先輩が後輩にしてあげられること(その1)
私自身たくさんの先輩にお世話になってきました。それを後輩につないでいかなければと思い、後輩の育成や指導などをおこなって来ました。これからも先輩への恩を後輩に返して行かなければならないと思っています。 そこで、 後輩をもつ我社の先輩達にも、『後輩にしてあげられること』を考えて欲しいと思います。 我社の社員の多くは、お客様のところで勤務しています。そこに後輩がいます。 そこでは、先輩だからこそ解っていることや、先輩だからこそ持っている技術や知識を後輩に指導してくれています。それどころか、一緒に働いている他社の社員にも指導してくれていると思います。 それは若手の社員の口から私にも伝わってきています。”先輩が後輩にしてあげられること”をしているなと思い、ありがたいと思っています。 しかしながら、実はそこは狭~い範囲なのです。たったひとつの職場なのです。そこでの先輩は、確かに後輩より知識・人間性も上でしょう。 しかし、たったその狭い範囲でしか教えてあげられないのです。ほんのこれっぽっちです。それ以上、幅の広いあるいは高いレベルのことを後輩のためにしてあげることは無理です。 自分が『ここの職場では神様』気取りになっていたら、後輩を不幸にしてしまいます。自分の幅以外のことを後輩にしてあげることは無理なのです。自分の幅以外のことは、すべて自分の苦手分野なのです。 そのことを認識して欲しいと思います。あなたよりも、知識のある人、知恵のある人、人間性の高い人、コミュニケーション力の高い人、社交性の高い人はたくさんいます。よ~く考えてみたら、苦手分野ばかりだと思います。 「ここでは俺は経験も長いから教えてあげる。そして俺を目標にしなさい。」と後輩に暗黙で伝えていませんか? もしそうだとしたら、後輩は、「え~!ぼくの数年後が、この先輩だったら先が暗いな。。」とガッカリしているかも知れません。 後輩は先輩のことをいろんな角度から見ています。背中を見ています。 (その2)に続く