HA36Sアルト・トノカバー作成とキーレスを登録 | Photograph to Life ~生活に写真を~

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DEデミオから乗り換えたHA36アルトを早速弄り回していますw 弄ると言っても「チューニング」のようなものでなく、使い勝手を良くするというようなもの。という訳で、色々と購入したりしているわけですが純正以外では販売されていないようなものは自作したりということをする訳です。
 
HA36アルトには標準装備としてのトノカバーが無いのですが、一応は純正でトノカバーは用意されています。ただし、取り付け方法が「スナップ留め」な上に「内張りに穴あけ」が必要です。しかも結構なお値段します(´・ω・`)
 
お値段の割にロール式や跳ね上げ式にもなっていない「ショボいトノカバー」であるためか、「HA36S トノカバー」で検索すると「自作」した方のサイトがかなりヒットします。
という訳で、私も自作することとしました。参考にしたのは下記リンクのサイトです。
 

 

参考にしたサイトの方はダイソーのMDFで作成したようですが、私は「軽量化」目的で3mm厚のベニヤ板を使うことにしました。このように書くと最初から狙ったように思われると思いますが、実はホムセンの端材コーナーで良さげなサイズの端材が1枚300円で2枚売っていたのでそれを使った次第。最も、端材故に「波打ち」が有ったのですが補強材として同じ端材コーナーで手に入れた角材を固定するのでなんとかなるだろうと考えました。

 

image・ダンボールで型取り

 

image・ベニヤ板に転写

 

最初にAmazonのダンボールを使って大まかに型取りし、それをベニヤ板に写します。流石に1枚物には出来なかったので左右二分割で作成です。

カットは、3mm厚程度のベニヤ板ですと大型のカッターナイフで出来ます。まぁ、根気はいりますけれど。

 

image・貼り付けはタッカー

 
角材への貼り付けはタッカーを使いました。実際には、タッカーで固定したあとで短めの木ネジを打ってます。
 

 

image・裏側

 

左右を繋ぐので、つなぎ目の部分にも補強材を入れています。こうしないと継ぎ目が上下方向でズレます。これはベニヤ板ゆえで、MDFくらいの硬さがあれば要らないかもしれません。

 

image・VP13の塩ビパイプ

 

最終的にはリアハッチを開けたときに一緒に跳ね上がるようにしたいので、リアシート側は丸パイプを取り付けました。幸いにも、ダンボールストッカーやシューズラックを作ったときの余りが有ったのでそれを使用です。ちょっと太めですが、これを選んだのには別に理由があったりします。

 

image・クリアマルチフック

 

パッケージから出したあとで台紙だけ撮ったわけですが、要は下記リンクの製品。

 

 

で、このフックですが100均で売ってます。2個セットで110円で買えます。しかも、メーカーというか発売元も「清和産業」で同じ。ただ、車の内張りには付属の接着剤や両面テープだと接着力不足なので別途両面テープは用意しました。

 

 

ETCアンテナやドラレコのリアカメラ用に買ったのですが、使い切れないサイズなので別途利用することにした次第。

 

で、このクリアマルチフックにVP13塩ビパイプが計ったようにぴったりサイズなのです。

 

image・ピッタリはまります

 

丸パイプなのでヒンジとして機能しますし、受けの深さがあるのでちょっと跳ねたくらいでは外れません。まるでこの用途の為に作られたかのようですw

 

ハッチ側の受けはセリアで売っている板材用の棚受けを使っています。8個入りで110円。コレも両面テープで貼り付けです。

 

image・棚受けシングル

 

取り付けたのが下記画像。大きく張り出すこともなく、いい感じに取り付きます。樹脂製なのでいざとなったらタッピングビスで固定するのも簡単です。まぁ、できるだけ穴開けたくないので剥がれないことを期待するのみ。

 

image

 
HA36アルトは「HA36V」と言うバンモデルが用意されているのにロールタイプのトノカバーが無いというのは片手落ちかなと思うのですがどうなんでしょうね。というか、むしろバンのほうがトノカバー不要かもしれないですね。
 
image・仮に載せてみる
 
仮に載せてみて、当たる部分などを微調整していきます。柔らかいベニア板なので荒目の紙やすりで削って調整出来るのが便利。変に硬い材料を使うとサイズで失敗したときに面倒です。あと、ベニヤ板は木工用ボンドで貼り付け出来るので小さくしてしまった時にも継ぎ足し可能です(実際に継ぎ足ししてます)
 
流石にベニヤ板むき出しではみっともないので布を貼ります。地元の手芸店でダブル幅を1mと言う黒のウール混紡生地が780円で売っていたのでそれを使用。ちょっと大きすぎるくらい有るのですが、失敗したときに困らないくらいに有るので余裕を持って作業できるメリットがありますね。
布張りは、やはりタッカーでやりました。裏側で留めるのでタッカーで十分です。よく引っ張りながら貼れば表面にシワも出来ません。
 
image・トノカバー裏側
 
裏側はきれいにとはいっていませんが、機能面で問題はないので十分でしょう。見た目を気にされる方は大きめに切って裏側もカバーするように貼っていくと良いかと思います。
 
image・完成の図
 
トノカバー位置はシートバック上端に合わせるのでなく、少しだけ下げています。大抵の場合、このようにトノカバーが付けられることが多いためですが、アルトLはリアシートにヘッドレストが無いので何か載せたときに前に飛び出してしまうのを防ぐ意味もあります。まぁ、毛バタキくらいしか載せませんけど。
 
image・室内側から
 
購入時、ウール混紡生地なので「虫食いがあるかも」と言われたのですが、幸いにも虫食いは全くナシ。見た目にも車用カーペットと似た質感で違和感もありません。
これで買い物かごなどをラゲッジに載せておいても安心ですね。
 
他には追加でキーレスを登録しました。最初から付いてくるキーレス付きキーはカミさん専用にして、私が追加分を使うためです。
ディーラーで頼むとブランクキーから作成で登録までやってもらえて1万円ほどらしいですが、今回は自分で登録にチャレンジ。参考にしたのは下記サイト。キーレスはオークションで「HA36用」と有ったものを落札。
 

 

届いたキーレスは下記の物で。使用電池は「CR1616」でした。

 

image

 

スズキのワンボタン式キーレスは基盤(と言うか基盤ケース)の色だけでなく、使用電池もバリエーションが有るようです。

例えば、下記リンクの方の場合は「CR1216」だったようです。

 

参考リンク:

 

こちらの方は「CR1220」ですね。

 

参考リンク:

 

基盤の形状はどれも同じなのですが、供給元によって使用電池が違う感じですね。ですので、交換方法は兎も角として、使用電池は交換用電池を買う前に確認しておくほうが良いかと思います。

 

キーレスを車に登録する方法は、若干せわしいですが割とすんなりできました。イモビライザー付きでなければ自分でやるのが一番かもしれません。ただし、基盤の色によって登録できない場合もあるので、同世代の同じ色の基盤のキーレスを調達できるのが前提です。

 

中古でキーレスを手に入れた場合、キーの部分は不要になります。キーレスのリモコン部分だけが有れば良いわけですのでキー部分はカットして使います。

 

image・金鋸で切断

 

リモコン部分の樹脂パーツをマスキングテープで養生した上で金鋸で切り取ります。

 

image・根気よく切る

 

以前に鍵を加工する時はジグスグラインダーで切ったのですが、樹脂部分がある場合は手挽きが安心です。両側から少しずつ切っていき、最後は曲げを繰り返せば折り取れます。

 

image・カット完了

 

切り取るとバリが残るのでヤスリで整形して仕上げます。このときにも樹脂部分を大きく削らないように注意します。

 

image・タブ取り付け

 

最初、キーリングを直に付けてみたのですがキーレスのトラブルで「キーリング取り付け部分が割れる」というのが有るので端切れ革でタブを作りました。キーホルダー式のキーレスとして使うにもこのほうが見た目にいい感じです。

現在はオリジナルのスペアキーを付けていますが、後ほど市販のスペアキーを作成してそれを使う予定です。

 

 

 

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