ラジオ好きの部屋(BCL・中国製) -2ページ目

SONYのBCLラジオ その3

5900以後に出たSONYのラジオとしては

スカイセンサー5950(S51年)・・・5900にカセットが付いたもの、とても巨大で価格も高い


ICF6800(S52年)・・・・短波はデジタルで周波数直読、高級・高感度・高価格。ラジオというより受信機である。

              松下のプロシード2800に対抗して価格も性能も上を狙って登場した。

              プリセレクターで狙った周波数を増幅?している

              PLLシンセサイザー方式で安定しているが故障も多いらしい。

              56年に改良されて6800Aとなり中波やFMも直読可能になった。


ICF6700(S53年)・・・・6800からPLLを抜いた弟分で大きさは同じ、プリセレクターも付いている。

              機能が複雑でないので兄貴分より故障も少ないらしい。


ICF6500(S56年)・・・・見た目は普通のラジオ、液晶デジタルとアナログ表示を併用、

             小型で平凡な外観の割には高性能。PLLではないので6700と同程度の性能。 

             完全に肩の力を抜いて作ったラジオ、良作だがインパクトは薄い。


 その他にも周波数をテンキー入力できるブック型のラジオがありますが詳しくないので省略します。

               

SONYのBCLラジオ その2

5800の大ヒット後に松下クーガ115、三洋パルサー8700、東芝トライX1600、日立サージラム2200、三菱ジーガム505など次々とBCLラジオが各社から発売された。多くは昭和50年発売なので5800の方が2年ほど先行している、SONYが新分野の開拓者だったのだ。


各社の機種の印象といしては

クーガ115・・・短波カバー範囲・スピーカーの大きさ・デザインは5800より上で高級品、ただし値段も高い

        ファインチューニングダイヤルが横に付いていて微調節する、単一4本使用。

        5800をよく研究している印象。


パルサー8700・・・5800と同じくダイヤルのFastとSlow切り替えで微調節、感度がつまみで調節できる。

           5800に一番似ているが短波は放送バンド中心で選局しやすい、受信できない周波数はある。

           触ってみると安っぽい、価格も安いがなぜか電池が単二6本必要。


トライX1600・・・・小型で安い。短波1バンドで12MHzまでだがマーカーとダイヤルの目盛りで

           放送バンドは直読可能、それ以外は普通の3バンドラジオ、単二3本使用。

           これ以前に東芝にはサウンド750という直読可能なラジオがあり実は先進的なメーカー

           

サージラム・・・・・実は触ったことがない、横長と縦長2機種あった。


その後にSONYが5900を出すことになるダブルスーパーヘテロダイン方式、マーカーとサブダイヤルによる周波数直読、BCLラジオの極致であろう、ただこの頃がブームのピークで、これ以後はSONYではなく松下がBCLラジオの先頭ランナーになっていく。


SONYのBCLラジオ その1

BCLブームの先頭を走っていたのはやはりSONYであろう、それを他のメーカーが追っかけていた。

高名なスカイセンサーブランドの元祖は5500である、実は5450もスカイセンサーの称号があり5400・5350・5300など中間機種も多いのだが一般的には5500こそスカイセンサーの、そしてBCLラジオの原点と理解されている。

それまでの据え置きラジオは横長が主流であるが5500は縦の方が長くデザインは斬新である。

しかし機能的に目新しいモノは少ない、役に立たないFMトランスミッターぐらいか?いやそれもすでにあった。


結局、5500の最大の功績は主婦が台所で聴くラジオと若者が個室で聴くラジオを分離したことにあるのかもしれない、松下のワールドボーイに対抗して作られたともいえるだろう。


5500から進化したのが5600と5800だ。私は5600が先だと思っていたが実は5800が先らしい短波を3バンドに分割して28MHzまでカバーしていることが最大の特徴である、当時は唯一の存在で売れに売れたベストセラーである。なぜか後発の5600は短波は1バンドでFM重視なのだが5800に比べれば影が薄かった、5450といい5600といい当時のSONYはキープコンセプトと新発想の製品を同時開発する傾向があるようだ。


昭和49年の電気店には5800と5600と5500の改良版5500Aとラジカセ版5500ともいうべきCF-1700が同時に並んでいた。