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雪の日に (その2)


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写真は部屋の窓から写した雪景色。ここはまだ良くて、上り坂のあたりには、溶けかかりながら凍った雪がたまったおかげで、発進時にタイヤが空回りしてにっちもさっちもいかなくなっているクルマも。

昨日はベーエヌ(国立図書館の略称)の帰り、雪のために列車がノロノロ運転。

おまけに車内は大混雑&モラル低下。

まあ、ストライキなんかで電車が来ないというときに比べたら天と地の差なんだけれど。

ベーエヌが雪のため例外的に早じまいだったのと同様、やはり昨日に限って(とはいえしょっちゅうやってそうだが)早めに仕事を切り上げた人々で、メトロとRERは劣悪な環境だった。


それにしても、RERのA線やC線は2階建ての車両だから、混雑のために乗れないということがあまりないのに、B線は1階建てで、しかもパリの南北を結ぶだけに乗降数が半端無く、混雑時はパリ人の「我先に」という精神を真似をしなければ、乗りそびれてしまう。


(2階建ての車両は、乗り降りするデッキがホームより1段高く、乗るときには手すりにつかまってウントコショと乗らなくてはならず、続いて1階に乗る人は階段を下り、2階に乗る人は階段を上る。B線は空港へ行く路線だから、重たいスーツケースをもつ乗客がノロノロ乗降をしてはたまったものではないと考えて2階建て車両が避けられているのか、あるいは Chatelet 周辺のトンネルが低すぎるために1階建て車両しか使えないのか、それともただ単に理由もなく1階建てなのか、よく分からない。)


Saint-Michel - Notre-dame でその見事な混雑ぶりのB線に乗り換えた。列車が到着する前からホームに並んでいたのに、列車が到着するやいなや、私の前には4人の人が! すでに満員だったけれど、後ろから私を押しに押して乗ってきてくれた女の子のおかげでどうにか乗れた。


しかも、次の駅からは私が乗ったのと反対側のドアが開いて、もう乗れないのにまだ乗ってこようとするおばさんが、「後ろの人もっと詰めてください」ですって。すると後ろの人は後ろの人で、「あなただけじゃないのよ~」みたいなことを言っては、なぜか見知らぬ人同士がお友だち(共犯関係というか)のようになって皮肉たっぷりのおしゃべりをしてる。


そんなのが駅ごとに続き、駅に着くたびに列車は6,7分は停車していて、私の両隣の人と、私の前後の人がお連れ様同士だったらしく、どうにも私の顔に息を吹きかけながらおしゃべりしてて失礼しちゃうことこの上なく。彼らの文化では、人を遮ってしゃべるというのが失礼には当たらないらしい。


Denfer-Rochereau 駅ではことさら。駅名の Denfer と 「地獄の」という意味の d'enfer とをかけて、Parce que c'est d'enfer ! 「だってダンフェール (Denfer = d'enfer)だし!」とか皆口々に同じ冗談ばかり言っている。


パリ人へのメッセージ : 結構、立って姿勢を維持いるだけでもしんどいのに、どうしてしゃべるんでしょう。混雑時ぐらい、お口も閉じてください。