ワイン好きのリヨン日記。 -13ページ目

ワイン好きのリヨン日記。

France, Lyonからのブログ。ワインを中心に。

すっかり更新が滞っています。2月下旬に飲んだワイン。イタリアから。
これは日本で買って昨年末にお願いして持ってきてもらったもの。つまりイタリア→日本→フランスと、理不尽な移動を強いられたワイン。バルバレスコからリヨンなんてそれに比べたら目と鼻の先なのに・・・

このワインは協同組合で作られています。上級キュベに9つのクリュを持っていますが、このワインは言わばベーシックアイテム。05もそろそろ良いのではないかと思い、少し休ませてから飲んでみました。














明るめのルビーレッド。木イチゴ、フランポワーズ、やや紅茶っぽい香りも、小さな赤い果実を中心とする甘い香り。ややスパイシーな胡椒の香りもします。

非常に液質はシルキー。甘く小さい赤い果実の果実味。酸が高めでややスパイシーです。気持ちタニックでひっかかる感じがあるので、もうちょっと待っても良かったでしょうか。


イタリア語は流石に読めません。。。


日本でも意外と安価に手に入るこのキュベですが、リヨンにおいては少なくとも貴重な存在でした。
これで、我が家のストックもイタリアはなし。直接行って仕入れてくるしかありませんね。

数年前に00この上のクリュを飲んだ事があったのですが、その時は状態が良くなく、美味しくありませんでした。
最近のイタリアワインに関しての輸入状態はどうなのか、わかりませんが、フランスが輸入する量より多いような気がしますので、しっかり状態をキープする努力をしてほしいですね。

ちょっとあることが一段落して、お疲れさまという事で久々のエグリを開けました。

昨年夏に行ったランスで買ってきたもの。デゴルジュマンはJanvier (1月) 2013年です。







トースト香や酵母由来のこおばしい香りが上がりますが、思ったより果実系のアロマが取れません。複雑すぎて取れない(?)のか・・・谷?ではないですよね。




名前にTraditionと入っていますが、エグリ・ウーリエの「メゾン」スタイルをこのワインで表現したいようです。簡単に要約すると葡萄の質からアッセンブラージュの正確さ、畑仕事などからシャンパーニュ地方のワインを表現する、と。そのためにフィルタリングもしていません。とのこと。


ピノノワールの比率が多いようですが、パワフルです。エネルギーを感じます。存在感があり、非常に良いシャンパーニュだということがわかります。

ただ、最近あまりピノ比率の多いシャンパーニュを飲んでないせいか、やや飲み疲れてきました。お酒に弱くなっているのかな?


生チョコラ(オレンジピール入り、Burgundy妻作)


手作りですが、オレンジピールが効いていてそこそこ美味しいです。チョコレートもフランスではそれなりに美味しいので、美味しいものができますね。ベルギーチョコもたくさん手に入るし。

シャンパーニュとの相性は良いです。オレンジの香りがポジティブに増強され良いマリアージュになりました。


これくらいワインをもうちょっと開けられると良いんだけどなあ。。。


すっかりアップが滞っています。

関東では雪がすごかったようですが、リヨンは今年に入って雪を見ていません。おまけに結構暖かくて過ごしやすいです。

さて、久々に南ローヌのワインを開けました。ジゴンタスで有名なサンタ・デュック。たまたま寄ったワインショップで見つけたので買ってみました。





色は濃いめのガーネット。まだまだ若々しい印象。

香りは甘く、ブルーベリージャム、カシスを中心とした香り、そして胡椒、インキー。鉄っぽいニュアンスも。結構スパイシーな香りです。


口に含むとサイレント。。。闇に引き込まれた静けさを感じます。口当たりは意外にシルキー。しかし、徐々にスパイシーさが上がってきてパワフルさを感じます。まだまだタニックですが、余韻に濃厚な果実を感じます。



これはスパイシーなワインです。北ローヌばかり飲んでいた我が家では久々に南のテロワールを感じる事になりました。

時間とともに徐々に液質が甘くなってきて、Cote du Rhoneとしては美味しいワインだと思います。

こうやって飲んでみると北と南の違いは全く異なるので非常に面白いです。



おまけ


なんとなくロゼが飲みたくなってスーパーで安ロゼを買ってみたものの、全然美味しくなく飲み切れなかったので、ロゼでゼリーを作ってみました。砂糖を控えめにしたらかなり大人な味になりましたが、オレンジも入れて中々美味しかったです。
2月になってしまいました。早いものです。

今年は是非ともブルゴーニュへの再訪をしたいと思っています。そのために今からどこに訪問しようか考え中。。。


さて、1月末に飲んだワイン。シャサーニュの造り手、ヴァンサン・ダンセール。どうでもいいですが、名前はダンセールじゃなくてダンサー、もしくはダンセー(rは抜ける音)じゃないかなとも思うのですが。名前は大事ですよね。

ホームページを見ると若いですね。シャバリエ・モンラッシェまで所有しているようです。

かわいいシンプルなラベル



色は薄いクリアなイエロー。
グレープフルーツ、樽由来であろうオークの香り、それから白い花の蜜などの甘い香り。
グレープフルーツのような果実を中心とする柑橘系の味わい。ミネラリーで酸が高め。糖度は低いです。

ヴィンテージは異なりますが、作りからするとラモネよりも線が細く、ミネラリーで酸とのバランスをうまく出している印象を受けます。我が家的にはかなり良いブルゴーニュです。






これを見て確かにシャサーニュの畑辺りにたくさんカタツムリがいそうな気がします。笑 なんででしょうかね。


今週はリヨンも中々寒いです。これからもっと寒くなるんでしょうか。
でも昨年に比べると雪がまだそんなに降っていないし、今の所すごしやすいです。

さて、久々のブルゴーニュのピノノワールの様な気がします。すっかり南のほうばかり飲んでましたので。
あまりにも若いミレジムしか近所のワインショップに置いていないのでちょっと避けていましたが、今回たまたま行ったショップに07があったのでゲット。

関係ないですが、ワインショップでお店の人と話していると「スプルsouple」という言葉が頻繁に出てくるのですが、これは「しなやかな」とか「まろやかな」という意味なんですね。また1つ勉強になりました。ちなみに「軽い」はlégerレジェ、「力強い」はpuissantピュイッサンが表現としては適切のようですね。

ということで、お店の人によるとsoupleなワインだそうです。

調べてみるとChorey les Beauneにドメーヌを構え、Corton Renards Grand Cruを含むCote de Beauneを中心にワインを生産しているようです。白はマコン、ブルゴーニュ・アリゴテも造っています。









リムに向けてピンク~ややオレンジに変わり始めている綺麗なガーネット。
香りは非常に甘く、ストロベリージャム、フランポワーズ、ドライストロベリー、紅茶のニュアンス。ピノの飲み頃な香りです。これは良いかも。

口に含むと柔らかく果実味もまだ残っています。ジューシーでストロベリーや小さな赤い果実を連想させます。酸も適度に保っており、非常に飲み心地が良いです。

これは飲み頃に入っている良い状態だと思います。今飲んで非常に美味しい。




夕食に合わせたサラダ。前回写真で載せられなかったMache 野萵苣が入っています。無花果のバルサミコ酢で味付け。オレンジはマルシェで購入したもの。かなり糖度が高く美味しいです。


ワインとの相性は良いです。お、これは中々組み合わせな気がします。おそらくオレンジの糖と、それからやはり無花果のバルサミコ酢も甘みがあるので、ピノのワールとの接点を作ってくれている気がします。

これなら同じブルゴーニュで作られているカシスのバルサミコやマスタードとかとも合うかもしれません。

ボジョレー地区の組合が生産しているボジョレーブランを開けました。ミレジムは'10。

どちらかというと、ジャケ買い。あまりこういうラベルはないですので。それに、ボジョレーブランという選択肢があるのもフランスだからかなと思い、勉強のために買ってみました。ボジョレーヌーボーはもうここ数年まともに飲んでいませんが、ボジョレーがもうちょっと再認識されても良いのではないかなと、個人的には思っています。

という思いもあり、開栓。

組合のページによると、ボジョレーの地区をほとんど(全部かな?)カバーしているようで、AOCの10%の生産量を占めているようです。ということで、おそらく葡萄はかなり広くの地域から収穫され、生産されているのだと思います。



スペインワインにありそうなラベル。




色はグリーンイエロー。フレッシュな色調。
香りは爽やかで涼しげな香り。清涼感のあるハーブや、微かに甘い果実の香りも混じっています。アリゴテっぽい香り。
口に含むと高めのトーンで縦に伸びてくる酸を有しています。柑橘系の果実味がこの酸をコーティングしているような味わい。バランスが良く、ブラインドでテイスティングしたらアリゴテと答えてしまうような軽やかさと、フレッシュさを持っています。


一緒に
Machéという野菜をレモン、バルサミコ、トリュフ塩と一緒にサラダにしました。このMaché、調べたら野萵苣(ノヂシャ)という野菜らしいですが日本にはあるのでしょうか(写真なし)。

このサラダとの相性が良かったです。レモンとバルサミコのお陰でしょうか。ワインと接点ができ、シンプルなワインに合いました。


ボジョレーワインを飲む度にもう少し、ボジョレー地区のワインを見直すべきではないかと思ってしまうのですが、ヌーボーの存在がある限り少なくとも日本では難しいでしょうか。ということで、フランスにいるうちにボジョレー地区のワインを良い状態で楽しみたいと思います。

リヨンに住み始め、圧倒的にローヌ、ラングドック、シュッド・ウエストのワインを飲む機会が増えました。
基本的にはブルゴーニュが大好きな我が家ですが、北ローヌやラングドックの良さにも気づき徐々にその魅力に惹かれているような気もします。と言っても、やはりブルゴーニュは特別ですが。

さて、今回はコトー・デュ・ラングドックのワインを開けました。これはリヨンに来てまだアパートも見つからない頃に試飲会があって生産者から直接買ったもの。もう2年近く前になります。懐かしいです。

ということで、うちのカーヴで1年半くらい寝ていたワインです。

ホームページによると、シラー70%で残りがグルナッシュとカリニャンとのこと。フレンチオークで16ヶ月の熟成にてバニラ、カシスやミュール(Mure)の果実香を与えるように熟成させているとのこと。


ゴージャスなラベル。



濃いめのガーネット。リムは紫。
2時間程度開栓して置いておきました。非常に濃厚な香り。プルーン、黒糖、スパイシーな香りや、ミントのニュアンス。とにかく香りがぐんぐん上がってきます。

口に含んだ瞬間に暗黒の世界に引きずり込まれたような陰を感じます。重心が低く、流れ込んでくるワインはシルキーですが、パワフル。そして、スパイシー。シラーの力強さを感じます。エレガントさを感じつつもそれをパワーで押破ってくるようなワイン。
細かい粒子をやや感じ、まだタニックなところを感じる所、あと2~3年待っても良かったかと思わせられました。今はきっと途上。しかし、ピークでないにしても十分楽しめます。まだまだ果実味の豊富で10年くらいで美味しくなるのでしょうか。いずれにしても、ラングドックのワインは注目するに値します。


ブッフ・ブルギニョン(Burgundy夫作)

しっかり煮込んだのですが、まだ牛肉は固く。う~ん、スーパーの牛肉、「Bourguignon」として売られているのですが、Veau(子牛)を使った方が最近美味しいのではないかと思ってきました。というか、ちゃんとお肉屋さんで肉は買った方がよいですね。
ブルゴーニュワインで煮込むのが王道ですが、今回はラングドックなので、シラーやグルナッシュの入っているローヌワインで煮込んでみました。牛肉もワインにつけ込んでおいたのですが、今回はハッキリ言っていまいち。

ワインとの相性もパッとしません。やはりブルゴーニュ料理に南仏ワインは強引だったでしょうか。
お正月に頂いた日本酒の1本、このブログでは初めての日本酒だと思います。
正直、日本人なのに日本酒はほぼ初心者です。兵庫の1662年(寛文二年)創業。西宮の「宮水」で仕込んだお酒とのこと。








2013年12月製造と記載されてましたので、造られて1ヶ月もしていないということでしょうか。
色はクリアーな透明。
香りはフレッシュでこおばしいです。吟醸香というのでしょうか。お米由来の日本酒らしい香り。すいません。これくらいしかわかりません
味はまろやか、丸い印象。そしてフレッシュさを感じます。酸が低く、甘さがあります。口蓋の上を突き上げるようなエネルギーと、アフターにスパイシーさを残します。






先日、招待して頂いたお宅でのしめ鯖をヒントに、自宅で作ってみました。思ったより簡単で美味しかったです。あ、勿論鯖を丸一匹卸したわけではありません。

日本酒はお米からできているからか、のんでいるうちに満腹になります。ワインも飲んでいればお腹を満たす要因にはなりますが、やはり日本酒は特別な感覚があります。日本人だからなのか、普段ワインを飲んでいてない感覚に気づきました。

お米由来の様々な成分がきっと満腹中枢を刺激するのでしょうか。いずれにしろ、たまに日本酒を飲んでみるのも良い勉強になります。



昨年のお正月は自宅で静かに過ごしていたのですが、今年はリヨンでの知り合いの方のところで一緒に小さなパーティーをすることになりました。2年弱生活していると知り合いも増え、こういう機会が増えてくるという事ですね。



こういうお膳は正月を感じられます。


アペリティフ。奥がフォアグラのピースに無花果のコンフィテュールとサラミ


フランスに来てからフォアグラを食べる機会が圧倒的に増えました。特にノエル(クリスマス)前後はスーパーにいくつもの異なるフォアグラが並びます。
高級食材と思われがちですが(勿論、高いですけど)、小さなピースなどは3~5€で買えるので、かなり手に入りやすく、フランス人にとっては身近であり、特別な食材です。その代わり、一言にフォアグラといっても安いものから本当に美味しいものまでピンキリです。

アペリティフにシャンパーニュ(写真なし)。

しめ鯖。もちろん自家製です。


Rully 1er cru, Montpalais, Dufouleur Pere et Fils

この造り手、知りませんでしたが、中々美味しかったです。マコン、ボジョレー、コート・ド・ボーヌ、ニュイ、そしてシャブリまで擁する大きな生産者のようです。

この後、シャブリも開けましたが、写真はなし。お邪魔した先で写真を撮るのもあまりよくないかなと思い。。。という言い訳。




なんとおせち。


ええ、もちろん買ったものです。リヨンでこれだけの食材を集めるのは不可能です。
最近は便利になったもので、日本に発注しておせちを海外に送ってくれる会社があるのですね。しかも、パッキングの進化で全て常温保存でOK。すごい技術です。そして、ちゃんとおせちでした



この頃には日本酒も開いていたのですが、久々に日本酒を飲みました。ワインを飲まなかった頃に比べて、日本酒から感じるものが変わってきたような気がします。

香りの成分のバラエティーとしては少ないように思いますが、日本酒も面白いです。でも、日本人だからか、お米を食べているように体が感じてしまうのか、結構お腹が一杯になるような満足感があります。



いずれにしても、こうやって正月気分を味わえるのはありがたいことです。1歩外に出ると正月の「し」の字もありませんから。

一方で、日本での正月が段々懐かしくなってきました。笑

自宅でもお雑煮など、昨年頂いたお餅と一緒に食べて今年は正月らしい正月を過ごしました(Pulignyさんありがとうございました)。

サンセールを久々にポールボキューズで飲んでから、サンセールにも興味が出てきました。今まで、ソーヴィニオンブランは青臭く、あまり魅力的ではなかったのですが、色々飲んでみると、食事との幅を効かすのによいのではないかと思い、やはり偏らずに色々試してみようと。

ということで、近所のワインショップで、容易に手に入るサンセールを。









色はクリアなイエロー。ピーマンっぽい青臭い香り、青い枝を折ったときに感じる香り、ハーブ、フレッシュな林檎、それから白い花。後半の香りはややアルザスのリースリングと共通しているよう気がします。
口当たりは甘く、それから徐々に苦味が口の中を占めていきます。やや発泡性があり、舌を刺激します。そして、アフターにスパイシーさを残します。この特徴を生かして何かマリアージュできないものか・・・。


烏賊のマリネ。


オリーブオイルとレモンのシンプルなマリネ。ワインとの相性はまあまあ。
それから、サバの刺身(写真なし)。

ここでのサバの刺身はかなり難易度が高いのですが、実は冷凍された魚が売っており、それが鮮度が高く冷凍された状態で売っているので、刺身でもいけることが判明。そんなことフランス人はしないでしょうが。ワインとの相性は何もなし。
刺身が自宅で簡単に食べれるようになったのは幸先良いです。