先週末。
昨年に引き続き、2回めのワークショップを開催しました。
昨年のワークショップについて書いた記事です↑
今年も、コアで不思議な古本屋店主である、講師のM氏を四国からお招きし、関東・関西から「情報・思想」を生で聴くためにわざわざお越しいただいた方々もお迎えしました。
遠方の方が、地元からの参加者よりも多かったのです。笑
今回のテーマは
いや〜、今年もおもしろかったです。
シュタイナーの言葉を捉える、その切り口。
M氏の宿命の目玉、日年龍高星(天干は貫索星)大半会の世界を堪能しました。
プラトン・アリストテレスからの、歴史的思想的バックボーンの解説。
キリスト教の変化・盛衰について。
歴史の4大事件とは。
ルネッサンスの持つ意味。
中世からの西洋と日本の不思議な共通点について。
20世紀のふたつの方向性。
西洋文化の挫折と哲学・芸術の転換点。
西洋哲学や物質主義を超えた、シュタイナーの登場。
シュタイナーがこだわったことはなんだったのか。
量子力学。
時代はネオ・プラトニズムへ。
西洋哲学の花形だったサルトルにケンカを売って全面的に勝利したレヴィ・ストロースも、もちろん取り上げられました。
あいだあいだに、占星術の話題も盛り込まれ、最終的には
大半会の異次元融合全開の着地点。
今日のブログタイトル「120年前に用意された未来」というのは、
※ワークショップ資料より
この、20世紀の変化の行方を方向づけたひと(団体)たち。
ほとんどが、1800年台後半に地上に来ています。
その人たちが始めた、120年前から始まった20世紀という潮流。
この流れが、今、私たちが生きている時代の、大きな転換期を創り出しているという話は、
心から「なるほどね〜」と納得できたのでした。
インターネットが発達して旧来の占星学ではない、一気に視野を広めることが出来た我々は、シュタイナーやユングの時代には決して出来なかったことができる立場にいる。
シュタイナーをただありがたがって読む時代は終わった。
私たちはシュタイナーの投げたボールを、実践して、次の時代につなぐべきである。
(9月3日 ワークショップのテキストより)
これからは、物質的唯物的な時代を脱却し、シュタイナーやユングが舵を切った精神的霊学的な方向へ時代は進んでいく。
シュタイナーの言葉を「生きる」時代になってきたということです。
そう言えば、以前こういうことを書いていました。
ひとつのとてつもなく大きな歯車が回りだして次の動きに連動するのにゆっくり時間がかかるように、大運が切り替わってその影響が出始めるのにも、あるいは10年ちょっと前のウェブボットが現在の世界情勢と不思議に一致するところがあったり、その効果が目に見えてくるのには長い時間がかかるのかもしれません。
わたしのブログを書く目的は、算命学と「これからの時代について」。
今回のワークショップの言わんとしていることを、実践しているんだろうなと思いました。
シュタイナーもこう↓言っています。
「かつて星々は語っていた。
今はもう語らない。
それは人間が語らなければいけないから」
占星術や算命学もその一翼を担うツールになっていくんでしょう。
そしてシュタイナーの言葉とリンクする、スピリチュアル算命学が、なぜ今青龍塾から発信されているのか。
その共時性にも思いを馳せた一日でした。