今回は20代女性のゴルフスイング後の肘外側の痛みの改善例です
2ヶ月前から ゴルフスイング時に肘の外側が痛い ということで、20代女性の方が来院されました。
YouTubeのストレッチやサポーターを試しても改善せず、
「このまま続けられなくなるかも…」と不安を抱えていたとのこと。
フィシオエナジェティック検査では、肘そのものより 肩・首・代謝の問題 が大きく関与していました。
① 小胸筋の癒着
ゴルフの構え(アドレス姿勢)は、腕が前に出て胸が丸くなりやすい姿勢です。
そのため小胸筋が固まり、肩が前方に引っ張られ、結果として肘の軌道がズレて負担が増加。
スイング時に「外側だけ痛む」タイプの典型的パターンでした。
② 斜角筋の緊張と頚椎のゆがみ
クラブを振る際の力み、デスクワークによる頭の前傾姿勢が重なり、斜角筋がかなり硬くなっていました。
斜角筋の緊張 → 首の歪み → 神経の圧迫 → 前腕の緊張
という流れが起き、肘の回復を邪魔していた形です。
③ 糖質過多による腱の回復遅延
本人も驚かれていましたが、検査で「糖質に対するストレス反応」が強く出ました。
甘いものの頻度が少し多く、腱・筋膜の修復が追いつかない体の状態になっており、肘の炎症が続きやすい重要な原因でした。
改善の流れ(約2ヶ月)
● 1ヶ月目
・小胸筋の筋膜リリース
・肩甲骨の可動調整
・斜角筋と頚椎アライメントの調整
・糖質の“質”を改善(白砂糖 → 果物・低GIなど)
施術後はすぐに肘の可動が楽になり、「スイングのトップで痛みが減りました」と変化を実感。
● 2ヶ月目
スイングフォームが崩れやすい原因を
・肩の可動差
・骨盤のねじれ
などから調整。
この頃にはコースでも問題なく回れるまでに回復しました。
大体2か月6回の施術とゴルフスイング時の指導で、痛みは完全にない状態になりました。
肘の痛みは局所だけを見ても改善しないケースが多く、特にスポーツではフォームを乱す 小胸筋・首の歪み が大きなポイントになります。
さらに、「糖質の取り方」も回復の速度を左右します。
ゴルフやテニス、手作業のお仕事で肘が痛む方は、一度身体全体のバランスを見直すことで、無理なく改善へ向かうことができます。