こんにちは

連載小説を更新しました。

今年はもっとコンスタントに更新しようと思いましたが、ちょっと忙しくなり、またもや本当に不定期なものになってしまいそうですが、更新はしていきます。よろしくお願いします<m(__)m>

そして、野球ネタはなんといってもWBC世界一!!

おめでとう侍ジャパン!

私が注目したのはたっちゃんことヌートバー選手。

知らなかったときは、なぜわざわざアメリカ人を呼ぶのかなどと 今の私だったら当時の私にげんこつくらわしてるような気持ちだったのですが・・・

多様化の一環だろうしなどと思って彼を迎えたら、もうイチコロでございます。

切り込み隊長として守備も打撃もすばらしい活躍をしてくれました。

彼がいなければ予選リーグ勝ち抜けできたかわかりません。

人柄としても、お母さまの母国日本を愛してくれて、日本選手たちとのコミュニケーションもすばらしかった。

だからペッパーミルやヌーイングも誕生しました。

お母さまも、彼が日本で受け入れられるか不安だったかもしれませんね。

そういうのもあってメディアにも登場することによって彼をサポートしたかなーとか。

正直メジャーにはさほど興味はないのですが、たっちゃんの情報はほしい。

そして、なんと、奇しくも、たっちゃんがいるセントルイス・カージナルスには、巨人の星の登場人物、アームストロング・オズマも在籍していたのですよ(笑)

なんという奇遇(笑)

正直WBC終わっちゃってロスロスロスです。

でも来週には、プロ野球も開幕します。

わが巨人軍は今季こそ日本一を奪還しなければなりません。

気持ちを切り替え午後からのオープン戦を応援しよう♪

 

なお、連載小説あまりにも長くなり(自分で長くしてるんだけど<m(__)m>)わかりにくくなっていたり、私自身も整理をしたいという思いで、先日、以下のように少しでもわかりやすくとご案内させていただきました。

 

よかったら、以下も参考によろしくお願いします。

 

トップにもご案内していますが、連載小説についてご案内しておきます。

連載小説「マッキーS湖ナチュラルズの男たち」

長くなってしまっているので以下ご紹介しています<m(__)m>

簡単なあらすじ・登場人物紹介

もう少し内容紹介・読んでいただく順序

話順内容案内(1話~143話)

話順内容案内(144話~309話)

話順内容案内(310話~現在)

マッキー連載小説のカテゴリーからもお読みいただけます。

 

 悩んでいても時間は無常に過ぎていく。

 キャンプ休日も終わり、ひょうまはすっきりしない面持ちでグラウンドへ。

 果たして、三門はいなかった。

「ごきょうだいの具合が悪いとかで急遽帰京したんだって」

 監督鼻形は語尾を強める。

「僕だってね、人の心を持ってるんだからね、そんな状況ならそばにいってやりたい気持ちもわかるさ、だけど、一言僕に言ってくれたってよいものを・・・僕の立場ってものもあるんだからね・・・」

 みずくさいじゃないかという鼻形に対してひょうまは

(これだからおぼっちゃまは・・・お人よしってもんだ)

 こっそり舌打ちしながら質問する。

「で、その話、誰から聴いたんですか?」

「マネージャーだよ。でも、マネージャーもさっき知ったとかなんか妙なこと言ってたな・・・」

 だから、やはり、そんなのはうそなのだ。

 しかしそんなことはいえない。

 

 三門は城戸と会ったのだろうか。

 どうやって確認すればいいのか。

 選手への指導なぞ最早どうでもいいのだ。

(今シーズンの終わりには俺の席はここにはないのだから)

 とはいえ、城戸に真実を告げるまでは妙な真似はできない。

 美波の投球に目が行く。

(なんか張り切ってるなー)

 張り切りすぎてもよくないと注意する。

「星コーチ、僕、今本当にやる気満々なんすよ」

 満面の笑みを浮かべる美波。

「いいことでもあったか」

「ええ・・・ま、今はまだちょっと・・・」

 鼻歌さえ歌いながら投球フォームに入る美波。

 うらやましい・・・。

 いや、しかし、美波だって、少し前は大失恋しているのだ。

 有坂咲、今風に言えば、城戸の元カノであり、現在また今カノに。

 だから、よかったってものだ。

 チームのエースでもあるわけだし、美波が実力通りの力を発揮してくれれば今季も連覇は可能。

(だからといって、美波から城戸に聴きだしてもらうなんて虫がいいよな・・・)

 それに、何と言って頼めばいいのかもわからない。

 ため息をついて天をみあげるひょうま。

 ところが、その、天はひょうまにかすかなチャンスを与えてくれた。

「三門コーチはやっぱ、いないんですか?」

「やっぱってどういうことだ?」

 美波はペロッと舌を出す。

「やべっ別になんでも・・・」

 そのしぐさがなんとなくわざとらしく見えたひょうまは、美波は何かをいいたくてたまらないのかもと見て取れた。

 しかもひょうまにとっては超いわくつきの三門について・・・なのか?

 美波と三門、ひょうまの中ではまったくつながらないのだが。

「三門コーチは、きょうだいの具合が悪いとかで、急遽東京へ向かったということだが、美波はそれを知ってたということか?」

 途端、美波の顔色が変わった。

 つづく

こんにちは

連載小説を更新しました。

まだ不定期な状況ですが更新を続けていきますのでよろしくお願いします。

2月になり、わが巨人軍も宮崎キャンプに突入しております。

私が注目しているのは、鈴木大和選手です。

増田だいき選手が二軍にいる今、育成ではありますが唯一一軍に呼ばれている鈴木選手

代走頑張れ!

あれもこれもはいい。

個人的には代走のスペシャリストになってほしい。

鈴木選手も崇拝する名字も同じ鈴木たかひろコーチに指導を受けられるし、モチベーションあがってるでしょう。

そして明日はキャンプ休養日です。

 

なお、連載小説あまりにも長くなり(自分で長くしてるんだけど<m(__)m>)わかりにくくなっていたり、私自身も整理をしたいという思いで、先日、以下のように少しでもわかりやすくとご案内させていただきました。

 

よかったら、以下も参考によろしくお願いします。

 

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 いろいろ今までゆらゆらもしてきたが、ひょうまもついに 正直な世界へ踏み出す決心をした。

 正直な世界・・・城戸涼介が息子と明かし、おきゅうとともに人生を歩むこと。

 ひょうまもおきゅうも、最早、生きてきた人生より残りの人生の方が少ないのだから、躊躇している暇はないのだ。

 代償も半端ないことはわかっている。

 でも、百万回謝ったって、あきこも、三門も、城戸も、そう簡単に許してはくれないだろう。

 城戸は別として、三門やあきこには、形も示さなければならない、形、それは金。

 「慰謝料」子供のころは「医者料」と思っていたことはおいといて(笑)それ相応の慰謝料を支払わねばひょうまの気もすまない。

 おきゅうにはすまないが、ひょうまは無一文になってもいい覚悟でいる。

 できたらあきこには本当にたくさん渡してあげたい。

 生れてから今まで本当に迷惑のかけっぱなしだった。

 なのに、あきこはひょうまに家族以上の執着を示している・・・それすら、あきこを不憫に思えてしまう。

「愛してる」

 の文字がないだけで、はた目からは夫婦に見えてしまうようなあきこのひょうまへの献身ぶり。

 そんな風にしてしまったのも、ひょうまを気にかけなければならない状況下に常にあきこがさらされてしまったからかもしれないとすら今は思う。

 ひょうまを思わざるを得ない日々が続きすぎて、それがひょうまへの愛というゆがんだ気持ちに変化を遂げさせてしまったのかもしれない。

「愛・・・」

 もしかしたら、あきこは、金よりも、ひょうまを求めるかもしれない・・・。

 瞬間ぶるっとひょうまの全身が震えて思わずかぶりを振った。

 さすがにそれはないだろう。

 昨今のあきこからつい変な推測をしてしまった。

(だが・・・もし金じゃなくてそっちだったら・・・)

 いやいやいや、あってはいけないに決まってる。

 こんな推測あきこにも失礼ってものだ。

 とにかく金だ。

(だから変な形でバレてクビになるのはまずい、計画どおりにやらないと・・・)

 計画と言っても今はキャンプ中。

 オープン戦でも始まり、もう少し自由に動けるようになったら、例の横浜のバー霧笛に城戸を呼んでおきゅうと一緒に真実を告げるというざっくりしたもの。

(バーで話すべき内容でもないかも・・・)

 じゃあ、城戸が「誕生」した霧笛のあとで入ったホテルがいいかもしれない。

(そうだ、そここそ一番ふさわしい場所)

 

 変な形でバレたくない・・・思えば思うほど、三門の行動が不気味に思えてくる。

 三門は東京にいた。だが、おきゅうと話すのが真の目的だったとは思えない。

(そしておそらく城戸涼介がおきゅうの息子と知っている・・・)

 まさか、三門は城戸涼介におきゅうの息子だと告げに行ったのか?

 一気に青ざめたひょうま。

(いや、そんなはずは・・・)

 三門にとって、その事実を伝えるのに最も効果的なのはおきゅうだろう。

(でも・・・城戸に会いに行っていないという確証も全然持てん・・・)

 じゃあ、会いに行ったとして、いったい目的はなんなのか。

 息子とわかる前だったら、気軽に城戸と話せたのだが、息子とわかって以来、どうしても、「城戸先生」と呼ぶのもしっくりこないし、ましてや、「涼介」なんて呼び捨てでなんか呼べっこない。

 どうしたものか。

 つづく

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
今月までちょっと忙しいと書きましたが、2月まででした<m(__)m>
その間は不定期になりますが、書けたら投稿したいと思います。
年末にも書きましたが、今年は連載をもう少し定期的に載せたいというのが目標と、
わが巨人の優勝、日本一奪還
自主トレも始まりました。
頑張れ、巨人軍!!
今年もよろしくお願いします。

 

 

なお、連載小説あまりにも長くなり(自分で長くしてるんだけど<m(__)m>)わかりにくくなっていたり、私自身も整理をしたいという思いで、先日、以下のように少しでもわかりやすくとご案内させていただきました。

 

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 ここで、牧についての紹介と 三門と牧に関してよかったら以下参照願います

★牧(チームオーナー、漫画家。もともとひょうま、半の高校の同窓生)

悪気はないのだが、いろんな人物を何気に窮地に陥れてしまう残念な男。

おきゅうの秘密に関して情報提供している。

 

 

 

 

★15-おきゅうの妊娠線に絡む三門の悲しい行動

207悲しい記憶 

230策士 ~ 224三門の上京

 

 

 

 

 

牧。

 

漫画家であり、マッキーS湖ナチュラルズオーナー。

もともとはひょうまと高校の同窓生なのだが、牧の場合、紹介にもあるように、彼自身は良かれと思ってやることがひいてはまわりを窮地に陥れてしまうのだ。

彼が漫画家になれたのも、ひょうまのおかげと言っても過言ではない。

高校時代、ひょうまたちが甲子園で準優勝したにも関わらず優勝できなかったことから野球部廃止をうたったPTA会長を闇討ちした牧。

しかし、ひょうまが疑われ、ひょうまは潔白をはらすため、牧に会って真実を伝えてほしいというのだが、牧の家は裕福ではなく、牧の夢は漫画家だが、まず高校卒業して働いて親を楽させたいというその思いにほだされてしまい、ひょうまは罪をかぶって退学した。

もし牧が犯人と分かれば、即退学、その後漫画家になるための生活などの準備もできたかどうかわからない。

以降も、牧はスケッチを通じて野球におけるひょうまの致命的な欠陥につながる情報を 知らぬとはいえ、三門に知らせる結果になってしまうなど、ひょうまは散々な目にあった。

しかし、それをプラスにとらえるなら、退学した結果予定よりも早く巨〇軍に早く入れたのだし、致命的な欠陥に関しても、時期が早かったというだけで、遅かれ早かれ見抜かれるときはきただろう。

見抜かれたことは魔球開発の原動力にもなった。

(でも、正直言えば、高校中退テスト生で巨〇軍入団じゃなくて、甲子園でちゃんと優勝して高校卒業して脚光をあびてドラフト一位とかで入団したかったという思いはくすぶっている(笑))

かつ、牧はその後漫画家になり、金持ちになったがゆえに、マッキーS湖ナチュラルズオーナーとなって、ひょうまの仕事場も得られた。

「情けは人のためならず」をひょうまは身をもって実践したともいえる。(笑)

牧もここまでにしておいてくれれば、ひょうまも、牧に対してなんだかんだあっても感謝の思いで生きていかれたかもしれない。

しかし、おきゅうの酒の席での願いを真に受けて調査して城戸涼介が息子であると暴き出したり、おそらくは三門にも同様におきゅうの子の存在、イコール城戸涼介のことも伝えたりまでは、いかがなものだろうか。

もし、おきゅうが真実を知らなければ、ひょうまと一緒になれていたかもしれない。

城戸涼介の存在が、二人を躊躇させたし、一時はこのまま真実は二人の胸にしまって二人の関係も進めないという決断せざるをえないと思ったほど。

ましてや三門になぞ、なぜ伝えたのか牧!

牧に確認しようと思って電話をしかけたが、指が進まない。

そう、今のひょうまに牧を責めることなど到底できない。

おきゅうへの愛に気づかなかった数十年間、まちがいだらけの人生を送っていた。

けーことの結婚、離婚、そして再婚、まちがいに気づきただすためにけーこと離婚の際は、世間との対応において牧にもかなりの迷惑をかけている。

今更牧に確認してそうだとわかったとして牧を責めたら逆にひょうまがチームを追い出されてしまうかもしれない。

城戸涼介に真実を伝えれば、そこからひいてはチームから去ることになるとは思うが、まだ、無職にはなりたくない。おきゅうの世話になるようになったとしても、男ひょうまとしては、少しでも多くの持参金を用意しておきたい(笑)

姉あきこの顔がうかんだ。

あきこにも、慰謝料を払わねばならないだろう。

つづく

大晦日です。

本当はもう1回連載更新したかったのですが、先週末から腰痛であまり座る時間を増やせず<m(__)m>

腰痛のほうはだいたいよくなりました<m(__)m>

 

連載は更新できませんが、年末のご挨拶をさせていただきます。

●連載に関して

連載に関しては、今年は少し進めることができたり、連載についての紹介もできたりして、あくまで自分としては、ちょっとわかりやすくできたかなと思います。

来年は、コンスタントに更新することを目標にしていきたいと思います。

よろしくお願いします。

●野球に関して

今季わが巨人軍にとっては、残念な年になってしまいました。

CSにも出られなかったのはショックでした。

しかし、その悔しさをばねに来季こそ優勝してほしい!

選手がもっとのびのび野球ができればいいなと願います。

 

 

皆様

よいお年をお迎えくださいませ。

来年もよかったらまたおつきあいください。<m(__)m>

よろしくお願いします。

 

こんにちは

連載小説を更新しました。

よろしくお願いします。

来月まで少し忙しく、と書いていましたが、2月くらいまで忙しく(<m(__)m>)その間は不定期になりますが、書けたら投稿したいと思います。

よろしくお願いします<m(__)m>

 

野球はオフで話題もそんなになくてちょっと寂しいですね。

WBCに大谷、ダルビッシュ、鈴木選手が出てくれるというのはほんとに心強いです。

12月・・・シーズンオフ。

前も書いていたらすみませんが、その昔、シーズンオフには、プロ野球選手たちの歌の球宴(タイトルは違うけどそんな主旨)で、選手たちが歌を歌う番組や、演劇などありました。

オフの野球関係の番組は昔の方があったような気がしますが・・・今は、地上波だけでないので、CS専門チャンネルなどでは、企画などありますね。

たとえば、釣りチャンネルでは、巨人の釣り好き選手集めて釣りの番組やったり。

私はユーチューブはあまり見ないのですが、今はそっちのほうでいろいろ企画があるんでしょうね。

高梨きっちんとかみたいです。

そういえば、ズムサタに浅野翔吾選手がでていました。

とてもコメントがかわいいなと思いまして、ぜひ一軍に定着してズムサタのレギュラーやってほしいと思いました。(笑)

 

なお、連載小説あまりにも長くなり(自分で長くしてるんだけど<m(__)m>)わかりにくくなっていたり、私自身も整理をしたいという思いで、先日、以下のように少しでもわかりやすくとご案内させていただきました。

 

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 おきゅうのコメントはこたえになっていないが・・・。

 ひょうまは、どうしても、三門が、いくら休日とはいえ、黙って東京に行くなんて、私生活はともかく、キャンプ中にそんな暴挙をやらかすとは、よほどの理由なのではとしか思えない。

 三門がいないのは気になっていたが、返す返すもまさか東京に行っているとは・・・。

(そんなにまでしてきゅう子さんに会いたかったのか)

 三門のおきゅうへの深すぎる愛というのを想像してみた。

 確かに三門はおきゅうを愛し愛し愛し愛しているのはよーくわかっている。

(だからといって、職務をすっぽかしてまで会いに行く・・・?)

 ちょっと違うような気がする。

 だったら、おきゅうが東京にいるか確認してから行く、それが三門という男ではなかろうか。

(じゃあ、何の目的で東京へ?)

 ちえのところに三門はいた、ちえと美波がなにやら話している・・美波・・・そして・・・まるで連想ゲームのように、城戸涼介の顔が浮かんだ。

 息子城戸涼介には幸せになってほしい・・・願わくば親として祝福したい。

 ふと、ひょうまは不安になる。

「きゅう子さん・・・」

 ひょうまは、ある疑問を投げかける。

「三門さんは、きゅう子さんのどこまで知ってるの?」

「どういうこと?」

 ひょうまは、おきゅうに真実を確認したときのことを思い出している。

 ひょうまの口からは、三門が、おきゅうに子供がいることを知っているとは伝えていない。

「子どものこととか・・・」

 思い切りトーンが落ちた。

「まさか!知ってるはずないじゃないのよ、知って私と?ありえない」

 そうだろうとは思った。

 おきゅうを愛しているがゆえに知ってることを不問にしているのか、別の策があっておきゅうに隠しているのか。

(三門は、おきゅうの子供が城戸涼介だと知っているのだろうか)

 さらには、三門は一体どこでその事実をつかんだのだろうか。

 本来もっと早くそれらに疑問を抱くべきだった。

 おきゅうは、真実をマッキーチームオーナー牧から聴かされた。

(三門だって牧から真実を聴くことはできないだろうか?)

 牧は肝心なところでいろんなことをしでかす残念な男。

(もし、牧から子供の話を聴きだしたのなら、子供が城戸涼介であることを知っているということになる・・・)

 夜も長袖1枚でもOKな那覇なのに、ひょうまの心臓は凍り付きそうになった。

(なんとおまぬけなんだ、俺という男は!三門が知ったニュースソースがどこなのか調べておかなければならなかったのだ!)

 ひょうまはとりあえずおきゅうに伝える。

「と・・・とにかく、三門さんからの電話は絶対出ないでほしい・・・。ちょっとまた近々連絡するから、少なくともそれまでは・・・」

「わかった・・・でもひょうまさん、大丈夫?慌ててるようだけど?」

「ああ・・・じゃ」

 心臓の鼓動が耳につんざいているまま、ひょうまは電話を切ってしまった。

 切り際に、誰もいないんだから、「アイシテル」くらい言ってから切ってもよかったのにと後悔したのはしばらくのちのこと。

 

 ひょうまは牧に連絡を取ろうとしたが、指が止まってしまう。

 仮にひょうまの推測があたってたとして、今のひょうまに牧を責めることはできない。

 つづく   

 

 

 

こんにちは

連載小説を更新しました。

よろしくお願いします。

来月まで少し忙しく、その間は不定期になりますが、書けたら投稿したいと思います。

よろしくお願いします<m(__)m>

 

今回はサッカーについて

日本頑張ったね!

サッカー正直詳しくないのですが、ワールドカップは応援します!

今回ベスト8に残れませんでしたが、PKまでもつれこませられたのは進歩ではないでしょうか。

ドイツスペインに勝った時は本当に狂喜乱舞でした。

そういう夢を見させてくれてありがとうございました。

 

もうひとつ。

渡辺徹さんの訃報に驚きました。

ブログ楽しみに拝読していたし、少し前に徹子の部屋にも出演されてたし、確かに病気続きであったけど・・・。

知ったときは絶句しました。

昨日ご家族が記者会見されてましたが、明るく対応していて、最初記者会見などしなくていいよと思ったけど・・・。

しかし、最期をどう見送るか、渡辺徹さんという人間の最期をしっかりきめたかったのではないでしょうかと思いました。

あくまで私見です。

彼は明るかった、だから

「最期もたのんだよ、明るく決めてくれよ そして、みんなも元気でやってくれよ」

彼の願いを家族がかなえたのではないでしょうか。

郁恵ちゃん親子さんお疲れさまでした。

これからいろいろ無理せずお願いします<m(__)m>

 

なお、連載小説あまりにも長くなり(自分で長くしてるんだけど<m(__)m>)わかりにくくなっていたり、私自身も整理をしたいという思いで、先日、以下のように少しでもわかりやすくとご案内させていただきました。

 

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「ああ、そういえば・・・」

おきゅうがハッと気づいた感じで言う。

「三門の妹、ちえから電話はあったわ」

「ちえさん?」

「そう、ご無沙汰だったから、ちょっと嬉しくなって・・・ああ、今青森にいるのよ、出張で。だから青森ついたら電話しようと思ってたんだけど・・・」

 ご無沙汰の妹がおきゅうに電話。

「で、きゅう子さん電話したのか?」

「何慌ててるのよ、ひょうまさん、だから言ったでしょ?電話しようと思ってたって・・・もうすぐホテルに着くから落ち着いたら電話しようと思ってるけど・・・」

「三門さんは今東京で、ちえさんと一緒にいるらしい」

「ええ!?」

 今度はおきゅうが慌てる。

「どうして?なんの目的で!?」

「キャンプ中にそんな大胆な行動を起こすような人じゃないから、不思議でしょうがないんだ」

 東京・・・東京が目的なのか?ひょうまは疑問に。

 だが、どう考えてもわからない。

 わかるのは、三門が黙って消えて東京にいるのは、それ相当の理由があるはずだということだけ。

「もしかしたら、三門は直接自分が電話したら私が出ないかもと危惧して、ちえを使ったのかもしれない」

「きゅう子さんは三門さんからの電話をすっぽかすの?」

 ちょっとひょうまのテンションがあがる。

「ええ・・・まあそうね、今の電話だってもし三門からだったら絶対スルーしてたわ・・・移動中ということもあるし・・・」

「それって、俺だから、電話かけなおしてくれたの?」

「フフ・・・そんなところかしら」

 照れ隠しなのかちょっとすかしたように言うおきゅうに、ひょうまは、おきゅうが「三門」と、身内のように言うことに対して嫉妬した自身を恥じた。

 形より中身なのだ。

 対外的にはおきゅうも夫のことは三門と言っているのだろうから、つい、ひょうまに対してもそうなるのだろう。いやいや、そんなおめでたいムードに浸っている場合ではないのかもしれない。

 三門が東京からちえを使っておきゅうに電話をしてきている。

 三門という男は、不確実では動かぬ男。

 物事100%確信できたら実行する男。

 かつ、チームに無断で動いていることも気になる。

(チームに知られたくない・・・否・・・俺に知られたくない!)

「二次キャンプ前に俺たちが逢ったことが三門さんにばれたのかな・・・」

「それはないはず。協力者たちは信用できるし、怪しんだとしても、逢ったという事実にまでは絶対たどり着けないわ」

「そうか・・・でも・・・嫌な予感がする・・・俺たちはもうすぐ、城戸先生に真実を伝える・・・そのタイミングでの三門さんの行動・・・ムムム・・・」

「じゃあ、私、ちえからの電話を受けないことにする。とりあえずは電話で話そうとしているんだから、私になにか言いたいのだと思う。でも、何か決定したことを私に伝えるわけじゃないと思うのよね。だったら、ちえなんか使わずとも、私の留守電でもメールでも伝えられるはず。時間稼ぎにもなるし、私は忙しいということにして一切電話にでないで、様子を見るわ」

 なるほど、そういう見解もあるか。

「とはいえ、那覇から電話せず東京から電話しているというのはどうしても気になるな・・・」 

 もやもやするひょうまに、おきゅうはいう。

「でも三門はキャンプが休日に抜けたのよね。なら、こっそりいってこっそり戻ってくる予定かもしれないわよ。

今夜那覇に戻ってくるかも・・・」  つづく

 

 

こんにちは

今少し忙しくて連載小説掲載が遅くなります。

週一回を目指していたのですがすみません<m(__)m>

野球にかんしては書いてみようかと思います。

わが巨人軍

11月23日にファンフェスタが行われました。

東京ドームでは3年ぶりとか。

そうか、やっているイメージがあったけど、ドームは3年ぶりだったんですねー

選手とファンの交流はテレビで見ていてもほほえましく感じますし、選手たちの素顔も見ることができて楽しい時間です。

特に選手たちのトークが好きです。

(ズムサタも見てます)

残念だったのは、岡本キャプテン指名後のあいさつの途中で番組が終わってしまったことです。

「あああああ!」

と、叫んでしまいました(汗)

でも年齢的にも適正だと思いますし、純血巨人選手4番に返り咲き、巨人を愛して盛り立てていってほしいと思います。

 

 

 

こんにちは

連載小説を更新しました。

よろしくお願いします。

わが巨人軍、松田選手と長野選手を迎え入れました。

長野選手はお帰りなさい、なんだけど・・・。

これは補強なのか?という疑問もあります。

そんな中今西武コーチになった元巨人の内海さんがズムサタや、あさっては日テレG+超ジャイアンツに出演してくれます。

内海さんは西武ですばらしい引退試合やってもらえたし、イースタンの巨人戦でも引退試合をやってもらえた稀有な選手なのです。

巨人は内海さんにコーチになってほしかったようですが、内海さんはお断りになったとか(情報が違ってたらごめんなさいと謝っておきます)

私もそれでいいと思います。

内海さんには西武で慕ってくれる投手陣がいます。

その投手陣を育て上げてほしいです。

コーチとしてのキャリアを積んでそれをひっさげて巨人に戻ってきてほしいです。

お待ちしています!!

 

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 おきゅうはまた移動しているという。

 

 もう時刻は夜10時近く。

「私はきゅう子さんの妹のちえです。きゅう子さん、どちらに行かれたんですか?」

 しかし、秘書は慇懃無礼な物言いで

「本当に申し訳ございません。明日も早いものですから到着したらすぐ休まなければなりません」

「じゃあいつ話ができますか?」

「ではまた先生の方にお電話があった旨お伝えしておきます。すみませんがよろしくお願いします」

 一方的に電話が切れてしまった。

「あんちゃん・・・」

 小首を傾げるちえ。

「青森についたら電話するちゅうことだったじゃなかか」

「ねえ・・・でも、そういうことじゃ仕方なかよね・・・いずれにしても明日朝いちばんでキャンプに戻ったほうがよかよ。もし、きゅう子さんと連絡取れたらなんとかあんちゃんと話せるようにするたい」

「・・・そうだな・・・」

 おきゅうと電話でも話すことができないのか。

 三門は悲しくなる。

 急用ができたなんて、なんて運が悪い男なのか。

(野球選手時代もそうだった・・・星くんの魔球をいつも鼻形くんに先ばこされて打たれてしまった・・・)

 もちろん、三門だって、ひょうまの球をホームランしたこともあったはずだが、そういうことはすっかり忘れ果てている(笑)

 

 一方、キャンプ地である那覇のホテルにいる星ひょうまは、美波がなぜか三門の妹と電話しているところにでくわした。

「美波、なんで三門さんの妹と話してるんだ?」

「いやあ・・・まあそれはそのうち・・・」

 にやにやとはぐらかす美波。

「あ、そうそう、星コーチ。三門コーチなぜか東京にいましたよ」

「え!」

 途端、ちえと美波がどうのこうのなんてことははるか彼方にぶっ飛び、ひょうまの眼が大きく見開かれた。

「なんで!?」

「知りませんよ。キャンプ中になぜ抜け出して東京なんでしょうかねえ」

 いぶかしがる美波、それ以上に、ひょうまは頭をフル回転。

 三門がオフならともかく、キャンプ中にこんな行動をとるなんてありえない。

 ありえない・・・その先に、おきゅうの顔が浮かんだ。

(まさか、きゅう子さんに会いに行ったのか!?)

 でもなぜ?なぜ?

 キャンプを放り出してまで会いに行く理由はなんなのか。

 ひょうまは急いで部屋に戻ると、携帯を取り出し、ためらわずにおきゅうに電話を。

 しかし数回鳴らしても出ず、いったん切り、もやもやしながらもう一回かけようとしたところにおきゅうから折り返しかかってきた。

「ひょうまさん、どうしたの?こんな時間に・・・」

「きゅう子さんっ・・・」

「フフ・・・でも、うれしいけど」

 予想外にのんきなおきゅう。

「三門さんと会ったか?」

「え?三門?何言ってるの?三門はあなたたちと一緒に那覇でしょ?」

 三門と身内のように、身内なんだけど、呼ぶおきゅうに一瞬いらだちを覚えるも

「・・・ということは、会ってはないし、連絡も来てないってことか・・・」

 つぶやくひょうま。つづく

 

妖怪プロジェクトさんのCD「きのこ尽くし」もよろしく!!

 

 

こんにちは

連載小説を更新しました。

勝手に週一回の更新を目指していますが(汗)今回は間があいてしまいました。すみません。

今は目下侍ジャパンの調子に興味があります。

昨日のオーストラリア戦よかったですね!

わが巨人の岡本、戸郷大活躍!

岡本はホームへの走塁アウトになってしまいましたが(汗)2安打。願わくばホームランを村上の前で見せてやってほしい

戸郷は初めての国際戦、しかも第2先発という初めて尽くしながら じゃっかんテンポおそめながらも顔色変えず投げていました。

結果4イニング無失点!

完璧ですよーお立ち台にたてたね!

選ばれてほしいです。彼はポカさえなければ一流になっていける。

フォークばしばし決めてました。

一方では皆既月食の日・・・トライアウトが行われていました。

かつてのドラいち桜井も投げていました。

どうかなー・・・

どこか彼を採用してくれるところはないか。

明暗を感じている今週でした。

 

なお、連載小説あまりにも長くなり(自分で長くしてるんだけど<m(__)m>)わかりにくくなっていたり、私自身も整理をしたいという思いで、先日、以下のように少しでもわかりやすくとご案内させていただきました。

 

よかったら、以下も参考によろしくお願いします。

 

トップにもご案内していますが、連載小説についてご案内しておきます。

連載小説「マッキーS湖ナチュラルズの男たち」

長くなってしまっているので以下ご紹介しています<m(__)m>

簡単なあらすじ・登場人物紹介

もう少し内容紹介・読んでいただく順序

話順内容案内(1話~143話)

話順内容案内(144話~309話)

話順内容案内(310話~現在)

マッキー連載小説のカテゴリーからもお読みいただけます。

 

 美波理(みなみ おさむ)。

マッキーS湖ナチュラルズのエース投手。

親がいなくて施設育ちだが、美波社長の養子になる。

チームドクター城戸涼介とは施設時代の同部屋で友達だった。

しかし、実は美波社長は最初城戸涼介を養子に考えていたということが最近発覚し、かつ、美波の婚約者だった有坂咲は、城戸涼介の昔の恋人であることも発覚、ひいては有坂咲とは別れる結果に。

城戸涼介と有坂咲は元サヤに収まる。

 

 

 

 

●美波理については、よかったら以下も参照願います。

 

 

 

 

★4-美波理と城戸涼介の因縁

57自主トレ開始 ~ 88冗談じゃない!

 

★13-有坂咲をめぐる城戸涼介と美波理

163乱調 ~ 223親友

(★14-城戸と有坂咲がつき合っていたころ

213城戸と有坂咲その1 ~ 220城戸と有坂咲その8  )

231美波来宅 ~ 236君の朝?

249鉢合わせ ~ 254ひらめき

 

美波とちえの周りはバラ色に包まれ始める。

それをぶった切るようにまたもや三門がスマホを奪った。

「美波!チャラチャラしたことば言うでなか!これは大事なこつばい!わしなんか、思いを遂げるのにどれだけ時間ばかかったか・・・」

「三門コーチ、時間なんか関係ないですよ。縁とタイミングです」

 言い切る美波。

「タイミング・・・ムムム・・・」

 スマホを奪ったまま、またも唸る三門。

「あんちゃん、ちょっとスマホ貸して」

 時計を見ながら取り上げたちえ。  

「美波さん、ありがとう、また明日電話していいですか?」

「もちろんですよ。練習が終わったら、すぐ~・・・あっ星コーチだ・・・すみません、じゃ、また明日」

 最後はあわただしく電話が切れるも、ちえはスマホを胸に抱いてにやけている。

「ちえ、わしは帰るたい。今からならほんと、飛行機間に合うかもしれんとです。ちょっと頭冷やして美波とも直接おまえのこつば聴いてみんと・・・」

 玄関に向かう三門はちえに呼び止められた。

「あんちゃん、やっぱ、きゅう子さんと今話すべきよ。もうすぐきゅう子さん青森について連絡が来る。これもタイミングじゃなかか。 だめと思ってた私もうまくいったし~・・・」

 語尾が甘く上がっている。

「私の場合は野球で言えばほぼコールド負けしそうなとこからの大逆転なのよ。あんちゃんの場合は曲がりなりにも夫婦じゃなかか。私より分があるたい」

 ちょっとわけわからないところもあるけど、言わんとすることはなんとなく理解できた三門。

「もうそろそろきゅう子さんから電話がきそうな時間だったから、美波さんの電話をきりあげたよ」

 

 

 三門は本来の目的を思い出した。

 城戸涼介の親代わりを務めたい希望をおきゅうと共有することだ。

 城戸涼介の返事はない。

 だが、おきゅうも同じ気持ちであれば城戸のOKに近付けるだろう。

 

 2時間後。

「おかしいなあ。もうとっくに青森についてるはずたい・・・新幹線だろうし」

 ちえと三門は部屋の中をうろうろ歩き回っている。

「電話してみようか」

 というちえを、三回は制してきた三門だが、さすがにちえに電話を頼む。

 万が一だが、なにかトラブルでもあったら心配だし。   

 ところが、呼び出し音が続いた挙句、転送モードっぽくなり、やがて出たのは おきゅうの秘書だった。

「もうしわございません。きゅう子先生は青森からまた別件で急遽移動されることになりまして、明日も早いものですからご連絡できずに申し訳ないということです。本当の急用でなければ後日きゅう子先生からご連絡いたしますが・・・」   つづく

 

 

妖怪プロジェクトさんのCD「きのこ尽くし」もよろしく!!

 

 

 

こんにちは

連載小説を更新しました。

CS わが巨人軍は蚊帳の外だが、私はオリックスを応援してて、2連勝してくれました(汗)

そんなわが巨人軍も快挙を果たします。

先週のドラフト会議、くじ引き阪神さまに勝ちました!

すばらしい!

 

なお、連載小説あまりにも長くなり(自分で長くしてるんだけど<m(__)m>)わかりにくくなっていたり、私自身も整理をしたいという思いで、先日、以下のように少しでもわかりやすくとご案内させていただきました。

 

よかったら、以下も参考によろしくお願いします。

 

トップにもご案内していますが、連載小説についてご案内しておきます。

連載小説「マッキーS湖ナチュラルズの男たち」

長くなってしまっているので以下ご紹介しています<m(__)m>

簡単なあらすじ・登場人物紹介

もう少し内容紹介・読んでいただく順序

話順内容案内(1話~143話)

話順内容案内(144話~309話)

話順内容案内(310話~現在)

マッキー連載小説のカテゴリーからもお読みいただけます。

 

美波理(みなみ おさむ)。

マッキーS湖ナチュラルズのエース投手。

親がいなくて施設育ちだが、美波社長の養子になる。

チームドクター城戸涼介とは施設時代の同部屋で友達だった。

しかし、実は美波社長は最初城戸涼介を養子に考えていたということが最近発覚し、かつ、美波の婚約者だった有坂咲は、城戸涼介の昔の恋人であることも発覚、ひいては有坂咲とは別れる結果に。

城戸涼介と有坂咲は元サヤに収まる。

 

 

 

●美波理については、よかったら以下も参照願います。

 

★4-美波理と城戸涼介の因縁

57自主トレ開始 ~ 88冗談じゃない!

 

★13-有坂咲をめぐる城戸涼介と美波理

163乱調 ~ 223親友

(★14-城戸と有坂咲がつき合っていたころ

213城戸と有坂咲その1 ~ 220城戸と有坂咲その8  )

231美波来宅 ~ 236君の朝?

249鉢合わせ ~ 254ひらめき

 

 

 

 

 ちえの相いれないという相手が美波理とは!

ちえから電話を奪ったまま三門は混乱のままを美波にぶつけ続ける。

「美波、ちえの心をもてあそんでるわけじゃなかとか?」

「ちえはおまえと一回りは違うとよ、若いお前がちょっとお手付きしてすむわけじゃなか!」

 三門、ちえを思うようでいてちえを傷つけてることに気づけ(笑)

「あの、三門コーチこそ落ち着いてくださいよ、自分が何言ってるかわかってます?」

 美波に諭されても三門のテンションは変に上がっていく。

「美波、有坂咲さんがだめならわしの妹って、女がいなきゃダメなのか、そんなやわなやつなのか」

「それ、本当に僕にも三門さん・・・いや、ちえさんにも失礼な発言ですよ」

 美波の口調も強くなる。

「ちょっと話戻しましょうかっていうか、じゃあ、ちょうどいいというというのもなんですが、改めて。三門コーチ、ちえさんとおつきあいしたい、いや、ちえさんさえよければ結婚前提でおつきあいしたいです。よろしくお願いします」

「う・・・なんでそんなこつ・・・電話の相手が美波だからか・・・」

 ぶつぶつつぶやく三門から電話をとりあげたちえ。

「美波さん、よく考えたほうがいいですよ。兄も失礼しましたが、でも、兄のいうのも一理あります。干支は一緒でも年齢は全然違うんですよ。もう子供もできないかもしれないし、話題だって・・・」

「ちえさん、僕はちえさんの最後のメッセージがきたとき、飛び上がって喜んだんですよ。正直言えば、ちえさんならば、僕もネットの写真などで拝見したことがあってお顔は存じてました。

 言っちゃ悪いけど、三門コーチに似ず美人だなって(笑)・・・。」

 ちえの写真がネットに出回っている・・・またもや三門が電話をとりあげた。

「美波、ちえの写真はどこでみたとか!盗撮されてるんだったら訴えなきゃいかんばい!」

「三門コーチ、何言ってるんですかー。チームの人間だけが見れるサイトがあるじゃないですか。そこに家族写真を載せたい人は載ってて、三門さん自分でのっけたんでしょ?とにかく、ちえさんと僕は同じ気持ちなんだから、そこんとこよろしく!」

 最後はどっかで聴いたようなセリフをかます美波。

「美波さん、本当にいいの?」

「もちろんですよ。僕の腹の底を見せられたのはちえさんだけです。年齢なんか・・それに、男性と女性じゃ女性の方が長生きだから、僕の人生の最後まで一緒につき合ってくださいよ」

 結婚前提と言いつつ早くもプロポーズの言葉も飛び出し、美波の本気度が伝わってきた。

 つづく

 

 

 

 

 

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