天井クレーンの保全記録 -26ページ目

技流誕生までの秘話 その1

お疲れさまです!

天井クレーン修理点検の中野です。

平成16年12月に技流を創業、平成23年11月で7年が過ぎました。法人にしたのは平成17年ですが、何だか凄く短かったですね。

元々大阪の大学を卒業し、おやじの会社(建設資材販売)に就職、その後3年でおやじの会社が倒産。原因は、連鎖倒産。知人の紹介で資金繰りに困った会社に手形を貸し不当たりに・・・

あっけないものでした。

その後おじさんの紹介で千葉県の設立して半年目の会社を紹介されそこに入社、25歳の時です。

そこは今まであまり見た事も無い天井クレーンの設計をメインに製作・販売をしている会社でした。そこで約5年修行をし、最後は社長と喧嘩になりクビ、平成元年29歳で起業、そこが技流の原点です。

当時、設計は時間をかける割には儲からず、時々受注する新規の天井クレーンの販売で生計を立てていました。っと言うよりもおふくろに生活費を借りながらなんとか生きていました。

ある時、自分の設置したクレーンが故障をし、いろいろ修理業者さんを捜したのですがすぐ対応してくれるところが無く、以前の繋がりで前の会社でお世話になった協力会社の方々にも連絡したところ、あっさり断られ、仕方無しにホイストの取説とハンドブック(解説書)をもって自分で修理したのが始まりです。

その時感じたのは、新規クレーンを見積したり設計したりしても決まらないとお金にならない。

仕事が決まっても資金繰りが大変で、思ったほど儲からない。

お客にはもっと安くしろだとか、もっと納期早くならないのかなどいろいろ言われたものです。

しかし、

修理となると、天井クレーンが壊れているため、すぐ対応すると感謝され、修理後に見積を出してもいっさい値引かれず、最後にお礼を言われる。

同じクレーンの仕事に携わっていてもこんなに違うものかと言う事を痛感し、1年すぎた当たりから点検と修理をメインに、時々新規クレーンを販売するスタイルが構築されて行きました。

点検修理は部品代以外が殆ど出費せず、商品購入なのの立替金がめっきり減り少しづつ楽になってきたのを肌で感じながらひたすら休み無しで仕事をしていましたね。

そのころ丁度バブル期の始まりで、現金が手元に溜まりひたすらフィリピンパブで毎晩遊んでいた事を思い出します。

その頃、今の妻と知り合い同棲を始めたのもこの頃ですね。

続きはその2で・・・

年次点検作業中止!

お疲れさまです!

天井クレーン修理点検の中野です。




茨城県ひたちなか市まで5tホイスト式天井クレーンの年次点検に行ってきましたが何と現場に着いたら点検するはずのクレーンに製品を吊って製品検査をされていました。

社長さん曰く、

今日の点検忘れていた!

との事で、せっかく高所作業車に乗って行ったのですが点検中止という事でひきあげることに・・・

本来、年次点検は年に1度の定期自主検査、我々はお客様の代わりに点検させていただいています。作業予定も事前に打ち合わせをし、準備を行い、当日点検日を迎える訳です。

本来1年以内に点検していないクレーンは使用停止になり、使う事は出来ません。なので会社側のかなり前から工場の行程などを考慮の上点検日を決めるはずですが、どこかの段階でクレーンの年次点検よとも仕事が優先になってしまい、今回のようにすっかり点検する日を忘れてしまいます。

天井クレーンの定期自主検査も立派な会社の業務の一部です。毎日、毎月、毎年行われるものなので、会社側もある程度行程に組み込む必要があるのではないでしょうか。

いつも思うのですが、工場の工程を優先に考えるのであれば少し余裕を持って定期自主検査日を決めておく事をお薦めします。

ちゃんと管理されている会社は大体年末近くになると来年の月次、年次の定期自主検査の予定日を一覧にして我々業者に渡してくれます。何かの事情で予定変更になりそうな場合もまれにですが事前に連絡を頂き、調整して行きます。


クレーン点検の意味

お疲れさまです!

天井クレーン修理点検の中野です。

クレーンの点検には始業前点検、定期自主検査(月例)、定期自主検査(年次)があります。

それぞれの点検には意味が合って、それぞれの役割も違っています。

まずは始業前点検

これからクレーンを使って仕事を始める前にクレーンの動きやワイヤーロープ、フックの状態、安全装置の状態を確認しながらまず、これから行う作業に心の余裕を持たせる意味もあります。

何も考えず何の準備もせずいきなりクレーンを動かして仕事をした場合にだいたい事故が発生します。

車の安全ベルトの様なもので、安全ベルトを着用すると言う行為がこれから始まる安全運転のキッカケになります。

次は定期自主点検(月例)です。

この点検は、日頃のクレーンのコンディションを理解する為の作業で、ワイヤーロープやシーブの状態、ブレーキライニングの状態、ギヤー、減速機の給油の状態、横行や走行の車輪や継手、カップリングの回転状態、電磁接触機の接点の状態、安全装置の状態などの毎月の変化を観測していきます。

著しい変化、摩耗などが発生していないかを確認するのがメインの目的ですね。

これらのコンディションを確認し変化を観察していく事で、今後発生するであろう不具合を予測します。

最後に定期自主検査(年次)です。

これは、月例で今後発生する可能性がある場所を見つけ、そこを分解などで念入りに確認します。

最後に定格荷重をかけてタワミや電流値、速度などを測定し、記録に残していきます。そうする事によって今後クレーンのどの部分を修理、更新していくかを判断していきます。


つまり、

始業前点検で安全に作業を進める心構えを確認し、月例でクレーンのコンディションを把握し、今後発生するであろう不具合箇所を予測し、年次で予想した不具合箇所を確認し、記録に残し、今後のクレーン保全に役立てるという事です。

法令で決まっているからと言って、

適当に始業前点検票に○を付け、

月例でそれとなくクレーンを動かし、何となく給油し、

年次で荷重試験を行う。

それでクレーンの点検をおこなった気になってる会社がたくさんあるのが現実です。

結局、何らかのアクションを起こすときは大体クレーンが壊れたときですし、そんな会社に限り

ラインに影響するからすぐ直せ!

ふざけた事を言ってます。






サーボリフターの重要性

お疲れさまです!

天井クレーン修理点検の中野です。

CFブレーキのメンテナンスって意外とやられていない方が多い気がします。

CFブレーキが不具合を起こす場合殆どの原因はサーボリフターにありますが、このサーボリフターの点検をしている点検業者さんは殆どお目にかかった事がありません。なので同業者からの点検応援に行った時などほとんどの場合CFブレーキが点検されていません。


CFブレーキの点検のポイントは、

1. 絶縁オイルが適正量は入っているか。

2. ストロークが規定値で動いているか。

3. 絶縁オイルは汚れていないか。

4. CFブレーキ周りの軸や穴にガタはないか。

5. 絶縁油がサーボリフター本体から漏れていないか。


以上の項目で一つでも不具合が合った場合はすぐにCFブレーキの分解整備をする必要があります。

なぜ、そんな事をしなくてはならないか?

上の項目で一つでも異常がある場合、CFブレーキ自体のブレーキトルクが正常に出ていません。つまりブレーキに効きが弱くなっています。

そうするとどうなるかと言うと、電磁ブレーキに負担がかかり、電磁ブレーキのライニングの摩耗が激しくなったり、ブレーキドラムの表面が焼けてしまったり、あげくには、先日実際にあった事ですが、ブレーキドラム用たわみ継手のボルトのゴムリングが焼けこげてしまいます。


つまり、サーボリフターが不具合を起こすと色んな不具合が発生します。




ブログの読者さんが来社!

お疲れ様です!

天井クレーン修理点検の中野です。

今日は事務所に僕のブログの読者さんが宮城県から仕事で近くまで来たと言う事で、来社してくだました。

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宮城県の天井クレーン製造認可工場で、そこの営業をされている方です!

僕のブログを見て、一度会いたかったとの事。

嬉しいすぎます!

これを機会にビジネスに発展しそうですよ!



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