雪の日に (その1)
先週あたりから本格的に雪が降るようになってきた。
この冬西ヨーロッパは寒波に見舞われているようで、11月末にして零度を下回ったり小雪が舞ったりする日もあってびっくりはしていたものの、そう長くは続かないだろうなどと高を括っていたのが、予想を見事に裏切られたかのような気分。
今日は雪の中、ベーエヌ(=Bn, フランス国立図書館)に行った。
先週の土曜日やはりベーエヌに行こうとしたら雪が降ってきて、 Quai de la gare 駅で降りて Ouest (西)の入り口からアクセスした私は、ビル風とセーヌから吹き上げる河風が織りなす吹雪に見舞われたため、きょうはいくぶんマシになるようにと、わざわざ Bibliothèque de F. Mittérand 駅で降りて Est (東)の入り口からアクセスした。
そのときは、その選択が正しくなるだろうとは夢にも思わなかった。17時になると、「雪のため本日は18時で閉めます」という館内放送が入り、続いて「出口は Est だけです」との旨が告げられた。
ベーエヌは死ぬほど広くて、Est と Ouest のクロークは地下鉄の駅で言うと2駅分は離れているので、今日 Est 側に荷物を預けてついていた。たまには運のよいこともあるものだ。
Est からとはいえ、閉館時刻には普通の出口がすでに封鎖されていて、地下通路を大回りをしてパーキングの出口から出してくれた。たしかに、雪にまみれた傾斜のついた動く歩道(なぜかエスカレータではない)は危険だし、小高い敷地内(なぜか無意味に素材がデッキ)は風が強いし。図書館からもっとも遠くの一般道まで地下通路を歩かせてくれるだなんて、フランスとは思えない配慮。