スカセン5800 その2
ロッドアンテナだけでもラジオオーストラリアとかロンドンBBCは十分受信できた。
しかし少しでも感度を上げたい、電波の弱い局も受信したいというのが人情である。
まず考えたのが背面にあるANT端子にワイヤーアンテナを張ることである。
2階のベランダに竹の釣竿をくくりつけ、10mぐらいの線を付けた。
これでシグナルメーターは以前より振れるようになったが局によっては雑音が増えてかえって聴きづらくなった。
5800は中波の感度も良く、日中以外なら岡山からでも東京のキー局が受信できた。
中波の感度をさらに上げるために内臓バーアンテナに対して垂直にラジオの周りに線を幾重にも巻きつけた。
効果は抜群で大阪の局(ABC・MBS)はシグナルメーターが5から7へ、地元のRSKとNHKは振り切れた。
夜間なら札幌の放送局も受信可能だった、いながらにして東京や札幌のCMを聴くのは楽しかった。
全国ネットの番組でもキー局で聴く方が価値がある気がした。
今から思えば、田舎の中学生は純真なものだ
スカイセンサー5800編その1
SONYのスカイセンサー5800のどこがすごいかというとまず短波重視
他のラジオは12MHzまでしかないが5800は短波が3バンドに分割されて28MHzまで受信できる。
ダイヤルの速度も2段階で短波受信のとき微調節が可能である
1mはありそうな長いロッドアンテナがあり、ボタンを押すと飛び出す
BFOというよくわからないスイッチもあり、60分のタイマーも便利である。
後に他のメーカーも同様のラジオを発売したため希少価値も薄れたが当時は唯一最高のラジオであった。
思い出のBCLラジオたち
小学6年生からラジオを聴きだした、クラスで深夜放送が話題になっていたからだ。
最初は親の持っていた日立製のAM/FMの2バンドラジオを使っていた。
当時(昭和50年)高性能ラジオのTVCMが流れていた、佐渡島から遠くの放送局が聴こえたとか
ワライカワセミが鳴いたり、ビッグベンの鐘の音がしていた。
新聞にも大きな広告が載せられていた、3ヶ月ぐらい親にねだり続けて49年末か50年初めに
スカイセンサー5800という当時の大人気機種 を買ってもらった。