中央園芸のブログ

中央園芸のブログ

(株)中央園芸の庭づくりの様子や、日々の出来事

前回のブログ記事から数か月のご無沙汰でした。

梅雨が明け、暑い日が続きます。

オープンして3か月が経過しました今回のGOODPARK第二弾。

3月のクラウドファンディングでは855,000円を集め、4月上旬に無事にオープンすることができました。クラウドファンディングに協力いただいた方々、ありがとうございました!

 

 

今回のGOODPARKですが、消防署跡地という町有地に、新たにユニットハウスを2基ショップスペースとして利用できるようにしたり、パーゴラテラス、ブランコを設置したりと、以前よりも地域住民との連携を意識した空間づくりがなされています。

しかしながら、それらを包容する豊かな植栽空間は不可欠であり、前回よりもパワーアップした植栽スペースの創出が求められました。

 

GOODPARKは各業界のプロ集団のプロジェクトですので、今回も僕は植栽スペースづくりに集中することができました。またこの機会に、大地の再生の技術を駆使した新しい植栽スペースを創造することにチャレンジしましたので、この模様をご紹介したいと思います。

 

 

今回のような消防署跡地という空き地に植栽をするとき、普通は植え穴を重機で掘削し、残土(RC砕石)を場外へ搬出して赤土や黒土を搬入し客土します。しかし、大量の残土処分と客土の搬入など、それなりに費用がかかります。また、今回のような1年間という暫定的な利用の場合、撤去や復旧の事も考えなければいけません。

 

そんな事情もあり、前回同様、設置や撤去がしやすく復旧も早いメッシュコンテナに木々を植えこむ形の植栽を行いました。

ただし、今回は期間限定と言いながらも2021年4月から翌年3月までの1年間(前回は4か月)という長期間。前回のGOODPARKでも植えこんだ木々の痛みや水やりの問題など、植栽コンテナについては改良の必要性を感じていました。

設置や撤去が簡単でありながら、木々を健康な状態で1年間保つ事ができるか。

そして理想は、自然の健全な森の土のような、命の循環を感じられる「生きた土壌」の中に木々を植え込み、見た目だけではない、森のような息づく空間をつくる、そして水やりの頻度も減らしたい・・・

今回はそんな新しい植栽空間をつくるチャレンジでした。

 

 

 

 

 

前回使用された木製パレットが移設され、まずはエクステリアの設置から工事が始まりました。

我々の植栽工事は、オープン数日前の3月下旬。

ユニック1台の木々と大量の有機資材を搬入し、植栽工事がスタートしました。

植栽コンテナの設置は4か所で、広場の中央部分に大きな植栽スペースを確保します。

 

今回の植栽は中央園芸と佐藤俊さんを中心とした大地の再生 関東甲信越のメンバーと合同で施工しました。

1㎥程度のメッシュコンテナに植栽する様子を詳しく解説します。

 

 

まずはメッシュコンテナを地面に置きますが、コンテナの下は水が停滞しないように、付近のRC砕石(ゼロは除く)を敷き詰め、同時に炭やもみ殻燻炭も混ぜていきます。

 

 

その上には稲わらを敷きます。

わらは1本1本がストロー状になっているので、四隅にもわらを立てて置き、土の中と地表との空気を繋ぐ役割を持たます。

 

次は通気層をつくります。

使用する材料は、割栗石でもよいのですが、弊社にストックしていたコンクリートガラを再利用しました。

 

コンクリートガラにはしっかりと水を含ませて、

 

 

1個1個並べていきます。

 

 

コンクリートガラを自然の地層の中の岩石に見立て、通気性、透水性が良好な岩盤の層をつくります。

また、もみ殻燻炭や落ち葉も入れて同時に保水性も高めていきます。

 

一般的な植栽プランターでも軽石やパーライトなど無機物を使って通気層をつくりますが、経年の泥の侵入により空隙が塞がり、水が停滞し泥詰まりを起こすことがよくあると思います。

 

 

自然の摂理に倣い、コンクリガラの中にも有機資材を組み込み、透水性とともに保水性も高い岩石の地層を人為的につくることで、植物の根の侵入を促していきます。

 

これにより適度な空隙は保たれ、落ち葉やわらの分解とともに菌糸のネットワークが広がり、そこは植物が健全に生育する有機的な土台に変わっていきます。

 

 

 

 

落ち葉の層はしっかりと踏み込むことで、さらに菌糸の張りやすい状況をつくります。

 

落ち葉や枝葉などの有機物はすべて弊社の圃場にストックしたもの。

捨てるものはありません。

 

 

そして枯れ枝を投入。

樹木の重みや土圧により通気層がつぶれる事がないよう重みをできるだけ分散していきます。

 

 

そして、枯れ枝の隙間にはまた落ち葉と燻炭をしっかりと挟み込んでいきます。

 

 

 

 

横から見たところ。

下の通気層から下地づくりが始まり、ようやく半分を過ぎたところ。

有機物が層状になっていきます。

我々はこれを有機物のミルフィーユと呼んでいます。

 

 

同時進行で、GOODPARKの中央部分にも大きな植栽スペースをつくります。

 

四隅に焼き杭を打ち、焼き板で植栽スペースを囲みました。

 

 

 

 

 

こちらは、地面に細い穴をあけて、燻炭を入れわらを差し込み、植栽地と大地とを繋げ、RC砕石の地盤といえども大地に水を浸透させます。細い穴は通称セミ穴と呼んでいます。

 

土の中から地上に穴をあける生き物はセミ以外にも、アリやモグラなど大小たくさんいますが、こうした生き物の習性はすべて大地に空気と水を通し、詰まりがあるところは解消しながら、生き物が生育しやすい環境を育むよう自然のサイクルに組み込まれています。

 

 

 

そして、同様にコンクリートガラを敷き詰め、

 

 

たっぷりのもみ殻燻炭と落ち葉を投入。

 

 

 

 

そして植栽コンテナの方は、ようやく客土になります。

土壌は、弊社で剪定枝をストックした腐葉土。

剪定した枝葉も1年も経てば、微生物の豊富な腐葉土になります。

それに落ち葉や炭を混ぜ込み、客土していきます。

 

 

客土の周りは、乾燥防止と客土がこぼれないように枝葉をしがらみ状に絡ませていきます。

 

隙間には落ち葉や燻炭を入れて炭を敷き安定させ、ようやく木を植える準備が整いました。

 

 

 

 

 

 

 

そして、いよいよ植栽!

今回も第一弾のGOODPARKと同じく、寄居町中心市街地の街路樹で提案している、「在来樹種を中心とした寄せ植え」の植栽を実際に施工します。

まずは、主木となる寄居町の木、「ヤマザクラ」。高さは5mほど。

 

根鉢を置いたら、焼き杭を打ち込み、固定していきます。

杭を焼くことで、樹木の根が絡みやすくなります。

 

 

ヤマザクラの後は、アカシデ(エゴノキ入り)に常緑樹のソヨゴ、そして中低木である、ミツバツツジ、ウメモドキ、ドウダンツツジ、トサミズキ、アジサイ、アオキなど、、、

合計12種類の樹木を寄せ植えしました。

 

1㎡程度のスペースですが、これだけの木々が植えられました!

 

 

 

 

中央の植栽スペースにも、コナラ、エゴノキ、シラカシ、モミジなど在来樹種の雑木類を寄せ植えします。

 

 

 

 

 

 

 

そして、植栽コンテナは下草も植え込み、最後は燻炭と混ぜ込んだ落ち葉をしっかりと表層に敷き詰めて、完成です!

 

 

 

 

大きな植栽スペースも高木から低木下草まで仕上げを残して大まかに植栽は完成。
1日で3か所の植栽スペースが完成しました。

 

 

ユニットハウスの前の植栽コンテナも同様に植栽をしましたが、

こちらはメッシュの間から地層断面がさらに見えるようにしました。

 

 

 

 

 

 

 

そして、4月3日(土)GOODPARKはオープンしました。

オープニングセレモニーはコロナ禍の影響もありながらも、近隣の住民や子供たちも集まり、GOODPARKの完成を祝いました。

 

 

 

 

オープンから2週間が経過した中央の植栽スペース。

 

たっぷりの落ち葉を「ぎゅっと」敷き詰めた表層から、次々に下草が芽吹いていきます。

まさに森の様相!

 

 

 

青空の下、木々の生育も順調!

巣箱を設置している中央の大きな木はコナラで樹高は7mほど、右手はアカシデとヤマモミジ、左手はエゴノキ、ジューンベリーなど。

落葉樹の木々の間に、シラカシやヒサカキ、アオキなどの常緑樹も植えています。

在来樹種を中心とした、雑木の木立群。

 

低灌木、下草も含めると30種類以上の植物が植えられました!

 

 

ヤマザクラを主木とした植栽コンテナ。

こちらもしっかりと新芽が開き、順調。

 

 

 

 

 

こちらはコナラを主木としたもの。こちらも木々は元気いっぱい!

コナラ、ヤマボウシ、サザンカ(常緑)、ウグイスカグラ、ヒイラギ、ブルーベリー、ヤマブキ、

オタフクナンテン、ボタン、ヤブラン、、、

高木から低灌木、下草まで14種類もの植物が植えられました。

この2つの植栽コンテナは、新しくできる中央通り線の14か所の街路樹のモデルとして、住民や行政に対し提案中であります。

 

 

今回のGOODPARKはエクステリアの商品も休憩スペースやショップスペースとしていくつか設置されました。

こちらはパーゴラポーチの休憩スペース。

 

ここから、GW中に花思草さんに手伝っていただき、がっつり植栽をしました!

 

こちらも同様に、植え穴は掘らずにRC砕石の上に通気層をつくり植栽。

 

 

手前には水鉢を置き、メダカを泳がせ、、

潤いのある景色を!

一応、流木を伝って水が流れる仕組みになっています。

 

 

 

GOODPARK中央付近の植栽スペース、5月2日。

 

新緑の一番美しい季節。こちらも元気いっぱい!!

 

 

 

また、前回も好評だったブランコは進化させて、タイヤブランコとして設置。
今度はお子様2人でも同時に遊べるようにしました。

 

 

 

 

 

 

しかしながら、コロナ禍の影響により町有地であるGOODPARKは自粛要請が!
オープニングイベント以来5月までのイベントはほとんど中止になりました・・・

 

 

でも市街地にこうした広場ができたことで、近隣の子供たちの遊び場になっていったり、街中の緑の空間として、イベントはなくとも人の出入りがあるようになっていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

6月に入ると、徐々にイベントも再開。

 

 

6月5日は、市街地の住民を中心とした、朝顔「団十郎を楽しむ会」による、鉢植え教室を開催!

 

 

 

午前、午後の部と20名の定員は満員でした。

 

 

 

 

 

 

7月3日は、こども食堂

 

 

 

 

 

そして、7月5日から11日までは、地元の保育園児60人による七夕飾り!

そしてGOODPARKのメンバーがライトアップを設置してくれました。

 

 

 

 

中央の植栽スペースも昼間とは違い、幻想的な雰囲気!

 

 


 

 

 

7月中旬になり、LFCコンポストを使った寄せ植えづくりワークショップや、

(下の写真は木箱でつくったサンプル)

 

秩父麦酒のビヤガーデンなど・・・

夏休みに向けて様々なイベントが予定されていましたが、コロナ禍の影響でまたもやGOODPARKは当面の間使用停止の指示がおりました・・・

 

この空き地空間が町有地ということで、度重なる行政の通達、残念です。

 

 

 

 

 

 

 

 

梅雨が明けた7月16日(金)。

 

植栽の点検に訪れました。

 

 

 

相変わらず、息づいている植栽スペース。もちろん無農薬、無肥料です(写真は色の修正などしていません)

低木下草も良い緑色をしています。

雑草が伸びていますが、これを抜かずに生かします。

 

草が風で揺れるあたりをのこぎり鎌で切り(叩き)、緑の濃いところは風を通すという、風の草刈りをしながら雑草と下草を共存させます。

 

草を選択的に抜くのは良いと思いますが、全て抜くことはしないで地表面をできるだけ植物で覆います。

これから迎える40度近い酷暑を乗り切るには、地表面の乾燥や暑さを防いでくれる雑草を生かすことがとても重要になります!

 

 

 

コナラを主木とした、植栽コンテナ。

高木だけでなく、下草の生育も順調です。

 

 

 

 

 

 

地層断面もしっかりと草が生えました。よく見るとムクノキの実生も芽吹いていました!

 

 

 

 

 

ヤブガラシも無理に抜かずに生やしておき、

そして夏を迎えます。

 

今のところ生育は順調ですが、真夏を乗り越えるのが樹木にとっては大きなハードルとなります。

表層に敷き詰めた落ち葉のおかげで、水やりもほとんどやらずにここまで来ました。

樹木の病虫害や害虫の発生もありません。

 

健全な植物の生育は、単に「良い土」を入れればいいわけではありませんし、水をたくさんやればいいわけでもありません。

 

土の中でしっかりと空気と水が停滞することなく動き、地表面は雨が降っても泥水を出さずにゆっくりと浸透していく事。

そして、有機物を適所に使用する事で、樹木の根が微生物や菌糸のネットワークと連携し、土の中でも微生物の生と死など、命が循環し、「生きた土壌」になっていきます。

 

今回の植栽が順調に生育していけば、コンクリートの上や舗装の上でも人工土壌を使わずともどこでも植栽ができるということ。

 

そして、有機物、リサイクル資材などの一般的には廃材と呼ばれる資材も活用できる。

 

新しい植栽空間の創造、GOOD PARKは見学は自由ですので、是非一度ご覧ください!

 

場所は寄居町市街地にある喫茶店の洗濯船や武町会館の南側になります。

GOODPARKの道路を挟んだ南側の駐車場は、道路際から4台分は駐車可能となります。

〒369-1203 埼玉県大里郡寄居町寄居983−2 - Google マップ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、寄居町で真夏のイベントのお知らせです。

 

度々メディアでも取り上げられてきた、幻の朝顔「団十郎」の朝顔市が7月24日(土)に開催します。

手作りの竹でつくられた行灯の鉢植えは100鉢限定となります。

 

セブンイレブン駅南店の北側付近で開催しています。時間は8時から。

 

 

 

 

 

 

 

 

また、同日に町内で、朝顔市に合わせ、回遊縁日というイベントが開催予定!

 

 

でしたが、、、

こちらもコロナの影響で延期となりました、、、

 

 

 

 

でも、朝顔市を盛り上げよう!街を盛り上げよう!

という有志の間で、規模は縮小しますが別の場所を借りて開催することになりました!

その名も「ヤドカリ縁日」。

 

飲食のモトソバヤさん(キッチンカー)と、中央園芸が出店します。

時間は10時~15時くらい。

 

場所は、

寄居町寄居907 埼玉県信用金庫の駐車場の向いの駐車スペースになります。

坂本陶器店 - Google マップ  の西側になります。

 

こちらも同時開催の浴衣レンタル。

浴衣を着て、寄居の街を散策しよう!

 

 

 

 

中央園芸としても、久しぶりのワークショップの開催となります。

シュロの葉でつくる、シュロバッタづくりワークショップ(300円)。

スタッフがフォローしながらつくりますので、お子様でも大丈夫です。

 

 

 

 

 

 

 

それから、僕の方は、ミニ盆栽づくり(1500円)を行います。

 

今回予定しているのは、コナラ、モミジ、ヤマコウバシ、アオダモほか、、、(写真は梅雨時期のもの)

弊社のミニ盆栽づくりはただの盆栽づくりではありません!

 

今回のGOODPARKでの植栽コンテナと同じように、鉢底には通気層をつくり、腐葉土を入れしっかりと空気と水が循環するような仕組みで制作します。

 

 

希望があれば、寄せ植えやります!

寄せ植えは、いわゆるGOODPARKでつくった街路樹のモデルのミニチュア版になります。

 

マクロもミクロも相似形。大きなものも小さなものも仕組みは一緒です。

 

盆栽づくりは、僕が担当しますので、是非遊びに来てください!予約も不要です。

 

 

 

 

 

 

今回のワークショップ会場の駐車場です。

当日は酷暑が予想されますが、できる限り会場の涼しい空間づくりをしようと計画中です。

GOODPARKからの我々の進化は、どこでも緑あふれる広場をつくることに特化していきます。

 

それは真夏のアスファルト舗装の上でも、どうすれば涼しい空間をつくることができるか?

 

 

当日の即興での制作ですが、地元の関谷造園さんや清水園芸さんとも協力し、

真夏の小さなGOODPARKをつくっていきますので、こうご期待!

24日(土)は是非寄居町へ!  

ご不明な点は info@chuou-engei.co.jp か090-1050-6321(押田)まで。

 

 

 

僕の生まれ故郷である、埼玉県寄居町。

東武東上線、JR八高線、秩父鉄道の3路線が乗り入れる寄居駅南口付近の様子。(2020年の9月撮影)


かつては栄えた古き良き駅前通りも、今は人通りは少なく、店舗にはシャッターが閉まります。

こちらの駅前通り、数年後には「中央通り線」という2車線の新しい道路になる予定。

 

 

 

真っすぐな道路に、駅前の広いロータリー。
現在、寄居町は道路予定地にある古い建物がどんどん壊され、新しい街路整備(中心市街地活性化事業)の真っ只中。

 

 

再開発や街づくりに正解はないけれど、「前の方が良かった」、「街の魅力がなくなった」なんて声はよく聞く話し。

そんな街づくりの中で、「緑化」が重要な役割を担うということは、誰でも認めるべきところであろう。

 

 

 

今、全国的にみても新しい道路をつくった時には、北米原産の「アメリカハナミズキ」の街路樹がとても多い。

赤、白、ピンクの可愛らしい花がとてもきれいな木だが、街路樹にたくさん植えられる大きな理由としては、成長が穏やかで、剪定する手間も少なく、とにかく「管理が楽」だから・・・

 

寄居町でも同様な理由からか、街路樹はアメリカハナミズキの予定になっています。

 

 

 

 

僕は、20代後半から30代にかけては、公共の植栽管理の仕事をメインにやっていましたので、今まで数百本、数千本の街路樹に関わってきました。

その後、東京国立市のソメイヨシノの街路樹の伐採問題の事例に関わり、理想の街路樹の形を追い求めてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

街路樹は何を植えたら良いのか?

 

同業者の間でもそんな議論はよくありました。

サクラ?イチョウ?ハナミズキ?

 

国立の件や、街路樹サミットを経てからは、僕は街路樹への考え方が変わり、

そもそも、街路樹が同じ樹種で、大きさや高さも同じ、という固定概念から抜け出す必要があると思います。

 

 

 

 

今、僕の考える理想的な街路樹とは、

在来樹種を中心として、高さや樹種は様々、高木から中木、低木まで森のような木々がセットになったような街路樹です。

 

道路の付属物と位置付けられ、デコレーション的に植えられる街路樹を、「森の中継地点」としての機能を果たして欲しい、、と思っています。

                                                    写真提供:寄居町

寄居町は、奥秩父の山間部に端を発する荒川が中心を流れ、ここから広い関東平野が始まります。

 

市街地の北側にはハイキング客の多い標高330mの鐘撞堂山があり、南には荒川。

地形的にみても、鐘撞堂山に降った雨は荒川へと流れます。

ただし、目に見える川の水というのはほんの一部分であり、土の下には人間の血管のような水脈・気脈が張り巡らされ、大地は静かに呼吸しているのです。

 

その水脈・気脈(呼吸)を繋ぐ役割を果たしているのが樹木の根であり、山と川の間に市街地を有する寄居町では、南北に貫く街路樹や街中の大きな木々が重要な役割を果たすと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年6月の寄居町100人会議で、「日本一の街路樹づくり」を宣言!してしまい(笑)

そこから、行政や地元の方々との街路樹検討会議で僕は専門家として呼ばれるようになりました。

 

 

 

そして地元商店街の方々と連携し、中央通り線の街路樹を、

「在来樹種の寄せ植えの街路樹」にしたいと提案してきました。

僕の知る限り、今までの日本の街路樹の歴史を見てもこれは前例がなく、日本初となるのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

しかしながら、全国的に前例のないものを提案するのも至難の業。

 

 

スタッフを絵を描いたり、

 

 

 

 

 

植栽イメージをつくり、事細かく説明してきましたが、

 

 

1m×1m足らずの狭いスペースに本当にこんなにたくさん植栽できるのか?と皆さん半信半疑。

最後はやはり現物を見れないか?

というところに行きつきました。

 

 

 

前例がないので、事例もありません、

どうしようか、、、

どこかにモデルとして植えちゃおうか?

ミニチュア版をつくろうか?・・・

 

 

 

 

そんな事を考えていたら、

 

 

 

 

 

中央通り線予定地の空き地を使い、期間限定で小さな広場をオープンする、という話が持ち上がりました。

 

その名も「GOOD PARK」

寄居町内外の造園、園芸事業者、エクステリア業者がデザイナーと連携し、民間主導による広場づくりの実証実験プロジェクト。僕は植栽担当として関わる事になりました。

期間は10月半ばから2月末までの4ヶ月間。

 

人通りの少ない寄居町の中心市街地に、小さな広場ができることで、町にどのような変化が起こるのか。

人の流れがどのように変わるのか。 この場所がどのように利用されるのか。

この場所の周囲で商売が成り立つのか。 民間主導(官民連携)による整備・運営がうまくいくのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな主旨の元に準備が始まったプロジェクトでしたが、

アスファルト舗装の上での植栽ということで、メッシュコンテナに木々を植えこんで植栽をする事になりました。

                                  WOODSMART伊藤さんによる、イメージパース

 

このメッシュコンテナ、サイズが1m×1.2mや80cm×1mほどで、中央通り線の街路樹の植栽スペースとほぼ同サイズ!!

だったらここに提案する理想の街路樹をつくってみよう!ということになりました。

 

 

 

 

早速、会社内で植栽のシュミレーションを始めました。

1m程度の植栽スペースに、本当に何本も木が植えられるのか?

 

5mくらいある高木樹木から1m程度の低木まで数本を寄せ植えしていきました。

 

根鉢の大きすぎるものはコンテナに入りません。

根鉢をギリギリまで削り、できるだけたくさんの木々を植えてみたい!

 

 

 

高木から中高木(亜高木)、中木、低木、下草、、、

森の階層的な植生をメッシュコンテナの中で表現していきます。

 

 

 

 

 

 

 

という事で、工期も迫り、いよいよ現地での設置作業。

 

 

 

 

 

 

秋の忙しい時期でしたが、今まで前例のない寄せ植えの街路樹づくりにチャレンジ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、試行錯誤の末、2020年10月16日、全ての植栽コンテナが完成し、設置。

GOODPARKはオープンしました。

 

 

 

 

 

植栽コンテナの数は、12箇所。工事現場だったところに、森が出現しました!

 

 

木製のパレットや、カウンターテーブルが各所に置かれ、くつろげるスペースに。

 

 

 

 

 

そして理想の街路樹として思い描いていた、「在来樹種の寄せ植え」の植栽もついにお披露目しました。

 

コナラを主木に、アオダモ、ヒサカキ(常緑樹)、モミジ、ナツハゼ、アセビ・・・

 

 

 

高木から中高木、中木、低木、下草まで、在来樹種を中心に、多種多様な植物を1つのコンテナに植えました。

 

下草は、ヤブランやフッキソウ、苔、花物など、、その他たくさん、、

木々の足元も彩りは豊かに!

 

植栽地内に起伏地形をつくり、仕上げは、小さな玉石を使い、荒川の河原の景色のミニュチュアを再現!
 

 

 

 

 

 

 

 

 

別の植栽プランターも紹介します。

 

こちらは、アカシデ、陽光サクラ、ヤマコウバシ、アオキ、トサミズキ、ヤマブキ・・・

 

 

 

赤松、サワフタギ、ドウダンツツジ、アズマシャクナゲ、トベラ・・・

 

 

 

 

 

シラカシ、ガマズミ、ジューンベリー、ヤブラン・・・

 

 

様々な樹種の組み合わせを数パターン制作しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、GOODPARKはコロナ禍であっても屋外ということもあり、たくさんのイベントが開催されました。

 

 

 

 

GOODPARKでヨガ。

 

 

 

 

別角度から、、、

何ともいえない光景(笑)

 

 

 

 

第30回の28会もGOODPARKで開催。(今回の植栽について力説する押田)

 

 

 

 

 

 

また、昨年同様、市街地にある落ち葉を集め、

 

 

GOODPARKへ運び込み、

 

 

商工会 柴崎会長にも落ち葉を持参していただきました。

 

 

 

 

落ち葉感謝祭!として、落ち葉プールで遊びました。

 

最終的にこの落ち葉は、町内の有機農家の井伊農場へ運び堆肥化させ、そこでできた野菜が市街地の飲食店に戻り循環する、というイメージです。

 

 

 

 

 

 

クリスマスシーズンでは、

 

花音の森 堀さんによる、クリスマスリース、スワッグづくり、、

 

 

花思草 瀬沼さんによる小枝ランタンと、クリスマスオーナメントづくりのワークショップ、、

 

 

 

 

また、地元の切り絵作家、室岡さんの作品を飾っていただいたり、  (写真提供:寄居町)

 

 

 

 

 

夜は明かりをつけて、、                 (写真提供:寄居町)

 

 

 

ご近所さんに電源を貸していただき、ライトアップしました~  幻想的~!      (写真提供:寄居町)

 

 

 

 

 

それから、コロナ禍で苦戦している地元の飲食店も、GOODPARKに参戦!

【青空のもと、お肉で乾杯  牛ときどき豚】と題してイベントを企画、

 

居酒屋か~むさん、

 

市川ホルモンさん。
青空の下でのホルモン、最高でした!

 

 


寄居町豚食文化会議の深谷ネギの肉巻き、、 これも美味かった!

 

 

 

 

 

 

そして年末は、

寄居のBEAR COFFEEさん、モトソバヤdeカフェ鐘撞堂さん、
深谷のロータスカフェさんによる、3店舗によるコーヒーイベントを開催。

 

 

 

3店舗の飲み比べ、

 

 

同日に僕も所属する、寄居町花植木出荷部会青年部による、

お正月用の植木鉢物の販売(ミニ門松も!)も行いました。

 

 

 

こちらは僕が実演した、大サイズのお正月寄せ植え盆栽。

 

 

 

 

 

 

ということで、このGOODPARKができたおかげで、様々な人が集まり、

いろんな可能性を感じ、

 

 

 

僕自身も楽しい思い出がたくさんできました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年が明けて、2021年。再び緊急事態宣言が発令、

1月、2月はほぼイベントができず、、、

いよい終了期限の2月末が近づいてきました。

 

寄居駅前(南口)も、工事が進んでいました。

 

 

 

中央通り線予定地も、ほとんどの建物が取り壊されました。

 

 

 

GOODPARK、真冬の様子。

落葉樹が葉を落とし、常緑樹も寒さからか、傷みのある木々も見られました。

 

 

 

 

そして2月20日過ぎ、いよいよ撤去作業が始まりました。

 

コンテナごと吊り上げ、積み込み。

 

 

 

寄せ植えは1本1本ばらし、

 

 

 

 

枝をひもでしばり、

 

 

好評だった、ブランコも解体です。

 

 

 

 

撤収は1日であっという間に完了!

 

 

 

植栽がなくなると、今までの空間が噓のよう、

元の工事現場に戻りました。

 

 

GOOD PARKができた事によって、様々な気付きがありました。

 

寄居駅近隣に子供たちが遊べるスペースがなかったことや、ハイキングや行楽客の電車の待ち時間にGOODPARKが利用されたり、飲食店が数店舗集まる事でワクワクが広がる事・・・

ここでさまざまな場面が展開され、検証が行われました。

 

また、提案した寄せ植えの街路樹はたくさんの方に見て頂き、とても好評でした。

 

 

 

 

 

「この後はどうなるの?」
「全部壊しちゃうの?」
「また、こんな空間が欲しい!」

 

そんな声をたくさんいただく中、

GOODPARKのメンバーも定期的にミーティングを行い、現状の問題点や今後の構想を練ってきました。

 

 

 

 

 

今年の初め、GOODPARKのメンバーが消防署跡地の空き地に集まりました。

 

ここなら町有地の空き地という事で、次の候補地として使用可能だということ。

 

 

GOODPARKからも、徒歩5分ほどのところです。

 

 

新しい街路である中央通り線と交差する寄居町の市街地通りに隣接しています。

 

駅前通りと同様に、寄居町の商店街を横切るメイン通りもずいぶん空き店舗が増えました。


買い物は郊外のロードサイド店や大型スーパーに押され、数年後には近隣の深谷市には日本最大級のアウトレットモールも出店予定。

 

街の小さな商店街の意味は何なのか?


コロナ禍も収束が見えない中、この市街地で商売は成り立つのか?

 

第二弾のGOOD PARKは、次のステージへ向けて、新たなチャレンジをしたいと考えております。

 

大変恐縮ですが、そんなチャレンジに賛同される方は、是非ともクラウドファンディングへのご協力をお願いいたします!

 

コロナ禍で人通りのなくなった市街地に、人が笑顔で集えるまちの拠点をつくりたい! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー) (camp-fire.jp)
 

 

 

 

                                  WOODSMART伊藤さんによる、イメージパース

期間は2021年4月から2022年3月末までの1年間。

以前よりも若干狭いスペースですが、飲食やイベントスペースとしても利用しやすいような工夫を凝らし、

前回よりもさらに進化した緑化スペースを創造します。

 

また、街路樹のモデルとなる在来樹種の寄せ植えは2か所、カウンターテーブルの植栽が2か所、メインの植栽ゾーンは、雑木林を思わせる、大きな木立群を予定しています!

今回の植栽コンテナは落ち葉や腐葉土、竹炭、稲わらなどの自然素材を使用し、土壌環境に徹底的にこだわり、循環型の息づく植栽スペースを新たに制作します!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のGOODPARKのメンバーです。

写真左から、WOODSMART(空間デザイン)伊藤司貴、株式会社小田屋(タウンマネージャー)上田嘉通、群峰アクシア株式会社(エクステリア商社)森田誠吾、 株式会社中央園芸(造園)押田大助、清水園芸(園芸)清水秀一、ジェイムズ株式会社(エクステリア)森田淳一。

このメンバーに行政が連携していきます。

僕たちは、自己満足や私利私欲のためにこの第二弾をやるつもりはありません。

それぞれの業界で活躍するメンバーが、今まで培ってきた技術や知識を活かし、どうすれば空き地を暫定的に利用しながら街を活性化できるのか、1年間模索していきます。



是非とも第二弾のGOODPARKに足を運んでいただき、皆さんのご意見や知恵を貸してください!

クラウドファンディングのご協力もお願いします!

 

そして、ここで新たな成功事例をつくり、コロナ禍の中苦戦している全国の飲食店や商店街、街づくりの問題に活路を見出す事が我々の希望です!

 

岐阜県美濃市の山里にある6軒の小さな集落、樋ヶ洞(ひがほら)。

この集落の中に、「陽がほら」という古民家宿&カフェがあります。

 

 

 

ここのオーナーの通称「うーさん」とは、2015年頃、都内で知り合いになり、僕の大地の再生の話しに興味を持った。

そして、自らの古民家で大地の再生講座を行ったのが、2016年の4月の事。

 

 

この頃は、矢野智徳氏主宰の大地の再生講座が一気に全国的に広まった時期で、毎週のように講座が開催されていました。
講座内容を少し振り返ります。

 

 

 

建物の裏手には、すぐに山が迫る。

度々土砂が崩れ、普段は湿気が多く、ジメジメとした環境。

こういう立地は全国どこにでもあるだろう。

 

山の斜面が崩れないようにと、山と建物の境界にU字溝を入れ、土間コンクリートを打つ。

でも、こういう造作が山際の空気と水の循環を停滞させ、土砂崩れの原因となる。

 

土砂崩れのメカニズムとは、

 

崩れるから、固めて止める(人)

     ↓

固めるから、崩れる(自然)

     ↓

崩れるから、さらに強く固める(人)

     ↓

強く固めるから、別の場所で崩れたり、さらに強い力で崩れようとする(自然)・・・

 

 

強い力で押せば押し返してくるように、作用反作用、振り子の原理のように、

良かれと思ってつくる人の造作が、このようないたちごっこを生んでいく。

 

 

これを改善するには、山と建物の境界(地形変換点)に穴を開け、空気と水の循環を促していく。

ここでは、空気と水の循環を塞いでいるU字溝やコンクリート土間に重機で穴を開け、抜きをつくる。

 

先日の北鎌倉の東慶寺の講座でも、U字溝やコンクリートにはたくさんの穴を開けました。

 

 

ここで発生したコンクリガラは廃棄物として全て持ち出す事はなく、炭や枝葉と絡ませながら、その場に組み込んでいきます。

こんな造作で、裏山の土砂崩れのリスクは格段に低くなります。

 

 


 

そして、1か月後の大地の再生講座。

 

 

前回の水脈整備の効果か、建物裏手の空間は、心地よい風を感じるようになりました。

思わず笑みがこぼれる矢野智徳氏と参加者たち。
 

 

 

 

2回目の講座の時は、前庭のスペースに植栽をしました。

コナラやソロ、エゴノキ、シラカシ、ミツバツツジ、、、

 

 

雑木の木立ちを数か所つくります。

木々を植えるポイントは、地形の変換するところや水脈の要の部分、そんな場所に配置していくと自然と景色が出来ていきます。

樹木は中央園芸から運びました。

 

 

 

 

 

建物の正面に植えたのは、日本で最も寿命の長いサクラといわれる、エドヒガンザクラ。

陽がほらやこの小さな集落のシンボルになればと祈念し、植栽しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから4年半が経過・・・

 

 

先日主張先から足を延ばし、久しぶりに陽がほらを訪れました。

 

 

到着は夕方でした。

植栽から4年半が経過、大きくなった木は剪定したり、生育がいまひとつものものは点穴を開けたり、グランドカバーとしてウッドチップを敷いたり・・・

限られた時間の中、軽いメンテナンスを施しました。

 

 

 

 

 

 

 

当時は改装中だった、母屋の隣の建物も、この4年半という歳月の間に、

 

 

焼杉が美しいカフェスペースにリノベーションされていました。

 

 

 

薪ストーブのある、飲食スペース。

 

 

 

 

 

 

薪で沸かしたお風呂に入り、濃い目の味付けの鶏すきとかまどで炊いたご飯。

幸せを感じる、至福の時を過ごしました。

 

 

 

食事が一段落すると、うーさんの提案で「ティピー」に行くことに。

 

 

 

 

何やら気になっていた、怪しい白い物体・・・

 

これは、「ティピー」という、インディアンに由来があるテントだという事でした。

うーさんのアイデアで、防炎シートを使用して作ったとの事!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ティピーに火が入ります。

火を眺めながら、コーヒーを飲むひととき。

 

テントの上部に空気抜きがあるので、まっすぐに火が上がります。

まさに、縄文小屋のよう、心地よい暖かさ!

 

 

 

 

最近うーさんはSNSをほとんどやっていないという。

今までは、フェイスブックを毎日チェックし、空き部屋が出ない様にと必死に集客をしてきました。

でも、コロナの影響もあり、今では少人数の集客、1日1組とかに切り替えたようです。

収入は減るが、こういう暮らしは、そんなにお金を必要としません。

 

むしろ、こうやってゆっくり話す時間が取れるようになり、「今までよりも幸せ」だと、うーさんは話します。

テレビもないこの古民家にいると、世間のコロナ騒動が嘘のよう・・・

 

 

 

コロナ禍のゴールが見えない中、我々は考え方、生き方を変える岐路にあります。

これから人口も減少していく中で、何を目指して生きていくのか。

 

「幸せになるために」

「お金をもっと稼がないと」

と、馬車馬のごとく働き、時間を費やしていくことに、果たして意味があるのでしょうか。

 

 

 

ティピーの中、

只々ボーっと薪が燃えるのを眺めます。

一見無駄だとも思えるような時間が、本当に豊かな時だと感じる今日この頃。

幸せとは、遠くにあるものではなく、本当は身近あり、まさに「今が幸せ」なのだと感じた一夜でありました。

 

前日の宿は、街中のビジネスホテル。

エアコンの効いた室内は乾燥し、朝から体がだるかったが、ここで過ごし、すっかりと体調も回復しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝は、朝の7時前には宿を出ました。

川のせせらぎが聞こえる古民家宿 陽がほら。

久しぶりに、冷え込んだ朝でした。

 

薄暗い中、薪ストーブを囲み、コーヒーを淹れてもらう。

建物の正面に植えたエドヒガンザクラも、随分と大きくなりました。

サクラの根鉢に重くのしかかっていた石をどかし、詰まっていた水脈のケアーをしたので、

花付きの良くなかったこのサクラ、次第に回復して欲しいと願う。

また、来るよ!と挨拶を交わし、我々は次の目的地へ向かいました・・・

 

ご無沙汰しておりました、押田です。

戦後最大の国難と言われた今回のコロナ騒動もようやく収束が見えてきました。緊急事態宣言による自粛生活はおよそ3か月に及び,本当に大変な思いをされた方も多かったと思います。

 

仕事をしたら家に帰り、夜の会議や宴席、イベントも全て中止。不要不急の外出は避け、週末もどこにも出掛けることなくひたすら自宅で過ごす日々。

でも特に不便を感じることはなく、かえって家族といる時間が増えたり、仕事にも集中する事ができ、自分は何をすべきか?ということが明確に見えてきた3か月でした。

 

実は現在、弊社の空き地に3つ目のモデルガーデンを作っています。

まだまだ製作途中なのですが、少しご紹介させていただきます。

 

始まりは、昨年の9月30日の「廃材でつくる小屋づくりWS」でした。

講師は、大地の再生の仲間の佐藤俊君。

場所は、2年前につくった、有機アスファルトの駐車場の隣の広場です。

 

 

 

「どこに建てます?」、「大きさは?」など、ほとんど打ち合わせもないまま、ワークショップはスタート。

設計図もない、即興の小屋づくりが始まりました。

 

まずは、柱で使う丸太の皮をむき、埋込部分をしっかりと焼きます。

 

 

 

 

 

 

 


次に、柱を建てるところに穴を掘り、

 

 

 

 

 

 

 

 

炭や枝葉、コンクリガラなどで多少の緩みを持たせながら軽く突き固め、柱を建てていきます。

柱を焼いて炭化させる事と、埋込部分に緩みを持たせることで、周囲の木々の根を誘導します。

 

 

 

 

 

 

 

 

柱は思いつき?で6角形になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこに流木や剪定した枝や幹、余った材木などで補強しながら、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上に登れるようにして、、、

 

 

 

 

 

 

 

完成です!

小屋?のようなものが1日で出来上がりました。バンザ~イ!

 

 

 

 

その後、仕事が忙しくなり、そのまま放置・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして年が明け2月、

コロナの影響が出始めた頃、いくつかのイベントや集会が延期になり、時間に余裕がでてきました。

今まで時間がなくてできなかった事を一気にやろうと思いました!

 

 

家の母屋に入る入口に金キャラが植えられているブロック塀があり、

以前から、「風通し」を悪くしているなぁ~、何かいやだなぁ~

と思っていました。

 

それを思い切って解体!

 

 

 

 

 

 

おじいさん、ごめんなさい・・・

でも、植えられていた金キャラとコンクリートガラ、土も全部捨てずに再利用します!

 

 

 

 

という事で、コンクリガラは植栽との土留めとして、再利用。

 

 

 

 

 

 

植栽地をつくり、コナラやサクラ(陽光)、シラカシなどを植栽しました。

風通しが良くなり、スッキリ!

結局、残りのブロック塀も後日、全部解体しました。


 

 

 

 

 

 

 

それから、家族用に自転車置き場が欲しいなぁ~

4台分くらいの大きさがいいなぁ~ということで、

自転車置き場を新設。

 

 

 

屋根部分は廃材の小屋と同じように、手すりをつけて登れるようにしました。

 

 

 

 

 

 

 

それから、車庫や倉庫に荷物や道具が溢れ、

物置が欲しいなぁ~

道具を置くスペースが足りないなぁ~

と思っていたので、

 

 

 

 

道具置き場も新設!

車庫の右側を思い切って切り開いちゃいました~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして4月上旬になり、小屋づくりを再開!

 

 

再び佐藤俊君に来てもらい、少人数で作業を行いました。

 

「こんな材料があります」、「これ使っていいですか?どうぞ!」みたいなやり取りをしながら、2階部分に小さな部屋?をつくる事になりました。

またまた図面も設計図もありません。

 

 

 

 

 

廃材でつくるというより、「即興でつくる小屋づくり」。

駐輪場が焼き板の黒だから、カラフルに塗装をしようという事で、ホームセンターへ走りペンキで塗装。

 

 

 

 

 

 

 

屋根はどうしますか?

六角形?三角?丸形?

う~ん、今日終わる感じで・・・

 

時間の都合もあり、三角の屋根になりました。

中央線の国立駅を彷彿とさせます。

 

 

 

 

 

 

 

ということで薄暗くなるころ、何とか完成!

即興でも何とかなるものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、小屋と駐輪場をつなぐ渡り廊下的な通路をつくり、

 

 

 

駐輪場の後ろには、ブランコをつくり、

 

 

 

 

 

 

 

駐輪場の屋根部分に登れる階段をつくり、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

階段を上った駐輪場の屋根部分には、「芝生のスペース!」

と思ったけど、

これからは食糧難が来る、農の時代だ!

ということで、菜園スペースに変更。

 

 

 

そして駐輪場から渡り廊下を渡ると見える小屋。

ドアは鮮やかな緑色になりました。

手前に見える木は、コナラです。

 

 

 

 

 

ドアを開けて中に入ると、1m×1mほどの狭~い部屋ができました。

「狭っ!」

 

 

 

 

 

こんな狭い部屋で何ができるのだろう・・・

 

ただ座るだけなのか?

 

 

 

 

 

と思ったら、最近増えたZoom会議にはちょうど良い広さ!

 

周りに人がいないので、とても集中できます。

ただし、夜は怖いので、朝から夕方まで限定です・・・

 

 

 

 

 

 

小屋の周りには、アイビー、モッコウバラ、ツキヌキニンドウ、ブドウなど、つる性植物を這わせます。

夏はブドウの収穫が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

庭の中につくった菜園スペースは「こもれび菜園」と命名。

レタスやらブロッコリーやら、トマトなど、成長もなかなか順調です。

 

大きなコナラの周りにも、ブルーベリーやビワ、ユスラ梅、アーモンド、ジューンベリー、みかん、ヤマモモ、イチジクなどなど・・・    様々な果樹も植栽!

 

野菜も果樹はもちろん完全無農薬、無肥料での栽培です。

(周囲には点穴をあけて、溝を掘り、いつもの水脈整備は欠かせません。)

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナの影響で時間に余裕が持て、現場の仕事をしながら、

「休校している子供の為に・・・」

「こんな庭があったらいいな!」をひとつづつ形にしていました。

 

 

子供たちも良い遊び場になったようです。

でも、結局、一番楽しんでいるのは自分でした・・・

 

 

 

そんなコロナ騒動の真っ只中の4月下旬、あるお客さんから1通のメールをいただきました。

 

 

 

 

 

お庭は本当に元気いっぱいです!

モミジやツツジなど本当に元気いっぱいです。

 

和室は朝いちばんに窓を開けるのですが、すんばらしい静謐な空気が漂っています、見たことが無い白い花も咲いてきました。素敵すぎます。。

 

 

家にいることが増えたのですが、お庭があって、毎日どれほど救われているか知れません。

 

お庭は本当に、pricelessですね!!

 

 

およそ3か月の自粛生活において、一番問題となるのがストレスだと言われていました。

 

ブランコや砂場をつくった数件のお客さんからも、

「庭があって良かった。子供たちもストレスなく過ごせました。本当に助かりました!」

 

 

庭を持つと確かに手間がかかります。

 

水やりをしたり、草刈りをしたり、手入れをしたり・・・

 

でも庭があって、日々植物と向き合う暮らしが、なんと楽しい事か!

やっぱり庭は人々にとって、必要なものなんじゃないかと思いました。

効率や機能性を重視してきた我々の暮らしはいよいよ限界が見えてきました。

 

もっと土に触れ、大きな木々の下で暮らしたい。

木々の周りには、果樹を植えたり、野菜をつくったり、子供の遊び場があったり・・・

土の中もしっかりと呼吸できる環境にしたい。

 

こんな時代だからこそ、本当に体に良いもの、地球にも良いものを提案したい。

 

コロナの影響で庭や植物、農業が注目を集める中、今までの価値観を捨て、今こそ新しい暮らし方を創造し、発信すべき時です。

 

草が生えてもいい、落ち葉が落ちてもいいじゃないか!

 

やっぱり庭は楽しいものだし、ワクワクするもの!

 

モデルガーデンはまだまだ製作途中!

 

 

久しぶりのブログにお付き合いいただきありがとうございました。

先月、千葉で観測史上最大の台 風15号による被害がありました。

同業者であり、同志でもある、千葉市の高田造園設計事務所さんの呼びかけに、災害復旧作業に参加する事を急遽決意、9月15日に ユニックにブルーシートとトラロープ、土のう袋を積んで南房総へ向かいました。

 

現場に到着すると、当日夜からの雨予報に急かされながら、瓦が飛ばされた屋根に登り、ブルーシートを張る作業に追われました。

 

地物の海の幸あふれるお昼を提供してくれたおばちゃんも、

「こんな災害は今までなかった、関東大震災の時でもそんなに揺れなかった、、、」というほど、災害の記憶は、はるか関東大震災まで遡ります。

千葉県南部の房総半島、海岸沿いは、本当に温暖で、海の幸豊かで穏やかな港町だったのでしょう。

 

 

しかしながら、ここ数年、堰を切ったように自然災害は日常的に起こるようになりました。もう、50年に一度の風雨だとか、記録的豪雨なんて言葉は通用しません。

 

千葉では今でも復旧作業が続いているようですが、電気がないと料理も出来ない、トイレも行けないような不自然な暮らしはもう限界なのかもしれません。

現在の生活を見直して、何かを手放す事が必要なのでしょう。

 

倒木した樹木が電線をなぎ倒し、木々がなければ電気の復旧が早かったというような、

「電線の周りの木々は悪者、大きな木々は排除すべき」という現代文明に依存する暮らしに拍車をかける世論。

「本当は木々は我々の味方なんだ、、、」といつも通り次の日から木々を植える毎日を過ごしています。

 

今回の倒木の大きな原因は何だったのか?

是非、高田造園設計事務所さんのブログをお読みください。

 

https://chikyumori.org/2019/09/19/%E5%8F%B0%E9%A2%A815%E5%8F%B7%E3%81%A8%E5%B1%B1%E6%AD%A6%E6%9D%89/?fbclid=IwAR3iJTlGvVjYl8A2lNJXsFnQkDbTcLe4Y8PGXC6WPWqzA3yygN8G27EamyU

 

 

http://www.takadazouen.com/blog/2019/10/post-82-1478323.html?fbclid=IwAR3Z1xGPgY-ZQ4Smj9cP-Fv8NoYPzyKL_YXvZDzq4NTgxPcQvNldVkLjrDM

 

さて、そんな活動をしながらも、近頃はお陰様で、やってもやっても仕事が追いつかない程の仕事のオファーをいただくようになりました。本当にありがたいことです。

でも、社員のみんなと分担しながら、夜遅くまで頑張っても、それでも追いつかない状況・・・。

 

それは、多くの方に必要とされ、頼られる存在になってきたこと。

そして、それは僕にとってずっと「そうなりたい」と思っていたはず。

 

でも気がつけば、「今週は何をしようか?」なんて考える余裕もなく、

お正月までをどう乗り切るか、携帯のスケジュール表を見ながら、頭を悩ませる毎日です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は1年半前から、毎月28日に28(にわ)会という、庭師を中心とした勉強会を仲間とともに開いています。

写真は第15回の28会 「造園業は生き残れるか?」 ~海外から見た日本の造園業の強みと弱み~

の様子。

毎回プレゼンターやテーマを決めて、庭師や緑化の関わる方々が、議論する場。

 

 

8月28日の第17回28会での事。

この日は「植物の新しい可能性を探る」というテーマで、2名のプレゼンターが登壇しました。

ハーブ苗や無農薬でさつまいもを栽培する川口市のPlants Art Worksの鈴木氏。

この日は、自身のプレゼン後、無農薬で自家栽培したミントを使った「モヒート」というドリンクを作り、参加者に1杯500円で振る舞った。

これがまた美味しい!

これは売れるね、と誰もが思いました。

 

でも、商品を大量に栽培し、大量に売るというやり方をせず、自分がコラボしたいお店にのみに声を掛けているとの事。

また、1つの街に1店舗と決めて卸しているという。増やし過ぎず、お互いに付加価値をつけるというやり方。

限られた土地の中での栽培なので、品質を上げて坪単価を上げる努力をし、自分の目の届く範囲で商売を行っている鈴木氏のプレゼンでした。

 

 

 

 

 

2人目のプレゼンターは、熊谷市で植物と鉢のセレクトショップを経営する、MIMONOさん。

園芸売店をやりながら、観葉植物のレンタルやお庭の施工の他に、貸し農園をやったり、イベントをやったり、オーガニックフェスに出店したり、、、敷地内にはカフェも併設しています。

 

本業の店舗経営の他にこれだけ色々な活動をやっていくと、休みがなくなっていくパターンが多いと思いますが、MIMONOさんは、週休2日だという。

 

「自分は特に何もやっていません。」とMINOMOさん。

自分だけが頑張りすぎないというスタンスを持ちながら、

能力のある人とコラボすることで、自分は運営側にまわる。

 

 

 

とても魅力的な2人のプレゼンでした。

 

 

僕は、今まで20年以上造園の仕事をしてきましたが、最初は家族経営でした。

でも社員を一人募集し、もう一人増やし、さらにもう一人増やし、社会保険に入り・・・

僕は会社経営や商売というのは、だんだん大きくしていくものが当たり前だと思っていたところがありました。

 

でも、鈴木氏とMIMONOさんのやり方は、とても贅沢な生き方に感じました。

 

自分の中の当たり前だと思っていたことが、崩れ落ちました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕の尊敬する西任暁子さんのセミナーに参加した時に、「手放す」という事を知りました。

 

人には、セルフイメージがあるといいます。

例えば、自分は人前で話す事は苦手だとか、いざという時にミスをする人間だとか・・・

子供時代の経験や、誰かに言われた一言をずっと引きずりながら、そのセルフイメージから抜け出さない人は多いと思います。

 

でも本当にそうなのだろうか?

 

本当は、話す事が好きなんじゃないか?

いざという時には、頼りにされたいんじゃないのか?

 

 

パートナーや社員に対して何かを頼んだ時も、

 

全然出来てない、何をやっているんだ・・・

ここまでしか進んでいないのか・・・

 

そんな気持ちになったところで、誰が幸せな気持ちになるのだろう。

「ここまで、やってくれたんだ!」

相手に対する過剰な期待や依存を手放し、事実だけを受け止める。

 

穏やかにフラットな気持ちでいる事で、逆に感謝の気持ちが湧いてくる。

 

 

 

 

 

 

自分の中のセルフイメージや今まで当たり前だと思ってきたことは、単なる思い込みや妄想の世界である事を認識し、そんな意識を手放してみる。

 

そして、心の中に余裕が生まれ、頭の中が「空(から)」になった時、

人は色々なアイデアや、やるべき事が自然と降りてくる。

それがその人の使命というものなのだろう。

 

 

僕は、植物や木々が好きで、無我夢中で働いてきました。

 

でも、休む間もなく頑張っても、時はどんどん過ぎて行きます。

この辺りで、少し立ち止まり、自分自身の暮らしや仕事への向き合い方を見直そうと思いました。

 

僕はまだまだやりたいことはたくさんあります。仕事も大好きです。

でも今後は少しペースを落としながら、仕事をしていきます。(お待たせしているお客様、大変申し訳ありません、、、)

でもそれは僕自身のためだけでなく、社員や家族、地域、そしてお客様のためでもあると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心の中にゆとりがあると、見える景色も不思議と変わってきます。

まだまだ暑い日が続くようですが、早朝に圃場を歩くと、秋を感じるようになりました。

 

夏場、草刈りに追われていた圃場の草たちも、ようやく落ち着いてきたように思います。

僕も、昔は除草剤を撒いたりしていた時期もありましたが、今ではこんな草原の風景がとても愛おしく感じるようになりました。

草が嫌いな人は世の中に多いと思いますが、そんな気持ちを手放してみるのもいかがでしょうか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログの最後に中央園芸のワークショップのご案内です。

 

 

中央園芸敷地内にて、「廃材を使った小屋づくりワークショップ」第2回目を開催致します!
使用材料は丸太や流木、角材、剪定枝など、廃材や余っている建設材料を使い、小屋を作ります。
9月30日の第一回目で、柱を建て、板を張り、上の段に登れるようになりました。

 

 

第二回目は、屋根を施工し、周囲に草花や下草、木々を植えて彩りを持たせます。
また小屋づくりだけでなく、その場に合った周辺環境づくり(水脈整備)も行い、生き生きとした空間に仕上げます。

今回も特に設計図はありません。
どんな屋根になるか?
どこに植物を植えるか?
はしごはどうする?
その場でアイデアを出し合いながらの現場合わせで施工、今までなかったような独創的な小屋にしたいと思います。(どんなものができるかな?)

 

講師:佐藤俊

(一社)大地の再生 結の杜づくり 理事、 合同会社 杜の学校 植旬 代表 

庭師。 新潟県村上市出身、神奈川県川崎市在住 日本大学生物資源科学部卒業 。

2015年から師匠の矢野智徳氏と共に日々日本全国の「大地の再生」の現場を巡業。

環境再生の手法を学び、傷んだ自然の環境再生施工、 更にその手法を研究し、普及啓発の活動も行う。

現在は(一社)大地の再生 結の杜づくりでは、現場施工、技術部門のリーダーとして指揮を執る。

大地の再生視点を取り入れながらも、ガーデニング設計施工、多肉・フラワーアレンジ、 アースバック、枝小屋作り等、植物を知り尽くした繊細なセンスを生かし、 独自の世界観を表現する。

 

講師サポート:押田大助

埼玉県寄居町 (株)中央園芸 代表取締役。

2014年から、矢野智徳氏の大地の再生講座に参加。水脈・気脈理論を取り入れた庭づくり

を日々実践している。(一社)大地の再生 結の杜づくり 代表理事。

 

 

日時  2回目 10月21日(月) 

9:00集合・受付 9:30開始 17:30分終了予定

 

集合場所 株式会社 中央園芸 埼玉県大里郡寄居町用土2308-2

 

 

講座費用  1日3,500円(昼食別)

(※昼食ご希望の方は、お弁当を注文しますので、別途500円かかります。)

*プロの方でなくても参加できます。

 

持ち物 腰道具、電気工具(インパクトドリルなど)タオル、飲み物など。

 

服装 作業着、雨具、手袋。

重機を使用しますので、安全靴やヘルメット、厚手の手袋などあればご持参下さい。

 

タイムスケジュール

 

9時00分 中央園芸集合、受付

9時30分~ 講座開始、自己紹介、実作業

12時~13時 昼食

13時~17時 実作業 (途中休憩あり)

17時~17時30分 質疑応答、まとめ、解散

(時間は延長することがございます。ご了承ください。)

 

 申し込み

〇参加者氏名 〇参加希望日 〇住所 〇当日連絡の取れる電話番号 〇交通手段(車か電車か) 

〇領収書希望の方は宛名 〇昼食希望の有無

 

以上を明記し、以下のメールかFAXにて受け付けます。

info@chuou-engei.co.jp

FAX 048-584-0868

 

締め切りは10月19日(土)まで。

*ご不明の点がありましたら、メールか、担当の濱田までお問い合わせください。

埼玉県大里郡寄居町用土2308-2  担当:中央園芸 濱田 090-7207-0518

 

主催: 株式会社 中央園芸 

 

 

 

 

次に、ブログ内でも紹介した、28会のご案内。

 

第19回の28会は、「街づくりに緑化がどう貢献できるか?」というテーマで開催します。
今回のプレゼンターは、寄居町のタウンマネージャーとして活躍する、上田嘉通氏。
全国の過疎地域や、離島など様々な地域で街づくりやコンサルティングをされてきた上田氏。街づくりと緑化の関わり方や緑化産業が地域にとってどう貢献できるのかなど、お話しいただきます。



料金:1500円(食事・ソフトドリンク付き)
場所:ハルニレカフェ(埼玉県深谷市東大沼100-1)
    JR高崎線深谷駅より徒歩18分
日時:令和元年10月28日(月)
   開場 18時30分(先に食事をお願い致します) 
   開始 19時~
   終了 21時30分頃

締め切り 10月25日(金) 
問い合わせ等、メールアドレス k.sakai@yamaichizouen.co.jp 
28会事務局 山一造園(株)

プレゼンタープロフィール
『上田 嘉通 / Yoshimichi Ueda』 
1981年埼玉県寄居町生まれ。(株)まちづくり寄居タウンマネージャー、(一社)離島総合研究所代表理事。
海外の都市開発、東日本大震災の復興支援を経て全国の過疎地域・離島地域のコンサルティングに従事。まちづくり、コミュニティデザイン、アーバンデザイン、地域課題解決のビジネスモデル構築などが専門。
全国のコンサルティングをしながらも、自分の地元に何もできていないことに違和感を抱き、2018年寄居町にUターン。地元のまちづくりを行いながら全国の離島振興にも携わっている。総務省地域力創造アドバイザー。



===== 28会(にわかい)って? =====

人気職業ランキング(13歳のハローワーク)にて、建築士や大工さんが上位にランクインする中、庭師や造園家は100位にも入らない、ランク外だという事実を知りました。

どうしても技術を磨く事だけに集中してしまう庭師の世界ですが、もっと学ぶべきことが他にもあるのではないか?
それはお客さんへのプレゼン力であったり、世間への発信力であったり、建築家と対等に話せる知識や話術であったり・・・
「造園の仕事がもっと魅力ある職業になるためには、どうしたらよいか?」そんな事を皆で考える場を作りたい、そう考えたのが28会の始まりでした。


===== 今までの28会  =====
▼▼▼
【第18回28会 9月30日】
第18回の28会は、「デーブルディスカッション」を行いました。
4人で1つのテーブルを囲み、ひとりひとり自己紹介を行い、「自社の強みと弱み(困っている事)」について自由にお話しいただきました。
また、最後にそれぞれのテーブルで話されたことを皆さんの前でシェアしていただきました。今回はじっくりと参加者同志話ができて、あっという間に時間が過ぎ、今後、新しいコラボが生まれていく予感がしました。
ハルニレカフェにて、参加14名。

▼▼▼
【第17回28会 8月28日】
第17回の28会のテーマは、「植物の新しい可能性の探る」でした。
まず鈴木達也氏が、野菜やハーブ苗の生産など、自身の活動報告をし、その後無農薬栽培のミントを使った「モヒート」をつくり参加者に販売。1杯500円のモヒートは好評で、参加者のほとんどの方が頼まれました。
続いて、MIMONOの小松原氏。植物と植木鉢に特化した園芸売店を熊谷市にて経営。カフェを併設し、貸し畑をやったり、イベントを開催したりと活動は多岐にわたる。スタッフは、小松原氏と妻と息子(部長)、猫(広報担当)と家族経営だが、様々人とコラボし、MIMONO ARCADIAというチームとして活動しています。
鈴木氏、小松原氏とも、植物を大量生産して大量消費に繋げるという考えではなく、植物を通し、新しい商売の形を模索しつつも、丁寧に顧客に向き合う姿勢が印象的でした。

▼▼▼
【第16回28会 7月30日】
第16回の28会のテーマは、「参加者フリースピーチ」でした。
ひとりひとり3~5分ほどで自身の活動やこれからやりたい事などをスピーチしていただきました。
また、28会に関するご意見や、今後取り扱って欲しいテーマなどアンケートも実施。今後の参考になるご意見を多くの方に書いていただきました。
ハルニレカフェにて、参加者23名。

▼▼▼
【第15回28会 6月28日】
第15回の28会のテーマは、「造園業は生き残れるか?」
海外から見た日本の造園業の強みと弱みとは・・・
メインスピーカーとして(有)近藤園の近藤勝美氏に、自身の活動から造園業界の強みと弱みについて報告していただき、現在造園会社で働くモルドバ人のヴァタリエ氏、フランス人のトーマス氏の二人には、「海外から見た日本の造園業」についてお話しいただきます。日本で働く庭師は海外の方から見れば、とても尊敬される存在であること。また、今後の造園のキーワードとしては、「持続可能」、「オーガニック」、「ローメンテナンス」などの意見が出ました。参加者は過去最多の43名。


▼▼▼
【第14回28会 5月28日】
第14回の28会は、異なる業界のお二人にお話しいただきました!生産者を代表してエディブルフラワー生産卸し販売Y’s Flower 高橋義治さん、資材メーカーから 東邦レオ株式会社 石原慎也さん。
テーマは「今後の緑化産業について」ということで、異なる視点からのプレゼンに、とても有意義な会となりました。
ハルニレカフェにて、参加者22名。


▼▼▼
【第13回28会 4月28日】
第13回の28会は、深谷で行われた「第16回 ふかや花フェスタ」イベント最終日ということで、17時より懇親会付きでスタート。
プレゼンターには、堀久恵さん<花音(kanon)>、金子峻昌さん <有限会社金子園芸>という現在各方面でご活躍されているお二方にお話しいただきました。
テーマは「魅力あるワークショップ、緑化イベントを考える」。初参加の方も多く、とても学びの多いプレゼンとなりました。ハルニレカフェにて、参加者25名。


▼▼▼
【第12回28会 3月18日】
第12回の28会は、大地の再生講座 矢野智徳氏を講師とし、次世代の駐車場「有機アスファルト」の施工を実施しました。
誰もが初めての有機アスファルト舗装工事に、皆さん積極的に作業して頂き、無事に2台分の駐車場を完成することができました!中央園芸圃場にて、参加者20名。


▼▼▼
【第11回28会 2月28日】
28会発足から1年が経過。記念すべき第11回の28会は、28会の発起人である【山一造園(株) 酒井亨介氏】が「造園業界を客観視する」というテーマで、【(株)中央園芸 押田大助氏】が「大地の再生のススメ」というテーマでプレゼンを行いました。
様々な出会いと議論を重ねてきた28会発起人2人によるの熱いプレゼン。参加人数も多く、大変盛り上がりました!深谷 ハルニレカフェにて、参加者34名。

▼▼▼
【第10回28会 1月28日】
2019年度初回、第10回の28会は、【中村農園(深谷市 グランドカバー生産)山本 丈二氏】と【(有) 煉創(熊谷市 ガーデニング・エクステリア専門店)高橋 哲男氏】の2名にお話しいただきました。最先端のグランドカバー(下草)生産現場からの話題提供を山本氏に、自身が感じたマーケティングのトライ&エラーの報告を高橋氏に。参加者同士、有意義な情報交換がなされました。深谷 ハルニレカフェにて、参加者29名。


▼▼▼
【第9回28会 12月28日】
2018年度最後の28会は、年末の仕事納め、皆様が主役の忘年会を開催しました。
2018年の活動や反省、来年の抱負などを自由にお話しいただきました。年末のお忙しい時期に関わらず9名の方にご参加いただきました。深谷 ハルニレカフェにて、参加者9名。


▼▼▼
【第8回28会 11月28日】
「フラワー&プランツコーディネーター 花思草の瀬沼泉氏、造園家 シツラエの村田康行氏によるプレゼンテーション」

〇 花思草の瀬沼泉氏。
誠文堂新光社の月刊「フローリスト」に数回作品掲載。 2017年秋より自然循環の考えを取り入れたサーキュレートフラワーガーデン施工&レッスンを開始。 技能五輪オリンピック埼玉県代表出場、
2016年 FB内の「第4回変態カップ おぼろ月編」優勝などの経を持つ 

〇シツラエの村田康行氏
現在、自然と共生できる農薬や肥料を使わない、オーガニックな庭づくりを 目指し庭づくり・植栽を行っている、2015 第17回国際バラとガーデニングショウ大賞受賞(国土交通大賞)などの経歴を持つ 

多方面にて活躍中のお二人に現在の活動やこれからの展望など自由にお話しいただきました。生産者と施工者でコラボする、新たな可能性も生まれた素晴らしい時間となりました。深谷 ハルニレカフェにて、参加者20名。


▼▼▼
【第7回28会 10月29日】「ハウステンボスの庭を検証する」

 長崎県の『ハウステンボス』で10月に開催された世界フラワーガーデンショーに、28会のメンバーが造園連青年部の有志と共に出展しました。
圧倒的な技術力と全国組織である人員をもって作庭したにも関わらず、結果は8団体中4位という審査結果に。なぜ、1位を取れなかったのか?園芸・花分野の方も招き、パワーポイントを使いそれぞれの作品を見ながら、皆で検証しました。

庭の構成やコンセプト、花の扱いなど・・・参加者それぞれの分野の視点から率直な考えや問題点などをお話しいただきました。
作庭に参加したメンバーも、何が問題だったのかを振り返る良い時間となりました。花を扱う人の色使いの話しがとても興味深く、色の使い方や合わせ方で与える印象が変わる事を聞きました。
今後のガーデンショーや庭づくりにおいてもとても勉強になる28会でした。深谷 ハルニレカフェにて、参加者18名。


▼▼▼
【第6回28会 9月28日】テーマは「造園業と顧客創造」

 講師に龍前篤司氏(ダイエイプロビス(株) 副社長)をお招きし、庭師にとって、あまり学ぶ機会のない「経営」の分野の勉強会を開催しました。
変わりつつある社会情勢の中で、今造園業に求められることとは何なのか。どんな視点を持って進むべきなのか、掘り下げた内容をご講話いただきました。講話の後は懇親会にて、参加者の方々同士でも交流を深めることができました。
熊谷プレイスホールにて、参加者31名。


      28会 実行委員   山一造園(株) 酒井亨介 
               (株)中央園芸  押田大助

 

 

以上です。