強力な台風18号が日本列島目指して北上中です。近年、日本列島への台風直撃例はありませんが、18号が上陸すれば実に2年ぶりの台風上陸となるそうです。
6日の正午には南大東島南方を時速約25キロというスピードで北北西に移動しているとのことです。中心気圧は930ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル以上というかなり強い台風のようです。
沖縄周辺で朝鮮半島からの大気に押される格好で日本列島寄りに進路を変えると、8日午前には和歌山県の西方沖70キロに到達、その後近畿地方に上陸し、中部地方を経由して関東、東北地方を縦断する経路を通ると見られています。
死者・行方不明者10人という被害に見舞われた2006年の台風13号と同様に秋雨前線が台風によって強化され豪雨となる可能性が高いということで、近畿から東日本にかけて充分な注意が必要となります。
幸いにも台風が上陸することがなくても、台風による気象への影響(大気の異常・・・竜巻やダウンバーストなど)には注意が必要となるでしょう。