
Mariss Jansons指揮
Royal Concertgebouw Orchestra(ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団)
2012年録音(ライヴ)
レーベル:RCO
ヤンソンス&ロイヤル・コンセルトヘボウ管によるブルックナーの第6、第7交響曲を収めた2枚組アルバムのDisk1です。
演奏


(評価は5つ星が満点です)個人的にコンセルトヘボウ管は大学時代から好きなオーケストラでした。
いわゆる世界三大オケと言われるベルリン・フィル、ウィーン・フィル、コンセルトヘボウ管の中ではいぶし銀的な響きに個性を感じましたし好感を持っていました。
けれども、最近の録音を聴いても余り感心するところは少なく、一流処であることは間違いがないのでしょうが、面白みと言うか独自性も薄れているように感じます。
このブルックナーの6番も、ライヴとしての疵を感じさせない完成度ではあります。
部分的には弦楽陣の響きにとても美しいと感じさせる場面もありますが、やや早めのテンポのせいか、枝葉末節にまでは心が配られていないような印象を受けます。
ヤンソンスもその人柄が良さそうな風貌ですので、贔屓目には聴いていると思うのですが、シャイー時代にはそこまで感じなかった手応えのなさを感じてしまいます。
録音


(評価は5つ星が満点です)SACDハイブリッド盤です。
聴衆ノイズを感じさせない録音ですが、ステージノイズは暗騒音程度に楽章間には聴こえます。
しかし全体的な静寂感に問題はなく、音の見通し感にも不満は少ない録音です。
ただSACDのフォーマットの力を強く感じられるような録音でもなく、音の切れや立ち上がりに鮮烈さは低く、低域の波動などにも良質なCDフォーマットの録音に比べれば聴き劣りを感じるような物足らなさを感じます。
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