こんにちは

連載小説を更新しました。

今年はもっとコンスタントに更新しようと思いましたが、ちょっと忙しくなり、またもや本当に不定期なものになってしまいそうですが、更新はしていきます。よろしくお願いします<m(__)m>

そして、野球ネタはなんといってもWBC世界一!!

おめでとう侍ジャパン!

私が注目したのはたっちゃんことヌートバー選手。

知らなかったときは、なぜわざわざアメリカ人を呼ぶのかなどと 今の私だったら当時の私にげんこつくらわしてるような気持ちだったのですが・・・

多様化の一環だろうしなどと思って彼を迎えたら、もうイチコロでございます。

切り込み隊長として守備も打撃もすばらしい活躍をしてくれました。

彼がいなければ予選リーグ勝ち抜けできたかわかりません。

人柄としても、お母さまの母国日本を愛してくれて、日本選手たちとのコミュニケーションもすばらしかった。

だからペッパーミルやヌーイングも誕生しました。

お母さまも、彼が日本で受け入れられるか不安だったかもしれませんね。

そういうのもあってメディアにも登場することによって彼をサポートしたかなーとか。

正直メジャーにはさほど興味はないのですが、たっちゃんの情報はほしい。

そして、なんと、奇しくも、たっちゃんがいるセントルイス・カージナルスには、巨人の星の登場人物、アームストロング・オズマも在籍していたのですよ(笑)

なんという奇遇(笑)

正直WBC終わっちゃってロスロスロスです。

でも来週には、プロ野球も開幕します。

わが巨人軍は今季こそ日本一を奪還しなければなりません。

気持ちを切り替え午後からのオープン戦を応援しよう♪

 

なお、連載小説あまりにも長くなり(自分で長くしてるんだけど<m(__)m>)わかりにくくなっていたり、私自身も整理をしたいという思いで、先日、以下のように少しでもわかりやすくとご案内させていただきました。

 

よかったら、以下も参考によろしくお願いします。

 

トップにもご案内していますが、連載小説についてご案内しておきます。

連載小説「マッキーS湖ナチュラルズの男たち」

長くなってしまっているので以下ご紹介しています<m(__)m>

簡単なあらすじ・登場人物紹介

もう少し内容紹介・読んでいただく順序

話順内容案内(1話~143話)

話順内容案内(144話~309話)

話順内容案内(310話~現在)

マッキー連載小説のカテゴリーからもお読みいただけます。

 

 悩んでいても時間は無常に過ぎていく。

 キャンプ休日も終わり、ひょうまはすっきりしない面持ちでグラウンドへ。

 果たして、三門はいなかった。

「ごきょうだいの具合が悪いとかで急遽帰京したんだって」

 監督鼻形は語尾を強める。

「僕だってね、人の心を持ってるんだからね、そんな状況ならそばにいってやりたい気持ちもわかるさ、だけど、一言僕に言ってくれたってよいものを・・・僕の立場ってものもあるんだからね・・・」

 みずくさいじゃないかという鼻形に対してひょうまは

(これだからおぼっちゃまは・・・お人よしってもんだ)

 こっそり舌打ちしながら質問する。

「で、その話、誰から聴いたんですか?」

「マネージャーだよ。でも、マネージャーもさっき知ったとかなんか妙なこと言ってたな・・・」

 だから、やはり、そんなのはうそなのだ。

 しかしそんなことはいえない。

 

 三門は城戸と会ったのだろうか。

 どうやって確認すればいいのか。

 選手への指導なぞ最早どうでもいいのだ。

(今シーズンの終わりには俺の席はここにはないのだから)

 とはいえ、城戸に真実を告げるまでは妙な真似はできない。

 美波の投球に目が行く。

(なんか張り切ってるなー)

 張り切りすぎてもよくないと注意する。

「星コーチ、僕、今本当にやる気満々なんすよ」

 満面の笑みを浮かべる美波。

「いいことでもあったか」

「ええ・・・ま、今はまだちょっと・・・」

 鼻歌さえ歌いながら投球フォームに入る美波。

 うらやましい・・・。

 いや、しかし、美波だって、少し前は大失恋しているのだ。

 有坂咲、今風に言えば、城戸の元カノであり、現在また今カノに。

 だから、よかったってものだ。

 チームのエースでもあるわけだし、美波が実力通りの力を発揮してくれれば今季も連覇は可能。

(だからといって、美波から城戸に聴きだしてもらうなんて虫がいいよな・・・)

 それに、何と言って頼めばいいのかもわからない。

 ため息をついて天をみあげるひょうま。

 ところが、その、天はひょうまにかすかなチャンスを与えてくれた。

「三門コーチはやっぱ、いないんですか?」

「やっぱってどういうことだ?」

 美波はペロッと舌を出す。

「やべっ別になんでも・・・」

 そのしぐさがなんとなくわざとらしく見えたひょうまは、美波は何かをいいたくてたまらないのかもと見て取れた。

 しかもひょうまにとっては超いわくつきの三門について・・・なのか?

 美波と三門、ひょうまの中ではまったくつながらないのだが。

「三門コーチは、きょうだいの具合が悪いとかで、急遽東京へ向かったということだが、美波はそれを知ってたということか?」

 途端、美波の顔色が変わった。

 つづく