春
もうじき春。
昨日は雨の匂いがなつかしく、春の足音がまた湿気に乗って鼻先までやって来たみたいだった。
フランス語の「春」は "printemps" (プランタン)
銀座にもあるパリの老舗デパートの店名でもある。
語源を辿ると printemps > prinstans (中世フランス語) > primus tempus (ラテン語「一番よい季節・美しい季節」という意味)
temps は時間や気候の意味の語で、ここでは季節の意味。
prin は一番のという意味。
春は新しい生命の到来。
ことさら緯度が高く寒さの厳しいヨーロッパでは、人々は春に希望を託して待っていたのだろう。
冬の終わりを告げる復活祭は、長いこと寒さに耐えて来た人々を労うご褒美である。
降誕祭は逆に、寒さが厳しく夜が長いヨーロッパの暗い冬に掲げられた、皆の心の灯火である。
望みのうちに「待つこと」。
----------
フランス語では、他のラテン系諸語と同様、「時間」も「天気」も temps で表す。(もちろん区別するような語彙もある)英語では、他のゲルマン系言語と同様、time と weather のように峻別をする。
これについてあるサイトで、仏語の temps は英語の season のようなものだと説明されていた。
もちろん英語の season には仏語の saison が相当するのでやや手荒い解説であるが、なかなか本質を突いているのかもしれない。天候というのは気象上の時間の作用である。chronological に流れる tempsと meteorological に流れる temps の違い。
季節の移り変わりは、時間の移り変わりでもあるし、atmospherical に流れる temps である。
そういえば時節という言葉があったし…
昨日は雨の匂いがなつかしく、春の足音がまた湿気に乗って鼻先までやって来たみたいだった。
フランス語の「春」は "printemps" (プランタン)
銀座にもあるパリの老舗デパートの店名でもある。
語源を辿ると printemps > prinstans (中世フランス語) > primus tempus (ラテン語「一番よい季節・美しい季節」という意味)
temps は時間や気候の意味の語で、ここでは季節の意味。
prin は一番のという意味。
春は新しい生命の到来。
ことさら緯度が高く寒さの厳しいヨーロッパでは、人々は春に希望を託して待っていたのだろう。
冬の終わりを告げる復活祭は、長いこと寒さに耐えて来た人々を労うご褒美である。
降誕祭は逆に、寒さが厳しく夜が長いヨーロッパの暗い冬に掲げられた、皆の心の灯火である。
望みのうちに「待つこと」。
----------
フランス語では、他のラテン系諸語と同様、「時間」も「天気」も temps で表す。(もちろん区別するような語彙もある)英語では、他のゲルマン系言語と同様、time と weather のように峻別をする。
これについてあるサイトで、仏語の temps は英語の season のようなものだと説明されていた。
もちろん英語の season には仏語の saison が相当するのでやや手荒い解説であるが、なかなか本質を突いているのかもしれない。天候というのは気象上の時間の作用である。chronological に流れる tempsと meteorological に流れる temps の違い。
季節の移り変わりは、時間の移り変わりでもあるし、atmospherical に流れる temps である。
そういえば時節という言葉があったし…