どんな言葉で伝えたか。 | 悩みの根源を成仏させる地に足着いた心理学。

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起きている現実は100%自分の潜在意識を映す鏡です。
心理学・森羅万象を創る正負の法則・量子力学をもとに、起きている現実から認知の歪みを紐解き、新時代を思い通りに生きる地に足着いた方法を提案します。

こんにちは。高橋ゆりこです。

 

 

 

「UMIって何するの?」を高橋ゆりこが説明している動画です。

心理の仕組みや捉えグセについてお話しています。

 

12分ちょっとの動画です。

良かったら見てみてね。

 

 

 

 


今日は、頂いたご質問にお答えいたします。


 

メール・ブログ共に拝見しております。

 

夫婦仲改善のためにゆり子さんが自分の気持ちを伝える時、どの様な言葉で伝えてそれに対するご主人の反応や日々の変化やご主人が変わるまでの期間など、

もう少し詳しくお聞きしたいのですが・・・

差し支えない範囲で大丈夫ですので、教えて頂けませんか?

 

 


ご質問ありがとうございます。


ご質問の中に、

「どの様な言葉で伝えて」とありますが、

ものすごーく大事なことがあります。



それは、


伝わるのは「言葉」じゃなくて「意識」


だということ。


コミニュケーションの基本は、

「何を伝えたかではなく、何が伝わったか」


ですが、

このとき伝わるのは、言葉じゃなくて、

どんな意識でその言葉を放っているか?の部分です。


「分かれよ、このヤロウ」

という強いコントロールの意識で言葉を放てば、

「分かってたまるか、このヤロウ」

という強い抵抗の意識が返ってきます。


「どーせ分かってくれないよね」

という拗ねた意識で言葉を放てば、

「そんな風に思ってるなら分かってあげないよ」

と拗ねた意識が返ってくる。


もちろん、

相手が受け取りやすい「言葉」「言い回し」「タイミング」も大事ですが、言葉よりも「意識」の方がずーーっとずーっと大事です。


なので、

どのような言葉で よりも、

素直に自分の気持ちを伝えることを、強く心がけていました。



相変わらず、PV数が高いこの7年前の記事

夫が1日中スマホをいじっててムカつく


この記事で紹介してる私の伝え方、


「何で1日中スマホいじってるの?」

「いい加減スマホをいじるのやめなよ!」

「スマホばっかり触っててイライラするんですけど!」


コレに対して、


「1日中なんて触ってないし!」

「オレに家にいても気を張ってろというのか」

「この家でリラックスしてはいけないのか」


と夫は反論する。


これを、毎週末エンドレスで、

 

当時の私たち夫婦はくり返していました。


私の攻撃する意識に対して、

 

夫から反撃する意識が返ってきてたのが、

めちゃくちゃよく分かりますね。


で。

私は、この記事にも書いていますが、

「自分のほんとうの気持ちを夫に伝えていないな。」

って気づいたんです。


そこで。

私は、意識と行動を変えます。


記事にもあるように、


自分の心と丁寧に会話して、

まずは自分の本音を自分自身が見つけて理解する。

ということをしました。


そして、

自分の本音を自分自身がわかった上で、


夫が1日中スマホをいじっててムカつく2


の記事で紹介しているように、


「ほんとうの気持ちを素直に伝える」という行動に出ました。
 

あのね。
そうやってスマホをいじったまま相手をされると、
話しかけても目も見てくれないし、
私は大事にされていないんだなぁって感じるよ。
さびしいよ。
スマホの方が私や子どもたちより大事なんだなって感じるよ。

 


このときは、

咎める言い方ではなく、

 

自分の気持ちを素直に伝える言葉を選びました。


そして、

この言葉を言ったときの意識は、

「伝わってくれたら嬉しいな」

という意識でした。


もちろん不安もあった。


毎週末、口論をくり返していたから、

伝わらないかもっていう不安もあった。


でも、

 

伝わらなかったら、また別の伝え方や方法を考えたらいい。
まずは、この伝え方でチャレンジしてみよう!

 


という意識で、当時、この言葉を使って、夫に素直に気持ちを伝えたのでした。



そうしたら、

思いの外すんなりと伝わって、

夫の反応がガラっと変わって、


その後、

 

夫がスマホばかりいじってると感じることが、激減しました。


これは、

この記事にも書いているけれど、


これをきっかけに、夫がスマホをまったくいじらなくなった。

ということではないです。


私のそもそもの捉え方


夫がスマホをずっといじっている

=私や子どもを大事にしていない


という捉え方が、


夫がスマホをずっといじっている

=夫は頭を休めてる


という捉え方に変わったので、


夫がスマホをいじっている姿が目に入っても、

それまでのようにイライラすることが無くなったんです。



私はイライラしなくなったので、咎めることも無くなりました。


それから半月ほどで、

夫は、

 

私や子どもたちと過ごすときに

 

スマホをほとんど触らなくなりました。


何年も、毎週末くり返しバトルしていたのにですよ。


私のこの事例はすんなり行き過ぎた感がありますが、

こんな風に、


相手が受け取りやすい言葉で、

拗ねずに素直な意識で、

相手に伝える。


ということを続けていたら、

少しずつ相手の反応は変わってくるとおもいます。


ただね。

それまで、どのくらいのマイナスを与えているかにもよります。


ものすごく関係性が悪い場合、

「妻はオレのすべてを否定する」

と夫の強い思い込みができあがっている場合は、


妻が、言葉と意識を変えて、

どんな言葉、どんな意識で伝えても、


夫には「否定された」って思い込みで捉えられてしまって、

反発・反撃で返ってくる。


ということはよくあります。

すごーくよくあります。


いわゆる慣性の法則ね。


電車が急に止まっても、

 

身体は電車が前に進んでたまんま動いちゃうのと一緒で、

 

急に妻が言葉や意識を変えても、

 

夫は今まで通りで捉えちゃうのよ。


でも、

根気よく続けていれば、いつか変化は伝わります。


では、それがいつなのか?


そこはもうね。

これまでどのくらいマイナスを与えて溜まっているかと、

夫のタイミング次第。


だから、

一概にこのくらいの期間で、というのは、ありません。


お互いの関係性と、夫のタイミング次第です。



それとね。

最後に、ものすごーく大事なことをお伝えしますね。



「私がこうやって変えようと努力したら、夫も変わるのよね」

というスケベ心で言葉と意識を変えても、変化は起きないです。


これって、

私が変わったんだから、あなたも変わりなさいよね。

っていうコントロールの意識なのね。


そのため、

夫には素直な気持ちは伝わらず、コントロールが伝わる。


当然、夫からは抵抗や反撃が返ってきます。



「私の気持ちが伝わるといいな」

という素直で軽い意識だと、

夫は受け取りやすいので伝わりやすいです。


コントロールも拗ねもないからね。



わかります?この違い。


「私がこうやって変えようと努力したら、夫も変わるのよね」

「私の気持ちが伝わるといいな」


重さや圧がぜんぜん違いませんか?


言葉にしなくとも、この重さや圧は、夫にダイレクトに届きます。


なので、


「どのような言葉を使うか」は、まったく重要じゃないです。


「どんな意識で伝えるか」が、めちゃくちゃ重要です。



ご質問がざっくりしていたので、

お答えするのが、ものすごく難しかったのですが、

このような回答で答えになっているでしょうか?



この度は、ご質問をお寄せ下さりありがとうございました。

 

 


 

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