天井クレーンの保全記録 -51ページ目

点検する事考えていましか?

おはようございます!

天井クレーン保全記録の中野です。

先日点検したクレーンなんですが、なんと走行用制御盤の蓋が最後まで開かない。

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クレーンガーダーの上に設置してありますが、お客様の方で建物の照明球を取り替える時に使う手摺取付用のパイプが邪魔しています。おまけに制御盤の中に電源入切用のブレーカーもついていません。

お客様が取付たバイブは仕方がないにしても、クレーン製作者が電源入切用のブレーカーを付けていないなんて、後から点検する時の事考えていないみたいですね。




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地震の影響!

お疲れ様です!

天井クレーン保全記録の中野です。

今回、地震後の天井と言う事で2.8tonクレーンを点検しました。

地震による影響かと思われますが、

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簡単に説明するとサドルとガーダーはボルトで固定されておらず、差込み状態で固定されている為今回の地震で横行方向に力が加わり、押さえのプレートが少し曲った模様です。元々精度良くないクレーンの為少しの曲がりがどれくらい影響したかは分かりません。

しかし、力がかかり固定する為のプレートに力がかかったのは間違いありません。この事により左右のサドル取付寸法に変化があるはずですが、元々の寸法も分からず、少しガタのある構造であり、今後どの様になるかは推移観察とします。

ガーダーの亀裂、曲がりは点検時よく見落としです。

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巻上減速機ホイスト編

おはようございます!

天井クレーン保全記録の中野です。

日立ホイスト5M-T55の巻上減速機です。

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のぞき穴が二つ有りますが、この穴はグリスを補給するだけでなく、おもにグリスの状態を管理する穴です。

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グリスを長期使用していると酸化劣化し液体と固体に分離され、潤滑油の働きをしなくなってしまい、ギャーの歯面に傷が出来たり、ベアリングにグリスが回らなかったりしていきます。

減速機の中のグリスは定期的に状態を確認、取替えが必要です。

ちなみに、グリスが酸化劣化し分離がおこると液体が減速機から漏れ出します。

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一応、このホイストは問題無しでした。もし、漏れ出したら、減速機の下の部分にオイルの様なものがにじみ出してきます。



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巻上リミット ホイスト編

お疲れ様です!

天井クレーン保全記録の中野です。

日立ホイストの巻上リミットについてです。

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フックが最高位置までくると巻上がとまります。

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リミットレバーをフックが持ち上げ操作線を切ります。

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万が一、巻き上マグネットの接点が溶着して巻上が止まらなくともリミットスイッチが二段になっていて、二段目が働くと電源が切れて巻上下が止ります。

点検の時は必ずリミットスイッチの確認をしましょう。

一段目はフックの上下で、そして二段目は可能であれば手でレバーを最後まで上げ確認したいものです。




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日立ホイスト制御盤

お疲れ様です!

天井クレーン保全記録の中野です。

日立ホイスト5M-T55の制御盤です。

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巻上、横行を制御してます。

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日立の特長ですが、巻上マグネットスイッチのカウンターが付いており、上下どちらか一つが動くとカウンターが一つ動きます。接点以外にも使用回数で管理できます。目安は100万回でマグネット本体取替えです。

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マグネットスイッチはカバーを開けると接点の状態が確認できます。

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横行のマグネットスイッチですが、残念ながら接点の確認もカウンターで使用回数管理も出来ないため巻上マグネットスイッチを取替るときは一緒に横行マグネットスイッチも取替えしています。



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