もう年の瀬だなぁという気分になります。ギャラリーここ!ふらここです。


ふらここでは、今までにギャラリーにいらしてくださった方々に向けて発送する年賀状と、年始の展覧会情報の発送準備に追われつつ『人生画家 安住孝史作品展』を開催中です。

今日もたくさんの方が、ふらここにいらしてくださいました。


今回の会期中は、安住さんが持ってきてくださった韃靼そば茶を電気ポットの中に入れて、いらしたくださった方々に暖かいお茶をふるまっているのですが、なかなか好評です。

年明けも寒い日が続きますし、年始の『むかしばなし』展でもスペースが残ればお茶を出せたらなぁと思います。

いよいよ『安住孝史作品展』も来週の月曜日で終了です。

あと2日ですが、ぜひ一度見に来てくださればと思います。


そして年賀状。

今年皆さんのお手元にお送りした年賀状は昨年に行った展覧会の絵が入っていたかと思いますが、今回はなかなかかわいい出来になっているのではないかと、ここぴぃは思っているのですが、みなさんがどのような反応をするのか楽しみでもあります。

年賀状は送る人のことも考えつつ、コメントを書いたりデザインを考えたりするのが一番の醍醐味なのかもしれませんねニコニコ


前回のブログ絵本タイトルは『まいごのねこざかな』 (渡辺有一:作・絵/フレーベル館)でした。

猫が魚に食われるというちょっとびっくりな設定から始まった「ねこざかな」シリーズですが、もう11冊といつの間にやらたくさんシリーズが出ているようです。

今回は猫と魚に分かれてしまい、猫が相棒の魚を探す話です。

今日はぽかぽか暖かです。ギャラリーここ!ふらここです。


安住孝史さんの『人生画家 安住孝史作品展』ですが、入ってくるなり「やっと着いた~。」という声をあげる方が大勢いらっしゃいます。

ふらここは表通りからちょっと入った所にあり、表通りからは駐車場とブロック塀に阻まれてふらここの入口が見つけにくいことと、周りに目印になる建物が少ない上に住宅街にあるために駅の賑やかな所からだとより長く歩いた感じを受けることが原因ではないかと思うのですが、本当にふらここのすぐそばで分からなくなってしまうようです。

今、ふらここの前では工事をしていて交通整理のおじさんが立っているのですが、迷った人が最終的に道を尋ねているようです。

ふらここにいらした方から「すぐそこの工事のおじさんにこの辺にギャラリーってありますか?って聞いたらここじゃないって言われて恥ずかしかったわぁ。」という話をうかがうと、申し訳ないなぁと思う気持ちと一緒に工事のおじさんにいてくれてありがとうという感謝を伝えたくなってしまいます。

やはり最後に振り返らないと入口がわからないのが迷ってしまうポイントなんだろうなぁと思います汗


そうそう、今日いらしてくださった方に教えていただいた情報なのですが、安住さんの作品がカラオケのモニターの歌詞背景に使われているようです。

使われているのは松川未樹さんの『燃えよ恋歌』という曲らしいです。

他にもあるのかもしれませんが、その方がご存じなのはこの一曲のみらしく、カラオケに行くたびにその映像を見るために番号入力をするのだそうです。

なので、番号はメモっていらっしゃっていて、どうせ流すならと曲も買われたそうです。

安住さんもそのお話を聞いて、そういえば以前使わせてくださいという依頼があったなぁと思いだされたようでした。


前回のブログ絵本タイトルですが、『どうぶつえん物語』 (あべ弘士:作・絵/絵本館)でした。

飼育員ならではのお話が日記風にユーモアを交えて描かれています。

子どもよりは大人が楽しめる絵本かもしれませんが、ぜひご一読くださいませ。


今日はそれほど寒くはありませんでした。ギャラリーここ!ふらここです。


そろそろ『人生画家 安住孝史作品展』も半分過ぎたのではないかと思いますが、まだまだ連日たくさんの方が安住さんの絵を見にいらっしゃいます。

今日は長年動物園にお勤めで、趣味で絵を描かれている方もいらしてくださったのですが、ゾウやトラなどの動物と心を通わせられるのは、最悪この動物に殺されてもいいやと腹をくくって接することが出来てから。というお話など様々なお話をうかがうことが出来ました。

また、この方は着物に袴といういでたちでいらっしゃり、抹茶をその場で点ててくださるなど風流な感じの趣味人とはこういう人を言うのかなぁという方でした。

ここぴぃも薄茶を一服お相伴にあずかりましたが、ささっとお茶を点てられる姿は見ていて楽しいなぁと思います。

なんだか、お茶を点てられる技量はないですが携帯用お茶セットが欲しくなってしまいました。


今回の展覧会にいらっしゃる方は、安住さんの絵画教室に以前通われたり通っていらっしゃる方や安住さんの古い知り合いの方が大部分ですが、通りすがりの方も気になるのかちょこちょこ入ってくださっています。

昔話に花を咲かせたり、描き方の技法に対する質問に答えたりと一人一人に丁寧に対応されている安住さんを見ると、言葉では伝えきれないほどの何かを学んでいけているような気がします。

気がするだけではなく、後々身になってくれるように“何か”が具体的に言えるように消化していきたいと思えます。


どの作家さんにも言えることではありますが、たくさんお話をさせていただいたり、いらした方との会話を傍で聞かせていただいたりしていると、人生の先輩として学んでいくものというものは確実にあって、幅広い年齢の方との交流というのは大切なんだろうなぁと安住さんの展覧会のギャラリー番をしていると強く思います。


今回心に残った安住さんの言葉として、次のようなものがあります。

「僕は、なかなか手に入らないドイツ製、フランス製の鉛筆は使わないのです。

子どものとき必ず使う鉛筆、つまり大人なら誰でも知っていて身近にある三菱やトンボの鉛筆で絵を描いているのです。

身近すぎて目に留まることのない鉛筆を使って誰もが目に留まる絵を描きたいと思っているんです。

そして、そんな鉛筆はギリギリまで使ってあげなくてはかわいそうじゃないですか。」

以前ブログにも載せた安住さんがもう使えないと思う鉛筆がこちら↓です。
ここちゃんのブログ

長さは4センチ。十分短いと思うのですが、さらなる短さを今日見つけてしまいました。
ここちゃんのブログ

この長さ、なんと3.5センチ

丹精して使うとはこういうことを言うんでしょうね。


前回のブログ絵本タイトルは『ドリトル先生の郵便局』 (ヒュー・ロフティング:原作 井伏鱒二:訳/岩波書店)でした。

ここで紹介しているのは岩波少年文庫版です。

動物と言葉が交わせるドリトル先生は有名ですが、意外に全巻読んだという人をここぴぃはあまり知りません。

これを機にもう一度全巻読みなおしてみようかと思います。


世の中今日はクリスマスイブなのに、今日のタイトルはクリスマスに全く関係がないですが、明日もクリスマスに関係ないタイトルになりそうな気がします。