東京都で始めての新型インフルエンザ感染者の死亡が確認されました。

亡くなったのは東京都に住む5歳の幼児です。新型インフルエンザ感染死亡者の最年少となります。そして国内22人目の死亡者(疑いも含め)となります。

亡くなった幼児は今月2日に発熱し、近所の病院を受診しました。

翌日に40度まで体温が上昇したため、病院で簡易キット検査を行ったところA型陽性でした。タミフルを投与され帰宅しましたが、帰宅後に嘔吐や意識障害の症状が出たために別な医療施設に緊急搬送されました。

翌5日に遺伝子検査を行ったところ新型インフルエンザの感染が確認されました。その後、症状が悪化。多臓器不全と呼吸器不全を起こしたため人工呼吸器を装着して治療していましたが、6日の夜になって亡くなりました。直接の死因は「インフルエンザ脳炎(脳症)」 ←(左の文字をクリックすると過去のインフルエンザ脳症にリンクします)です。

亡くなったお子さんのご冥福をお祈りします。
台風18号が日本列島を直撃しました。近年では稀に見る最強の台風でした。

最近は台風が近づいたり通過する際に各地で“竜巻”らしい突風が発生しています。午前5時頃の早朝に茨城県の土浦市、竜ヶ崎市、千葉県の九十九里町などで竜巻らしき突風が吹いて大きな被害を出しています。

土浦市では約60棟で住宅の窓ガラスや瓦屋根が吹き飛びました。突風は直線上に600メートルにわたって通過したようで電柱がなぎ倒されて付近では約380世帯が停電となりました。

竜ヶ崎市では110棟が突風被害に遭いました。ブロック塀も倒壊しています。

九十九里町では茨城県よりも少し早い午前4時半頃、九十九里町で突風が吹き、ブロック塀や屋根瓦が吹き飛ぶという被害を出しました。

これらの突風が竜巻かどうかはわかっていませんが、近年の竜巻および突風の発生は異常に思えます。温暖化の影響によるものなのでしょうが、日本列島の何かが大きく影響しているのだと思われます。

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先ほどまでの暗雲は消え、青空が広がっています。遠く筑波山から秩父方面の広い範囲に台風の最後尾があるようです。

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台風は去りましたが、相変わらずの強風です。空には鳥が飛ぶ姿がありません。
本当に台風18号が日本列島を直撃しています。高層階のベランダから観察してみると、細かな突風が連続で吹き付けてくるといった感じです。

外を歩く人はいませんし、鴉は強風に押し流されて飛ぶことができないようです。

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ベランダでは背の高いゴールドクレストが倒れていました。

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「新型インフルエンザに感染した19人目、20人目、21人目の死亡者」





「21人目の死者」


10月4日、堺市に住む40代女性が溶連菌感染症(グラム陽性球菌のうちレンサ球菌*によってひきおこされる感染症のすべてのことを指すwikipedia参照)によって死亡しましたが、検査の結果、新型インフルエンザに感染していたことが判明しました。女性には高血圧症の持病がありましたが、死因は溶連菌感染症による多臓器不全で、新型インフルエンザとの関係は不明だということです。





*レンサ球菌:球菌が規則的に配列して連鎖のように見えるのでこの名前が付きました。レンサ球菌が要因となる疾患には感染性疾患の扁桃周囲膿症、毒素性疾患の田丹毒などがあります。私は専門家ではないのでよくわかりませんが・・・。






「20人目の死者」


9月30日の午前、北九州市に住む49歳の男性が多臓器不全により死亡しましたが、その後の検査で新型インフルエンザに感染していたことが判明しました。




男性は9月21日に発熱と肺炎の症状を訴え、福岡県外の病院で受診しました。簡易検査ではA型、B型ともに陰性でした。翌日、福岡市内の病院に入院しましたが多臓器不全が確認されたためICUで治療を受けましたが高熱が続き30日になって死亡しました。その後の検査で陽性となり、新型インフルエンザに感染していることがわかりました。




「19人目の死者」

大阪に住む70歳の女性がインフルエンザ肺炎で死亡しましたが、新型インフルエンザに感染していたことがわかりました。女性は糖尿病と高血圧の基礎疾患があり、さらに白血病も患っていました。新型インフルエンザによる死亡者は、感染疑いも含めて国内19人目となりました。




お亡くりになった方々のご冥福をお祈りします。


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台風とはどのようなものでしょう? とりあえずwikipedeiaで勉強します。wikipedia「台風」「神風」を参照しました。


昔、日本では台風を野分(のわけ)と言い、明治時代くらいから颶風(ぐふう)と呼ばれるようになったそうです。台風という名の由来にはギリシャ神話の怪物(typhoon)の名前から、アラビア語の嵐(tufan)から、中国広東省で言う大風(タイフン)から・・・諸説あってよくわかりません。


鎌倉時代の元寇(蒙古襲来)の際に吹いた強風を「神風」と言いますが、これはその際に偶然西日本を通過した台風または暴風であったと考えられています。いずれにせよ元・高麗の軍勢はこの強風によって壊滅したのです。


1274年の文永の役と1281年の弘安の役の2回にわたって吹いた神風によって日本は守られたと記録がありますが、確実に暴風が吹いたのは弘安の役時だけのようです。


以来・・・特に明治以降には天皇制と神風を無理やりに結びつけて神格化したのです。


それはともかく、台風とは太平洋や南シナ海で発生する熱帯低気圧のことを指し、最大風速(10分間平均)が34ノット以上のものを台風というようです。


台風のほとんどは夏から秋にかけて発生することが多く、太平洋高気圧の縁に沿うように移動して日本だけでなくフィリピン諸島、台湾、朝鮮半島などを通過して大きな被害を与えるのです。


反面、台風による大量の雨は夏季の水瓶となるダム湖の重要な水源にもなるのです。


台風の勢力(階級)については小さい方から順に、ごく小さい、小型(小さい)、中型(並みの大きさ)、大型(大きい)、超大型(非常に大きい)となっていましたが、99年8月に起きた丹沢の玄倉川水難事故(小型台風への危険性を過小評価した人たちが川の中州に留まり増水した川に奔流され13人が死亡)を機に「ごく小さい→中型(並みの大きさ)」までの表現を撤廃して大型と超大型の2階級のみに改められています。


以来、小型のものは「台風」、大型のものは「大型の台風」と表現されるようになりました。


台風は発生順に台風番号が付けられます。今列島に近付いている18号は、本年度18番目に発生した台風ということになります。特に被害の大きかった台風は洞爺丸台風“Maria”(54年)、狩野川台風“Ida”(58年)、宮古島台風“Sarah”(59年)、伊勢湾台風“Vera”(59年)・・・などと台風番号以外の名前が付けられています。


いずれにしても・・・迫りくる大型の台風18号には充分注意しましょう。

強力な台風18号が日本列島目指して北上中です。近年、日本列島への台風直撃例はありませんが、18号が上陸すれば実に2年ぶりの台風上陸となるそうです。


6日の正午には南大東島南方を時速約25キロというスピードで北北西に移動しているとのことです。中心気圧は930ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル以上というかなり強い台風のようです。


沖縄周辺で朝鮮半島からの大気に押される格好で日本列島寄りに進路を変えると、8日午前には和歌山県の西方沖70キロに到達、その後近畿地方に上陸し、中部地方を経由して関東、東北地方を縦断する経路を通ると見られています。


死者・行方不明者10人という被害に見舞われた2006年の台風13号と同様に秋雨前線が台風によって強化され豪雨となる可能性が高いということで、近畿から東日本にかけて充分な注意が必要となります。


幸いにも台風が上陸することがなくても、台風による気象への影響(大気の異常・・・竜巻やダウンバーストなど)には注意が必要となるでしょう。

元財務相の中川昭一さん(56歳)が自宅で死亡しているのが発見されました。中川さんの奥さんが発見して119番通報されたようです。死因は特定されていませんが、外傷はなく事件性はないということです(実は何かあってもこのように発表するのが常です)。政治家と言えば“能天気で私利私欲思考”というイメージがあります(あくまでも私感です)が、大物になればなるほど、いろいろなプレッシャーがあって尋常な精神では耐えられない商売のようです。ましてや中川さんは二代目。さらに8月の衆院選では落選しています。自宅で死亡しているのが発見されたということから中川さんは変死扱いとなると思います。


父親の一郎さん(農水相経験者)は1983年1月に死亡していますが、この時の死因は自殺とみられています(他殺説もあり)。こちらも自殺とも他殺とも結論付けられていないようですので変死となると思います。


おふたりとは何の関係もありませんが、私の父親も自宅で突然死したので変死扱いされました。


さて、変死というのはどういったことを言うのでしょうか。


刑法で規定される「変死体」とは“変死者”“変死の疑いのある死体”のことを言うようです。


wikipedia によると「変死者」とは明確に病死や自然死であると医師から判断されない死体のことを言います。また「変死の疑いのある死体」というのは前述のように自然死や病死と判断されずかつ犯罪による死であるのか不明な死体のことです。


これではよくわかりませんが、死亡が犯罪による死ではないと特定できないものを言うようです。変死のほとんどが「自宅での死亡」です。死体や周囲の状況に犯罪の形跡が認められなくても、自宅や密室などの閉鎖的な場所で亡くなっていた場合です。死体の発見者は家族や第三者です。


要は閉鎖的な場所で死亡していた場合には医師によって死亡が確認されていないからです。医師が死亡を確認したものは死因が明らかなので変死とは言わないのです。


おっと、興味本位の記事となって申し訳ありません。


中川昭一さんのご冥福をお祈りします。

政府は新型インフルエンザ対策本部の会合で、輸入を含め7700万人分の新型ワクチンを確保して、10月中旬から接種を開始することを決めました。


また輸入ワクチンによって副作用の被害が生じた場合には国が賠償できるようにと今月の臨時国会で法案を提出する予定です。


ワクチンの内訳は「国内メーカー製造によるものが2700万人分」で、「欧州2社からの5000万人分」となっています。国が買い上げ、接種を受ける人の実費負担となります。費用は2回分の接種で6150円。これは全国一律となります。


費用は2回分の費用となっていますが、これは接種が「2回接種」を前提としているためですが、現在実施している臨床実験の結果などを見て、接種回数の見直しの可能性もあるということです。


ワクチン接種順位ですが、まず医師および看護師などの医療従事者を優先し、次いで妊婦、重症化のリスクが高い持病のある人、1歳から小学校低学年の児童、1歳未満の乳児の両親などの順となる予定です。


なお、優先対象の中でも生活保護世帯は無料で接種できるようにしたということです。

国立感染研究所の調査で9月に入ってからの10代前半の新型インフルエンザ感染者数が急増したことがわかりました。9月に入って新学期を迎えた学校などで感染が拡大したものとみられています。


これは7月6日から9月20日までに全国の5000医療機関から収集された情報を分析したものです。患者の約70%が5~19歳の若年層で占められました。最も多かったのが10~14歳で全体の28%を占め、9月14日から20日までの1週間を見ると全体の40%となり、この年齢層の急増が目立ちました。


地域別ではトップだった沖縄が減少し、東京、大阪、兵庫、北海道、宮城、愛知、福岡など大都市圏に患者が集中しています。