天井クレーンの保全記録 -46ページ目

計画事後保全

お疲れ様です!

天井クレーン保全記録の中野です。


計画事後保全!


計画事後保全とは、予め壊れることを予測して予備品を揃えておきいざ壊れた~!と言う時にすかさず取替現状復帰させることです。この方法は時間も掛からずリスクも少ないし、特別難しい技術もいりません。

ただ、どこまでの部品を用意しておくかが問題です。千葉の現場では電磁接触器、走行車輪、横行車輪、ワイヤーロープなどはすべて用意してあります。走行車輪、横行車輪、ワイヤーロープに関してはクレーン全ての台数文を在庫として管理しております。

ただ本当にここまで必要でしょうか?

月例点検を行い、年次点検を行い管理していくと事前に予測がつき、それからの手配で十分だと思います。納期の問題などで手間が掛かる場合やいつも同じところがこわれるなどの問題は、部品の在庫を持つだけでなく問題点を解析し、今風のテクニックで改造し、いままでよりも壊れない状態にしていくのも一つの方法です。

何でもかんでも予備品を揃えていくのもいいですが、少し知恵を絞って改造していくのはいかがでしょうか?

現場担当者の力量が問われる保全方法ですね。現在は責任逃れのように取れる部品は全て手配し、何年も在庫のままにしておく。予備品が無いところが壊れたら想定がと言うことで言い逃れする。

無駄使いの計画事後保全。一歩間違えればかなり高い修理になってしまいます。


事後保全

お疲れ様です!

天井クレーン保全記録の中野です。

保全の種類に事後保全があります。

つまり、機械が壊れました!修理しましょう! のパターンです。よくあるパターンですね。

事後保全にも色々あって、色々予測はしていたが、予測以外の壊れ方が発生し、とにかく緊急に修理する。この手のパターンはとにかく疲れます。持っている技術の全てを使い敏速に行動する。但しイイ経験ができ、かなり勉強になります。

次に計画事後保全。これは故障を予測し、事前に予備品を準備し壊れたら直ぐに予備品と取替え、取り外した物を修理する。このパターンは比較的コストが掛かりません。

最後に非計画事後保全。このパターンは何も考えず計画も練らず壊れたら機械を行き当たりばったりで治す。一番疲れるやり方であまり反省もなく身にならないパターンですね。

ここで重要なのは緊急保全と非計画事後保全の区別です。見た目は両方ともいきなり壊れ、急いで修理する。非計画事後保全も担当者の一言で緊急保全になってしまう。

ただ、いくら能書きを言っても事後の対応で自ずと区別がついてくるはずです。

担当者の能力と管理者の能力が明確になる保全方法です。



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部品表

おはようございます!

天井クレーン保全記録の中野です。

日立ぬホイスト部品表

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この部品表には色々な事が隠されています。

現時点で手配出来る部品が全て載っています。

昔のホイストで今は生産されていないホイストの部品なんかを拾い出し部品を調達時は重宝します。

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隠し技として古いホイストと新しいホイストで共通部品が少しあり、部品番号は違っていてもオナし部品があります。しかも古い部品番号で手配した方が安くなる場合が多々有ります。

ホイストの部品表、僕らとってはベストセラー並の本です。

但しなかなか手に入らないですが…


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CFブレーキとサーボリフターブレーキ

お疲れ様です!

天井クレーン保全記録の中野です。

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写真ではブレーキドラムが違っていますが、外見はまったく同じものです。

何が違うかというと制御方法が違います。



サーボリフターブレーキは、モーターと同じ電源をもらい、モーターの回転と同時にブレーキ全開となります。モーターの種類もかご型、巻線は問いません。


CFブレーキは、全運動全開時(最高回転速)に電源側からサーボリフターの電源をもらっているが、低速運転時は回転子側に切り替え、回転子電圧をCFトランスで電源電圧にあわせてサーボリフターに印加します。


簡単に言うとサーボリフターの電源は回転子側から電気をもらってるため、回転が遅いとサーボリフターのロッドの上昇が少なくなるため、ブレーキ半効きの状態になっています。


と言う訳で、

サーボリフターの点検もこまめにする必要がありますね!


サーボリフターの調子が悪くなると全運動回転時にロッドがゆっくり上がり出します。また、サーボリフター内の絶縁オイルも少なくなったり、汚れたりしてくると、これもまたロッドの動きが遅くなってきます。

日ごろは目立たないサーボリフター、壊れると重要性がわかります。



スラスター

お疲れ様です!

天井クレーン保全記録の中野です。

先日、引き上げてきたスラスターです。かなり古いものでオーバーホールするか?新品にするかこれから検討です。

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 スラスタはモーターの回転運動を作動油を介して垂直方向の直線運動に変換し、所要の荷重を押し上げるモーターの特殊応用機器です。
 スラスタは電磁石またはエアシリンーダと共に多くの荷役機械や巻上機械の制御装置その他ブレーキ、クラッチ、バルブ、コンベアなど各方面に広く用いられていますが、その動作特性は、電磁石による方式とエアシリンダーによる方式の中間にあって、両者の利点を兼ね備えています。

スラスタは、昭和7年に(株)東芝殿と米国ジェネラルエレクトリック(G.E.)社殿との技術提携の一環として開発され、両社から製造・販売されておりました。

日立製はサーボリフターと呼んでおり、形は若干違いますが機能は同じものです。





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