上司が元気付けられる言葉
ある業務グループのメンバーが病気で休職しなければならなくなった時のことです。そのメンバーの代わりに投入できる社員はいません。グループのパフォーマンスが落ちてしまいますので、会社としても痛いです。でも彼の病気回復させることを最優先と考え休職をさせることにしました。このことは担当のマネージャーの悩みとなりました。マネージャーがいくら頑張っても現場の力になることは出来ません。マネージャーの悩みや気持ちが、私にも伝わってきました。マネージャーは、そのグループのリーダーNに会いに行き、休職させなければならなくなったことを伝えました。マネージャーにとっても、それを伝えられるグループリーダーNにとっても嫌な内容です。素直に事実を伝えることによって、マネージャーの悩みをグループリーダーNに共有しました。現場を預かるグループリーダーNにとっては、まさにその日から降りかかってくるマイナーな要素です。情報を共有したふたり一緒に、心が暗くなってしまうことも想定できます。心が暗くなったところで、メンバーの一人が病気休職する事実は変わりません。その時、グループリーダーの彼は、「頑張らなければなりませんね。」とマネージャーに言ったそうです。主語は言わなかったけど、『私が』or『残った私たちが』で間違いありません。それを二度も言ってくれたそうです。マネージャーはこの言葉が嬉しくて書き残してくれていました。まさにこれです。マネージャーは、ここの現場に対して具体的な手助けは出来ません。心配するくらいしか出来ないのです。この場にあって、現場を仕切っているリーダーNが、『私が(私たちが)なんとかしてピンチを乗り越える!』と言う気持ちを伝えてくれたので、『ありがとうー! 頼むぞー!』の気持ちになります。そして元気をもらいます。マネージャーが元気なら、その部下にも元気は伝わって行きます。マネージャーが元気がないと、部下もだんだん元気がなくなっていってしまいます。だから上に立つ者の元気や笑顔は大切です。しかし、上記の例のように部下の思いや言葉が上司を元気付けることも出来ます。私もこの話を聞いて、このグループリーダーNから間接的に元気をもらいました。とてもありがたい言葉です。<感謝>