上ばかり見ていたら…
今しがたガトーショコラを作った。
[製菓チョコレート 125g + チョコと同量のバター + チョコと同量の砂糖 + チョコの2/3の小麦粉(80g) + 卵黄と卵白3個ずつ]という、ごくごくスタンダードなレシピだったけれど、焼き上がりは期待以上。
けれど、満足だったのは型から外す前までの話。
なんとなく、オーブンの上の火が強い気がしていたので、途中上の火を切って下の火だけで焼いた。すると皮肉なことに、何ということか、できあがったガトーショコラを逆さにして型から外したら、てっぺん(つまり底だった面)が少し焦げている。
(結局、焦げたところ3ミリほどをスライスしてゴミ箱行きにした)
たしかに、今日は天板を置かずに網の上に型を置いて焼いたし、そもそも型が陶器ではなく薄手の金属だったから、よくよく考えればそうなるのは明白でありさえしたのだ。
さっきまでチョコのあまーい香りでいっぱいだったのが、なにやら焦げたホロ苦の香りに…
残念。
まるで、頭上注意とばかりに上を見て歩いていたら、足元不注意のために何かにつまずいてしまったときのばつの悪さような。ちょっと違うかも知れないけれど、頭隠して尻隠さずというような感じでもあるし…
何ごとも、見えるところばかり見ていてはダメだと気づかされた次第。
見えないものを見よ、聞こえぬものを聞けよ。という言葉がふと頭に浮かんだ。