○○文学の醍醐味とは
今日は2時間ほど時間をつぶさねばならず、はじめの1時間は東京ドームシティのショッピングモールでウロウロ。残った時間は後楽園のメトロピアの書店で村上春樹の文庫本を立ち読み。たしか半年前もその書店でしばしば立ち読みをさせてもらっていたっけ。
やはり日本語の本は読みやすい。
飛ばし読みもめちゃ快適。きもちいぃ~
日本の文学を好きなだけ読める仕事がしたかったなと思って少し悲しくなる。
外国文学だと、たとえ翻訳でも、やはりもとが外国語なだけになかなかすいすいとは読めない。
それに、翻訳を読みながら原文はどんな言い回しだろうかなどと考えてしまってくたびれる。
最終的には原文に目を通すことになり、イメージと違ったなんてこともあって、なにかと拍子抜け。
やはり日本文学の醍醐味は日本語で書かれていることだろう。
フランス人の友だちが、ハルキ・ムラカミが好きだと言っていたが、彼女はフランス語で読む。
私は村上春樹を日本語で、そう、原文で読めて幸せに思う。
日本文学というのは、言うまでもなく日本語が美しい。
耳に心地よく、また情景や哲学がすぐにピーンと来る。
分かった振りをしなくて良いのだ。
めちゃめちゃ知的に面白い。
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書店を出て、丸ノ内線に乗って考えた。
フランス文学の醍醐味とは何だろう。
何の本も文献も見ずに、何が言えるか考えてみる。
ただただ真面目に考えてみる。
なんとなく、フランス語で書かれていることに尽きるような気がしてくる。
フランス文学は、フランス語で書かれている文学をさす。
するとフランス文学の醍醐味は、この最もシンプルな条件によって代弁されているとでも?
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フランス文学者によってよく言われるフランス文学の特徴
1. フランス文学では、これぞという大御所をひとりだけ選ぶのが難しい
が、イギリス文学だって、シェイクスピア以外に、バイロン、ワーズワース、オースティン、ワイルド、ウルウ、ジョイスなど活躍の目覚ましい作家がどしどし挙がるではないか。
2. フランス文学は人間中心の文学
だが、どこに人間中心ではない文学があるのだろう。主人公の成長を描く教養小説の発達、本当らしさをもとめての内的独白や意識の流れの進展のように、形式の上でも人間中心だからこそ育まれた文学である。
3. フランスにとどまらず広くフランス語圏(francophone)の文学である
しかし、これは英語圏に対抗するために主張されているのではなかろうか。イギリス文学だって、スコットランドやアイルランドやインド生まれの作家を含めることは多々ある。
4. フランス文学は、フランスの思想・哲学と線引きが難しい
たしかにパスカルもルソーもサルトルも文人であり、思想家である。だが、思想とはそもそも、言葉によって著されるのならば、文学研究の領域に寛容さが認められるといったところ。
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気づくのが遅かったかも。
そもそも「○○文学」というカテゴライゼーションというかグルーピングやラベリングに問題があるのかも知れない。
つづきはまたいつか。
やはり日本語の本は読みやすい。
飛ばし読みもめちゃ快適。きもちいぃ~
日本の文学を好きなだけ読める仕事がしたかったなと思って少し悲しくなる。
外国文学だと、たとえ翻訳でも、やはりもとが外国語なだけになかなかすいすいとは読めない。
それに、翻訳を読みながら原文はどんな言い回しだろうかなどと考えてしまってくたびれる。
最終的には原文に目を通すことになり、イメージと違ったなんてこともあって、なにかと拍子抜け。
やはり日本文学の醍醐味は日本語で書かれていることだろう。
フランス人の友だちが、ハルキ・ムラカミが好きだと言っていたが、彼女はフランス語で読む。
私は村上春樹を日本語で、そう、原文で読めて幸せに思う。
日本文学というのは、言うまでもなく日本語が美しい。
耳に心地よく、また情景や哲学がすぐにピーンと来る。
分かった振りをしなくて良いのだ。
めちゃめちゃ知的に面白い。
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書店を出て、丸ノ内線に乗って考えた。
フランス文学の醍醐味とは何だろう。
何の本も文献も見ずに、何が言えるか考えてみる。
ただただ真面目に考えてみる。
なんとなく、フランス語で書かれていることに尽きるような気がしてくる。
フランス文学は、フランス語で書かれている文学をさす。
するとフランス文学の醍醐味は、この最もシンプルな条件によって代弁されているとでも?
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フランス文学者によってよく言われるフランス文学の特徴
1. フランス文学では、これぞという大御所をひとりだけ選ぶのが難しい
が、イギリス文学だって、シェイクスピア以外に、バイロン、ワーズワース、オースティン、ワイルド、ウルウ、ジョイスなど活躍の目覚ましい作家がどしどし挙がるではないか。
2. フランス文学は人間中心の文学
だが、どこに人間中心ではない文学があるのだろう。主人公の成長を描く教養小説の発達、本当らしさをもとめての内的独白や意識の流れの進展のように、形式の上でも人間中心だからこそ育まれた文学である。
3. フランスにとどまらず広くフランス語圏(francophone)の文学である
しかし、これは英語圏に対抗するために主張されているのではなかろうか。イギリス文学だって、スコットランドやアイルランドやインド生まれの作家を含めることは多々ある。
4. フランス文学は、フランスの思想・哲学と線引きが難しい
たしかにパスカルもルソーもサルトルも文人であり、思想家である。だが、思想とはそもそも、言葉によって著されるのならば、文学研究の領域に寛容さが認められるといったところ。
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気づくのが遅かったかも。
そもそも「○○文学」というカテゴライゼーションというかグルーピングやラベリングに問題があるのかも知れない。
つづきはまたいつか。