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Noun phrase について (1)

英語やフランス語の運用上、もっとも大切なのは動詞であると以前書いたと思う。
もちろん品詞としての動詞も大切だが、文の構成としての Verb Phrase は文の根幹である。

とはいうものの、英語の名詞に目を向けてみると、日本語の名詞よりも複雑であることに気づく。
ここで言う名詞は、むしろ名詞句 Noun phrase のこと。

一般に、フランス語では日本語よりも文を多用する印象がある。
日本では、分かりやすく手短に書くためには体言止めを好む。

フランス人のノートを借りたとき、「文」での記述がほとんどであったのには感嘆した。
それ以来、私もフランス語でノートを取るときは文で記述することにした。

あるいはまた、英語でもやはり、程度の差こそあれ、似たようなことが言えそうである。

日本語の小論文の要点も、「○○の△△」という書き方で済ませてきた気がする。
だが、英語論文では Thesis Statement は一文でなければならない。
そう。「文」で書くべきなのである。

そんなことがあって、英語やフランス語における Verb phrase の重要性を痛感していたが、Noun phrase もじつは奥が深い。日本語の Noun phrase は最後に head としての名詞がくるためにあまりに頭でっかちな Noun phrase は分かりにくく違和感がある。だが英語やフランス語は文の途中の名詞を head にしてより多くの Recursive phrase を無理無く続けられるという特性がある。

(続きは明日)