Method of Making Hikki
ちょっと面白そうだと思って買ってみた。
この本の著者、竹村氏は作曲・アレンジからバックミュージシャン、そして音楽評論までやってるオールマイティな人物らしい。
読み出すとすぐにエゴイスティックな印象を受けた。
僕は音楽好きのワリにはあまり音楽雑誌は読まないから知らないが、評論家とは得てしてそういうものなんだろうか。
あと、評論としては度が過ぎるくらいの口語文だし、客観性が多少欠けている気がする。
無意味に難解な法律の文章読んだりしてるからそう思うのかもしれないけど。
内容はというと、まず第1章で日本の音楽業界の現状に触れている。
現状といっても本が刊行されたのが99年だから98年前後のときの状況か。
98年と言えば、音楽業界が最も潤っていた年、たしか十何本のミリオンセラーがあった年だ。
この年以降ミリオンセラーも減少し、売り上げも急激に低下している。
で、当時の音楽業界だが、竹村氏はその腐敗ぶりに苦言を呈している。
腐敗の象徴として挙げられているのは、小室哲哉とヴィジュアル系だ。
まず小室哲哉に関しては、ノリの下手な日本人に合わせた、ノリやすい単純な四つ打ちのリズムを使っていることを指摘。
あと極端にキーの高いボーカル、そしてピッチの悪さを挙げている。
ヴィジュアル系については、まず見かけ倒しで内容が伴わないとしている。バンド信仰の不可解さということか。
そして歌詞やサウンドが大したことないと。
個人的にはここまで否定してくれると気持ちが良かったりする。
ま、この当時の僕は小室にもヴィジュアル系にも全然興味持ってなかったけど。
そして第2章で宇多田ヒカルの出現となる。
慣性となっていた小室・ヴィジュアル系スタイルに、突如現れた本格派R&B。
スウィングするリズムや低音の宇多田ヒカルに魅力を感じたのは、ある種小室・ヴィジュアル系スタイルに飽き始めていた証拠なんだろう。
それを音質や音域、ビブラートなどを、KEIKOや華原知美といったアーティストと比較して検証している。
ピアノの鍵盤を使ったりする検証の仕方はミュージシャンらしいし、分かりやすくて面白い。
そして宇多田ヒカルのブレスの入れ方や曲構成に触れながら、売り上げ800万枚となったアルバム、『First Love』の全曲分析と繋がっていく。
ページ稼ぎの蛇足だ。
というのも、こんなの音楽分かるヤツは読まなくても分かるし、分からないヤツは読んだところで「ふ~ん」としか言い様がないからね。
そして第3章でまた音楽業界に話が戻る。
今度はレコード会社や音楽業界を構成する人たちの無能さを吐露している。
時折発生する流行になぞって作られる大量のCDを市場操作によってヒットにするんだって。
まぁオリコンチャートも、出荷枚数と売り上げ枚数が基準になってるし、全国のある程度の数のCD店がリサーチ対象となっているから、怪しかったりするからな。
極端な話、いくつかのサンプル店だけ過剰にプロモーションして売れるようにすれば、他で全然売れてなくてもランキングの上位にはいけるわけだし。
「送り付け」や「出荷制限」で市場操作することは、レコード会社自らいい音楽でないと証明しているようなもんだ。
が、宇多田ヒカルには市場操作の噂がないらしい。
期待の表れともとれるが、この場合むしろ逆で、あまり期待されていかったからだと筆者は述べている。
証拠に、東芝EMIのアーティストであるのに、SMEの子会社の音楽出版社に版権があるという。
確かに、期待があれば系列の音楽出版社に版権を預けてダブルインカムを狙うのが当然だ。
竹村氏は、そういった音楽出版社をはじめ、音楽事務所、ディレクターやプロデューサーなんかを、一つ一つ丁寧に批判してる。
知人に音楽関係者が何人かいるだけに複雑な気分だ。
そして4章・5章で遂に宇多田ヒカルの作り方となるわけだが、一言でいうと、「広く音楽に馴染める環境を作る」ということだけだ。
案外希薄な内容だ。
まぁ4章では現音楽教育の現状と弊害を5章では宇多田ヒカルを取り巻いていた環境を紹介しているのだが。
ただこの4章と5章、合わせても約50ページしかない。
特に肝心の5章は16ページしかない。
全部で222ページでこれは少なくない?
『宇多田ヒカルの作り方』でしょ?
正直がっかりした。
結局あんたも宇多田ブームにあやかりたかったうちの一人じゃないか。
『宇多田ヒカルの作り方』と題しながら、終始日本の音楽業界批判や、そこにいる自分を嘆いているだけ。
それで評論家とは聞いて呆れるね。
呆れてモノも言えない。
第一、宇多田ヒカルにだって間違いなく販売戦略はあった。
当然才能や環境が彼女を作り上げたんだろうが、周囲の人の力無しでは今の成功はありえなかったはずだ。
僕としては、どのように彼女の音楽やスタイルを抽出して、それがどのような戦略を経てヒットに繋がったのか、それを暴いて欲しかった。
そういう因果関係を証明することが『宇多田ヒカルの作り方』なんじゃないのか?
どうだろう?
あるバイと
前やってた居酒屋から、土曜日入んないって言われたから。
多分あれだろう。
どーせオフィス街の居酒屋は、客入らなくて暇だから、遊び相手に俺を呼んだんだろう。
ここのバイトはみんな酒好きで、仲がいい。
以前は店でみんなでオールとかザラにあったし、家行ったりした。
中にはバンドマンやイラストレーターがいたりと、刺激だらけ。
あ、前は劇団員もいた。
最近はTVに少しづつ出演してるらしい。
マネージャーは元アパレルショップの店長だったりするし。
で、今日の客足はというとだ。
4人だった。
まぁ予想どおり。
外に目を向ければ隅田川で花火があがっていただろう時間、俺はゴーヤチャンプルーの試食していた。
そして花火が終わったであろう時間、俺はゴーヤチャンプルー素麺なる創作料理を試食していた。
だって暇なんだもん。
しばらくしたら、バイトの美術家が来た。
自分でビール注ぎながら独りで飲んでた。
俺今日飲んでない。
厨房は暑いんだぞ。
まぁいーや。
そんなこんなでこの時間。
浴衣姿もまばらになってきた頃。
cocorococoni…
昨日は久しぶりに中・高と一緒だった友達と飲んだ。
すごい懐かしかったし楽しかった。
けっこう飲んだ。
前日のBBQの酒がまだ残ってたのに、飲んでしまった。
新宿歌舞伎町で、ヒカリ堂本舗に久しぶりに行ったら雰囲気が悪くなっていた。
客層も、バカ騒ぎとかしてる大学生とか、Bな感じとか、GДLとか、とにかく騒々しかった。
つーか店員もGДLとGДL男が多かった。
新宿がどんどん健全な街になっていって、安心した反面、つまらなくなったのは否めない。
まぁ、根性あるっぽいキャッチのお兄さんはちらほらいるけれど、以前程ではない。
もう「キャバッッッッッッティングセンターいかがっすかぁ!?」なんて言ってる人はいない。
もう「飲み放題、揉み放題!!」なんて言っちゃう人はいない。
190cmくらいあるひげガールのオヌエサンが目線の上の死角からキスを迫ってくるくともなくなった。
旧き良きゴールデン街も、時代の波に圧され、昔ながらの店はなくなっていったり、若者が新規参入してきたりしてるらしく、DEEPなカルチャー発信地とはいかなくなってきているようだ。
俺も、新宿での思い出は人並みに持っているワケで。
中ジョッキ10杯くらい連続で一気して、気がついたらホストクラブの入り口にリバースしたり。
いや、それ以前に俺の大学生活は新宿から始まったといっても過言ではないだろうな。
清龍なる居酒屋での、200人規模の新歓コンパからだ。
初めての新歓コンパ。
若干遅れて入ったら、席が間に合わず、座敷から少し隔離されたテーブル席から始まったんだ。
話が逸れた?
シンタローが何て言おうが知ったこっちゃないね。
はやくカジノ作れよ。
つーかすげぇ脈絡がねぇ。
こんなに気が散漫してる日は中々ないよ。
今日からフジロック か。
ノーマン・クックに会いたいなぁ。
魔法のメガネかけて見てみたいよ。
みんな行ってるんだよなぁ。
Crown City Rockers に気になるなぁ。
TOWA TEI もやっぱ好きだなぁ。
Asian Dub Foundation もアツイなぁ。
Moby もアリだよなぁ。
SOIL&"PIMP"SESSIONS は…最近はそれほど衝撃を感じなくなったからいいや。
って前みたいにやってても面白くないからやめよ。
こんな俺をどうにかしてくれ。
あ、そうそう。
何か稀にトラックバックして貰ったり、読者になってくれたりあって嬉しいんだけど、おじさんどうリアクションとっていいのか分かんないんだよね。
コメント書いてくれるのも然り。
初心者なもんで。
IT企業(仮)なのに。(w
やっぱ逆トラックバックするのが礼儀?
逆お気に入り登録するのが慣習?
なんかよくわかんないんだよね。
ブログって。
BBQueen
あ、まぁQueenは関係ないんだけど。
昨日はゼミの先生んちでBBQ。
この家のBBQは鉄串に刺して肉を炭で焼く本格グリル式。
都内の邸宅の庭でこんなことできるなんて夢のような贅沢じゃない?
豚やら牛やら鶏が、鉄串に貫かれ、抵抗さえできず、炭火の上に置かれ、悶え、苦しむ。
苦難を耐えんとして落ちる肉汁が、飢えたゼミ生(約15名)の食欲を掻き立てる。
既に命を持たぬ肉塊だが。
あとはあれだな。
まず平日の、4時あたりから酒を飲む背徳感。
そして優越感。
既にこの家3回目の僕は勝手知ったる他人の家、先生が大切にしてたウィスキーを、棚から引っ張り出してくる。
ブリティッシュエアライン限定のスコッチ、バランタインのピュアモルト20年物。
ン万円とかナントカ、自慢げな先生を尻目に、勿体無いくらい紙コップに並々と注ぐ。
なかなかうみゃー。
これってBBQで飲むような酒じゃなくねー??
美味しく頂きました。
ゴチッ!!
明石家さんまと形容されてしまうほど、よく喋る後輩(♀)が、先生のご子息にしつこく絡んだり。
浮いた沈んだ話に花を咲かせたり。
外で飲むことの、特別な高揚感が、他愛もない話さえも、爆笑の渦。
一段落して家の中にお邪魔する。
テーブルを囲んでの談笑。
先生はこういうのが好きそうだ。
というか、先生は、飲んだ席で学生を論破するのが好きなんだって。
そーゆーとこが学者っぽいよね。
負けず嫌いなところとか。
先生に、夏は就活するんで合宿行けませんって言ったら、「バカ野郎」って言われた。
バカ野郎はあんただろ。
人の人生、自分の飲む楽しみのために妨害するなっ。
俺だって行きたいよ合宿~。
飲みたいよ~。
先生の家を出たときには、既に日は変わっていた。
午前0時半。
なかなかいないよこんな先生。
法律興味ないし、このゼミ選んで良かった良かった。
ゼミ生もキワドイ人間ばっかりだし。
全然飽きがこないね。
今度は先生の家の近くに住む、もう一人の先生宅にお邪魔するかな。
1歳になったばっかりだっけ?赤ちゃん見に行こう。
OneFineDay
とにかく暑いが、気分はいたって爽やかだ。
そんな日は、外に出るのが気持ちいい。
夕方からゼミの先生宅でバーベキューだから、吉祥寺くんだりでぶらぶらしよう。
やっぱり好きだな吉祥寺は。
都会の喧騒と郊外の静観が混在する街。
吉祥寺は心地よい刺激と癒しが絶妙なバランスの上に成り立っている気がする。
井の頭公園では、台風一過を待ち侘びたように陽光が素肌に突き刺さった。
かと思えば、刺々しい光も木々の透き通るような葉を透って丸い陽射しが身体を包む。
露店の兄貴も上着を脱いで森林浴気分でさ。
井の頭池に反射する太陽も、目を逸らすほどにブリリアント。
それ以上に、水面に浮かぶ、ボートの上の、一対の男女が楽しそうにブリリアント。
青春は輝いていた。
俺は適度にメラニンを肌に沈着させながら、ブックオフへ行く。
晴れた日は、公園で読書したい衝動に駆られる。
それに適した本を見つける行為、それ自体が楽しかったりする。
まぁその宝探しに熱を入れすぎて、公園のベンチで本を読む夢は達成されなかったけど。
最近の音楽事情に疎くなっていた自称音楽通は、イマドキの音楽を吸収しようと新星堂へ移動。
一切CDは買わない。
只管試聴機と二人だけの時間を過ごす。
SoweluのGet Readyを久しぶりに聴いた。
やっぱJHETT名義で作る曲はエロポップな聴きやすさがあるなぁ奴さん、なんて再確認したり。
SuikenとS-Wordのも、D.O.Iのトラックにばっかり耳がいったり。
Sister Bossaの6枚目は2枚組で2500でお得だなぁってジンときたり。
夏テイストの曲はいいなぁ。
なんで日本人はバラードばっかり聴くのか疑問を抱く。
まぁ解決しないまま、もう気にしてないからいいや。
これでちょっとは最近の音楽に追い付いたかな?
で、2階がユニクロだから、日用品を少々買い揃えて、中央線に乗り込む。
窓越しに見えた晴れ渡る天空は、どこまでも青く、スペースシャトルも気持ち良く飛行中な気がした。
地べたに這いつくばってる僕も、遠くに見えた富士山の裾野に、なんだか誇らしげ。
そうこうしてる間に目的地に到着。
…あとは明日書こう。
晴れはまだ続くわけだし。
