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だまされるエネルギー1 「もったいない」には順序がある

だまされるエネルギー1 「もったいない」には順序がある
「もったいない」といえばなんでも「もったいない」。自分が生きていれば食べるし消費するから、「もったいない」。少子化対策で赤ちゃんが増えれば消費量が増えるから「もったいない」。電気を使えば「もったいない」、車を買えば「もったいない」、家を建てれば「もったいない」。
「もったいない」、「もったいない」と言って冷房をケチり、汗だくでフーフー言っている.一体何をやっているのだろうか? そんなに「もったいない」なら環境省を解散したら良いじゃないか? 会社も解散し、田舎にこもったらどうだ? どうせ東京は食糧自給率1%でピンハネ以外には何もやっていないのだから、東京を止めたら良いじゃないか?
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「もったいない」には順序がある。節約しても日本の発展に影響が少ないものが第一、節約すると発展が阻害されるものが第二、そして節約すると死んでしまうものが第三だ。
そこで、私たちが生活をするものを5つ考えてみたい. 家、車、電気、食料、医療。家は少しぐらい小さくても活動に関係はない。快適さが少し減るぐらいだ。小さければ建築材料も少なくて済むし冷房も節約できる.
車は大きい方が疲れないし、早いけれど、新型カローラで十二分だ.電気は無駄につけるのは問題だが必要な光、冷暖房は人間の活動に直接関係する.食料は食べないと死ぬし、医療はとにかく必要だ.
食料や医療は生存に関係するので、少し別にすると、家、車、電気の中でもっとも「節約してはいけないもの」は電気だ.電気は使用量の応じて活動ができるから、節約するには最後にしなければならない。
でもなぜ国は「小さい家にしましょう」とか「軽自動車を買いましょう」と呼びかけずに「電気を節電しましょう」と言うのだろうか.この原因は単に「電気だけは独占なので高くても売れるので、少なく売っても問題は無い」と言うことだからだ。
トヨタ自動車が「車はできるだけ乗らないようにしましょう」と呼びかけることはない.トヨタの人は少しでも良い車を作り、それを買っていただけるなら本望である.それが環境を悪くするかどうかなどは国民が判断することであって、企業としては立派である.
ところが電力会社は「節電しましょう」と長い間呼び掛けてきた。これには多くの人が違和感を感じていたが、それは「独占しているから、議員と役人を待遇しておけば、電気代を高く出来るからそれで良い」と言うことだったのだ。
そして今、電力会社の経営上の失敗(原発事故)の尻ぬぐいを国民にさせて、日本の活動力を奪っている.それが環境省なのである.環境省は「小さい家を建てましょう」とか「軽自動車の黄色ナンバープレートを白に変える」とは言わない.そうすると「もったいない」の本質がばれるからだ。
環境省はつねに「最終的には消費を増やす」という方向で舵を切る.その一つが「白熱電球廃止、LEDだけ」の路線である.利権だけ、利権だけの世界だ。









中部大学武田邦彦
(平成24年6月16日)

男と女の深い関係(3) 愛と性 日本の男性

男と女の深い関係(3) 愛と性 日本の男性
おとぎ話というのは、子どもが読むものですが、同時に人生や文化に対して深い含蓄を持っているものです。日本で有名な「竹取物語」もその一つかも知れません。
物語は単純明快、夫婦が光る竹の中に玉のような赤ちゃんを発見、後にその女の子が月のお姫様であることがわかり、かぐや姫は最後に月に帰るという筋です.
あまりにかぐや姫が美しかったので、多くの若者が求婚し、その中の5人の王子らがかぐや姫が求めるものを持ってきたら結婚すると言うことになりましたが、それが「仏の御石の鉢」、「蓬莱の玉の枝」、「火鼠の裘」、「龍の首の珠」、「燕の産んだ子安貝」とまるでこの世になさそうなものばかりというわけです。
ところがこの話のおもしろいのは、王子らがあまり真剣にかぐや姫が求めたものを探さないところです。仏の御石は山寺のタダの石を持ってきてばれ、蓬莱の玉の枝は職人に作らせたのに、その職人達に報酬を払わなかったので、それでばれるという有様です.
文学的にはさまざまな論評があって、それはここで紹介することはしませんが、この話は男と女、日本文化についてかなり深い意味を持っているように思います.
まず第一に5人の王子にしても、かぐや姫を愛した天皇陛下にしても「あまりに美しいから」という理由だけで、とうてい人と人の「人格的交流」があったようには見えません。中には屋敷に押しかけて塀をよじ登り一瞬見えた姫の姿に惚れているのですから、自分の頭の中で作り上げた幻想以外の何物でもありません。
そして第二に、かぐや姫に難題を出された王子達は「命をかけてまじめに探そう」という気はあまりなく、何とかずるく立ち回って偽物でごまかそうとしています.
この第二点目はかなり日本的で、類似のヨーロッパの話、「ドンキホーテ」、「ロミオとジュリエット」、そしてグリム童話の「あくまの三本の金のかみの毛」などと比較するとかなり違います(文学者は類似ではないと反論されるでしょうが、あまり真剣には考えないでください).
日本の男性はずる賢く、苦労せずに求めようとしますが、ヨーロッパの男性は「命をかけて女性の要求に応えるのが男子たるものの本懐だ」としています。ちょっと考えるとヨーロッパの男性の方がかっこいいし、誠実なような気がしますが、それは本当でしょうか?
日本人というのは俯瞰的に、抽象的に、概念的に物事の本質をとらえようとし、かつ捕らえています。それに対してヨーロッパは1596年にデカルトが誕生する前からどちらかというと還元主義で、物事を分解し、解析し、論理的に明らかにしようとする傾向があります。
「解析的、論理的」に考えると「女性に誠実」になるのですが、「俯瞰的、抽象的」では「物陰から一目見たら惚れるんだから、恋なんて幻想だ.そんなものに命をかけるなんてばからしい」と言うことになりますし、竹取物語の悲劇(最後に別れる)とロミオとジュリエットの悲劇(最後に二人とも死ぬ)の違いも人生や男女に対する洋の東西の違いとも思えます。
実は日本とヨーロッパの対比の中に、古来から数多くの文学に書かれ、人々を喜ばせたり苦しませたりする男女の関係、そして現代の夫婦の離婚問題に深く関係する、男女の愛と性の問題が潜んでいると私は思うのです.おいおい書いていきます.
(いらぬ話)私はプラスチックや繊維を「燃えなくする研究」を進め、数年前に「普通はボウボウ燃えるのに、全く燃えないもの」を発見しました。かぐや姫に「火鼠の裘」を持って行けたのに!!残念無念!!








中部大学武田邦彦
(平成24年6月16日)

警官に職質され、違法ダウンロードされた音楽や画像が出てきたら、現行犯逮捕、懲役二年の法律が可決

ここ数日、自公民の談合政治を批判してきましたが、テレビのニュースはオウムの高橋容疑者逮捕のニュースに時間が割かれている。こんなことは菊池容疑者が逮捕された時から予想されたことであり、NHKではニュースの時間を延長して報道した。それに比べると自公民の談合による消費税増税法案に合意のニュースは小さすぎるように感じる。

13兆円の増税法案なのに国民の反対する意見がブログを見ても、驚くほど少ないのは何でだろうか? 2ちゃんねるを見てもトップニュースは、AKB48の指原莉乃のスキャンダルがトップニュースで、博多のHKT48に移籍が決まったことだそうです。それが2ちゃんねるのトップニュースなのはオタク向けの掲示板だからだろう。

時事ブログを眺め回しても、自公民による談合による野党不在の消費税増税が強行されることに対する抗議の記事が少ない。新聞では日刊ゲンダイが頑張ってはいるが、国民生活に関係の深い法案改悪でデモ一つ起きないのが不思議だ。時事ブログは左翼系が多いせいか大飯原発再開のほうに関心が行ってしまっている。

自公民の談合政治で、もう一つ生活に密着した法律の改悪がなされようとしていますが、小田島氏が書いているように、「違法ダウンロード刑事罰化(罰則化)問題」が非常に問題だ。今までなら私的な利用ならパソコンアドでコピーする行為は認められてきましたがそれも出来なくなり、「こうした流れを受けて、音楽等の私的違法ダウンロードについて、自民党及び公明党が、政府提案の著作権法の一部を改正する法律案を修正し、刑事罰(2年以下の懲役または200万円以下の罰金)を設ける法案が整えられる。」そうです。

つまりスマートフォンなどに、違法にダウンロードされた音楽や画像が有ったら、警察官の取調べを受けて現行犯逮捕されるということです。つまりアイチューンズなどのような有料サイトからダウンロードした音楽以外は違法ダウンロードしたものとみなされるし、ネット上の画像もダウンロードして著作権者から訴えられれば現行犯逮捕になるだろう。

現在の国会議員はネットに対する理解がなく、裁判官や検察もネット文化についての認識が無い。本やレコードの時代の法律をネットに当てはめて、しかも罰則化しようとしている。日本は官僚国家だから、国会議員は官僚に命ぜられるままに法律を作り改正していますが、「ダウンロード違法化」から、作られて、次々と改正されて厳罰化されていくのが官僚のやり口だ。消費税も3%から始まってどこまで引き上げられるかわからない状況だ。

最初はダウンロード禁止だけで罰則はついていなかった。最初は非常にゆるい法律を作ってから、しばらく経つと官僚たちによる厳罰化の改正が行なわれて、取り締る為の特殊法人が作られて官僚が天下ることになる。今度は刑罰が伴う法律改正だから、街を歩いていても警察官から職務質問されてスマートフォンがチェックされることになって違法な音楽や画像が出てくれば現行犯逮捕だ。国民はそれを知らない。

これらの法律は、規制の既得権者の利益になり、利益を受けるのはレコード会社や出版社であり、ネットは著作権者とユーザーを直接結びつけるものであり、レコード会社も出版社も要らなくなる。それを刑罰つきの法律で阻止しようと言うのでしょうが、現行犯で捕まれば2年の懲役刑だ。家の中なら警察官も捜査令状が無ければ入れないから無理でしょうが、街中をスマートフォンを持ち歩いて音楽を聴いていたら、正規にダウンロードした音楽か調べられることになる。

だからこれからは警察官に職務質問されないためにはスマートフォンや携帯端末は持ち歩かないほうがいいのだろう。電子書籍もなかなか普及しませんが、既存の出版社や印刷業者や製本業者や流通業者や書店などが抵抗しているからだ。だから私的に電子書籍化して利用している人もいましたが、訴えられれば違法とされて刑罰まで課される事になる。

一番危険性のあるのは、別件で逮捕されて自宅のパソコンなどが押収されて、HDDが徹底的に調べ上げられて違法ダウンロードされた画像や動画や音楽が出てきたら、別件では無罪でも違法ダウンロードの私的利用で刑罰が適用されてしまう。最近ではメールが捜査の有力手段になっていますが、パソコンやスマホでは抹消したメールはサーバーには何年も残っている。それで捕まったりする。

◆違法ダウンロードに対する刑事罰の導入に反対する会長声明

報道等によれば、音楽等の私的違法ダウンロードについて、自民党及び公明党は、政府提案の著作権法の一部を改正する法律案を修正し、刑事罰(2年以下の懲役または200万円以下の罰金)を設ける方針であり、民主党も受入れについて検討しているとのことである。

当連合会は、昨年12月15日付けで「違法ダウンロードに対する刑事罰の導入に関する意見書」を取りまとめ、違法ダウンロードは、コンテンツ産業の健全な成長を阻害するおそれのある由々しき問題であるとの認識を持ちつつも、直ちに刑事罰を導入することに対しては反対の意見を表明した。

その主な理由は、

私的領域における行為に対する刑事罰を規定するには極めて慎重でなければならないところ、私人による個々の違法ダウンロードによる財産的損害は極めて軽微であり、未だ刑事罰を導入するだけの当罰性ある行為であるとは認識されるには至っていないと考えられること、

民事上、私的使用目的であっても例外的に違法とされている複製行為(著作権法30条1項柱書の適用が除外されている行為)のうち、ダウンロードのみに刑事罰を導入することは刑の均衡を失することになること、

違法アップロードに対する罰則規定の活用や著作権教育の一層の充実など、他により制限的でない違法ダウンロード規制手段が存在すること、

ダウンロードを民事上違法とした平成21年改正著作権法の適用の実態を見極める必要があること、

刑事罰には民事罰よりも抑止力が期待できるとの意見があるが、刑事罰の対象とするだけで違法ダウンロードを中止するかについては疑問があることなどである



仮に、違法ダウンロードに対する刑事罰が導入されたとしても、音楽関連ファイル数のみで年間推計約12億ファイルにも及ぶとされている(「動画サイトの利用実態調査検討委員会報告書」(2011年8月))違法ダウンロード行為者を全て検挙することは非現実的であり、

警察による恣意的な運用がなされるおそれがあることから、国民のネットワーク利用に対する萎縮的効果は計り知れないものがある。また、インターネットの利用者には青少年も多いため、その影響についても考慮されるべきである。

海外において、刑事罰が定められている国においても、それが積極的には運用されていないという実態があり、国際的な比較からも、現時点で刑罰化を急がなければならないとは考えられない。

したがって、まずは、違法アップロードの検挙実績とその成果を慎重に検討し、違法アップロード対策をより充実させることを検討すべきであり、これを抜きにして違法ダウンロードを直ちに刑事罰の対象とすることは、あまりにも拙速と言わざるを得ない。

よって、今回の違法ダウンロードに対する刑事罰の導入には反対であり、今通常国会において拙速な修正案の提案やそれに関する審議がなされることがないように強く求める。

2012年(平成24年)4月27日

日本弁護士連合会

会長 宇都宮 健児



血迷った民主党が消費税のために自公案に妥協するのは問題ですが、談合政治の弊害で政治が無力化して、シロアリ官僚の言うがままに消費税増税と音楽等の私的違法ダウンロード刑罰化で国民を苦しめようとしています。しかし国民の多くは法律が成立して施行されるまで法律の存在を知りません。「株式日記」で警告しても読者は僅かしかいません。

国会のテレビ中継を見ていても国会議員のばかげた質疑は見ていても嫌になりますが、国会議員が質問をしても答弁するほうは意味不明な答弁をするばかりで質疑になっていない。今朝のテレビでも石原幹事長が出ていましたが、なぜ今この時期に消費税増税なのかと言う質問をしても、石原幹事長は長々と意味不明なことを言っていた。これでは国民の政治への信頼は失墜するばかりだ。野田内閣の支持率はたったの8%だそうですが、竹下内閣以来の低支持率だ。