中央園芸のブログ

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(株)中央園芸の庭づくりの様子や、日々の出来事


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幼い頃、僕は日本地図を見るのが好きな子供でした。

 

日本の県名や都市名から始まり、その土地の観光地や名物など・・・

学校の社会の教科書や、父親の持つ日本道路地図を眺めては、

「こんなところに行ってみたい!、ここはどんな景色だろう・・・」

など、いつの日か日本中を旅したい!と想像を膨らましていました。

 

学校の科目で言うと、「地理」が好きで、中学、高校と地理だけは得意で、大学は地理学専攻のある学校に入学しました。

大学3年の夏、いよいよ念願だった「一人旅」に行くことを決意!

当時流行っていた、「そうだ、京都行こう!」というキャッチコピーに影響され、東京から大垣行きの夜行列車に乗り、京都に行ったのが最初の一人旅でした。

 

大学の卒業旅行は、当時の友達3人と北海道へ。

何日に出発するか?

という話になった時に3、人の予定が合わず一緒に出発することができないことが判明。

だったら、現地集合にしたら、ということで日本最北端の宗谷岬へ現地集合、

という、僕が考えたありえないツアーを決行。

東京からそれぞれが電車で北上し、北海道を目指す。

 

僕は、当時住んでいた狛江(和泉多摩川)のアパートを夜出発し、その日は宇都宮で終電。

仕方なく、駅で初の野宿を決意。

確か2月下旬という寒い時期だったと思います。

どこで寝たらよいのか?しかしながら寒い・・・。

 

何かのTVで新聞紙を衣服の中に入れると、セーター1枚ほど暖かくなる効果がある、という事を思い出し、新聞紙や段ボールを構内で探してみる。

するとその姿を見たホームレスに、「こっちに来ないか?」と誘われる始末。

どうやら仲間と思われたのか。

さすがに、そこは丁重にお断りし、人のいない駅の片隅の狭~いスペースで横になり、始発を待つ事にした。

 

結局、寒さのためほとんど寝る事はできず、始発からウトウトしながら、東北本線をひたすら北上。

福島、仙台、盛岡・・・ 

鈍行列車に乗り、地元の人の方言を聞きながら、夜には雪の青森に到着しました。

 

 

確かその旅行では、宗谷岬(稚内)から網走、知床を周り流氷を眺め、釧路を経由、帯広からレンタカーで襟裳岬まで足を延ばした。

僕はこの時北海道の自然の美しさに魅了され、その後何度か北海道のユースホステル巡り(礼文島、富良野、屈斜路湖など)をする事になった。

 

就職活動では、旅行会社に就職を希望しました。

都内から地元近辺の会社など、数十社にアポを取るものの、就活した1993年頃はバブルも崩壊し、「就職氷河期」という時代。採用ゼロという会社ばかり、中には200倍という倍率の企業もあった。

 

僕は、やむなく旅行会社への就職をあきらめ、埼玉の実家に戻ることにした。

他にやりたいこともなかったので、祖父の営む中央園芸を手伝いながら、バイト代をもらい、一人旅を続けた。

その後、祖父、祖母が亡くなり、僕は自然と家業の植木屋を継ぐことになった。

 

 

 

 

 

あれから、約20年が経過しました・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は大地の再生の活動も本格化。

矢野さんの「屋久島の自然もひどく傷んでいる、何とかしないと・・・」

という言葉に乗せられ、大地の再生講座も世界遺産である屋久島へついに上陸!

僕もそれに同行しました。

 

4月上旬、屋久島での大地の再生講座初日。

大きなガジュマルの下で、矢野さんの解説を聞く。

 

「豊かに見えるこの屋久島の自然も、実は大きく傷んでいる・・・」

 

裏に回ると、このガジュマルの半分くらいが数年前に大きく倒木したという事実を知る。

日本の中でも自然の宝庫と言われる屋久島でさえも、自然が傷んでいる事をこの時実感しました。

 

 

 

2018年、今年は大地の再生の活動でも、様々な地域に行きました。

神奈川県の二宮町や葉山町・・・・    (二宮町の海岸にて)

 

 

 

 

 

また、長野市の個人邸では、地元の方と講座形式の庭づくりも行いました。

 

 

 

 

 

西日本の豪雨災害時には、災害復旧で広島県呉市にも行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、今年は庭づくりでも遠方での仕事が増えました。

 

横浜市の個人邸、環境改善工事。

 

 

 

 

初の関西出張、大阪での庭づくり。

6月に着工し、完成は8月下旬。

片道600km、8時間ほどかかる大阪出張は、計6回に及びました。

 

 

 

 

それから、所属する日本造園組合連合会での行事にも参加。

 

2月は毎年恒例、伊勢神宮での献木行事へ。

 

 

 

 

6月の青年部総会では、山口県へ。

高校の修学旅行で(確か)行った、秋吉台を再訪。

 

9月には長崎ハウステンボスにて、「世界フラワーガーデンショー2018」へ出展。

 

「庭師の価値を高め、世界に発信したい!」との思いを共有する、全国の造園連青年部の庭師が長崎に集結。

旅費や交通費などは全て実費という中、志の高いメンバーが入れ替わり立ち代わり全国から集まり、ひとつの庭を完成させました。

 

 

完成した、「文明開花の茶庭」。

造園的な技術とモダンなデザインを融合させた、新しい茶室を提案。

惜しくも優勝はできませんでしたが、最優秀技能賞を受賞しました。

 

国内や海外で日本庭園を作りたい。

そんな案件があったら、是非ともご相談を!

志が高く、身銭を切れるこのメンバーなら何でもできる、そう感じた長崎でのイベントでした。

 

約20年ぶりの桜島を見に行く。

屋久島の帰り、鹿児島市城山公園から。

 

東京から西鹿児島行きの寝台列車に乗り、九州を周り、鈍行列車で関東まで帰ったのが20年ほど前だったか。

当時は時間だけはあったので、そんなゆったりした一人旅をよくしていました。

 

 

 

 

屋久島、伊勢神宮、長野、仙台、横浜、大阪、広島、長崎・・・

今年は、本当に色んな所に行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ、夢叶ってる!」

 

そういえば、いつの間にか日本全国を旅している自分に気が付きました。

「日本中を旅したい!」と思っていた子供の頃からの夢は、実は叶っていたんです。

 

思いを持ち続けていれば、夢は叶うと言いますが、本当でした・・・。

 

でも、ひとつ予想外だったのは、美しい自然や景色を見たいと思っていたけど、

実際は美しかった自然を再生する活動をしている事が多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃあ、これからの夢(目標)は、何だろう?

 

 

 

来年はもっともっと日本全国を周り、大地を再生したい、庭を作りたい!

いや、海外へも出てみたい!

 

 

 

そんな野望もありますが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どんな過酷な状況の中でも、樹木を植えて、心地よい環境をつくりたい、樹木を元気に育てたい!

 

 

 

 

 

 

 

そして、その技術と知識を自分の故郷の寄居町に、落とし込み、恩返しがしたい!

(写真は、寄居町にある「氏邦桜」 エドヒガンザクラ)

 

 

 

そして、もっともっと地元を、緑溢れる美しい街にしたい! 

 

 

 

(写真は所沢市の八国山緑地、通称トトロの森)

 

 

 

 

 

 

20年かけて、夢は叶いました。

だから、これから20年かかるかもしれませんが、次の夢を実現させたい!

 

そう思います。

 

 

 

 

 

そして、社員、家族・・・

外ばかりに目を向けてしまいますが、しっかりと自分の足元を見つめ直す事も必要だと、近頃はよく思います。

 

外で得た技術や知識を地元に落とし込んでいく。

来年からは、そんな事も考えながら、大地の再生の活動を軸に動いていきます。

 

 

 

 

早速ですが、年末に地元寄居町の「まちタネ」という空き店舗にて、今年最後のイベントを行います。

 

 

盆栽ワークショップ(お正月バージョン)     ~盆栽から学ぶ 大地の再生~  の開催です!

 

お正月に飾れる、ミニ盆栽の寄せ植えづくりのワークショップを開催します。

盆栽の仕組みを知る事で、木々の樹勢回復方法や、庭の適切な管理の仕方などを学ぶことができます。

 

あと、数名ほどで満席になりますが、連絡、報告を兼ねて、告知致します。

 

日時:12月29日(土)  第2回 16時~18時  定員8名ほど 

(第1回 13時~15時 は満席になりました) 

場所:まちタネ (寄居駅南口からすぐ) 埼玉県大里郡寄居町寄居1214-3

*近隣にコインパーキングがございます

参加費  3,000円(制作した盆栽はお持ち帰り頂けます)

*盆栽を入れる袋は、こちらでご用意いたします。

 

寄せ植え盆栽 制作例

 

 

 

 

使用材料

苗木・・・松、竹(笹)、梅、南天、ヤブコウジ、キンズ、百両、寒菊・・・

植木鉢(鉢径10~20cmほど)、景石、苔、化粧砂利(数種類)

 

 

使用する鉢や苗木などは自由にお選びいただけます。

(*小さなお子様でも制作可能です。お子様については保護者1名まで無料。)

 

タイムスケジュール

12月29日(土)

16時00分 集合・受付

16時15分 講座開始、

座学(盆栽の仕組みを詳しく解説します)

ミニ盆栽づくり 講師デモンストレーション

17時  各自ミニ盆栽づくり

17時45分 参加者による作品紹介

18時  片付け・撤収

 

持ち物

手袋などありましたら持参してください。

また、使用する植木鉢の持ち込み可(横幅20cmくらいまで)です。

 

 

申し込み

〇参加者氏名 〇住所 〇当日連絡の取れる電話番号 〇交通手段(車か電車か) 

〇領収書希望の方は宛名 

 

 

以上を明記し、以下のメールにて受け付けます。

info@chuou-engei.co.jp   

締め切りは12月27日(木)まで(定員になり次第、受付は終了させて頂きます)

*ご不明の点がありましたら、メールか、担当の水谷までお問い合わせください。

担当:水谷(080-3019-6097)

 

*第二回目も定員に達しました。受付は終了させていただきます。(12月21日 PM9:00)

 

共催: (一社)大地の再生 結の杜づくり 関東

    株式会社 中央園芸

 

 

 

 

 

 

 

 

以上です。

今年最後のブログになるでしょうか。

 

 

いつも長いブログを読んでいただき、ありがとうございます。

 

思いを持ち続け、そして行動すれば、必ず、夢は叶います!

 


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今年も残り1ヵ月半。

11月から12月は,植木の手入れに追われる忙しい季節。

弊社のモデルガーデンも、すっかり秋から冬の雰囲気になってきました。

 

今年は、大地の再生の活動や災害復旧などもあり、庭づくりの事はブログにあまり書いておりませんでしたが、

2018年もたくさんの庭づくりの機会を与えていただきました。本当に感謝申し上げます。

 

いくつかの現場を紹介したいと思います。

 

家を新築し、デッキも作った。

でも夏、暑くて外に出られない・・・という依頼。伊勢崎市、D邸。

 

夏は容赦ない日差しが、デッキから室内にも降り注ぎます。

 


 

施工後。

デッキの前に7~8mクラスの大きなコナラを植栽し、デッキを木陰に。

奥に見える駐輪場は、草屋根にしました。

 

 

木漏れ日が降り注ぐ、気持の良いデッキになりました。(お客様より、写真提供)

          

 

 

夜の景色も美しい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて、さいたま市G邸。

 

施工前は、雪の風景ですが・・・

庭の幅が3~4mと狭く、隣家との視線が気になってしまう。

 

住宅密集地ではよくある事です。

1階部分は外構フェンスなどで目隠しができても、さすがに2階の窓までは目隠しはできません。

 

 

そんな時は、木を植えましょう!

高さのあるシラカシ、樹高は5~6mほど。

 

 

 

完成。

敷地両側に植栽をし、真ん中には小道を。

2階からも常緑樹のシラカシが、お互いの視線を緩和します。

 

 

 

 

 

それから、最近多いのが、ホームセンターの物置では何か物足りない、雑木の庭に合う物置きがない。

という事で、物置も作りました。

 

焼き板仕上げ、1坪サイズ程の小さな物置きです。

 

 

 

リビングから繋がる縁側。

焼き板の縁側と自然石の靴脱ぎ石。

 

 

 

この狭いスペースでも森の雰囲気に!

よくある住宅密集地の問題も、樹木が解決してくれます。

 

 

 

 

 

 

 

続いて、既存の庭をつくり直す、リ・ガーデンの依頼。

数年前に庭を作ったが、樹木の調子がいま一つ。

植えた木も何本かが枯れて、庭のバランスが崩れた・・・。

 

庭の中をよく観察すると、やはり周囲をコンクリートや駐車場などで囲まれ、土の中の空気と水の動きが悪い。

 

ということで、庭の動線も修正しつつ、水脈整備を行うことに。

植栽地に沿って、コルゲート管を走らせて、

 

炭や枝葉を入れ、水脈整備を行いました。

 

 

既存の浸透桝に庭の外周、2方向からのコルゲート管を集結させました。

 

 

ということで、既存の樹木や下草も一旦掘り取り、リ・ガーデン。

 

施工後。

植栽の配置を変えて、園路は歩きやすいように、固まる土で施工。

土留めの石や洗い出しの砂利は、この庭にあったもの。

あるものを再利用、川越市、S邸。

 

 

 

 

 

 

 

 

もうひとつ、リ・ガーデン、同じく川越市T邸。

 

家の増築に伴い、庭を作り替えたい。

 

 

庭に転がっていた石材を、何とか生かせないか?

 

 

 

 

増築後、家の中や新しいデッキから良く見える、この角地のスペースを生かしたい。

 

 

完成。

既存の石材やつくばいは配置をしなおし、灯籠は旦那さんの実家にあったもの。

低い御簾垣(みすがき)は、地際を開けて、風通しも確保!

青竹の筧(かけひ)からは水が落ち、つくばいの下は大きな点穴になっています。

 

思い切って和の空間にリ・ガーデンしました!

 

 

 

長方形の切り石も庭にあったもの。

直線的だった園路は、緩やかに蛇行させました。

 

 

 

 

 

 

続いてアプローチ付近、施工前。

 

直射日光の少ないこのスペースには、赤芽ソロやシャラノキ、それから既存のモミジを移植。

足元はスッキリとしつつも、立体感のある植栽に。

 

 

 

そして、今回は初の試みを行いました。

こういったモダンな植栽の下草は、お客さんの好みやニーズについていくのはかなり難しいです。

我々が下草を植えようとすると、どうしてもセキショウやヤブランなど地味な山野草に偏ってしまいます。

 

 

 

 

 

ということで、低木や下草は「花思草」の瀬沼泉さんにお願いしました。

中高木は我々が植えて、あとはおまかせする、というパターン。

 

 

 

フラワーアレンジも得意な瀬沼さんのアイデアで、

剪定したオリーブの枝を使い・・・

 

玄関の飾りつけに!

こういう造作は男にはなかなかできません。お客さんにも大変喜んで頂きました!

 

 

 

最後にもう2件!

 

今年は遠方からの庭の依頼がありました。

 

 

横浜市、M邸。

可愛らしい白色の建物が印象的なお宅。

 

ここもかなりの住宅密集地。

 

周囲を住宅やコンクリート擁壁に囲まれ、敷地内は大きな四角い植木鉢のよう。

空気と水の停滞は草を暴れさせ、やぶ蚊も多く発生します。

 

 

ぐるっと敷地外周にコルゲート管を通し、水脈整備を行います。

 

 

 

 

 

市販のデッキも柱は半分腐りかけていました。

 

デッキを一旦移動して、デッキの下にも水脈を通します。

デッキ下をコンクリートで固めるよりも、この方が材木も長持ちし、何よりも下に風が抜けて心地よい!

 

 

 

 

 

既存の樹林帯は、風の剪定をして、程良く風が通る空間に。

剪定し、水脈を通す事で、やぶ蚊も減ったようです。

 

手強い草地だったスペース。

 

 

水脈を通し、ウッドフェンスを施工します。

 

 

水脈を守るように、木々を植栽。

動線は直線ではなく、蛇行させ、風の動きを緩やかに。

 

 

 

ということで、完成!

 

 

 

最後は、初の関西出張、大阪府堺市O邸。

 

 

 

 

 

雨が降れば水が溜り、

 

乾燥すると、カチカチの固い土に。

 

関西独特の真砂土の土壌に、粘土が混じる。

造成し、固く転圧された土壌は、水はけは悪く、生き物の気配もありません。

お施主さんは、地元の造園業者に色々と相談しましたが、「全部土を入れ替えないと植栽は無理!」と言われたそう。

 

 

ということで、片道550kmの大阪まで庭づくりに行く事に!

 

 

 

土の中を掘って見ると、出るわ出るわ、

グレー色をしたグライ土壌がたくさん出てきました!

 

これはもう土中に空気が通っていない証拠。

 

 

他の現場同様に、敷地内に透水管を通します。

 

コルゲート管を通した後は、炭や枝葉を組み込んでいきます。

 

水脈の最終地点は、この敷地内で一番低い角地に設定。

 

道路の側溝まで水脈をつなげたいところでしたが、あまりのコンクリートの厚さに断念し、

角地に大きな点穴を開け、市販の浸透桝で仕上げます。

 

 

 

 

遠方での工事でしたので、2~3か月と時間がかかりましたが、何とか無事に完成しました!

 

 

アプローチは、木々のトンネル。

 

 

 

駐輪場と、固まる土の園路。

外構の造作物は、お施主様のリクエストで白色に統一しました。

 

 

 

 

 

 

水脈資材は地元大阪の方に資材を提供していただきましたが、植栽樹木は弊社圃場からすべて搬入。

真夏の工事で、樹木も多少痛みましたが、手強い関西の土壌にたくさんの木々が植えられました。

今後も月日を掛けながら良い空間にしていければと思います。

 

 

 

 

 

ということで、昨日の現場、群馬県伊勢崎市。

現代の空気と水の停滞する住宅環境では、土中の環境改善は不可欠です。

ブログでは書ききれませんが、どこの現場でも土中の水脈整備は必ず行っています。

 

どんな過酷な環境下でも、木を植えて元気に育てたい!

 

 

今後も今年作庭した庭の経過を観察しながら、そんなノウハウを蓄積していきたいと思います。

 

 

 

 

まだまだ今年も木を植えます、植木の手入れもお待たせしております。

年内も全力で駆け抜けたいと思います。

無事に年を越せますように・・・

 


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こんばんは、押田です。

日本中で自然災害が多く発生するようになりました。

 

今年7月から2か月の間に、西日本豪雨災害、先日の関西(大阪)での台風21号の被害や、北海道胆振東部地震・・・

被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

 

また、埼玉県熊谷市では、この夏41.1℃という観測史上最高気温を更新。

都市部では、ヒートアイランド現象が起こり連日の熱帯夜、また、異常に熱せられた地面からの上昇気流で積乱雲が大きく発達し、各地で突発的にゲリラ豪雨をもたらし、街に洪水が起こる。

 

自然災害が発生すると、50年に一度の記録的豪雨だとか、地球温暖化、異常気象だから・・・

という言葉で片付けられがちですが、

なぜ起こったのか?これを防ぐにはどうすればよいのか?という事はあまり検証されていません。

また、我々に出来る事はあるのでしょうか。

 

 

 

7月上旬は、西日本を中心に豪雨災害が起こりました。

僕は、大地の再生のメンバーが広島県に在籍していたこともあり、8月1日の夜、重機(ユンボ)を積んで、トラックで走る事12時間、急遽広島へ向かいました。

 

ニュースでも度々放送されていましたが、今回の西日本豪雨災害は広島、岡山、愛媛、福岡など、西日本の広範囲に及びました。

 

我々が向かった、広島県呉市安浦町中畑地区は、行政の手が届かず、1ヶ月ほど放置されていた地域でした。

 

 

 

 

現場に行ってみると、土砂や流木が散乱し、どこから手を付けてよいのか分からない状態。

(一社)大地の再生 結の杜づくり 矢野智徳氏の指示を仰ぎます。

 

 

 

土砂や瓦礫に埋もれてしまった今回の現場。

土砂は1階の上部まで堆積し、泥水が停滞、1ヶ月近くもそのままで、悪臭を放っていました。

 

 

 

 

 

重機を使い、土砂を建物際から掻き出していきます。
 

 

 

 

このような災害現場では、パワーショベル(ユンボ)がとても役に立ちます。

この現場では4台の重機がフル稼働、

埼玉から持参したシートモッコで、何度も土砂を吊り上げました。

2日間で約50㎥ほどの土砂をかき出したでしょうか。

人力では途方に暮れるような作業も、重機がある事で可能になります。

 

 

 

今回被災した民家ですが、家際に植えられていたカイズカイブキの生垣が、土砂やガレキを最後の最後で食い止めていたようです。

もし、生垣がなかったら、被害は大きく拡大していたことでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回の災害現場は、集落の上部の山から土砂崩れが起こり、四つのため池が崩壊したという状況でした。

 

かつては水を抜き定期的に行われていた、ため池の掃除も、水田の利用が減るにつれて、ほとんど行われなくなったそう。

池の底には、土砂が溜り、大地との呼吸も著しく失われてしまったようです。

 

「昔のため池は青かった(きれいだった)、よく池で泳いで遊んでいた・・・」と矢野氏。

今では考えられないような話しです。

 

かつてのため池は、適度な緩み(抜き)があり、水の入りと出のバランスが取れていたという。

しかしながら、ダムのように水を満杯まで貯めすぎる現代のため池の構造が、被害を大きくしたのではないか、と矢野氏は推測しています。

 

 

 

ため池が満水になると、周辺の山の土の中にも水が浸み込み、山が保水できる水の量は少なく限られる。

そこに大雨が降る事で、土の中の水分量が飽和状態になり、山が崩れやすくなるという状況。

 

 

 

 

河川の水を大きく貯めるダムや、谷筋によく見られる砂防ダムなどの構造物があることでも、表面的な水の流れだけでなく、地下の水脈や気脈は大きな滞りを生じます。

 

自然は空気と水の流れを停滞させる不自然なものを破壊し、流れを円滑にしようと作用します。

それが土砂崩れを起こす事で不自然な地形をリセットし、新たに安定した自然地形をつくる。

 

また、山から海まで続く、自然の空気と水の流れを止めれば止めるほど、その大きさや力に比例し、崩壊した時のエネルギーは大きくなります。

時より起こる自然災害は、大地の呼吸の滞りを修正する一つのメッセージと捉える事もできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

北海道厚真町(読売新聞本社へり)9月6日撮影。

北海道胆振東部地震の後の写真です。

地震の影響で、今までに見た事もないような大規模な土砂崩れが起きました。

 

 

 

この山々は、杉やヒノキなどの人工林が多いのでは、という情報がありました。

「早く間伐をしないと、いつかは崩壊する」と言われている人工林の森。

地震の規模の問題もありますが、崩壊しやすい状況をつくってしまった事もあったように思います。

 

 

 

 

埼玉県毛呂山町、真っ暗で、下草の生えない人工林の森。

 

 

 

僕の母親の実家にも、放置された人工林(ヒノキ林)が5ヘクタールあります。

 

50~60年前に雑木林(広葉樹林)を開墾し、スギやヒノキを植林したものの、間伐(手入れ)ができなくなり放置された人工林は、林床に光が当たらず、下草も繁茂しません。

 

 

このままでは、山の崩壊を待つだけ・・・・

そんな状況を知り、3年前からきらめ樹間伐というのをやってきました。

 

 

初めてのきらめ樹作業。ヒノキの皮をむき、立ち枯れさせます、平成27年6月。

 

 

1年半が経過、自然乾燥させたヒノキを伐採しました。

 

 

 

 

 

 

弊社社員の濱田君が軽々と丸太を担ぎます(濱田君が怪力という訳ではありません・・・)

自然乾燥させた丸太は、水分が抜け、本来の重さの5分の1程度になるといいます。

 

 

 

しかしながら、このような人工林の山の保水機能は低く、生き物の気配もない。

本当にこの山は再生できるのか?

半信半疑でしたが、とにかくきらめ樹間伐をやり、3年が経過しました。

 

 

 

 

 

今年の9月8日(土)、久しぶりに毛呂山を訪れました。

 

間伐をして、光の当たった空間には、実生の木々や下草が繁茂していました!

アラカシ、モミジ、ヒサカキ・・・

暗い森の中の、まるでオアシスのような光景でした。

 

多様な樹木が成長することで、森は本来の保水機能を取り戻し、土砂災害にも強くなっていきます。

また、山里周辺のイノシシ被害で悩む農家にとっても、餌を供給する本来の森に戻してあげる事で、問題は解決するのかと思います。

また、伐採した丸太は、菜園の土留めにしたり、丸太小屋の柱にしたり、製材しウッドフェンスにしたり・・・ 

造園工事の中で、様々な使い道があります。

そう考えると、この人工林は宝の山、造園資材の宝庫でもあります。

 

 

 

 

この日、毛呂山周辺できらめ樹の活動をしている、フォレスターズ プラスの方ともお会いしました。

今後もきらめ樹を続け、お互いに協力しながら災害にも強い森をつくる!

この現状を打破していく事を約束しました。

https://forestersplus.com/index.html

 

 

 

 

 

 

 

北海道厚真町の写真に戻ります。

 

大地の再生視点から見ると、もうひとつ気になる事がありました。

 

 

それは、山と平地の境に走る、1本の道路。

 

水脈の整備をする時に、とても重要だといわれるのが、地形の変換点である、山と平地の境界のラインです。

この水脈の要といわれるラインに、道路が走る。

 

「こんな道路で・・・」と思いますが、

山から海へと続く空気と水の流れを、1本の道路が塞いでいきます。

 

あの緑豊かな屋久島でさえも、1本の外周道路が長い年月をかけて、少しずつ木々の樹勢を後退させていました。

 

 

 

土中の水脈・気脈と人の血管はよく似ていると言われますが、

人の体に例えていうなら、

 

自分の手首を掴み、親指で血管をグッと押さえる。

すぐには影響はないけど、仮にこれが1時間、1日、1年経ったらどうなるか?

 

おそらく、手のひらの色が変わり、気分が悪くなる。

そして、手から、頭、そして胸から足の先まで、体中に悪い影響は連鎖していく・・・。

 

親指は1本の道路

これが広い道路だったり、巨大な構造物だったり、地中に大きく負荷のかかる構造物は、どうしても土中の水脈を塞いでしまう。

 

でも、この親指の負荷を軽くすることで、体全体の血液の流れが戻る。

砂防ダムやコンクリート構造物がダメなのではなく、だったら負荷を軽くする造作を加えてあげればよい

それが、点穴であり、通気浸透水脈という手法。

「空気と水の流れを停滞させない」

その視点があるかないかで、水脈の滞りは防げるはずです。

 

 

 

 

 

 

話しを広島に戻しますが、

 

崩壊した棚田の上部から、集落を見下ろします。

 

ため池から集落まで繋がるコンクリートの水路は埋もれてしまいましたが、山からの水は新たな流路を探し、小川となって流れていました。

この風景をよく観察すると、土と石と木の世界。

元々は野山にあるもの。

転がり落ちた石や流木、土砂は場所や形を変えただけ・・・・。

小川は人が造作することもなく、自然と蛇行しながら流れていました。

 

もしこの土地を棚田に戻す必要がなければ、この自然にできた地形を壊す必要はないのかもしれません。

 

自然の野山では、木々の落ち葉は地面に降り積もり腐葉土となり、寿命を全うした木や台風などで倒れた木は、時間をかけながら土壌に還る。

石が転がれば、転がり落ちたところで、また土砂を堰き止める役目をする。

そう考えると自然界の中に「ゴミ」は存在せず、すべてを受け入れながら循環する仕組みになっています。

 

 


 

 

集落の建物周りの土砂のかき出しが一段落し、我々は集落の反対側の棚田に移動しました。

 

こちらは水路の橋が土砂や流木で詰まっていました。

 

矢野氏によると、水路の橋が土砂や流木で詰まることで、ここがダムやため池のような状態になる。

水が停滞し、徐々に水が上流部まで達し、土の中の水分量も飽和状態となる。

そして、一定の限度を超えた時に、土砂崩れが起きたのではないか。

 

先程例えた、手首から親指を外すように、水脈を詰まらせたこの橋が、一定の負荷がかかった時に外れたり、水を逃がす仕組みがあれば、被害は最小限で済んだのではないか、と矢野氏は指摘しています。

 

しかしながら、ここから復旧をしなくてはいけません。

 

一般的に災害復旧というと、これらの土砂や流木をゴミとして処分し、元通りにしていきます。

しかしながら、これらの全ての瓦礫を片付けるという事は、やはり膨大な費用と時間を要します。

 

今回は、所属する(一社)大地の再生 結の杜づくりとして、これらの散乱する瓦礫を全て処分するというやり方ではなく、その場その場で活かしながら復旧作業を行うことを、提案しました。

 

 

大地の再生メンバーである呉市在住の下村京子さんや松田久輝さんという地元のコーディネーターの方が繋ぎ役となり、地元の自治会長さんにお話しをし、今回の災害復旧が実現しました。

 

 

丸太は杭として活用し、石や流木で土留めをつくる。

「持ち込まない、持ち出さない」

自然界のように、ゴミを出さずにその場で活かす。

 

土砂は枝葉と程良くブレンドし、仮設の道に。

土砂の中に枝葉を混ぜることで、水はけも良好になる。

 

すべては、土と石と木を組み合わせ、あるものを活かす!

 

 

 

 

 

 

赤茶色した石州瓦の民家と、棚田が美しい集落。

瓦礫の中をよく見ると、まだまだ活用できるものがたくさんありました。

 

建築家や大工さんがいれば、土砂で流された民家の材料(柱や梁・・)を使い、物置小屋や仮設の家が建つかもしれません。

林業関係者がいれば、木材粉砕機を持ち込み、大量の流木や丸太をウッドチップにして、埃っぽい庭先や仮設の道路に敷く事もできます。

他にも、流木や丸太を木炭や薪にすることはできないのか、

樹木の根っこは、土留めにも使える・・・。

そう考えると、ここから持ち出すものはあまりないのかもしれません。

 

 

 

 

 

今回の現場では、コーディネーターである松田さんの呼びかけにより、地元の方にお昼ご飯を作ってもらいました。

また、「どこか痛いところはありませんか?」と、マッサージをしてくれる方も集会場に来られたり、

近隣の機械の整備士さんは、酷使するチェーンソーの修理や新品の刃を持ってきてくれたり・・・、

 

地元の方々も、出来る事をやり、皆で被災地をサポートしていました。

 

 

日本中で災害が頻発している昨今、人手や予算にも限界があるように感じます。

 

人々が自然の摂理に沿った考えの元、「あるものを活かす」という考えの災害復旧が今後望まれます。

 

そして地形を読み取り、重機を使い、土と木と石を組み合わせながら、風景や暮らしを元通りにしていく・・・

 

これは普段庭づくりでやっている事と同じではないか。

我々造園屋(庭師)だからこそできる新たな使命、日本の風景や風土を再生し、守っていくのは、造園屋や庭師たちなのだという事をこの現場を通して確信しました。

 

 

 

 

以上でブログは終わりですが、ブログを読んで頂いた方に、いくつかお知らせがあります。

 

 

 

 

 

 

まずは、(一社)大地の再生 結の杜づくり 緊急支援のお願いです。

ブログにも書いた、「あるものを活かす」という主旨の元、広島県呉市や尾道市因島、愛媛県宇和島市などで災害復旧ボランティアを行っていますが、活動資金の支援をお願いしております。

 

支援して頂ける方は、お振込みと共に、事務局までメールをお願い致します。

後日、災害レポートをお送りさせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

次に、中央園芸の大地の再生講座のご案内です。

6月に続き、9月27日(木)に弊社にて大地の再生講座を開催します。

土砂災害の現場でも、土中の空気と水の視点の大切さを強く実感しましたが、

講師の矢野智徳氏も、「できるだけこの技術と視点を、定着させたい」と話しており、2~3か月ごとの定期的にこの講座を開きたい、と話しております。(*一般の方でも参加できます)

 

 

最後は、同志でもあり、尊敬する千葉の高田造園設計事務所さんが登壇する、シンポジウムのご案内です。全国的に問題となっている、メガソーラーについてのシンポジウム。「山の神様、お願いだ。」

 

昨今の豪雨災害の時も、山を切り開いて設置したメガソーラーが崩れるという事例が多々あるようです。

今後、増え続けると予想される土砂災害をさらに誘発する前に、取り返しのつかない大規模な造成を今一度考えなおす必要があります。

これは、自然エネルギーや太陽光発電を否定するものではなく、あまりにも自然の摂理を無視した造成や開発に、警鐘を鳴らすものです。

 

参加費は無料!10月の過ごしやすい季節、長野県茅野市に是非足を運んでみて下さい!

 

 

最後に、中央園芸からスタッフ募集のお願いです。

弊社事業の拡大により、一緒に働いてくれるスタッフ(社員、バイト)を募集いたします。

興味のある方は、メールにてご一報ください。

 

 

以上、ブログの更新に間が空いてしまいましたが、今回も長いブログにお付き合いいただきありがとうございました!

                                                           

 

                                                        

 


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お久しぶりです、押田です。

 

ちょうど1年前、「大地の再生講座」での考え方や技術を普及しようとの趣旨で、

全国の有志と共に、(一社)大地の再生講座 結の杜づくり という組織ができました。

 

あれから1年が経過した、6月18日、東京都国立市から長野県富士見町に本部を移し、

2年目となる総会が富士見町にて行われました。

 

翌日は、大地の再生 結の杜づくりの理事でもある長野県原村のN邸にて、

今後の活動について話し合いました。

 

八ヶ岳西麓、標高は1,000mほどの原村は初めてでした。

小淵沢などの八ヶ岳南麓とはまた違い、とても静かで自然豊かな場所でした。

 

 

木々に囲まれたデッキに、木漏れ日が降り注ぎます。

 

 

 

これから、長崎県佐世保市へと向かう、杜の学校の道具車。

 

全国各地を飛び回る大地の再生講座も、束の間のゆっくりしたひと時・・・。

心地よく、爽やかな時間が流れました。

 

 

僕も、大地の再生講座への参加や講座開催、庭づくりの仕事と、地域の事、家族の事・・・

など、昨年よりもブログを書く時間が少なくなりました。

色々とお伝えしたい事は山ほどあるのですが、なかなか時間がなく、前回のブログでの告知からの報告を兼ねて、4月からの出来事を駆け足で紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは、GWに行われた、ふかや花フェスタ。

今年も晴天に恵まれ、2日間で7万人ほどの来場者があったそう。

 

 

毎年恒例の、軽トラガーデン。

先日、テレビ東京の「箱庭王」でTVチャンピオンにも出演した、金子園芸さん。

移動できる洗練されたカフェ、のような素晴らしい作品。

 

 

作庭志稲田さんの作品。

両面を板塀などで囲み、前面からしか中が見えない。

 

 

「中を覗きたくなる!」という人の心理を付き、見事に人気投票で1位になりました。

 

 

 

 

そして、今回は初めての試み、「庭師展」を行いました。

普段使用している剪定ハサミ等の展示や、半纏、

 

 

庭師の活動を写真で紹介。

また、イケメンの多いと言われる、埼玉県支部青年部の写真を集めた、「庭男子」の特集!

 

こちらは石を持ち上げる、三又(さんまた、みつまた)という道具。

庭づくりの世界では、クレーン車が入らないところは、今でもこのような道具を使い、重い物を移動したりしています。

大きな三又を使えば、重さ数トンの石も動かす事が出来ます。

ちなみにこれは1tサイズの三又。

 

お子様にも、チェーンを引いてもらい、500kgの石を持ち上げてもらいました。

 

 

そして、中央園芸としては、ミニ盆栽のワークショップも行いました。

 

 

 

 

 

 

続いて、5月19日(土)は、熊谷市松本材木店にて、

盆栽から学ぶ!夏の庭づくりセミナー の開催。

 

まずは盆栽を使っての座学。

盆栽の仕組みを知り、庭づくりに応用しよう、という内容です。

 

そして、駐車場に出て、赤松の盆栽の植え替え実演。

 

 

午後は、参加者のミニ盆栽づくり。

 

 

 

作品が完成したら、、ひとつひとつ作品の紹介。

参加者の方にも、作品のポイントをお話ししていただきました。

 

ということで、出来上がった作品。

 

それぞれが、思い思いの木を選び、石を置き、苔を張り、砂利を敷く。

小さな鉢の上に、理想の庭や山の上の景色が次々に出来上がっていきました。

本当に素晴らしいものばかりでした!

 

 

 

 

 

 

 

次に、5月26日(土)・27日(日)、

長野県長野市K宅にて、大地の再生講座を開催致しました。

 

元々は庭づくりの依頼でしたが、地元の人にも興味を持ってもらいたい、というお施主さんの言葉から、地元の方にお声掛けしての大地の再生講座。

 

 

まずは近くの公民館で座学を行いました。

 

 

 

 

座学の後は外に出て、大地の再生 結の杜づくり 関東支部、藤井マキコさんによる、

風の草刈りの説明。

 

 

草の多い時期、参加者も興味深々の風の草刈り。

 

初めての風の草刈りに戸惑いながらも、みんなでのこぎり鎌を持ち実践しました。

 

 

 

そして、K宅に移動し、みんなで水脈の見立ての検討。

起伏のあるところと平地の境、やはり水脈を掘るのは「斜面変換線」がポイントになります。

 

 

 

 

水脈の資材である竹は、付近の竹林へ取りに行きました。

「こんなものが使えるの?」という声。

 

「はい、竹は最高の環境改善資材となります!」

 

 

 

 

そして、水脈を掘ります。

お施主さん自身も参加しての作業。

 

 

 

そして、作業の合間はお施主さんの手作りのおやつと食事の数々。

 

 

 

 

お弁当を買ってきていただいたのかと思いきや、すべて奥様の手作り、

作業の合間の食事は本当に楽しみでした。

 

 

 

それから、笹に包まれたこの地区のおやき。

かぼちゃ、なす、にら、卯の花、あんこ・・・色んな味が楽しめます。

これは、今まで食べたおやきの中でダントツでNO1でした。

 

 

という事で、2週間に渡る講座工事も完成。

既存の庭を補修しながら、水脈を整備し、木を植える。

 

 

とても歩きやすくなった階段。

今までの階段を少し手直しをして、直線だった階段を曲線にしました。

 

 

デッキの中と前に植栽をしました。

 

 

2日目の講座の後の集合写真。

草刈りや水脈整備、グランドカバー・・・。

 

少しずつでも、我々の活動が広まっていけばと思います。

 

 

 

 

 

 

そして、今後の予定です。

 

今週末、6月23日(土)、埼玉県寄居町の川の博物館にて、

~かわはくで緑に親しもう~   お家に緑を持って帰ろう

というイベント内で、ミニ盆栽づくりワークショップを開催します。

申し込みは不要、、金額は1,000円~。

 

http://www.river-museum.jp/event/cat74/post-396.html

 

 

 

 

 

そして、6月30日(土)は、大地の再生講座in中央園芸の開催です。

 

 

2016年秋の矢野さんを招いての大地の再生講座in中央園芸から1年半。

会社の圃場(植木畑)は、いまだに試行錯誤しながら、進化を続けています。

 

中央園芸の圃場にて、理想的な植木畑づくりと植栽管理の仕方。

矢野さん自身も熱望していた企画です。

 

風の草刈り、風の剪定、そして、以前稲城の講座の時に初めて見て衝撃を受けた、植木の掘り取り・・。

圃場に水脈を通し、さらにこの植木の移植方法をマスターすれば、植木の移植がほぼ1年中行うことができます。

 

*内容はプロ向けですが、一般の方でも参加できます。

以下、詳細になります。

 

日時 6月30日(土) 9:00~18:00(時間は変更することがございます。ご了承ください)

 

集合場所 JAふかや・用土支店 (中央園芸すぐ横)  埼玉県大里郡寄居町用土1793−1

※実作業は、 (株)中央園芸の圃場にて行います

 

予定している講座内容

*植木生産の圃場メンテナンス、樹木の移植、風の剪定、風の草刈り、水はけの悪い畑の改善など

 

講座費用 ①一般  6000円(昼食付)

②造園連会員、JAふかや出荷部会、青年部、4Hクラブほか、

寄居町在住、在勤の方 4000円(昼食付)

 

持ち物:腰道具、タオル、帽子、飲み物など。

移植ごて、のこぎり鎌、三本鍬(くわ)などあればご持参ください。

 

服装:作業着、雨具、長靴、手袋など。

 

タイムスケジュール

9時   JAふかや用土支店2階 集合、受付

9時30分 講座開始 

9時30分~11時頃 座学

座学終了後、中央園芸圃場へ移動し、圃場の現状説明

12時~13時 昼食

13時~17時 実作業 (途中休憩あり)

17時~18時 質疑応答、まとめ

18時解散(時間は延長することがございます。ご了承ください。)

 

定員:30名程度(予定)

 

申し込み

〇参加者氏名 〇住所 〇当日連絡の取れる電話番号 〇交通手段(車か電車か) 

〇領収書希望の方は宛名

*造園連組合員や寄居町在住の方は、お知らせください。

 

以上を明記し、以下のメールにて受け付けます。

info@chuou-engei.co.jp  

 

締め切りは6月28日(木)まで、(定員になり次第、受付は終了させて頂きます。)

 

*ご不明の点がありましたら、メールか、担当の水谷までお問い合わせください。

 

主催: 株式会社 中央園芸   埼玉県大里郡寄居町用土2308-2  担当:水谷(080-3019-6097)

 

毎日全国を飛び回る矢野さん自身も、現場の先頭に立って講座をやるのは、あと半年くらいかと先日の総会でも言われました。

貴重な中央園芸でも講座の機会をお見逃しなく!

 

 

 

 

 

それから、僕も参加した屋久島での2回目の講座の事は、著作家の大内正伸さんがブログでまとめています。

大地の再生講座がよくわからない方、

または、水脈整備、風の草刈りなど技術的な解説もとてもわかりやすいです。

読みごたえがあり、素晴らしいブログですので、是非ご一読を!

 

⚪︎座学&1回目の改善後の観察:https://iroridanro.net/?p=35287

⚪︎小杉谷集落跡地へ前編:https://iroridanro.net/?p=35413
⚪︎小杉谷集落跡地へ後編:https://iroridanro.net/?p=35418

⚪︎一湊エコビレッジ前編:https://iroridanro.net/?p=35407
⚪︎一湊エコビレッジ後編:https://iroridanro.net/?p=35481

⚪︎アペルイ家周り改善前編:https://iroridanro.net/?p=35524
⚪︎アペルイ家周り改善後編:https://iroridanro.net/?p=35599
⚪︎アペルイ家周り改善おまけ:https://iroridanro.net/?p=35612

⚪︎棚田再生プロジェクト前編:https://iroridanro.net/?p=35623
⚪︎棚田再生プロジェクト作業後:https://iroridanro.net/?p=35549

 

また、大地の再生講座の今後の予定になります。

 

https://www.facebook.com/daichisaisei/

 

 

いつも、ブログを読んでいただきありがとうございます。

まだ、お伝えしたい事はたくさんありますが、また次回のブログでご紹介します!

 

 


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こんばんは、押田です。

新緑の美しいこの時期、1年で最も過ごしやすく、心地よい季節といっても良いかもしれません。

 

写真は、深谷市の仙元山、雨上がりの新緑がとてもきれいでした。

 

 

今回のブログは、GWのイベントや、今後の中央園芸の動きなどの告知をいたします。

 

 

 

 

 

 

 

まずは、前回のブログでご紹介した、宮城県気仙沼での大地の再生講座。

 

*4月28日(土)、29日(日) 大地の再生講座in気仙沼  

https://www.facebook.com/events/215747209173569/

 

4月28日、AM9時 宮城県気仙沼市本吉町前浜地区、 前浜マリンセンター集合。

 

作業内容は、小川の整備、水脈のメンテナンスや、春の風の草刈りほか。

 

前回水脈整備を行った、ゆずの木の樹勢回復の状況も気になるところです。

 

参加費:一般5000円、東北の方、3000円、気仙沼の方は参加費無料です。

講師は矢野智徳氏。

今回私は別のイベントのため、残念ながら参加できません・・・。

 

申し込みや詳細は、大地の再生講座事務局

daichisaisei@gmail.com   0554-62-4002(杜の学校)まで

 

 

 

 

 

そして、同日になりますが、

*4月28日(土)、29日(日) 

 第15回ふかや花フェスタ   深谷城址公園にて。

 

私の所属する、(一社)日本造園組合連合会埼玉県支部(青年部)、

寄居町花植木出荷部会青年部での参加です。

 

4/28 10時~ ミニ庭園づくり(実演)フラワーミニステージにて

4/28,29 造園連ブース内にて、「庭師展」の開催(軽トラガーデンもやります。)

写真は2016年の軽トラガーデンコンテストの様子。

例年、来場者数は2日間で7~8万人の大イベントです!

 

今回、初の試みとなる「庭師展」。

もっと庭師の仕事を知ってもらいたい!庭師をあこがれの職業にしていきたい!

 

そんな主旨の元、庭師の「歴史」、「道具」、「服装」、「仕事」などのカテゴリーに関連するものを展示し、

我々が実演、説明等を致します。

 

また、庭師の仕事ぶりや休日の庭師、夜の庭師?など・・・遊び心を取り入れたミニ写真展も計画中です!

今回も軽トラガーデンも4台ほど集結、大人から子供まで楽しめる、体験型の展示イベントを開催します。

 

 

また、寄居町花植木出荷部青年部ブースでは、植木鉢物の販売。

私は、ミニ盆栽を販売します。

 

 

今回のイベントは、二つの部会を掛け持ちしての参加、

 

お気軽に遊びに来てください!

 

 

 

 

 

 

 

 

次に、

2年前に正木覚氏の設計、中央園芸の施工で新社屋の庭づくりを行った、熊谷松本材木店のイベント。

 

 

 

* 5月19日(土) 松本材木店 「盆栽から学ぶ!夏の庭づくりセミナー」開催決定!

私が講師となって、

「盆栽から学ぶ、庭づくりセミナー」と題して、

盆栽の仕組みを通して、樹勢回復方法や、樹木の剪定(風の剪定)、草の管理の仕方(風の草刈り)など、

皆さんの庭のお悩みや管理方法をレクチャーします。

 

午後からは、ミニ盆栽づくりのワークショップも行います。

 

お問合せは、0120-70-2289 お申込みは、FAX048-523-2200(松本材木店)にて。

 

 

 

続いて、大地の再生講座in屋久島のご案内。

 

 

北海道から、沖縄まで、全国各地で開催してきた矢野智徳氏主催の大地の再生講座。

ついに、屋久島に上陸しました!

 

亜寒帯から亜熱帯など、日本の気候がすべて見られるという屋久島は、矢野氏にとっても、「最終目的地」という位置付けをされ、ここを大地の再生講座のモデルにしたい、とも言われておりました。

 

第一回目は、4月5日~8日に開催され、地元のガイドさん向けの講座や、農地の環境改善の整備などを行いました。

 

写真は、4月5日、ガイドさん向けの講座。

 

屋久島の照葉樹林を歩き、現状と問題点を指摘。

こんなに自然豊かに見える屋久島でも、木々の痛みは顕著にみられました。

 

4月7日、今回主催のアペルイでの座学の様子。

 

スタッフを含めると50名近い参加者となりました。

 

段々畑の再生。

 

 

* 5月30日~6月3日 第二回 大地の再生講座 @屋久島

https://www.facebook.com/events/164019437630527/

 

申し込み、詳細については、mail@aperuy.com (アペルイ田中俊三)まで。

 

今回の目玉は、矢野さんが訪れて絶賛したという、

「人がつくった建物と、自然とが見事に共存している」という、屋久島ならではのとっておきのポイントに案内してくれる予定。私も5/30~6/1まで参加したいと思います。

 

 

 

 

6月以降では、

*6月上旬  関西方面で、盆栽ワークショップ。

*6月23日(土) かわはくで緑に親しもう! 埼玉県立川の博物館にて(大里郡寄居町小園39)

  こちらも、ミニ盆栽づくりのワークショップを開催予定。

 

今後の予定や詳細については、中央園芸のHPでチェックしてみてください!

 

http://www.chuou-engei.co.jp/

 

以上、お出かけにはとても良い季節になります。

どちらかのイベントでお会いしましょう!

 

 

 

 

 

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