こんばんは!マロンですほっこり
訪問ありがとうございます!





円形脱毛が去年の春から始まり…


髪がほとんどなくなっても
自己流で前を向き続け↓

この頃の最終段階のお話です。



ラストの事件はこちらから↓始まりです。





このお店は新店だった。
オープニングからいたわけじゃないが

新店らしくスタッフ、社員さんの
結束がとても強かった。



とても明るい社員さん。
スタッフと別け隔てなく接してくれた。

部門の垣根もなく
みんな支え合って頑張っていた。

そんな環境で忙しい仕事だが
とても充実していた。




約3年お世話になった主任には
とても感謝している。

私をとても理解してくれていたし
とても成長させてくれた。



何回か本音でぶつかり合い
私は大泣きしたり
主任にブチ切れたりした。


「数字だけを追った先に幸せはないからっ!」


とキレながら言ったのだ。。。

ただの主婦が社員に
よく言ったもんだ。笑


だがその時、主任も仕事を色々
抱えすぎていてキャパオーバーに
なっていたらしく

もうこれ以上、仕事は増やさない。
と言ってくれた。



お互い仕事に一生懸命だったから
そんな事もあったのだ。

そんな事があったお陰で
信頼関係は築かれていったと思う。




その当時うちの部門の売り上げがよく
主任が大きいお店に移動になったとき

私を「移動先に連れて行きたいくらいだ」
と、みんなの前で言ってくれた。



本当に頑張ってきて良かった、と
私は心から思った。

本当に嬉しかった。

それは私にとって、まるで
大人になってからの青春だった。






主任たちはだいたい
約1年で移動になる。

オープニングからの
社員さんはもういなかった。



それでも初期からいたスタッフたちが
その雰囲気を継続させようと

もはや「文化」のように
和気あいあいと支え合い残してきた。





だが、店長が変わり
主任たちも変わった。

《輪》や《情》よりも
《数字》の社員さんが
圧倒的に増えてしまった。




スタッフの不満は膨れ上がり
仕事のモチベーションも下がっていた。

もう負のループに突入していたのだ。





どの部門も売り上げが下がり
余計に《数字》に囚われた施策が
飛び交うようになり
みんなはグッタリしていた。


そんな中、新しい店長は
エリアマネージャーが兼任する事になった。

もう窮地なのだろう。




そしてこれだ↓



どうにかそんな環境の中
仕事していた私だったが

ある朝、メマイがした。



メマイは起こしがちだったので
体調悪いのだな、くらいだったのだが

電車に乗る頃まで
どうにも変な感じが拭えない。



どうにか職場に着いて
朝礼に出ていたのだが

血の気が引いてしまい
やはり変だった。




そして社員さんからのひと言、で
その《自称サバ女》がコメントし始めた。


その途端
限界になってしまった。

倒れないように必死、
といった状態だった。



どうにか立っていたが
朝礼が終わってすぐ

早退させて欲しい、
と主任に言った。



だが、その時にはもう
歩けなくなってしまって

机に突っ伏し
呼吸を整えるのに必死だった。



仲の良いスタッフに
「大丈夫?」と声を掛けられて
張り詰めた糸が切れそうになった。


私は「助けて」と、泣きそうだった。






つづく