こんにちは

連載小説を更新しました。

不定期な連載ですみません<m(__)m>

野球ネタ

わが巨人

やっとこさ昨日阪神に勝てました。

赤星よくやった!

と、素直に喜ばせてくれよー原監督!

8回まで完封だよ。

9回投げて完封および完投すれば赤星にとって大きな自信や成長につながる

できたと思う。

投手にとって完投完封は価値あることなのに、原監督は大勢になげさせしかも大勢全然だめで結局中川ひっぱりだされてなんとか勝つという正直言ってひどい!

中川はおととい菊池の代わりに登板すべきだった。

そうすれば勝てたかもしれないのに。

私は巨人の星あがりなので(笑)どうしても投手が好き。

投手のことをもっと考えてほしいわー

ともあれ、とにかく負けられないわが巨人!

全勝してよー

よろしくお願いします<m(__)m>

 

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連載小説「マッキーS湖ナチュラルズの男たち」

長くなってしまっているので以下ご紹介しています<m(__)m>

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 この流れで、誰に?と、質問なんかしなくてもわかるだろう、という雰囲気も感じる。

 自称 男女の荒波をくぐりぬけてきた男(笑)として、ひょうまは、わかった風を装い、無言でうなずいた。

 美波は、スマホのボタンを押す。

 相手はなかなか出ない。

「当直かなあ・・・」

 そのつぶやきで、ひょうまの眼は一気にくわっと見開かれ、ランランと輝きだした。

 遠回りを余儀なくされると思っていたら なんと一気にターゲットへ!

「ほらみろ!だてにわしは年取ってないわ!」

 亡きいっかつからどやされた気がしたひょうま。

 美波は城戸涼介に何を言うのか。

 流れからすれば結婚のことだよな。

 だが、城戸は出なかった。

「明日にするかな・・・」

 つぶやく美波に、

「明日までは休みはあげられないよ」

 ひょうまの焦りから出た言葉。

「何言ってるんですか、明日の夜って意味ですよ」

「いや、美波、物事はタイミングが大事だ。今日電話したいのなら今日しなさい。だてに俺も年取ってない」

 いっかつの言をパクったものの、正直まったく説得力なし(笑)

「いやあ、明日でもいいっすよ。順番変えて親父から電話してもいいですしね・・・」

 最後の意味はよくわからず

「美波社長と関係あるのか?」

 尋ねるも

「そうなればいいですがね・・・」

 明確に発言しない美波。

 美波社長と城戸涼介の関係ができればいいということ?

 なんの関係が??

 8割がたはわかるけど、いまいちビタビタはまらない感じでひょうまはもやもやする。

 ところが・・・。

「あ!きた!」

 美波から電話したくせに、着信でびくっと緊張する美波。

「もしもし・・・あの、ここに星コーチもいるので、ビデオ通話にしていい?」

 今度はひょうまが緊張する。

 ジャージ姿だが大丈夫だろうか、もっと父親としては威厳のある恰好を・・・って、何が威厳のある恰好かわからない。

 亡き父いっかつは着物を着ていたけどひょうまは着物の着方も知らないし着物が威厳があるかもわからないしそもそもこの状況で威厳もくそもないだろうが。

 ひょうまはやはり、城戸を前にすると、どうしたらいいのかわからないのだ。

 だから今みたいにどうでもいいことがぐるぐる頭をかけまわる。

「あ、だったらちょっと待って、今帰ったばかりだからちょっと着替えるよ」

 相変わらず人が好いな城戸は。

 帰宅そうそう電話するなんて、しかも、こんな時間まで仕事したあとに、ビデオ通話に応じるとは。

 ひょうまも、ジャージからせめてスラックスくらいには履き替えたほうがいいのではと思ったが、このビデオ通話においてひょうまは主役ではないのだから・・・。

 10分後、再び城戸からビデオコールがくる。

「申し訳なかったね、ちょっと急患で長引いて・・・」

 美波からの電話なのに謝る城戸はやはりお人よし。

「今日は、君に報告と提案があるんだ」

 つづく   

 

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野球ネタ

阪神優勝おめでとう

巨人の目の前での胴上げは見るに辛くてテレビをけしました(涙)

投手がいいと打てないし、点が入ると投手がだめだし・・・。

とにかく投手交代が早すぎる。

だから中継ぎ以降の疲弊につながると思います。

気持ちを切り替えてCSめざしたいですが、それすらあやうい。

今日は先週金曜日の再来。

場所が東京ドームから名古屋ドームに移るだけ。

戸郷と仲地投手。

実はどっちも好きなので困るけど、今はそんなこといってられない

仲地投手には巨人戦以外に頑張っていただき、今夜は戸郷投手ぜひよろしくです。

最近YouTubeで、引退した選手たちの昔のお話きくのが楽しみです。

 

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 三門の妹まではいいかもしれないが、ぶっちゃけ年もかなり違う女性と結婚することに関して、美波社長はどう思うのか。

 美波物産養子の美波の立場としてそれはいいことなのか。

「そうですねえ・・・」

 果たして、美波は、思案気な表情に。

「そこは、確かに考えていたところなんですが・・・」

 ぶつぶつつぶやく。

「有坂咲さんは、見合いだから社長も望む結婚になっただろうが・・・」

 いいかけた口がとまってしまったひょうま。

 有坂咲を浮かべた途端、城戸涼介の存在が脳内に表出し・・・。

(三門さんは何してんだ・・・)

 ひょうまの重い懸案がまた脳みそを押しつぶそうとしている。

(美波の結婚話を悠長に聴いてるほどおめでたい状況なのか?)

(美波の結婚はおめでたいだろう)

(アホかお前は)

 脳内で自問自答を繰り返すひょうま。

 急がば回れになるかどうかもわからないけど、城戸とつながっている人物ということで、ひょうまは美波との時間にかけている。

 とはいえ、なんとか糸口みたいなものをつかめないかとも思いつつ、結局、美波の心配をしてしまうひょうまは、お人よしだなと。

 

 途端、天から亡き父いっかつの教えが降ってきた。

「なんでも楽をするな、遠回りをしろ!」

 野球人生においては、意図的にいっかつの教えを守ってきたっけ。

 星ひょうまとしての人生も、奇しくもいっかつの教え通りになってしまっている。

 おきゅうを愛していることに気づくのにあまりにも遠回りをして時間を労してしまいすぎた。

「ここまで時間使ったんだから流れにまかせろひょうま」

 またもやいっかつの声が降ってくる。

(流れに任せて俺の人生そのまま終わっちゃったら親父責任取ってくれるのか?)

 なわけないな。

 

「星コーチ、何言ってるんですか?」

「え!?」

 あ、慌ててひょうまは口元を引き締める。

「親父についてですがね・・・」

 一瞬いっかつと混同してしまいそうになったひょうまだが、さすがにすぐに脳内軌道修正はできた(汗)

「・・・・」

 美波は、ひょうまを見たり空を見たりを繰り返す。

「星コーチがいるならかえっていいのかもしれない・・・」

 低い声だがしっかりと発する美波。

「どういうこと?」

「親父に言う前に、言っておきたいんです」

 誰が誰に言っておくの?

 日本語学習する外国人はどっちもわからないはず。

 日本人は、主語がなくても美波が言っておきたいというのはわかるが、目的語である「誰に?」は、日本人でもわからないから、もちろん、ひょうまも、わからない。

「いいですか?」

 いいですかって言われても・・・しかしながら、雰囲気的に、「誰に?」とは聞きにくいものも漂っている。

 つづく

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野球ネタ

わが巨人。

先週は3位に浮上と書きましたが、また4位に逆戻り。

なぜ勝てぬわが巨人軍!!

昨日からはCS出場をかけて3位ベイスターズとの3連戦。

3連勝すれば3位に戻れる・・・はずでした。

戸郷も打たれたけどリリーフはリーグワースト防御率というだけあってその片鱗をいかんなく見せてくれました。

もう最悪ー(涙)

今日明日勝ってもまだ4位。

というか、勝てるかわからん。

昨日の唯一の光は岡本選手200号ホームランおめでとうでした。

先週ここに書いたのを見ると先週の気持ちと今日は天と地の差でございます(涙)

でも、せめてCSにはいってほしい!!

 

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 美波とちえの関係。

 急がば回れミッション実行にとりかかるひょうま。

 ちょっと考えてみると、知りたいこと=三門の行動 は、知れない可能性だって高い。

 だったらせめて確実に知れる美波とちえの関係を追求しておくかと。

 美波の気分もよくしてやり、今季エースとしてさらなる活躍をもたらせてあげられ、チームの優勝へ導いてもあげられるだろう。

(そうか、ある意味置き土産になるかもな・・・)

 最悪、シーズン開幕の段階でひょうまはすでに野球界から姿を消す可能性もある。

 城戸に真実を話せばそうなる。

 真実というのは、親子であるというだけではない、真実ひょうまは誰を愛すべきだったのか、そしてこれから愛していく人は おきゅうであることを明かすこと。

 城戸には何の邪魔も入れずに、ひょうまとおきゅうが一番最初に、伝えなければならない。

 今回三門の行動が邪魔のひとつになっているかもという疑念を抱いているひょうまだが、そこはついでのようにして、メインを美波とちえの関係を知りたいモードに持っていく。

 だが、これが功を奏すことに。

 ひょうまが美波に半日ちえとの時間を与えたことに対してよほど感謝しているのか、美波は饒舌で、ちえとの出会いから今までをつぶさに教えてくれた。

 ひょうまは、ちえの結婚にまつわる過去を知って思わず涙する場面も。

 そこまで言わなくてもいいのにとも思ったが、これは、ちえには申し訳ないが後で役に立つことになる。

 

「で、星コーチが時間をくださったおかげで、話が進んで早く婚姻届け出したいねって話になったんです」

「よかったなあ」

 ひょうまは2人の話で感慨深いものを覚えていた。

 美波が婚約者だった有坂咲とそのまま結婚してたらこんな出会いには至らなかっただろうし、ちえだって、母子で愛し合っている男性のその真実を隠されたまま結婚してしまったら、今はなかった。

 お互い、別々の道を歩んでいる可能性の方が高かったかもしれない。

 だが、有坂咲は本当に愛していた城戸涼介と再会してしまい、ちえも、男性と母親のからみを見てしまった。

 美波とちえが結ばれるという運命だったのなら、そこにたどりつくように神様が軌道修正してくれたのかもしれない。

 ひょうまとおきゅうの場合も・・・。

 長すぎる間違いが、もうすぐ正されようとしている。

 あまりに長すぎた年月・・・。

 これからの人生の残りがたとえ、間違いだらけの人生より短くても、人生の最期に、納得できる一生だったと思いたい。

 だが、ひょうまとおきゅうが正しい道を行くには、これから様々な代償を払わねばならない。

 対して、美波とちえは、辛い時期もあったろうが、そこはすでに通過している。

 あとは人生バラ色に突っ走るだけ・・・。

「うらやましいなあ・・・」

 ついつぶやいてしまったひょうまだが、おめでたい美波は全く別の意味にとらえたようだ。

「あざーす。 そうか、星コーチは亡きみーなさん一筋なんですもんね・・・」

「え!?」

「みーなさんを好きって気づくのにえらい年月費やしたんですもんね、けーこさんと何回も結婚離婚繰り返したり。あ・・・すみません・・・」

 みーなには申し訳ないが、けーこのことは頭の中にあってもみーなのことは今は失念していた。

 そうだった・・・けーこと二度目の離婚をする理由として世間にはそのようになっているのだった。

 おきゅうと一緒になった暁には、ぜひ2人でみーなの墓に詫びやら報告をしなければならない。

 現実的な段取りを考えたひょうまは、美波にも現実的な質問を投げかける。

「ところで、親父さんにはこの話はしたの?」

 つづく  

 

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野球ネタ

わが巨人。

昨日ついに3位に浮上しました。

ヤクルトとの試合、どっちも劣勢を終盤ひっくりかえした!!

そして昨日は感動です。

先発予定のグリフィンがなんと練習中に球が頭にあたり、登板回避

そこで先発を買って出たのが本来今日先発予定の菅野だった!!

本人が買って出たそうです。

ほんと、今菅野はいままでの菅野から脱却すべくもがいている時期

なんかそれだけで感動で涙がでました

7回3失点

思う結果ではなかったかもしれないけど、でも、その心意気と、翌日に照準を合わせて調整しているのを1日繰り上げての登板としては私は上出来だったのではないかと思います。

7回の時点では0-3で負けていた。

でも、その菅野の心意気は報われます!!

7回裏同点においつくと、11回裏エラーでさよなら。

なんでもいいから勝つことが大事!!

門脇万歳!!

今日は久々に赤星が先発

勝てるかなー(汗)いや、勝たねばあかん!!

そして阪神を迎えうたねばならない。

とにかく昨日はおめでとう!!私にとっては涙の勝利でした!菅野投手、門脇選手、がんばりました!!

 

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長い昼が終わり、やっと美波と腰を据えて話せるときがやってきた。

美波をどう使うか美波の出方次第だが、ひょうまとしては、あれだけ時間があったのに、方針としては、

「美波に電話の結果を聴いてから」

実質何も考えられてないわけで(汗)

(ま、夜も長い)

楽観的ではなく、三門が東京で何をしていたのか、本当に美波を使ってわかるのか わからない。

無駄に半日遊ばせただけになる可能性も高い。

ひょうまは気付け薬代わりにこっそり酒をひっかけて美波を待つ。

美波がやってきた。

その表情は晴れ晴れとしている。

「星さん、ありがとうございました!」

まあ、休みをくれてやって確認させてやったんだから、礼の3つくらいあってもいいが・・・ちえが元気なことが確認できてさぞかし嬉しかったことだろう。

「やっぱ妹さんは元気だったんだな」

「え?星さんは、三門さんが東京に行った理由がきょうだいの具合が悪いんじゃないって知ってたってことすか?」

「あ・・そ・・れは・・・」

しまった。

つい頭の中の気持ちの流れのままに不用意に言葉にしてしまった。

「・・・いや・・・その・・・」

しどろもどろになりそうになりながらも、ひょうまは三門の顔を思い浮かべ、ひとつうなずくと

「三門コーチとの付き合いは敵時代から長いし、一緒に住んでもいたからな、そんな、きょうだいの病気くらいで帰京なんかしないさ」

 でも、今思ったのは、本当にきょうだいが病気で帰ったならどんなにいいことか。

 きょうだいには悪いが。

「ちえさん元気でよかったね」

「はい。心配しましたよ。ちえさんじゃなくてもほかのきょうだいの具合が悪ければちえさんの気持ちも心配だしというとこでしたが、みんな元気だそうです」

「・・・それなら三門さんはなぜうそをついてまで東京にいたんだろうかなあ・・・」

何気なくぶつけるひょうま。

「え、星さん三門さんのことはお見通しなんでしょ?敵時代からのながーいつきあいなんだから」

「ほう、美波、そんなこと俺に言っていいのか?よかったら俺はこれから君の味方になって何かと便宜を図ってやろうかと思ったのになあ・・・」

「・・・?」

「フン、昼間言っただろう、男女の荒波を潜り抜けて来たって」

「ああ・・・そうか、確かに同じ人、けーこさんと2回結婚して2回離婚、あまりない事例っすよね」

 チ・・・言いたい放題いいやがって・・・。

 腹立たしいが、そんなところに引っかかっている暇はない。

「つまりは、美波はちえさんといい仲なんだろ?だから今日みたいにさりげなあく協力してやってもいいよ

まだしばらくの間帰京はできないからなあ」

「・・・確かに・・・」

美波はつぶやくと、深々と頭を下げてきた。

「星さんが今日僕に時間をくれたので、本当にいろいろ進みました。ありがとうございました」

 なぜ三波がちえとそういう関係になっているのかすごく興味がある。

 何もなければ思う存分話させたい。

 が、急務なのは三門の帰京目的を知ること。

 急がば回れということわざが頭に浮かぶ。   

 そうか、ちえの話を聴いてあげれば美波だってさらに口が滑らかになりひいてはすべって目的達成につながるかも・・・。 

つづく

 

 

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野球ネタ

交流戦以降なんとなーくな巨人。

原監督がいわれたように6月から確かに「前よりは」勝っている。

でも、なんとなくもたついてる気もする。

まずは交流戦岡本選手MVPおめでとうございます!!

優勝できなければもらえないと思ったので、これはすごくうれしかった!!

昨日の巨人ーベイスターズは、巨人大勝しました。

菅野投手も7回まで無失点で完封もしてほしかったけど、今後を考えればそれでいいか。

そして、ルーキー浅野選手が登場しました!

結果2タコ

でも、長嶋さんだってデビュー戦は金田投手に4タコだったもんね。

そこからだもん。

思い切りのよいスイングはできてた。

それが今の浅野選手。

そして、守備で人工芝に慣れておらず転んだ、それが今の浅野選手の位置なのです。

でも、どっちもインパクトはあった。

ベンチでも一生懸命声出したり、守備については先輩たちに謝って、先輩たちもいじりやすい後輩、浅野選手。

黙って座っているとベテラン選手じゃないかってくらいの貫禄も見せてくれながら、中田選手の特大ホームランに素直にびっくりしているし、笑ったり喋ったりするさまはほんと、かわいい18歳ですね。

これからに超期待!!数年後には、岡本さんのようになって、あのころは・・・とかいうんだろうなというかいってほしい。

菅野投手もいっていましたね。

浅野選手が要は岡本選手のようになった暁には、転んだデビュー戦の投手は自分だったと自慢できるようでありたいって。

ちょっとここはぐっとくるものがありました♪

今日もベイスターズに勝って首位にまたひとつ肉迫してほしいです!!

 

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ひょうまがちょっとした感傷に浸ってる間に 現実の時間では美波が愛するちえが無事なのか確認しようとしていた。

「トイレなら俺も行く」

とっさに口から出た言葉。

三門が休んだ真の理由をなんとかつきとめたいひょうまは、三門につながるちえとかかわりがあるらしい美波を使えないかと思った。

(しかも、美波は城戸涼介の元親友)

子供時代は親友でも今は親友とは言えないだろうから勝手に元とつけている。

養子の件でも実は美波社長は城戸を養子にしたがっていたということを知り、かつ、結婚するはずだった有坂咲も咲の元彼であった城戸にとられた。

美波は城戸に対して屈託があるのは明白、とはいえ、城戸に対しては一応水に流した格好になっているし、どうなるかわからないが、美波から三門の真実をつかめるかも・・・蜘蛛の糸のようだが。

「え・・いや、連れションは勘弁してくださいよ」

「トイレは誰でも行く権利はある」

 ひょうまは時計を見た。

 時刻はまだ昼まわったばかりで、投手陣はこれからランチ、野手は当番制でランチ特打の時間だ。

「美波、わざわざトイレに行かなくてもいいようにしてやろうか」

「はあ?僕は別に・・・」

「昔は野球バカだったこの星ひょうまも、今や男女の荒波を潜り抜けてきた男。君が何考えてるかなんてお見通しなんだよ」

 男女の荒波などという枕詞つけなくても誰でもわかるだろうが(笑)

「もし、君さえよければ、このまま午後の練習休んでもいいよ」

美波の顔が複雑に輝いた。

心置きなくちえに電話できる喜びと同時に一方でちえの具合が気になるから無条件に喜べないだろう。

「ただし、練習後に俺の部屋に来てくれ。あ、このことは絶対誰にも言わないように」

「そんなんでいいんですか?」

「何が?」

「だって・・・午後の練習休む引き換えがそんなで?」

 ひょうま自身も美波を部屋に来させるまではイメージできてるけどそこからどうやって三門休暇の真実にたどり着けるかはうすぼんやりしている。

「いいんだ、君にはそんなでも俺には・・・」

 言いかけて、こんな場所で言い過ぎもよくないと気づき

「とにかく、もう上がれ。じゃ」

 ひょうまは美波から離れた。

 

 当然のごとく、午後の練習が始まるとすぐに鼻形からチェックが。

「美波はどうした?」

 ひょうまは昼食時に考えていた理由を言う。

「ちょっと美波は飛ばしすぎてましたからね、クールダウンさせました。いくら沖縄とはいえ、今日も風が吹いてるでしょ。故障されちゃ困るんで」

「ふうん・・・そんなに寒くもないが・・・昨日休みで今日も半休か・・・」

ぶつぶつ言う鼻形。

「そうはいっても、美波は脚の故障が治ってまだ間がないんですよ。無理は禁物!」

 最後は強気で言い放つとひょうまは鼻形から投手陣の方に目を向けた。

 まあしかし、午後半日の長いこと長いこと。

 一日千秋の思いでひょうまは練習が終わるのを待つ。

 が、長く思うこともプラスにとらえれば、美波を呼びつけた後、どうやって話を進めていくか考える時間も得られるわけで、形だけは指導しつつも気持ちは完全に今夜のシナリオ作成でいっぱいになっている。

 つづく

 

 

こんにちは

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野球ネタは、わが巨人なんと6連勝!!

すごい!

交流戦優勝できるかも。

いや、してほしい。

そして岡本選手にMVPを取ってほしい!

もう負け試合と思う試合もひっくり返してくれる昨今の巨人軍!!

やっと期待感がでてきました。

これから快進撃を続けてほしいです!!

 

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マッキー632・使えるもの

「そんなはずは・・・」

 美波は慌てながらも、ごくりとつばを飲み込む。

「星コーチ、何言ってるんですか、三門コーチは東京にいるって昨日言ったじゃないですか」

 あ、そうか、と、ひょうまは頭をかいた。

「星コーチ、大丈夫ですか?」

 頭は大丈夫かもしれないけど気持ちは全然大丈夫じゃない・・・。

 頭は大丈夫な証拠に、昨日の美波の電話の光景を思い出す。

「そういえば、美波、なんで三門コーチの妹、ちえさんと電話してたの?」

 と言ってから、さらに今日今までの美波のテンションのよさと昨日の光景がひょうまの中でビーンとつながってしまった。

 でも、美波とちえ、年齢が離れてるし、知り合う機会もなさそうなはず。

「美波、なんかおかしいなー。さっきはにやにやテンションアゲアゲかと思ったら、三門コーチの東京行いきの理由で冷や汗ダラダラ、妹さんの具合が悪いのとお前と関係あるのか?ん?」

 追求することが、ひょうまのためになるかはまだぼやっとしているが、悪い方向にはいかないだろう。

(薬にも毒にもならんかもしれないが)

「だ・・・だって・・・あの、その・・・妹さんって・・・」

「妹さんって?」

 以前城戸が話していた傾聴の繰り返し技法を駆使するひょうま。

「あの、どの妹さんですか?」

 きょうだいが多いことを知ってそうきたか。

「さあな・・・でも、ちえさんのとこにいたなら ちえさんが具合悪いんだろう」

 すると、更に美波が落ち着かなくなった。

「まさか・・・」

 たしかに、まさかそんなことあるはずないのだが、ひょうまは美波を攻めていく、決して責めではない。

「ゆうべ美波はちえさんと話してたよなあ、でも、電話じゃ、本当の調子はわからないかもな。たとえば、相手に心配かけたくないなら、具合悪くても言わないだろうなあ、俺ならそうだ」

 ますます美波はもじもじして、眼をうろうろさせる。

「どうした?」

「あの・・・トイレいってきていいすか?」

 ひょうまは美波のこれからの行動の予測がついた。

 ちえの具合を確認するに違いない。

 

今はスマホがあってうらやましい。

 昔からあれば、初恋の相手みーなとだってもっともっと語り合えたかもしれないし、左腕崩壊後、三門と結婚させるべくおきゅうを捜すのだって、おきゅうの連絡先をなんかで知っていれば、捜し歩かずに金も時間も使わずに済んだかもしれなかった。

 直接会わずにビデオ電話で三門とのことを頼めたなら・・・

(きゅう子さんとは関係を持つこともなく、城戸先生も、この世にいなかったのか・・・)

 だったら、今頃ひょうまはとっくにおきゅうと一緒になっていて、世間から総スカンくらってる最中だろう。

(いや、待てよ・・・)

 おきゅうへの愛に気づいたきっかけは、2回結婚離婚を繰り返したけーこと、その2回目の結婚前に、かすかな疑問も払拭すべく 誰にも言わずにいわゆるおきゅうと禁断の密会をしたことからだ・・・。

  

 ●番外編 禁断の再会  参照願います
 

となると、スマホがある便利な時代だったら、いまだにおきゅうへの愛に気づかず、もしかしたら一生気づかずけーこと復縁したままだったかもしれない。

 気づかないのならそれはそれで幸せ・・・なわけないな、真実とは違うんだから。

 真実というものは、必ずどこかで頭をもたげてくるものだから。

 つづく 

 

ごぶさたしています。

しばらく忙しくて連載小説も更新できませんでした。

もう少ししたら連載を再開したいと思います。

連載に関しては長くなっているのでよかったら以下内容に関して案内していますのでご覧になっていただければと思います。

そして、わが巨人軍・・・。

ここにかかない間にわが巨人軍はなんとなーく下の方にいます。

4月よりははるかにましだと思いますが、

先発投手がそろってない。

中継ぎの不安。

大勢大丈夫?

というのが現在の感想です。

私見ですが、今巨人で先発で信頼できるのは戸郷とまあ、今日先発の山崎伊織(信頼でききるとまではいかないけど)

あとはやってみないとわかんないし、3点くらいとられて交代するとだいたい中継ぎで大量失点(涙)

◆先発

赤星だって、広島戦で悔しい思いをしたのに次に生かせず二軍落ち。

高橋(ゆうき)も、優しすぎて二軍落ち。

あー、かすかな期待は、菅野が日曜日に先発かも??ということだけど、往年の実力に戻れてるか不安

◆中継ぎ

うーん・・・ところで、はたけとか、谷岡とか どうしてるんでしょうか。(調べが甘くてすみません。ご存じの方は教えてください<m(__)m>)

くわはらもせっかくでてきてもだめだし・・・平内は先発なのかリリーフなのか・・・。

ていうか、もともとドラ1でとった くわはら、高橋、平内 みんな先発予定だったんだよねー。

菊池投手は収穫っぽいけど、それが継続できるかどうか。

8回中川が以前のように戻れればいいと思います。

◆抑え

大勢。

以前のような期待感満載の中に今は不安が見え隠れしてます。

1点差じゃ怖い。

2点差ならいいかって勝手に思ってます。

とはいえ、大量失点はないし、彼以外には抑えは思い当たらない。

頑張れー。

 

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連載小説を更新しました。

今年はもっとコンスタントに更新しようと思いましたが、ちょっと忙しくなり、またもや本当に不定期なものになってしまいそうですが、更新はしていきます。よろしくお願いします<m(__)m>

そして、野球ネタはなんといってもWBC世界一!!

おめでとう侍ジャパン!

私が注目したのはたっちゃんことヌートバー選手。

知らなかったときは、なぜわざわざアメリカ人を呼ぶのかなどと 今の私だったら当時の私にげんこつくらわしてるような気持ちだったのですが・・・

多様化の一環だろうしなどと思って彼を迎えたら、もうイチコロでございます。

切り込み隊長として守備も打撃もすばらしい活躍をしてくれました。

彼がいなければ予選リーグ勝ち抜けできたかわかりません。

人柄としても、お母さまの母国日本を愛してくれて、日本選手たちとのコミュニケーションもすばらしかった。

だからペッパーミルやヌーイングも誕生しました。

お母さまも、彼が日本で受け入れられるか不安だったかもしれませんね。

そういうのもあってメディアにも登場することによって彼をサポートしたかなーとか。

正直メジャーにはさほど興味はないのですが、たっちゃんの情報はほしい。

そして、なんと、奇しくも、たっちゃんがいるセントルイス・カージナルスには、巨人の星の登場人物、アームストロング・オズマも在籍していたのですよ(笑)

なんという奇遇(笑)

正直WBC終わっちゃってロスロスロスです。

でも来週には、プロ野球も開幕します。

わが巨人軍は今季こそ日本一を奪還しなければなりません。

気持ちを切り替え午後からのオープン戦を応援しよう♪

 

なお、連載小説あまりにも長くなり(自分で長くしてるんだけど<m(__)m>)わかりにくくなっていたり、私自身も整理をしたいという思いで、先日、以下のように少しでもわかりやすくとご案内させていただきました。

 

よかったら、以下も参考によろしくお願いします。

 

トップにもご案内していますが、連載小説についてご案内しておきます。

連載小説「マッキーS湖ナチュラルズの男たち」

長くなってしまっているので以下ご紹介しています<m(__)m>

簡単なあらすじ・登場人物紹介

もう少し内容紹介・読んでいただく順序

話順内容案内(1話~143話)

話順内容案内(144話~309話)

話順内容案内(310話~現在)

マッキー連載小説のカテゴリーからもお読みいただけます。

 

 悩んでいても時間は無常に過ぎていく。

 キャンプ休日も終わり、ひょうまはすっきりしない面持ちでグラウンドへ。

 果たして、三門はいなかった。

「ごきょうだいの具合が悪いとかで急遽帰京したんだって」

 監督鼻形は語尾を強める。

「僕だってね、人の心を持ってるんだからね、そんな状況ならそばにいってやりたい気持ちもわかるさ、だけど、一言僕に言ってくれたってよいものを・・・僕の立場ってものもあるんだからね・・・」

 みずくさいじゃないかという鼻形に対してひょうまは

(これだからおぼっちゃまは・・・お人よしってもんだ)

 こっそり舌打ちしながら質問する。

「で、その話、誰から聴いたんですか?」

「マネージャーだよ。でも、マネージャーもさっき知ったとかなんか妙なこと言ってたな・・・」

 だから、やはり、そんなのはうそなのだ。

 しかしそんなことはいえない。

 

 三門は城戸と会ったのだろうか。

 どうやって確認すればいいのか。

 選手への指導なぞ最早どうでもいいのだ。

(今シーズンの終わりには俺の席はここにはないのだから)

 とはいえ、城戸に真実を告げるまでは妙な真似はできない。

 美波の投球に目が行く。

(なんか張り切ってるなー)

 張り切りすぎてもよくないと注意する。

「星コーチ、僕、今本当にやる気満々なんすよ」

 満面の笑みを浮かべる美波。

「いいことでもあったか」

「ええ・・・ま、今はまだちょっと・・・」

 鼻歌さえ歌いながら投球フォームに入る美波。

 うらやましい・・・。

 いや、しかし、美波だって、少し前は大失恋しているのだ。

 有坂咲、今風に言えば、城戸の元カノであり、現在また今カノに。

 だから、よかったってものだ。

 チームのエースでもあるわけだし、美波が実力通りの力を発揮してくれれば今季も連覇は可能。

(だからといって、美波から城戸に聴きだしてもらうなんて虫がいいよな・・・)

 それに、何と言って頼めばいいのかもわからない。

 ため息をついて天をみあげるひょうま。

 ところが、その、天はひょうまにかすかなチャンスを与えてくれた。

「三門コーチはやっぱ、いないんですか?」

「やっぱってどういうことだ?」

 美波はペロッと舌を出す。

「やべっ別になんでも・・・」

 そのしぐさがなんとなくわざとらしく見えたひょうまは、美波は何かをいいたくてたまらないのかもと見て取れた。

 しかもひょうまにとっては超いわくつきの三門について・・・なのか?

 美波と三門、ひょうまの中ではまったくつながらないのだが。

「三門コーチは、きょうだいの具合が悪いとかで、急遽東京へ向かったということだが、美波はそれを知ってたということか?」

 途端、美波の顔色が変わった。

 つづく

こんにちは

連載小説を更新しました。

まだ不定期な状況ですが更新を続けていきますのでよろしくお願いします。

2月になり、わが巨人軍も宮崎キャンプに突入しております。

私が注目しているのは、鈴木大和選手です。

増田だいき選手が二軍にいる今、育成ではありますが唯一一軍に呼ばれている鈴木選手

代走頑張れ!

あれもこれもはいい。

個人的には代走のスペシャリストになってほしい。

鈴木選手も崇拝する名字も同じ鈴木たかひろコーチに指導を受けられるし、モチベーションあがってるでしょう。

そして明日はキャンプ休養日です。

 

なお、連載小説あまりにも長くなり(自分で長くしてるんだけど<m(__)m>)わかりにくくなっていたり、私自身も整理をしたいという思いで、先日、以下のように少しでもわかりやすくとご案内させていただきました。

 

よかったら、以下も参考によろしくお願いします。

 

トップにもご案内していますが、連載小説についてご案内しておきます。

連載小説「マッキーS湖ナチュラルズの男たち」

長くなってしまっているので以下ご紹介しています<m(__)m>

簡単なあらすじ・登場人物紹介

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 いろいろ今までゆらゆらもしてきたが、ひょうまもついに 正直な世界へ踏み出す決心をした。

 正直な世界・・・城戸涼介が息子と明かし、おきゅうとともに人生を歩むこと。

 ひょうまもおきゅうも、最早、生きてきた人生より残りの人生の方が少ないのだから、躊躇している暇はないのだ。

 代償も半端ないことはわかっている。

 でも、百万回謝ったって、あきこも、三門も、城戸も、そう簡単に許してはくれないだろう。

 城戸は別として、三門やあきこには、形も示さなければならない、形、それは金。

 「慰謝料」子供のころは「医者料」と思っていたことはおいといて(笑)それ相応の慰謝料を支払わねばひょうまの気もすまない。

 おきゅうにはすまないが、ひょうまは無一文になってもいい覚悟でいる。

 できたらあきこには本当にたくさん渡してあげたい。

 生れてから今まで本当に迷惑のかけっぱなしだった。

 なのに、あきこはひょうまに家族以上の執着を示している・・・それすら、あきこを不憫に思えてしまう。

「愛してる」

 の文字がないだけで、はた目からは夫婦に見えてしまうようなあきこのひょうまへの献身ぶり。

 そんな風にしてしまったのも、ひょうまを気にかけなければならない状況下に常にあきこがさらされてしまったからかもしれないとすら今は思う。

 ひょうまを思わざるを得ない日々が続きすぎて、それがひょうまへの愛というゆがんだ気持ちに変化を遂げさせてしまったのかもしれない。

「愛・・・」

 もしかしたら、あきこは、金よりも、ひょうまを求めるかもしれない・・・。

 瞬間ぶるっとひょうまの全身が震えて思わずかぶりを振った。

 さすがにそれはないだろう。

 昨今のあきこからつい変な推測をしてしまった。

(だが・・・もし金じゃなくてそっちだったら・・・)

 いやいやいや、あってはいけないに決まってる。

 こんな推測あきこにも失礼ってものだ。

 とにかく金だ。

(だから変な形でバレてクビになるのはまずい、計画どおりにやらないと・・・)

 計画と言っても今はキャンプ中。

 オープン戦でも始まり、もう少し自由に動けるようになったら、例の横浜のバー霧笛に城戸を呼んでおきゅうと一緒に真実を告げるというざっくりしたもの。

(バーで話すべき内容でもないかも・・・)

 じゃあ、城戸が「誕生」した霧笛のあとで入ったホテルがいいかもしれない。

(そうだ、そここそ一番ふさわしい場所)

 

 変な形でバレたくない・・・思えば思うほど、三門の行動が不気味に思えてくる。

 三門は東京にいた。だが、おきゅうと話すのが真の目的だったとは思えない。

(そしておそらく城戸涼介がおきゅうの息子と知っている・・・)

 まさか、三門は城戸涼介におきゅうの息子だと告げに行ったのか?

 一気に青ざめたひょうま。

(いや、そんなはずは・・・)

 三門にとって、その事実を伝えるのに最も効果的なのはおきゅうだろう。

(でも・・・城戸に会いに行っていないという確証も全然持てん・・・)

 じゃあ、会いに行ったとして、いったい目的はなんなのか。

 息子とわかる前だったら、気軽に城戸と話せたのだが、息子とわかって以来、どうしても、「城戸先生」と呼ぶのもしっくりこないし、ましてや、「涼介」なんて呼び捨てでなんか呼べっこない。

 どうしたものか。

 つづく

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
今月までちょっと忙しいと書きましたが、2月まででした<m(__)m>
その間は不定期になりますが、書けたら投稿したいと思います。
年末にも書きましたが、今年は連載をもう少し定期的に載せたいというのが目標と、
わが巨人の優勝、日本一奪還
自主トレも始まりました。
頑張れ、巨人軍!!
今年もよろしくお願いします。

 

 

なお、連載小説あまりにも長くなり(自分で長くしてるんだけど<m(__)m>)わかりにくくなっていたり、私自身も整理をしたいという思いで、先日、以下のように少しでもわかりやすくとご案内させていただきました。

 

よかったら、以下も参考によろしくお願いします。

 

トップにもご案内していますが、連載小説についてご案内しておきます。

連載小説「マッキーS湖ナチュラルズの男たち」

長くなってしまっているので以下ご紹介しています<m(__)m>

簡単なあらすじ・登場人物紹介

もう少し内容紹介・読んでいただく順序

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 ここで、牧についての紹介と 三門と牧に関してよかったら以下参照願います

★牧(チームオーナー、漫画家。もともとひょうま、半の高校の同窓生)

悪気はないのだが、いろんな人物を何気に窮地に陥れてしまう残念な男。

おきゅうの秘密に関して情報提供している。

 

 

 

 

★15-おきゅうの妊娠線に絡む三門の悲しい行動

207悲しい記憶 

230策士 ~ 224三門の上京

 

 

 

 

 

牧。

 

漫画家であり、マッキーS湖ナチュラルズオーナー。

もともとはひょうまと高校の同窓生なのだが、牧の場合、紹介にもあるように、彼自身は良かれと思ってやることがひいてはまわりを窮地に陥れてしまうのだ。

彼が漫画家になれたのも、ひょうまのおかげと言っても過言ではない。

高校時代、ひょうまたちが甲子園で準優勝したにも関わらず優勝できなかったことから野球部廃止をうたったPTA会長を闇討ちした牧。

しかし、ひょうまが疑われ、ひょうまは潔白をはらすため、牧に会って真実を伝えてほしいというのだが、牧の家は裕福ではなく、牧の夢は漫画家だが、まず高校卒業して働いて親を楽させたいというその思いにほだされてしまい、ひょうまは罪をかぶって退学した。

もし牧が犯人と分かれば、即退学、その後漫画家になるための生活などの準備もできたかどうかわからない。

以降も、牧はスケッチを通じて野球におけるひょうまの致命的な欠陥につながる情報を 知らぬとはいえ、三門に知らせる結果になってしまうなど、ひょうまは散々な目にあった。

しかし、それをプラスにとらえるなら、退学した結果予定よりも早く巨〇軍に早く入れたのだし、致命的な欠陥に関しても、時期が早かったというだけで、遅かれ早かれ見抜かれるときはきただろう。

見抜かれたことは魔球開発の原動力にもなった。

(でも、正直言えば、高校中退テスト生で巨〇軍入団じゃなくて、甲子園でちゃんと優勝して高校卒業して脚光をあびてドラフト一位とかで入団したかったという思いはくすぶっている(笑))

かつ、牧はその後漫画家になり、金持ちになったがゆえに、マッキーS湖ナチュラルズオーナーとなって、ひょうまの仕事場も得られた。

「情けは人のためならず」をひょうまは身をもって実践したともいえる。(笑)

牧もここまでにしておいてくれれば、ひょうまも、牧に対してなんだかんだあっても感謝の思いで生きていかれたかもしれない。

しかし、おきゅうの酒の席での願いを真に受けて調査して城戸涼介が息子であると暴き出したり、おそらくは三門にも同様におきゅうの子の存在、イコール城戸涼介のことも伝えたりまでは、いかがなものだろうか。

もし、おきゅうが真実を知らなければ、ひょうまと一緒になれていたかもしれない。

城戸涼介の存在が、二人を躊躇させたし、一時はこのまま真実は二人の胸にしまって二人の関係も進めないという決断せざるをえないと思ったほど。

ましてや三門になぞ、なぜ伝えたのか牧!

牧に確認しようと思って電話をしかけたが、指が進まない。

そう、今のひょうまに牧を責めることなど到底できない。

おきゅうへの愛に気づかなかった数十年間、まちがいだらけの人生を送っていた。

けーことの結婚、離婚、そして再婚、まちがいに気づきただすためにけーこと離婚の際は、世間との対応において牧にもかなりの迷惑をかけている。

今更牧に確認してそうだとわかったとして牧を責めたら逆にひょうまがチームを追い出されてしまうかもしれない。

城戸涼介に真実を伝えれば、そこからひいてはチームから去ることになるとは思うが、まだ、無職にはなりたくない。おきゅうの世話になるようになったとしても、男ひょうまとしては、少しでも多くの持参金を用意しておきたい(笑)

姉あきこの顔がうかんだ。

あきこにも、慰謝料を払わねばならないだろう。

つづく