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G. Poulet - 人間的時間

ジョルジュ・プーレの『人間的時間の研究』は、個々の作家、とりわけプルーストに割かれた時間論であるが、それ以前にイントロダクションにある中世の時間観がまたおもしろい。プーレは中世を生きたわけではないが、熟達した宗教的社会的なまなざしから、信仰と密接であった中世の人々の生きた感覚を教えてくれる。

GEORGES POULET (1902-?)
L'homme du Moyen Age ne se sentait pas être et vivre d'une existence uniquement naturelle. Il se sentait encore exister surnaturellement. (Etudes sur le Temps humain, Introduction)
中世の人間は自身がただ自然的な存在として生きているとは感じていなかった。彼はさらに、自分は超自然的に存在していると感じていた。

中世の人は想像力が豊かだったのだろう。
人は社会的文化的変遷の中で合理的に説明しきれない世界を駆逐して来てしまった。
SFというのは本来人間のもつそうしたファンタジーの結晶ではないだろうか。

だが、人々が合理的になればなるほど惨めになったかというと、そうでもない。

La grane découverte du XVIIIe siècle, c'est […] celle du phénomène de la mémoire. Ibid.
18世紀の偉大な発見とは、記憶の現象の発見である。

記憶の現象の発見、これが何を指すのかは確認していないが、少なくとも、人間存在の持続性が、従来の神への信仰と神からの恩寵から発するものではなくなり、意識=記憶という、分割不可能な人間の意識に内在するということが、ようやくこの啓蒙の時代になって発見されたのである。

だが、ここでふたたび振り出しに戻る。こうした観念的な「神殺し」によって、人は人生的な存在的な悩み・苦しみを、すべて内在する自意識に背負い込まなくてはならなくなったのだから。

ああ、くたびれた。この歳にしていまだにこんなこと言ったりして、お子様だ。
近ごろネガティブッ子を止めようと決意して発言こそ気を使っているが、頭の中はネガティブだらけ
ピグがすやすや寝ちゃっているところを見て、わたしもあんなふうに一眠りしたくなった。そしてそのままずっとずっとずっと夢の世界でもいいな…


アメーバピグ スナップショット