第一日曜日の美術館巡り (その1)
もう何日も過ぎてしまいましたが、今月の第一日曜日はオルセー美術館とルーブル美術館に行きました。
オルセー美術館の前には、ルーブルよりも長いのではないかと思われる行列が続いていました。ルーブルでは手荷物を検査用のマシン(エックス線マシン?)にとおすので一応流れが良いのに対し、オルセーにはマシンが無くて、一人一人自分でバッグを開けて見せて点検を受けるぶん、ちょっと時間がかかるのかも知れません。
行列して待っている最中、セーヌ河岸に馬車の一軍がやってきました。
なんかのパフォーマンスだったのでしょうか。次から次へと30台ほどは通ったと思います。
道路清掃車がしっかりとついてフォローしています。なんと行き届いたことでしょう…。
確か、昔はオルセーの2階にいわゆる印象派画家の作品が多く並んでいた気がしたのですが、今回観た感じでは2階はロダンの彫刻や、オリエンタルな調度品や装飾品、モダニズムや自然派なんかの絵画がほとんどだったように思います。
今回はたまたま知り合ったばかりのロシア人の友だちアントンと一緒に行きました。この日はマイナス4度ぐらいだったのに、さすがロシア育ちのアントンは「自転車で行きたい」と本気で主張してきたのですが、それは無理だと言って RER で行きました。
アントンは結構冗談を言いたい放題でした。たとえば「ロダン美術館は、ゴミをオルセー美術館にプレゼントしたんだね」とか。「彫刻って、型があればいくらでも作れるから、どれが本物なんだか??? これも偽物かも知れないよね」とか。
まあ、冗談は抜きにして、「ロダンの作品は、手足が異常に大きいけどなぜなのか」とか、「腕がないがゆえに名作になるとはいかに」などと、真面目に考えたりもしました。
それと、鼻筋の通った女性のマスクを観たときに私が、「この作品、とてもきれいだね」と言ったのですが、アントンは「えぇ???なぜ?」と意外な顔をしたので、正直に「特に鼻の形が見事で美人」と言ったところ、なんとアントンは「いや、女性にしては鼻が大きすぎて醜い顔だ」と言い放ったのが印象的でした。そんな考え(審美眼)もあるのですね。
2階を観て廻ったあと1階のギャラリーでゴッホの絵画を観て、ゴーギャンの彫刻を観て、マネの絵画をほんの少しだけ観たところで、どうもお互い集中力が続かなくなって引き揚げることにしました。アントンは先に一人で帰り、私はルーブルに向かいました。オルセーからルーブルまでは歩いて10分くらいで、しかももっともすいていると思われる Porte des Lions という入り口に達したおかげで、並ばずに入れました。
ルーブルの話はまたいつか。
