ってみたのですが、とってもおいしいのです~。
実は「チーズケーキ」と「さくらんぼ」は、ずっと以前から私にとっては切っても切れない物だったのです。
というのは…。
子供の頃読んだ漫画に出て来た「チーズケーキ」に、さくらんぼが乗っていたからです。
志摩ようこ著「空色エプロンにあう人」より(講談社刊「愛の賛歌をあなたに」収録)
ケーキ屋さんで見る「チーズケーキ」は、いつも切りっぱなしの地味な外見だったので、この絵のかわいいケーキに憧れが募りました(笑)。
今はどうなんでしょう?…レアチーズケーキにはクリームやベリー等のデコレーションがしてありますが、ベークトチーズケーキにはせいぜいアプリコテがしてあるだけで、普通は何ものってませんよね?
確かに上に何もないと絵にならないかな…?
上の「ステキ!焼きたてみたい」というセリフが刷り込まれたため、「焼きたてのチーズケーキを食べる」というのも幼い私の憧れというか、いつかやってみたい目標(?)となっていたのですが。
数年後、初めて自分で焼いたスフレタイプのチーズケーキを、焼きたての状態で食べてみて思い知ったこと。
「焼きたてのチーズケーキはおいしくない。」Ψ(ー◇ー;)
ほの温かい、ふわふわ、ほろほろの口当たりと甘い香りは楽しめますが、チーズも卵も味がバラバラで深みがなく、砂糖の甘さが舌に残るだけで…がっかりしてしまいました。
少なくとも1日、出来れば2日以上置いた方がチーズの風味が強くなって、味もまとまって来ておいしいですね。
ウウム、これは去年の写真なんですが、見ていたらモーレツに食べたくなって来ちゃいました…。
桃の節句がもうじきですが、私は既にさくらんぼの季節が待ち遠しいです。
花の便りも間近ですね…「花」には「粉」もくっついて来るわけですが。
どうぞ皆様もお元気で過ごされますように。
では、また。
きっと近いうちに。
♥ クリックしていただけると嬉しいです。(^∨^) ♥


