20150208-2

¥John Eliot Gardiner指揮
English Baroque Soloists(イングリッシュ・バロック・ソロイスツ)
Monteverdi Choir(モンテヴェルディ合唱団)
Joanne Lunn (S), Sara Mingardo (A), Julian Podger (T), Stephen Varcoe (Bs)

教会カンタータ 第 72番『すべてただ神の御心のままに』 BWV72
教会カンタータ 第 73番『主よ、汝の御心のままにわれはあらん』 BWV73
教会カンタータ 第111番『わが神の欲し給うこと常に起こらん』 BWV111
教会カンタータ 第156番『片足は墓穴にありてわれは立つ』 BWV156

2000年録音
レーベル:SDG

ガーディナー&モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツによるバッハ教会カンタータ全集のDisk6です。(全集は56枚組みBox)
Disk1 教会カンタータ 第 63番 / 第191番
Disk2 教会カンタータ 第143番 / 第41番 / 第16番 / 第171番
Disk3 教会カンタータ 第153番 / 第58番 / 第65番 / 第123番
Disk4 教会カンタータ 第154番 / 第124番 / 第32番
Disk5 教会カンタータ 第155番 / 第 3番 / 第 13番もご参照下さい。

演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

イングリッシュ・バロック・ソロイスツとモンテヴェルディ合唱団の演奏の素晴らしさは疑いようのない事ですね。
まだまだ6枚目なのですが、ガーディナーと彼らの演奏に文句の付けようもなく、小編成ならではと言っても良い明朗で清澄な響きが感じられます。
今後聴き進めるにしても、恐らくこの感触は変わらないと思います。
となると、ソリスト達の歌唱に焦点が絞られるわけですが、このアルバムでもソプラノ、バスは素晴らしいと思います。
音程を正しく保てていないように感じる場面のあるアルト、全体の雰囲気に対してすこし弾けているテノールに少しの不満がありますが、全体の演奏を損なうような範囲ではありません。

録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

このアルバムでも良質な録音レベルを保っており、特にオーケストラと合唱の響きには少しソリッドながらも明瞭な美しさがあると思います。
録音場所が毎回違うにもかかわらず、殆ど同じ感覚で聞くことのできる仕上がりに驚くばかりですが、このアルバムはやや残響が少ないかも知れません。
その分、朗らかさを今まで聴いてきたアルバムより感じにくいかも知れませんが、オーケストラの演奏が引き立つ結果ともなっているように思います。

現在、ボックス・セットはHMVでは取り寄せ不可のようですが、Amazonでは購入出来るようです。
J.S.バッハ : カンタータ全集 ~ 巡礼 (2000) (Bach Cantatas / .../SDG
¥38,435
Amazon.co.jp

1枚もののアルバムとしてはHMVでも入手できるようです。
(下記画像をクリックして頂くと、HMVの当該サイトにリンクしています)

20150208

Jonathan Morton指揮
Scottish Ensemble(スコティッシュ・アンサンブル)

Tchaikovsky - 弦楽セレナーデ ハ長調 作品48
Shostakovich - 弦楽四重奏曲 第 2番 イ長調 作品68
(ジョナサン・モートン編曲弦楽オーケストラ版)

2013年録音
レーベル:Linn Records

演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

全体的によく整った大人の演奏のように思えます。
それは決して悪い意味ではなく、弦楽セレナーデでも不必要にドラマティックに盛り上げない良識が、楽曲そのものの妙をより楽しませてくれているように感じます。
スコティッシュ・アンサンブルのリーダーであり芸術監督であるジョナサン・モートン自身が編曲したショスタコーヴィチの第2弦楽四重奏曲の弦楽オケ版は、演奏が上述のように大人な雰囲気があることもありますが、原曲とはかなり感触が異なります。
弦楽オーケストラの洗練された響きが、原曲の持つシニカルな側面をかなり抑えており、ショスタコーヴィチらしさは低いのですが、価値ある編曲、演奏だと思います。

録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

SACDハイブリッド盤ですが、リンの音造りらしい派手さのないものです。
洗練された都会的な演奏がとても生きている録音と言え、音響的な愉悦感は少ないのですが、弦楽オケの響きの美しさを十全に収めていると思います。
定位も良く左右への広がりも良好です。
コントラバスの低域の響きなどにも直接的な波動は感じませんが、しっかりとした量感を感じられます。

(画像をクリックして頂くと、HMVの当該サイトにリンクしています)
20150207

ohn Eliot Gardiner指揮
English Baroque Soloists(イングリッシュ・バロック・ソロイスツ)
Monteverdi Choir(モンテヴェルディ合唱団)
Joanne Lunn (S), Richard Wyn Roberts (C-T),
Julian Podger (T), Gerald Finley (Bs)

教会カンタータ 第155番『わが神よ、いかに久しく』 BWV155
教会カンタータ 第  3番『ああ神よ、いかに多き胸の悩み』 BWV3
教会カンタータ 第 13番『わが溜め息、わが涙は』 BWV13

2000年録音
レーベル;SDG

ガーディナー&モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツによるバッハ教会カンタータ全集のDisk5です。(全集は56枚組みBox)
Disk1 教会カンタータ 第 63番 / 第191番
Disk2 教会カンタータ 第143番 / 第41番 / 第16番 / 第171番
Disk3 教会カンタータ 第153番 / 第58番 / 第65番 / 第123番
Disk4 教会カンタータ 第154番 / 第124番 / 第32番もご参照下さい。

演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

このDisk5もアルトはカウンター・テナーが起用されていますが、私にも余り違和感の無い歌唱で、ソプラノ、バスとともにとても素晴らしい独唱者だと思います。
テノールには音程の不安定さを感じる所が僅かにありますが、それでも問題になるような範囲ではなく、厳しく聴くとそう感じるに過ぎません。
オーケストラの演奏は相変わらず一流と思えますし、合唱の清澄な響きも素晴らしく、共に小編成だと思われますが、朗らかで肩の力が抜けた演奏です。

録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

毎週収録場所が変わり、準備に割ける時間も限られているであろうに、レベルの高い録音です。
ガーディナーの人となりが想像できるかのような温和さを湛えた場の雰囲気がある録音には、ソリスト達の確かな定位が程よいフォーカス感で描かれており、オーケストラの響きにも明確な音の輪郭が感じられます。
ソプラノが少しだけ右に定位するのに若干の違和感がありますし、楽章間にはステージノイズも聴き取れますが、演奏そのものを樂しむことを阻害するレベルではなく、聴衆ノイズは皆無です。
やはり聴衆は入れずに収録しているのでしょうか...。

現在、ボックス・セットはHMVでは取り寄せ不可のようですが、Amazonでは購入出来るようです。
J.S.バッハ : カンタータ全集 ~ 巡礼 (2000) (Bach Cantatas / .../SDG
¥38,435
Amazon.co.jp

Disk5に収められた楽曲を含む2枚組CDはHMVでも取り寄せ可能のように掲載されています。
(下記画像をクリックして頂くと、HMVの当該サイトにリンクしています)