ワイン好きのリヨン日記。 -14ページ目

ワイン好きのリヨン日記。

France, Lyonからのブログ。ワインを中心に。

アルザスの造り手、Louis SIPPのピノ・グリを開けました。Grand Cruも擁する造り手。日本にも輸出しているようです。







透明感のある薄いホワイトイエロー。

ミネラルを感じる香り。やや柑橘系の要素が入り交じり、花開いた白い花の香り。

やや甘く口に広がる味わい。ミネラリーな広がりからややグレープフルーツの皮のような苦味を口に残します。

フォアグラと一緒に飲む予定だったのですが、、一緒に合わせたのはトリュフオイル(黒)とトリュフ塩で合えたサラダ。相性は特筆する事はなし。トリュフオイル、サラダに使うとサラダが一段と美味しくなりますね。オリーブオイルは重宝します。

アルザス、あまり人気でませんが、マリアージュという点においては何か合うものがあると思っています。今年も色々試していこうと思います。

1月6日はガレット・デ・ロワgalette des roisを食べる公現祭があります。
ノエルが終わった年末には既にガレットが売り出されており、ガレットもどこで買うかでピンキリです。
去年はマルシェでなんとなく買ったガレットがものすごく美味しく、こういうものに当たると嬉しいですね。中にフェーヴという小さな人形が入っていて、切り分けてこれに当たった人が次の公現祭の日まで幸運が続くとか、色々諸説があるようですね。まあ、現在ではこのフェーヴ、コレクターがいるようで、フェーヴだけで売っていたりしますが。


さて、時系列が滅茶苦茶ですが、昨年飲んだワインの残り。

我が家では頻度が決して多くないロワールです。それもソミュール。






写真では暗いですが、やや明るめのガーネット。



カベルネ・フラン特有の土臭い田舎っぽい香りはあまりしません。甘く、ラズベリー、ドライストロベリー、レーズン、凝縮した小さな果実の香りを感じます。

ドメーヌのページを見てみるとソーヴィニヨンも入っているようですね。そのお陰でフランの土くささが減り、果実香がより出ているのかも知れません。

口に含むと中で広がる味わい。甘酸っぱく、小さなベリーを食べているような、そんな印象があります。非常にスムースでロワールの赤としては非常にフラン特有の香りや、鈍くささが少なく飲みやすいワインです。



我が家ではこういうロワールのワインは今やボルドーより親しみやすいかもしれません。ボルドーの醍醐味は熟成だと勝手に思っていますので、早飲み傾向で、安価でバックヴィンテージ入りにくいフランスの状況としては若いうちはこういいったロワールのワインを楽しむ方が良いのかもしれません。勿論、好みによりますけどね

あけましておめでとうございます。
この記事を書いているうちに年が明けてしまいました。


年末の最後のイベントとして、Poul Bocuseに訪問してきました。おそらく、最初で最後の訪問。Bocuse氏がレストランに姿を見せるうちに行っておきたかったのと、来客も重なり、訪問にいたりました。


この日までにメニューを何回オンラインで見た事か(笑)。それに他の方のブログをチェックし、メニューや感想を見てみたり・・・

レストランにはあまり行きませんので、3つ星も実はこれが初めて。去年末はLe 14 Fevrierに訪問しましたが、特にドレスアップはせずカジュアルに。しかし、今回はそれらしくドレスアップして、訪問しました。準備段階を含めて3つ星なのだろうと、今回は感じました。

日本人の方はほとんど旅行客でしょうから、タクシーを使う方が多いようですが、今回はあえてメトロとバスで行ってみました。



メトロD線のGare de Vaise (終点)という駅で下車。

ここから、バスの43番線にのって10~15分程度でしょうか。バスの43番でPt de Collongesで下車。既にバス停からレストランが見えます。

バスの時間にもよりますが、所要時間はほぼ同じ。リヨン中心地からのタクシー代を考えると、切符1枚で行けるので非常にリーズナブル。




噂の通り、きらびやか。周辺は真っ暗で、このPoul Bocuseだけが遊園地のアトラクションのように光を放ち、異空間を造っています。予約した時間ほぼぴったりに到着したので、他のお客さんもちらほらとお店に向かっていくのが見えました。ただし、バスで到着した客は我々のみ(笑)。

扉を開けると「Bienvenue(ようこそ)」と言われ、名前を告げて席に通されました。



なるほど、店内はクラシックな内装。きらびやかで非日常を生み出しています。リヨン市内で流行っているモダンな内装、モダンフレンチとはベクトルが真逆。これがボキューズ氏が造ってきた世界なのでしょう。



コンテを練り込んだグジュール

グラスシャンパーニュはモエ・シャンドンのインペリアル。何も特別ではありませんが、こういうところで飲むと美味しく感じます。グジュールも日本人には結構良いボリューム。



カボチャベースのポタージュ、スープというより、クリームに近いです。濃厚です。


メニューはコースで食べきれないことは明らかだったので、アラカルトで。スープは食べたいと思っていましたので、あとは魚か肉。どれも美味しいのでしょうが、やはりスペシャリテを頼むのが王道かと思い、ルージェを頼みました。



Soupe aux truffes noires V.G.E

このお店の1つのスペシャリテであるスープ。コンソメベースにフォアグラのピース、トリュフのスライスなどが入っており、兎に角複雑なで濃厚な味わい。スープを注いでオーブンでパイ部分を焼いているようなので、器が熱く、スープも非常に熱かったです。

スープ自体は美味しいのですが、トリュフの香りが弱く、素材に主張させるというよりは、バランスを求める作り。個人的にはトリュフの香りとフォアグラらしさがもう少し欲しい所でした。


さて、ワインチョイス。

この日のソムリエは若い方。「何が良いですか?」「ブルゴーニュならこのページ」・・・と、間髪与えずかなりテンポ良く、ワインを薦めてきます。ただし、意見を聞いてもあまりディスカッションは弾まず、魚を頼んでいたので、白が良いと伝えると、それは良いですね。ピュリニー、シャッサーニュ、ムルソーが良いのでは?サンセールはどうか?ああ、それならこれ、これ、これ・・・あまりディテイルまで話し込まないソムリエでした。

この料理ならこの点でこのワインと合います、こちらならこの点で良いマリアージュが期待できます、とか、そういう話はなし。ちょっと残念。



選んだワインはサンセール(D. Vacheron)

ソーヴィニオン・ブランの典型的な香り、ハーブ、青い草の香りが爽やかに香ります。かなりセックで、後味にスパイシーなほど。これから提供される料理とは対極に位置するようなワイン。




Rouget barbet en Éailles de pommes de terre croustillantes



かりかりとしたジャガイモを魚の上に乗せて、ソースを絡めて頂きます。Rougetはヒメジだそうですが、味わいは意外にも重くなく、食感が非常に楽しいです。ソースも美味しく、ワインとはマリアージュではありませんが、コントラストという意味で楽しい組み合わせでした。


Loup en croue feuiletee, sauce Choron


同席者が頼んだスズキのパイ包み。メートルの方が手際良く2人前に分けてくれます。
やはり、パイの連続でちょっと重かったとの事。スズキ自体にも味付けがなされており、さらにオーロラソースのようなものと一緒に提供されます。全体的に重い感じになっていました。少なくとも、Rougetよりはボリュームのあるお料理でした。



Filet de boeuf Rossini, sauce Péigueux


同席者が頼んだ唯一の肉料理。フォアグラと一緒に。




デセール・ワゴン
フロマージュは予めスキップ。
さて、デセール。これもすごいですね。








デセールは種類が豊富。ケーキ、タルト、クレーム・ブリュレ、フルーツ、ソルベ。量を食べれる人にはこれは天国ですね。しかし、胃の小さい我々にはフォロマージュをスキップしても、厳しい。それでも、頑張っていくつか頂きました。


・・・と、そういえば、ボキューズ氏来ないな。と思いませんか?なんと、この日は残念ながら氏はお休み。代わりにマダムが挨拶に来てくれたのですが、なんとも存在感が薄く、挨拶だけしてさっと行ってしまいました。挨拶に来られるのは嬉しいのですが、氏に会えなかった残念感と、マダムももう少し話してくれれば良いのに・・・と。



非日常という点では、やはり満足感はあります。ただし、言わせてもらうと、エンターテイメント的な要素が多く、それを含めて3つ星かなと感じました。ボキューズ氏の登場や、店内の晩餐会のような雰囲気・・・今回はボキューズ氏が登場せず、この点に関しては残念。

料理もクオリティは間違いなく高いのですが、リヨン周辺のレストランと比較すると、やはり高いです。個人的には日本人レストランの14 Fevrierの方がコストパフォーマンスという点では良いよいように思います。マリアージュも意識していますし。


いずれにしても、ここでしか味わえない空気があります。そういうところが3つ星に必要なのでしょうね。

そろそろ今年の最後のブログになりそうです。今年は、ブログを通じて貴重な出会いもありましたし、ワインを通してブログを続けていることに意味を見いだせた気がします。

さて、年末も近く、フランスはクリスマス(ノエル)モードで、本日はどこのスーパーもブティックも、全て休業。日本では考えられませんが、フランスではクリスマスが一番重要で、家族と過ごします。日本では正月の方が実家に帰省したりと、重要な気がしますが、フランスでは今日が365日で1番重要なのでしょう。

ということで、きっとものすごい数のシャンパーニュ、フォアグラ、それからそれに合わせる甘口のワインが一晩で消費させるのでしょう。牡蠣、鶏の丸焼き、サーモンなんかもノエルには欠かせないメニューです。

うちはあまりノエルにありがたみを感じないのでいつも通りですが、なんとなく少し良いワインを。と、リヨンでは貴重なバローロを開けました。とは言っても、このボトルはアメリカから持ってきたもの。つまり、イタリア→アメリカ→フランスと、なんと遠回りをしたこのボトル。状態が良いといいのですが。








リムがややピンク~オレンジに変わり始めたくらいの色。2004年といえど、まだまだ若い印象です。
ん~香りは甘いです。完熟苺、カシス、それから革、胡椒のスパイシーなニュアンスもあります。ただ甘いのではなく、甘く誘われる香り。ただし、ブルゴーニュのピノノワールとは違う誘われ方をされている感じです。

開栓直後はややしょっぱさを感じる塩分、酸が高めで、重心は高めな印象。線が細く、繊細なワインです。シルキーで冷涼なワインだと思います。

半分残して、2日目に。











香りは全開。もう少し熟成もできる印象もありながら、今も美味しい。初日より2日目の方が良かったかなと思います。もう少し熟成したらもっと美味しくなるのでしょうか。


バローロはViettiの99年を飲んだときにワイン初心者ながら、ネッビオーロのポテンシャルを知り、それ以来、イタリアは北の方が好きになりました。現在はイタリアは日本より近いのに貴重な存在ですが、やはり熟成したバローロは美味しいですね。

我が家で気に入っているピエール・エルメのマカロン&マロングラッセ。マロングラッセは特に季節限定なので、1年を通しての楽しみの1つでもあります。そんなに頻繁に買うわけではありませんが、ちょくちょく新作も出しているようですね。

パリにはいくつもショップがありますが、リヨンではパール・デューにあるギャラリー・ラファイエットにある小さな出店のみ。本当にショーケースに限られたスペースにマカロン、マロン・グラッセやショコラが置いてあるだけ。周りはバックや香水などが売っている店内。やや浮いているようにも見えますが、なんとか潰れないように頑張って欲しいです。

ちなみに、日本人の方もスタッフで働いていて買いやすいです。商品の説明もしっかりしてくれますし。


さて、前回の続きで・・・




6つのマカロン。沢山種類があって、毎度買うときに迷うのですが、今回は定番のキャラメルやピスタチオは外して、新作やフォアグラなど、食べた事のないものを中心に選びました。

まず、シャンパーニュに一番合ったのは新作のシトロン(レモン)。シナモンも入っておりやや独特な香りを出していますが、レモンの爽やかさ、シナモンの香りがシャンパーニュと合います。そして、マカロンのクリームを挟んでいる生地も重要で、ピエール・エルメの場合は柔らかい生地。これがラデュレだとしっかりしたマカロンになるので、食感が異なります。ですので、我が家の場合はこっちが好みというわけです。

次は、フォアグラ。これはフォアグラ&ショコラです。フォアグラ&無花果もあったのですが、今回はショコラで。どちらかというと、フォアグラという感じではなく、ショコラの甘さ、深みをフォアグラが引き立てているような役割で使われている印象を受けました。セバスチャン・ブイエにもフォアグラがありますが、こちらの方がフォアグラらしさを出しているような感じかなと思います。

それから、美味しかったのは白トリュフとノワゼット。マカロンの香り自体はあまりトリュフの香りがしないのですが、口に含んだ瞬間にとトリュフの香りが鼻に抜けます。おお、これはBurgundy夫個人的には好きです。ただ、シャンパーニュとはいまいち。

マロン・グラッセも期間限定なのでしょうか?でもその他は特に特筆することはなく、ピエール・エルメのマカロンとしては無難なライン。いや、でもやはり美味しいですよ。






そして、マロン・グラッセ。昨年初めて食べてからすっかりファンになりました。ナチュレ、チョコレートコーティング、それからラムの3種類が売られていますが、ナチュレとラムをチョイス。





お味は・・・よろしいです。期待を裏切らない味。まずナチュレ。砂糖でコーティングされています。栗が柔らかく、このコーティングがサクサクしていて食感のギャップが楽しいです。なぜなのか、ただの砂糖ではなく、深く口の置くに甘さが伸びていく味わい。余韻が長いです。

続いてラム。うーん、ラム酒の香りがすごいです。濃厚でありながら甘すぎず、ラム酒自体もきっと上質なものではないかと思います。栗を噛むと微粒子サイズの食感に変わり、サラサラと崩れていくのが分かります。やはり、美味しいです。


販売は年末年始までだとか。もう1度買おうかな。記憶に残るマロングラッセクラスです。非常に美味しい。

実は、ベルナシオンのマロン・グラッセを試した事がないので、これもそのうち・・・

Noel(クリスマス)が近くなるにつれて、なんだか、ワインもシャンパーニュを開けたい気分になります。
ということで、シャンパーニュを開けました。家族経営のドメーヌ。これはサロンで試飲して気に入って買ったもの。

シャンパーニュって、大手ドメーヌが目立っていますけど、実際家族経営のシャンパーニュの造り手が圧倒的に多く、安価で質の高いところが多い事をフランスに来てから知りました。






セパージュはシャルドネ、ピノムニエ、ピノノワールとのこと。

色は透明感のあるゴールド。
トースト、フレッシュな林檎、蜜、洋梨、それから清涼感のある香りもします。

口に含むと林檎ジュースを飲んでいるようなフレッシュさ、良い酸、抜栓直後は軽い印象でスルスル飲めてしまう液質です。美味しいです。時間とともにこのシャンパーニュは開いてきました。口当たりがパワフルになり、良い重厚感をまとってきます。そのまま重くのしかかるのではなく、程よい酸で引き締める非常に良いバランスです。糖もありますが、ミネラリーでもあり、非常に美味しいです。


この日も牡蠣。


この日は、スーパーで買った牡蠣。安いのですが、N3(ニュメロ・トワ)の割には実が小さかったです。
ワインとの相性は非常に良いです。牡蠣のミネラルと、塩分、シャンパーニュのミネラルと酸が非常に相性良く合います。おお、これは中々のマリアージュ。レモンやケチャップなど、余計なものはつけないで、そのままがよろしいです。



                                                                       Pierre Hermeのマカロン達。


今のところ、我が家ではラデュレでもなく、セバスチャン・ブイエでもなく、ピエール・エルメが一番です。ピエール・エルメはリヨンにも出店していますので、手に入りやすく良いですね。

味は次回報告しますが、フォアグラとチョコラ、新作のレモン、白トリュフとノワゼット、それから・・・マロン・グラッセ、と・・・失念しました。


シャンパーニュとの相性は、新作のレモンが一番合いました。このレモンのマカロン、シナモンも入っていて、この辺りが相性を良くしているような気がします。

値段ははりますが、ピエール・エルメ、たまに食べるとやっぱりその辺のマカロンとの質の違いがはっきりしていますね。美味しいです。

久々に仲田さんのワインを開けました。09なので飲めるかなあと。
現在造られているワインにはあまり白がないのですよね。カジュアルなブルゴーニュ・ブランはボトルの差があるものの個人的には好きです。


おなじみのラベル。

やや濃いめのイエロー。
やはり樽を効かせているのか、樽香、バニラ、ナッツ、アプリコットや完熟林檎などの熟したフルーツのアロマ。
味わいはアルコールっぽく、オイリーな印象。口の中で広がり、アロマ同様熟れた果実の後に柑橘系の果実がほんのりのってきます。濃厚な液質ですが、ややとげとげしい印象があり、洗練されている、とは言い難いです。

良いのですが、やはり、フランス国内で見つけるのが難しい、つまり輸出向けに造られているので、樽を効かせたこのドメーヌの共通の香りがあります。アメリカ人はこういう香りが好きなのかな?


一緒に食べたタンドリーチキンとの相性は何もなく、クリームチーズとの相性はぼちぼち。

北ローヌのドメーヌ、ルイ・シェーズのサンカントCinquanteを開けました。このドメーヌの一番カジュアルな白です。
ちなみにCinquanteは50という意味。このワインのセパージュがシャルドネ50%、ヴィオニエ50%なのでサンカント。どうでもいいですが、フランス語の数字ってややこしいんですよね。

この日も餃子との相性を試してみました。直観的にあまり合わないような気がするのですが、シャルドネとヴィオニエを使っているという事で、やや重い中にも糖とのバランスでなんとかいけるのではないかという目論み。





ラベル裏には10年ものの木、8ヶ月樽熟と書いてありました、若木・・・ですか。





やや濃いイエロー。
白桃、白い花、金柑の香り。アロマは至ってシンプル。
口に含むと、ローヌの白らしく、丸く重心が低めの液質。糖と苦味のバランスは良いです。南国系のパインなどのニュアンスもありますが、独特のエグ味、そしてアルコールっぽい印象を払拭できません。


さて、餃子との相性は・・・

悲しいかな、合いません


残念であります。ワインが重く、苦味がより強調されてしまいます。ワインがとげとげしくなってしまい、これはワインにとっても、餃子にとってもよろしくないようです。

やはり、「脂を流す」要素と、「豚肉に対応できる」要素がきっと必要なのでしょう。このワインには脂を流す要素が足りないようです。


中々、難しいですね。でも、引き続き試してみたいと思います。

寒いです。リヨンは毎朝晩気温が氷点下をさすようになってきました。そして、典型的なこの時期の天気の霧。霧の量がこの地域はすごいです。気温の差が激しいのでしょうかね。

そして、もうすでにNoel(ノエル)モード。フランス人は夏のバカンスと冬のこの時期は気が浮かれ気味で仕事の量も落ちるような気がします。そのくせ、バカンスやノエルの準備はしっかりするのですから、なんと言うか・・・

さて、ピエール・モレのアリゴテを開けてみました。初めてです。以前にもラモネのアリゴテなどいくつか飲んだ事もありますが、造り手を選ばないと中々難しい品種なのではないかなと思っています。基本的にはピュアで結構好きな品種です。




シンプルなラベル。




レモン、パッションフルーツ、パイン系のトロピカルの要素が香りにのっています。樽香と思われるバニラ、メロン、ライム、それにアーモンドや白い花、ハーブのニュアンスも。予想していたよりずっと香りが複雑です。これは意外に期待できるかも?

口に含むと予想を裏切るボリューム感。自分の中でのアリゴテのイメージとのギャップを瞬時に感じました。しかし、やはりピュアで清純なところもあります。香りに取れるように丸いワインです。アフターにグレープフルーツのような酸を感じます。

これは美味しいですね。アリゴテにしてはやや高めの値付けだなと思ったのですが、下手な造り手のシャルドネより全然美味しいです。それから、ちょうど食事にマスタード(マイユ)を食べていたのですが、マスタードとなぜか相性が良い気がしました。これは新たな発見かもしれません。再現してみる価値がありそうです。





そんな中、いつも行くワインショップで試飲会があったので、というか、ピエール・モレも参加すると聞いていたので、寄ってきました。当主のアンヌ・モレさんが直接ワインをサーヴしていて、運良く話も少し出来ました。

先日飲んだアリゴテのことを伝えると、ピエール・モレではアリゴテのポテンシャルを感じて大切に作っているそうです。ブルゴーニュではアリゴテがマイナーで安価な品種と取られがちな現状に残念がっていました。ちゃんと理解していればこのアリゴテもムルソーで作られているとの事。

ドメーヌ訪問もランデヴーを取れば可能とのことなので、機会があれば行ってみたいものです。ちなみにアンヌさんは非常に上品で話しやすい方でした。

久しぶりの更新です。忙しかったり、体調を崩したり、中々更新する気になれませんでした。なんとか、記録を残して行きたいと思います。

さて、何回か既に飲んでいるドメーヌ・ベレーヌです。まあ、間隔もそんなにあいていないのですが、個人的には好きなドメーヌになりつつあります。とは言いつつ、飲んだことがあるのはこのサヴィニーとサン・ロマンだけなのですが。








薄いイエロー。香りはカリン、レモン、ライム、パイナップルのようなトロピカルのニュアンス。
口に含むと、グレープフルーツの皮を齧ったような果実味。しかし、09だからかパインのニュアンスもあります。酸が高めで縦に伸びます。上品です。アフターにややグレープの皮の苦味を感じます。

香りと味わいのギャップが少ないワイン。こういうワインは良いワインだなあ、と思います。一貫してグレープとパインのニュアンス。



ちょっと写真が綺麗ではありませんが、この日はマーレヌ産の牡蠣(Les huitres)。殻のまま買ってきて、自宅で剥きます。

そこまでミルキーではないけど、11月上旬のものとしては美味しいですかね。値段はまだやや高めでした。

ワインの相性はまずまず。悪くもありませんが、これで良し!でもありません。
ちなみにフランス人は牡蠣はマコンと合わせるのが第一選択のようですね。

余談ですが、市場では牡蠣はN(ニュメロ)4,3,2,…と付けられています。これは大きさを表示するもので、値段も勿論違います。N4が小ぶりの牡蠣で、小さくなるごとに大きくなります。
個人的にはN2が大きめで好きですが、出始めなんかだとN4,N3しかなかったりします。フランス人は1人で12個ペロッといきますが、結構いけますよ。冬は牡蠣ですね。