2022年も残すところあとわずか、ここでひとつお知らせがあります。
長年中央園芸の番頭として活躍してきた濱田和之君ですが、2022年12月末を持ちまして退社しました。
弊社の仕事納めの12月29日、朝礼時に、お花の贈呈!
2009年の春に入社以来、なんと13年間も弊社社員として働いていただきました。
入社当時は植木屋として全くの素人でしたが、与えられた仕事を実直にこなし、またとても素直で人懐っこい性格からか、お客さんや多くの先輩方からとても可愛がられました。
僕も仕事以外の活動が増えてきた頃には、しっかりとに現場を仕切り、僕も安心して仕事を任せられるようになりました。
奄美大島出身、高校卒業後に大阪を経て埼玉の秩父に移住、23歳で弊社に入社しました。
「自分の故郷である奄美大島の自然を再生させたい!」と宣言したのが、2016年の山梨県大月市での大地の再生 関東甲信越支部の立ち上げの時。
中央園芸で庭づくりや日々大地の再生活動をする中ではありましたが、やはり地元の奄美大島の事を忘れたわけではありませんでした。
ここ数年は故郷での大規模な開発や自然環境が壊されていくニュースを耳にすると、もう行動せずにはいられなくなってきたようでした。
2021年の10月末、
奄美大島での護岸工事建設問題に対して、大地の再生の仲間とアダンの植樹活動を嘉徳海岸にて実施。
地元の新聞にも大きく取り上げられ、何とも頼もしいコメントを残しています。
地元紙の奄美新聞での記事
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真ん中のヒゲが濱田君。 (なぜか3人ともよく似てます、、、)
さらに1年後の今年10月、
映画杜人の上映会の後、奄美大島2世の山梨で活動する藤井マキコさんと共に、奄美大島にて大地の再生講座の開催をついに実現しました!
この時の活動が認められたのか、奄美大島での仕事のオファーも受け、早速年明けの1月下旬には再び奄美大島を訪れることが決まっているようです。
全くの造園の素人だった青年も、今では二児の父となり、本庄市に緑溢れるマイホームを建てることもできました。
来年からは、「みどり縁(えん)」という屋号で、奥さんと共に会社を立ち上げます。
中央園芸として濱ちゃんを失うことはとても厳しいところはありますが、日本中の大地や環境が疲弊しているこんなご時世、中央園芸の力が削がれていては会社にとっても、いや地域にとっても、いや、日本にとっても大きな損失となります、、、
とにかく今の世の中は自然環境を再生する施工チームやどんな状況下でも現場を納められる現場力が世間からも求められています。
なので、出来るだけ早く濱ちゃんが現在住んでいる本庄地域で力をつけて施工チームをつくることが僕らの地域や奄美大島、そして日本にとっても大きなプラスになることと思っています。
これからも僕も濱ちゃんもお互いに現場での観察や技術を共有しながら、世のため人のために、協力しながら残された時間を使っていきます。
弊社も今ではやり切れないほどの造園工事や大地の再生のオファーをいただくようになり、多くの雑誌にも載せていただくようになりました。
本日届いた、造園専門雑誌「庭」と「住宅建築」。
濱田君の力があってこその掲載でした。
初々しい濱田君の姿も見られる、2016年のブログ記事、
当時入社8年目の濱田君の歩みも是非ご覧ください。
雑誌掲載のお知らせ(入社8年目、中央園芸濱田君の歩み。) | 中央園芸のブログ (ameblo.jp)
中央園芸としても、新たにスタッフを募集するとともに、共にこの環境再生の仕事をに協力してくれる仲間(バイト)も随時募集いたします。
色々とお世話になった皆様方へ、これからも濱田くんにご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします!